I Don't Like Mondays.、K-POPアイドルによる斬新なカバーに驚き「このまま配信リリースしてもいいんじゃないか、と思うぐらい気に入っています」
K-POPボーイズグループ12組が日本デビューをかけて真剣勝負を繰り広げるボーイズグループリアリティサバイバル番組『Re:Born』。9月末からスタートした戦いは、今月28日についに日本デビューの栄光を掴むグループが決定する。MCをチャン・グンソクが務め、これまで様々な戦いを繰り広げてきた12組のK-POPアイドルたち。その中でも、第5話&6話で配信された他サバイバル番組であまり見られなかったJ-POP楽曲のカバーミッションが話題をよんだ。
【映像】I Don't Like Mondays.「Sin City」を歌うK-POPアイドル
2nd missionとなった「J-POPミッション」では、AIMERS、DKB、DXMON、EASTSHINE、E'LASTの5組が、J-POP楽曲のカバーに挑戦。YOASOBIの「アイドル」やBE:FIRST「Masterplan」などの有名J-POP楽曲を独自のアレンジを入れパフォーマンスしてきた。
ABEMA TIMESでは、中でもE'LASTと、彼らがカバーした「Sin City」の原曲アーティストであるI Don't Like Mondays.のメンバーから寄せられたコメントを絡め、2nd missionのステージを振り返る。
「数ある邦楽の中、僕らの曲を選んでいただいて大変光栄」
E'LASTは「J-POPミッション」のステージへトリで登場し、I Don't Like Mondays.の「Sin City」をカバー。この曲を選んだ理由について、E'LASTのイェジュンは、「舞台の上で安定したリズム感を表現して良いステージをお見せできると思ったし、サウンドの中で一度ずつ変則的なリズムが現れるところが好きだったからです」と明かした。
「Sin City」は、I Don't Like Mondays.が2023年に発表した楽曲。I Don't Like Mondays.のSHUKI(Dr.)は、今回のミッションに選曲された喜びを「数ある邦楽の中、僕らの曲を選んでいただいて大変光栄です。僕自身K-POPにかなり影響を受けているので、当日のパフォーマンスを観るのを楽しみにしていました」と語っている。またKENJI(Ba.)は、「Sin City」について「ボーカルのYUのファルセットやミックスを大事にしようと制作した楽曲で、サウンド感は僕らが影響を受けている80'sのファンクやシティポップを意識しました」と説明し、「ダンスの振付が入ることで、新たなSin Cityの魅力を引き出していただけることをとても楽しみにしていました」と、E'LASTのパフォーマンスへ期待感を寄せていた。
本番のステージでE'LASTは、会社員が退勤後に恋を探しに行くさまを描いた歌詞にちなんで、Yシャツにネクタイを締めたサラリーマン風の衣装で登場。序盤はミュージカルのような芝居パートから始まり、6人は日本語で「お疲れ様でした」「ああ、やっと終わった!」などのやりとりを繰り広げた。そして仕事から解放された会社員の歓喜の胸中を表現するように、E'LAST は堂々としたパフォーマンスを披露。ジャケットを活用したシンクロダンスや安定感のあるボーカルでも魅了し。審査員全員から高い評価を得た。
振付の構成を練ったロミンは「リズミカルな曲なので、バウンス感のある振り付けと演技的な要素がよく見えるようにメンバーの意見を聞いて振付を作りました」とコメント。またウォンヒョクは「Sin City」という楽曲の魅力について、「メロディーが耳に残るほど聴き心地が良く、普段も聴きたくなるような魅力的な曲を知ることができて嬉しいです」と話し、ラノは「演技的な要素が多い舞台なので、私たちのメッセージがうまく伝わるように努力しました。メンバーとのやり取りをもっと大きく表現したり、ケミストリーがよく出るように毎回練習を映像に残したり、お互いに意見を出し合いながらステージを準備しました」と練習を振り返っている。
彼らが歌うだけでK-POPになってしまう。それってすごいこと
E'LASTのパフォーマンスを観たI Don't Like Mondays.は、完成度の高さに感激した様子。SHUKIは「曲の深いテーマまで汲み取ってくれて、ダンスの細かな音ハメやフォーメーションチェンジ、曲に対してのコーラスアレンジなど、彼ららしさを存分に感じられて、『このまま配信リリースしてもいいんじゃないか』と思うぐらい気に入っています。彼らが歌うだけでK-POPになってしまう。それってすごいことだと思いました」と感心。CHOJI(Gt.)は「ツアーでもたくさん演奏したんですが、改めてカバーしてもらったものを聴くと新鮮で、どこか若々しさに満ち溢れているのが嬉しかったです!他の曲もカバーしてもらいたいですね!」と絶賛した。またYU(Vo.)は「本当にパフォーマンスのクオリティが素晴らしくて驚きました!『Sin City』という曲の可能性を広げていただき本当に嬉しく思います。これからもE’LASTさんの持つその素晴らしい才能で、世の中を魅了し続けてください!」と、E'LASTへ感謝のメッセージを送っている。
なお番組の構成作家は、E'LASTのステージを「E'LASTはもともと作曲、作詞、振付創作まで自分たちで行うグループでしたが、2nd missionで一段と成長できたと思います。ミュージカル的な演技に挑戦して苦労したイントロダクションも、中間チェックのフィードバックをしっかりと反映して完成度を高め、完璧なステージを作りました」と振り返る。さらに振付については、「しなやかに流れる原曲のメロディの情緒を損なうことなく、E'LASTならではの魅力を発揮できる振付を創り出すために悩んだようですが、ロミンが『自分の振付創作の限界を打ち破った気がする』と話すほどに、創作の過程で大きく成長したと思います」と語った。
(『Re:Born』/ABEMA K-POPチャンネル)
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