【BTS「GLOBAL MEDIA DAY」全文】Vが涙…大記録への本心・今後の目標を語る
2020.09.02 23:26
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ボーイズグループ・BTSが新曲「Dynamite」で米ビルボードのメインシングルチャート「Billboard Hot 100」1位を獲得したことを記念し、2日、「BTS 'Dynamite' ONLINE GLOBAL MEDIA DAY」を開催した。ここではその全編をレポートする。
「世界有数の音楽チャートでいい成果を得られるよう応援してくださったメディアの方々に誠に感謝する」という名目で、急遽行われた今回のMEDIA DAY。BTSらしくファンであるARMYへの想いが強く伝わるのはもちろんのこと、1つ1つの質問に対する回答に聡明さが溢れ、記者の質問意図への感謝も示すなど、常に想像の一歩先を成し遂げるBTSの“真心のパワー”を感じる会見となった。
「Billboard Hot 100」1位の感想だけでなく、「SUGAのの夢は実現する」とまで言われるSUGA、さらにJIMIN、RMが次の目標について語り、JINはARMYへの本心を伝えた。そしてJ-HOPEは7年前の過酷なデビュー当時を振り返り、その言葉にVが涙する場面もあった。
SUGA:こんにちは、SUGAです。『Dynamite』を準備する間、とても楽しくてウキウキしていたのですが、このように結果までよく得られて本当にありがたく嬉しいです。記者みなさんありがとうございます。
JIN:JINです。記者のみなさんとARMYのみなさんのおかげで、本当に良い結果を成し遂げることができました。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
JUNG KOOK:「Dynamite」発売のときもいろいろと関心を寄せていただきましたが、本日もお忙しい中、オンラインではありますがこのように参加してくださってありがたく思います。
RM:RMです。「Dynamite」発売の際に参加してくださり間もないですが、このようによい便りでご挨拶できて本当にうれしいです。誠心誠意をもって答えたいと思います。
JIMIN:メンバーが話したように、このようによい便りでご挨拶できて本当に幸せです。本日は素敵な時間になればと思います。
J-HOPE:記者のみなさんの永遠の希望、J-HOPEです。この「Dynamite」に関心を寄せて頂きありがとうございます。このように嬉しい知らせでご挨拶できて本当に嬉しいです。本当に誇らしいです。
J-HOPE:正直に言うとBTSというチームが「Billboard Hot 100」で1位を獲得するなんて、全く想像できませんでした。今も現実なのか夢なのか分からないくらいです。本当に夢のようです。本当に緊張しています。ただ音楽とダンスが好きで始めたことなのですが、僕たちのチームの真心が世界に通じたようで嬉しく思います。僕たちが嬉しいほど、ファンのみなさんも嬉しくなっていると思うので、本当に嬉しくて光栄です。ファンのみなさんの応援こそが僕たちの言動力になっていたのですが、その力がまた染み込んできて、今のBTS、そして今のJ-HOPEになったのではないかと思います。この全ての栄誉をファンのみなさんと分かち合いたい、捧げたいです。
JIMIN:僕ら昨日までは本当に楽しんで盛り上がっていたのですが、今は少し収まって、力が抜けたかなと思います。正直一度も考えたことがないことで、でも、『達成してみたい』とある瞬間からは願うこともありました。誰かの期待もあり、僕たちも、ファンのみなさんの期待されていらっしゃったと思いますし、一度は達成したいと思いましたが、今はあまり実感がわきません。本当に幸せで、何を考えたらいいか分からないくらいです。そばで共に頑張ってくれたメンバーのみなさんにも、ファンのみなさんにも、パン・シヒョクプロデューサーを始め、ビッグヒットの家族のみなさんにも感謝したいです。これからも最善をつくすという言葉しか言えないと思います。ありがとうございます。
RM:このような感想を公式に発表できるとは一度も想像できていませんでした。(「Hot 100」1位の)ニュースが出るといういことで当日は待っていたのですが、そのニュースを見たときに、次の日にも練習があったので確認し、早く寝ようと思いました。のろけすぎて眠れないのではないかと(笑)。感動で盛り上がってしまうと寝られないと思い、抑えて早く寝ようと思いました。昔のことを思い出しましたし、練習室でみんなで怒られたこと、録音室でレコーディングしてみんなで話し合ったことなどを思い出しながら、落ち着こうと思いました。僕がこの成果に貢献したのは微々たる力だと思います。今ご覧になっている記者のみなさん、ARMYのみなさん、作曲家、スタッフのみなさんが作り上げてくれたものだと考えて、落ち着いてぼくは自分のしたいことをしたいと思います。
