「ダンスは100、歌はゼロ」K-POP界を牽引する日本人練習生、酷すぎる歌声に全員が口ぽかん…最低ランクに「プライドが傷つきました」

2025.07.28 11:30

提供：ABEMA TIMES

　韓国のグローバルボーイズグループオーディション番組『BOYS II PLANET 【K】』第2話にて、有名振付師のユメキのボーカルの実力に衝撃が走った。

【映像】下手すぎる…衝撃パフォーマンスの瞬間

　『BOYS II PLANET』は数々の大型オーディション番組を制作してきたスタッフによる最新プロジェクト。KとCの2つのプラネットでのオーディションが並行して進行されるという新形式での熾烈なバトルを経て、最終的に『BOYS II PLANET』に少年たちが集結する。練習生たちを支えるマスターとして、イ・ソクフン、KINKY、KANY、ジェジュン、シャオティン、JLLICK、イム・ハンビョル、ヒョリン、べク・グヨン、JUSTHISが参加している。

「ダンスは完璧だわ…でも…」

　25歳のユメキは、かつて1MILLION DANCE STUDIO専属の振付師として活躍し、TOMORROW X TOGETHER、ITZYやNCT 127、TWS、ILLITなど錚々たるK-POPグループの振付を担当してきたダンサー・コレオグラファー。日本で2023年に開催されたオーディション『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』にはダンストレーナーとして参加している。そんなユメキの番組参加は、練習生たちにも視聴者にも驚きを持って迎えられた。

　ダンスの実力は申し分ないユメキだが、歌を習った経験は皆無。ボーカルトレーニングに勤しむも「歌は苦手意識があるので、すごく不安でした。でも今までのキャリアは捨てて、挑戦したいと思います」と本音を吐露する。練習生たちも「ユメキさんが歌を歌うなんて想像できません」「生歌なので特に気になります」と、ユメキの歌唱を興味深げに見守る。

　ユメキがパフォーマンスしたのはRainの「Rainism」。強烈なバイブレーションから始め、ビートに合わせて踊り始めると、さすがのダンスの実力に歓声が上がる。しかし歌い始めると、その息切れをしているかのようなボーカルにマスターたちは呆然とし、口をあんぐりと開けて困惑してしまう。ユメキは最後にダイナミックなダンスブレイクを畳み掛けるが、場内は微妙な空気に包まれた。

　KANYは「ダンスは完璧だわ…でも…」と言葉を詰まらせる。ハンビョルは「ダンスはいいです。ボーカルマスターとして言うと、ユメキさんのボーカルは僕の基準ではノースターです。歌手ですよね？もちろんパフォーマンスも同じように大事ですが、歌もそれぐらい大事なんです」と厳しい言葉を浴びせ、ユメキは真剣な顔でそれに聞き入っていた。

　「これは難しいな…」とマスター陣の採点は難航。練習生たちからも「ダンスは100、歌は0」「今回のランク、わからないな」「でもこんなダンスがうまい人初めて見た」「オールスターかな？」「1ではないでしょ」と様々な声が上がる。結果は脱落者を除いて最低ランクの1スター。ユメキは「正直、プライドが傷つきました。これが僕の実力なんだ。そう思って自分に腹が立ちました」と肩を落とし、自席で落ち込んだようにため息をついた。（『BOYS II PLANET』／ABEMA K-POPチャンネル）