＜老けていく私＞【前編】運転免許証の写真がひどい！いやそれが現実かも？免許更新で知る老いの歴史

運転免許証の写真の写りが悪くてお悩みのママはいるでしょうか。運転免許証の写真は個人を識別するためのものであり、決して写真を盛る必要はありません。が、運転免許証は一度更新すると3〜5年は使用するものですし、本人確認をする際に頻繁に提示するものなので「きれいに写りたい」と願うママは多いようですよ。
『運転免許証の写真ってどうしてブッサイクになるんだろう？　今まで撮ったどの写真よりもブス。ふいに撮られた写真よりもブスなんだけど』
投稿者さんは、運転免許証の写真を撮るたびに写りが悪くてがっかりしているようですね。運転免許の写真は、免許センターや指定警察署内で係員に撮ってもらっている人が多いことでしょう。すると写真の撮り直しがきかずに、不本意な写真で免許証が出来上がってしまうことも多々ありそうですよね。ママスタのママたちはどうでしょうか。ママたちの声を紹介します。

投稿者さんに共感するママたちから続々と

『顔色が悪く写るよね。それでも30歳くらいまではかわいく撮れていた』
『免許センターで免許を渡されたときに、2回見返されたくらい感じが違っていた。写りがいまいちなのは確かかも。あの一瞬で最高のキメ顔ができんわ』
『わかる。免許センターでサッと撮られるし、よく分からないままだから目だけは見開いている。だからなのか、余計にブサイク』
『この前免許更新したんだけど、ブスすぎてひく。暑くて顔赤いしメイクくずれているし、髪もボサボサだし』
『最近更新に行ったよ。椅子に座ってマスク外してサッと撮られたから、髪も顔も中途半端な写真が出来上がったよー。すごい流れ作業だよね』
投稿者さんに共感するママたちから続々と声が寄せられました。みなさん、運転免許証の写真に納得がいかないようですね。運転免許の写真は、写真館で撮る写真とは用途が異なるので、仕方がないといえば仕方がないのですが、使用する側の気持ちも少しはくんでほしいといった意向もあるようです。また、本人確認の際に2度見されるほど実物と乖離しているママもいました。きれいに写らないまでも、せめて等身大の自分を写してほしいですよね。

「現実を直視してみては？」と辛辣な声も

『それが本当の自分の顔』
『照明が弱いのかな。でもさ、他人の免許証写真を見ると、わりとそのままだし、たぶんそれが本来の自分なのでは？』
『それが真実だからだよ。他の人の写真を見てもそのままだもの』
「自分では写真写りが悪いと感じていても、本人の素のままが写っている場合もある」とコメントをくれたママもいました。自分の本当の顔は、自分よりも他人が知っているのでしょうか。厳しい意見ですが、一理あるかもしれません。もし写真が実物のままかどうかが気になるママは、子どもに意見を求めてみたらいかがでしょう。子どもであれば、素直な意見を言ってくれるかもしれませんよね。もしくは、お世辞を言ってくれるかもしれません。子どもの反応を楽しんでみてはいかがでしょう。運転免許証の更新は、現実と理想の乖離を直視するいい機会とも言えそうですね。

自分が老けこんでいく様子を見届けるママも

『私も若いときのはかわいかったー。結局おばさんになっただけなんだ』
『だんだん人相が悪くなる。よく考えると5年ごとだから、瞼が少しずつ下がってくると判明しました』
『私は毎回指名手配写真のようになる。そして更新するごとに老けていくのがわかる。悲しいかなそれが現実』
『歴代の免許証写真比べてみると、一人の女の老けざまが見られて我ながら面白い』
『若い頃のものと並べてみれば、ただの老いだとわかる。若いときの方が、かわいらしさがあったけど、今はただのおばさんだよ』
「運転免許の写真を更新するたびに自分の老いを目の当たりにしている」とコメントをくれたママもいました。普段は自分の老いを気にせず過ごせても、運転免許の更新では見過ごせないようです。とくに免許の更新は3〜5年ごとなので、自分の劣化具合がよくわかるのかもしれません。厳しい現実にがっかりするママも多いようですが、自分自身の老いを笑い飛ばしているママもいるので、年齢を重ねれば重ねるほど、老いていく自分を肯定する余裕も身につけられるのかもしれませんね。

後編へ続く。

文・安藤永遠 　編集・山内ウェンディ　イラスト・マメ美