

旦那と死別……残されたシングルマザーの恋愛は許されるの?
私は大学生の息子がいるシングルマザーです。
息子が小学生のとき、旦那は事故で急逝しました。それからは悲しむ間もなく必死で子育てしてきました。
子育てや仕事で何度も思い悩むことがあり、その度に「頼れる人が傍にいたら……」と思いました。
でも……。
時がたち。
息子が大学生になり子育てが一段落。穏やかな日々を過ごしていました。同時に「自分のためだけに使える時間」にワクワクもしていました。
ある日、息子が小学校のときの担任の先生と街中で再会しました。
旦那が急逝して間もない頃、私たち親子を気にかけて下さった先生です。
落ち込む息子の相談に親身に乗ってくれ、何かとお世話になりました。先生も私たち親子のことを覚えてくださっていました。
家に帰ってからもウキウキした気持ちが止まりません。先生と次に会う約束をしたことに心を弾ませている自分に気づきます。
「まだ私もこんな気持ちになるんだ……」と自分自身に驚きました。
ふと仏壇を見ると、旦那の遺影が笑っています。当たり前ですが、旦那だけが若いときのままで時間が止まっているのです。
自分のシワだらけになった手と写真の旦那の顔と見比べながら、あらためて「旦那がいなくなった」ということと「時の流れ」を実感しました。
「もう前に進んでもいいかな……」そんな風にも思いました。
何度か先生とお茶をするうち「恋愛に発展するかもしれない」そんな期待を感じるようになりました。
しかし先生のことを想うたびに、亡くなった旦那が頭に浮かびます。
「一生一緒にいよう」とお互い誓ったことを思い出すと、自分が裏切り者のようで。罪悪感でいっぱいになるのです。
こんな気持ちを誰にも相談できずに悩む日々を送っていましたが、我慢できずに帰ってきた息子に思わず話をしてしまい――。
息子は私の気持ちを察したのでしょうか。
息子にそう言われ、少なくとも先生のことを好きな気持ちに罪悪感を持たなくてもいいかなと思うことができました。
その後、幾度か先生と逢瀬をかわし、お付き合いをするようになりました。好きな人ができたと仏前で旦那にも報告しました。
一度は「一生一緒にいよう」という誓いを貫きたい思いもあったけれど、「残された“私自身”の人生。自分に素直な気持ちで生きてみたい」。今はそう思っています。
※この漫画はママスタコミュニティを元に作成しています。完全なノンフィクションではありません。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・上野りゅうじん
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