【「YG宝石箱」総復習FINAL】型破りな展開で奇跡のグループが誕生<TREASURE×モデルプレス>
2021.02.10 20:00
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3月31日に日本デビューが決定した注目のボーイズグループ・TREASUREの特集連載4週目。今回は、彼らが結成されたサバイバルオーディション番組「YG宝石箱」の徹底解説・最終回となるVol.3をお届け。
TREASUREを生んだ「YG宝石箱」を徹底解説
BIGBANG、WINNER、iKON、BLACKPINKらが所属するYG ENTERTAINMENTから4年ぶりとなる新人ボーイズグループとして、昨年8月に韓国デビューを果たしたTREASURE。2020年の新人賞を多数受賞し、大型新人として注目される彼らの歩みを知る上で欠かせないのが「YG宝石箱」。彼らが結成されたこのサバイバルオーディションを一挙に振り返っていく。5人1組のチームパフォーマンス対決がスタート
Vol.2で解説したペア対決を終え、生存者は6人のTreasure(バン・イェダム、ケイタ、イ・ビョンゴン、キム・スンフン、パク・ジョンウ、ハルト)と、14人の練習生、合わせて20人に絞られた「YG宝石箱」。しかし、次に彼らを待ち受けていたのは、5人1組でのチームパフォーマンス対決だった。そのため、Treasureはメンバー6人から1人を減らさなければならないことに。
Treasureのうち、ペア対決のオンライン評価で得票数が1番少なかったのがイ・ビョンゴン&キム・スンフンのペア。2人のうちどちらかをTreasureから練習生に戻すこととなり、選択は上位4人に委ねられた。ラッパーとボーカルの人数比を考え、4人がチームメイトに選んだのはスンフン。5人は、泣きながらビョンゴンを送り出した。
練習生のチーム分けは?
ビョンゴンを入れて15人になった練習生は、5人ずつ3組に別れチームパフォーマンスに臨む。チーム決めの方法は、15人それぞれがチームを組みたい人のキャビネットに写真を貼り、写真の数が最も多かった人がメンバーを決めるというもの。その結果、1位タイだったビョンゴンとチェ・ヒョンソクが自分のチームのメンバーを選抜した。
<練習生チーム分け結果>
■チェ・ヒョンソク、キル・ドファン、キム・ヨンギュ、パク・ジフン、ヨシ
■ユン・ジェヒョク、ソ・ジョンファン、カン・ソカ、チャン・ユンソ、キム・ジョンソプ
■イ・ビョンゴン、キム・ドヨン、キム・ジュンギュ、マシホ、ハ・ユンビン
ファイナル進出は誰に?チームパフォーマンス対決がスタート
今回の対決には、300人の観客が審査員として参加。チームメンバーの個人得票数を合算し、最も得票数の多かったグループは全員ファイナルへ進出できる。そのほか2位3位のグループから3人、3位のグループから2人、4位のグループから1人がファイナルへ進出し、選ばれなかった計9人は脱落となる。【「BOOMERANG」チーム】
ヒョンソクのチームの課題曲は、Wanna Oneの「BOOMERANG」。カリスマ性を見せつけるためにも、難易度が高く激しいパフォーマンスを構成した。ヒョンソクが中心となり練習を重ねるも、リハーサルではフォーメーションがずれたり、激しいダンスのために足を痛めてしまうメンバーが発生。そんな中5人は、「必死にやるしかない」とステージに上がった。
本番では、完成度の高いダンスで会場の視線を釘付けに。ボーカル・ラップパートのクオリティの高さにも歓声が上がる。代表プロデューサーからは「期待していた以上にかっこよかった」と称賛され、特にヒョンソクのリーダーシップは高く評価された。彼らの得点は647点。
【「Growl」チーム】
EXOの「Growl」が課題曲となったのは、チーム決めで最後まで残ってしまったメンバーで構成されたチーム。難曲に苦戦するメンバーたちに、トレーナーも「かなり深刻だ」と言い放つ。ジェヒョクは不安のせいか練習中に泣き出してしまうが、翌日から猛特訓に励んだ。
