＜非常識なママ友＞【前編】ママ友がマンションのプライベートパークを使わせてほしいと言ってきた！引き下がらなくて困る……

新型コロナウイルスの自粛期間のことです。子どもたちがいつも遊んでいた公園が続々と封鎖されつつありました。そんな状況下での公園使用について、「ママ友とひと悶着あった」と話す投稿者さんのお悩みを紹介しましょう。
『新型コロナウイルスの影響で、近隣の公園では立ち入り禁止のテープが貼られ、入園できないようになっています。うちのマンションにはプライベートパークがあり、遊具は使用できないようにテープが貼られていますが、公園自体は入園できるようにはなっています。今まではマンションの住民以外の子も暗黙の了解で使えていましたが、今はマンションの子しか使えません。そのことについてママ友が「うちの子もなんとか使えるようにして欲しい」と、私に対してゴリゴリに迫ってきています。「マンションの管理人さんのところについて来て、一緒にお願いして欲しい」と言われてしまいました。無理なものは無理なので、「私の立場が悪くなるから」と言っても「そんなふうにはしないから」の一点張り。なにかいい方法はないでしょうか？』
投稿者さんのマンションには、入居者のみが使えるプライベートパークがあるようですね。近隣の公園が軒並み使用不可となるなかで、そのプライベートパークは遊具以外で遊ぶなら利用することができるとのこと。そこに目をとめたママ友が、投稿者さんに「使えるように段取りをつけてほしい」とお願いしてきたようですね。気が進まないと話す投稿者さんですが、どのように断るのが得策なのでしょうか？

決まりは守るべき！ルールだからと断る

ママスタコミュニティのママたちからは、「ルールを破るわけにはいかない」と説明するのはどうかというコメントが集まりました。
『「マンションの決まりだし、うちも今は遊ばせないから」と言う』
『「決まりを破って住めなくなったら困る」と言う』
『私だったら、「ルール違反をして私たちが住めなくなると困るから、ルールは守りたい」と言うよ』
『「住民で同じことをしたお宅があって、白い目で見られて、管理人に誰かが言って注意されていたから無理」と言う』
「自分では力になれそうにない」などとご自身を理由にするのではなく、きっぱりと「マンションのルールだから、おいそれと破るわけにはいかない」と断れば、案外すんなりと諦めてくれるかもしれません。「住めなくなると困る」とひと言付け加えてもいいかもしれませんね。また「同じことをしたマンションの住民が、管理人の方から注意を受けていた」とのエピソードを話すことで、信ぴょう性が増すかもしれません。この場合は嘘も方便と言ったところでしょうか。

新型コロナウイルスの影響を理由にする

『「今は普段とは状況が違うから……力になれなくてごめん」と言えばいいよ』
新型コロナウイルスが猛威を振るっている今は、いわゆる「平時」ではありません。普段はマンションの住民以外の子も暗黙の了解で使えていたようですね。しかしこの状況下で、入居者ではないママ友の子どもだけが特別遊ぶことを許可される……というのはなかなか難しいのではないでしょうか。「今はこんな状況だから……」とお断りをするのもひとつの手でしょう。

しつこいようならば……無視の一手！

お断りをしてもしつこく迫られるならば、もう無視をしてもいいのではないかとの提案もありました。
『「嫌だ」とだけ言えばいい。理由を言うから、ああだこうだと言われるんだよ』
『「これ以上は対応できかねます」で、OK。構わないほうがいい。時間の無駄』
『「力になれそうにありません。ごめんなさい」で、あとは無視。マンションの住民としては、無関係な人が敷地内の公園で遊んでいたら嫌だ。バレたら、投稿者さんも確実に白い目で見る』
一度断っても、何度も食い下がられて困る……ということもありますよね。特に投稿者さんが「ママ友からゴリゴリに迫られている」と表現していることから、公園を使えるようにとお願いをされたのは一度や二度ではないのかもしれないと推測されます。無理であることをキッパリと伝えて、その後のプライベートパークに関する連絡は一切返信をしない……というスタンスでもいいのではないでしょうか。
いろいろなアドバイスされるなか、皮肉たっぷりの解決策も飛び出しました。
『そのママ友がマンションの住人になればいいんだよ』
……なんとも目からウロコの解決策！　もちろんママ友に実際に提案することははばかられますが、読むだけで胸がスッとしそうなコメントです。

ママたちからは「ルールだからと断る」、「平時ではないからと断る」、「今後、そのプライベートパークの話は無視してしまう」などの断り方がアドバイスされました。どれも効果的な方法に思えますね。ママスタコミュニティのママたちのアドバイスをうけ、投稿者さんはママ友にどのように話したのでしょうか？

後編へ続く。

文・motte　編集・荻野実紀子　イラスト・めい