いよいよ迎えた本番、不安も多かったこのグループだが、大勢の観客を前にアイドルとしての才能が覚醒。ファンの心を奪う表情やジェスチャーを連発し、特にジェヒョクは代表プロデューサーから「急成長するのが見えた」と高く評価された。グループの得点は607点。
【「DUMB & DUMBER」チーム】
ビョンゴンのチームは、課題曲にiKONの「DUMB & DUMBER」を選択。ダンス、ボーカル、ラップ全ての実力が揃ったこのグループは、練習時にもトレーナーから良い評価をもらう。「絶対に勝ってやる」という情熱たっぷりに本番のステージに上がった。
ハイテンションなヒップホップサウンドが際立つ同曲では、会場も一体に。高いスキルを見せつけるだけでなく観客全員を楽しませるパフォーマンスで、その場はパーティーのように大盛り上がりとなった。864点を叩き出し、練習生チームの中では1位に躍り出る。
【Treasureチーム】
Treasureチームの課題曲は、BTSの「DNA」。敵なしに思われた5人の精鋭たちだが、エースとなるイェダムが、学校の試験期間のため思うように練習に参加できず。それでも持ち前の才能でカバーしステージに上がった。
本番では、Treasureの貫禄を感じさせる堂々のステージを披露。会場を熱狂の渦に巻き込み、代表プロデューサーも「才能あるね」と笑顔に。中でも練習不足を感じさせなかったイェダムは、歌もダンスも高評価を受けた。チームの得票数は、812点。
ファイナル進出の“13人”が決定
全てのパフォーマンスが終わり、1位となったのは「DUMB & DUMBER」チーム。2~4位のチームから、ファイナルに進出できる残り6人を代表プロデューサーが発表し、イェダム、ハルト、ジョンウ、ヒョンソク、ジフン、ジョンファンの生存が決定。脱落者9人とは涙の別れとなった。しかし、代表プロデューサーはファイナルステージを前に、2人の追加合格者を決定。スンフン、ジェヒョクが復活し、13人がファイナルに進出した。
運命のファイナルステージ
ファイナルステージでは、7人のデビューメンバーを決定することが明かされる。内容は、13人での「GOING CRAZY」パフォーマンスと、【ラップ】【ボーカル】【ダンス】の中から得意分野に別れて戦うポジションバトル。事前オンライン投票点+「GOING CRAZY」の現場投票点+ポジションバトルの現場投票点+代表プロデューサーの点数が最終得点となり、各ポジションの1位がデビュー確定となる。残り4人のデビューメンバーは、最終得点の上位者から決定。
【ラップ】ポジションを選んだのは、ヒョンソク、ハルト、ユンビン、ビョンゴンの4人。選曲はMOBB(MINO&BOBBY)の「HIT ME」。4人は人気ラッパー同士のコラボ曲を自分たちのものにするだけでなく、それぞれにオリジナルのラップも披露。プロ顔負けのパフォーマンスで会場を熱く盛り上げた。
【ダンス】ポジションを選んだのは、ドヨン、スンフン、マシホ、ジフン、ジョンファン、ジェヒョクの6人。最も多くの人数が集まったダンスポジションは、様々なスキルを組み合わせた難易度の高いパフォーマンスを用意。
The Weekndの「Earned It」に合わせた優雅でSEXYなダンスから、ヒップホップナンバーTravis Scottの「Goosebumps」に乗せた激しいアクロバットまで多彩なステージで魅了した。その結果、代表プロデューサーからは「今までYGではこういうダンスを見ることができませんでしたが、YGもやればできるのだということが分かりました」と高評価を受ける。
【ボーカル】ポジションを選んだのは、イェダム、ジョンウ、ジュンギュの3人のみ。まさに「YG宝石箱」が誇るボーカルの天才3人が集まった。練習生期間の長いイェダム、ジュンギュと、まだ経験の少なかった最年少のジョンウ。しかし、ジョンウはこの番組内で大きな成長を遂げており、ボーカルトレーナーも感動の涙を流すほどだった。
3人が選んだのはBIGBANGの「LAST DANCE」。会場中に響きわたる美しい歌声に、駆けつけた家族からも涙が溢れ、ステージ後には3人とも目を潤ませた。
運命のデビューメンバー発表
迎えた最終発表、【ラップ】ポジションの1位で名前を呼ばれたのは、ハルトだった。デビューが確定した瞬間、ハルト本人も、日本から駆けつけた家族も涙が止まらず。ハルトは両親へ「たくさん迷惑をかけたと思いますが、応援してくれてありがとうございました」と感謝を伝えた。【ボーカル】ポジションの1位となったのは、イェダム。「ジュンギュさんの人気やジョンウの実力に遅れているのではないかと不安だった」と謙虚に語るイェダムだったが、6年間の練習生期間を乗り越え、涙する両親へ「これからもっとかっこいい息子になります」と伝えたその目には光るものがあった。
【ダンス】ポジションの1位となったのは、ジョンファン。13人中最年少で1位となったジョンファンは、名前を呼ばれた瞬間号泣。「夢のようで信じられない」と語る末っ子を、共に戦った先輩たちは抱きしめて祝福した。
残るメンバーの中で、最も上位となったのは5年間の長い練習生期間を経験したジュンギュ。デビューメンバーとして名前が呼ばれると、涙する両親に向けて「いつも申し訳ない気持ちだし、本当に感謝しています」と喜びを伝えた。
放送後に急展開 無限の可能性を持つ「TREASURE」が誕生
放送で発表されたデビューメンバーは、ハルト、イェダム、ジョンファン、ジュンギュの4人まで。それ以外のメンバーは、オンライン上で後日順番に発表されることとなる。ところが、ここからは誰も予想しなかった展開を迎えることに。
最終回が「V LIVE」にて放送された3日後から、残るデビューメンバーが公式SNS等で発表され、その結果ジョンウ、ジェヒョク、ヒョンソクを加えた7人が「TREASURE」としてデビューすることとなった。
しかし、その4日後に衝撃が走る。「7人で構成されたTREASUREに続き、6人で構成する2番目のグループを発表する」と代表プロデューサーが告知し、「YG宝石箱」から2組目のグループが誕生することが明かされたのだ。
その後、同じくオンライン上にてメンバーが発表され、ユンビン、マシホ、ドヨン、ヨシ、ジフン、アサヒの6人が、「MAGNUM」というグループでデビューすることとなった。
さらに「MAGNUM」が発表された直後、代表プロデューサーは当初望んでいたチーム構成が13人であったことを説明。「TREASURE」と「MAGNUM」は、13人が一体となった「TREASURE13」としてデビューし、個々を高めあっていく計画が発表された。
デビューを目指す中でユンビンが脱退し、最終的に現在の12人の「TREASURE」が誕生。「TREASURE」は、長い練習生期間を経験し“怪物”とまで呼ばれた実力者や、「YG宝石箱」を通してトレジャーメーカーから熱狂的な支持を得た練習生、独創的な無限の可能性を持つ練習生、さらに、YG初の日本出身メンバーを4人も含む、これまでのYGにはなかった“宝石のミックスボウル”となった。メンバー決定から1年半以上の準備期間を共に乗り越え、12人というYG史上最多人数ながら、強い団結力と多様な才能を誇る大型新人がこうして生まれたのだ。
様々な波乱を乗り越え、結成された「TREASURE」12人のメンバー。次週からは、1人1人のメンバーにフォーカスをあてその魅力に迫る。メンバー本人からの特別映像も公開されるのでお楽しみに。
「TREASURE×モデルプレス」日本デビューまでの特集連載
モデルプレスでは、3月の日本デビュー日まで、TREASUREを特集する連載企画を実施。「YG宝石箱」からの彼らの道のりや、メンバー1人1人の魅力の深堀りなど、日本デビュー間近の12人についてじっくり迫っていく。メンバーからのスペシャル動画やインタビューもお届けする予定。是非チェックしてほしい(毎週水曜配信予定)。(modelpress編集部)
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