JUNG KOOK:僕は少し遅れてその知らせを知ったのですが、しっかり確認したときに、今僕が見ているこのページが本当なのか?と疑ってしまいました。なによりこの大きな成果を出せるように頑張ってくれたARMYのみなさんに感謝していると言いたいです。そしてメンバーのみなさんも。良いメンバー、良いスタッフ、良いファンに出会えて、よい機運が合わさってこのような成果になったと思います。僕の人生でこんな記録を出せたということが本当に光栄です。そしてその日は僕の誕生日だったので、本当に大きなプレゼントを頂き、とても嬉しいです。生まれてきてよかったと思いました。母と父にありがとうと伝えたいです。ARMYのみなさんも愛しています。
JIN:僕も初めてそれを見た状況を覚えていますが、チャットルームでRMさんが写真をアップしました。発表される10分前にアップしたので、それは合成だと思いました。20分後にまた同じ写真をアップしてもらい、『これは本当なんだな』と驚きました。僕たちが1位を成し遂げた本当の写真なんだなと、驚きました。ファンの方に伝えたくて、Weverseに色々と書いて消して、書いて消しての繰り返しでした。僕が言えたのは、BTSとみなさんが作り上げた成績だということを、気持ちとしてお伝えしました。純粋にファンのみなさんと楽しみたいという思いで作った曲で、このように良い結果が出て幸せでした。これはファンのみなさんのおかげです。ありがとうございます。
SUGA:まだまだ実感がわかなくて、信じられません。特に僕は“目標”に関していろいろ答えているのですが、この「Hot 100」1位というのは「いつか一度はなってみたいな」という気持ちでした。そこまで目標に掲げて「Hot 100」1位達成のために走っていたわけではないのですが、現実になったので、夢のように感じます。達成できて、胸がいっぱいになります。真夜中、記事を確認して、本当に喜びました。自分の肌をひねって、本当か確かめました。幼い頃から「Hot 100」チャートを聞いて育ってきたので、本当に嬉しく思っています。これを一緒に成し遂げてくれたARMYのみなさんに感謝しています。
V:僕は、今のように世界的に注目を受けるとも思いませんでした。実は僕たちは各地方から7年前に手ぶらで上京して、合宿しながら地下の狭い練習室でみんなで歌やダンスの練習をした覚えがあります。今も生々しい思い出です。これがなぜ思いつくかわからないのですが、上京したときに、お父さんとタクシーの運転手さんにぼったくられたことがあって。
― ぐるぐる回ったんですか?
V:そうなんです。新沙駅までトンネルを3個も通るとは思いませんでした。その記憶もすごく生々しくて、今の成功を昔の記憶と比べてみると、本当に面白いなと思います。昔は父が「ぼったくられることもあるよ」と言っていて、「ありえない」と思ったのですが、今は本当にいい思い出として残っています。今までやってきた全てのことがいい思い出として残っています。本当に今は幸せで、一番いい賞をもらったような気がします。今日だけは心配事は忘れて、喜びたい。みんなで一緒に笑えたら嬉しいです。
他メンバー:はははは(笑)。
J-HOPE:正直に言うとそのときは今よりもっと驚いたような気がします。これまで僕が見てきたビルボードチャートに自分の名前が、僕たちの名前がのるなんて、それだけで胸がいっぱいで、メンバーみんなで喜んだ記憶があります。
JUNG KOOK:僕も似たような気持ちでした。「これは話にならないんじゃないの?」と思いました。本当なのか夢なのかで複雑な感情でした。更に頑張りたいなという意欲もわきました。また大きな目標を立てるモチベーションにもなりました。
― 「SUGAの夢は現実になる」と言われ「Hot 100」1位も成し遂げましたが、次の目標は何にしていますか?
SUGA:僕が言った目標が1つずつ成し遂げられたということで、胸がいっぱいでありながら、「また目標とかを言ってしまっていいのか?」という感情です。曲を作るときに負担になることも事実です。「Hot 100」1位を達成できて嬉しい反面、「じゃあ次の目標はどうすればいいのか?」という気持ちにもなります。今回の曲も「Hot 100」1位になるために作ったわけではなく、厳しい状況で1人でも力を出していただきたいという気持ちで作っただけです。なので多くの方々に楽しんで頂けて嬉しい限りです。これまで掲げてきた目標よりはるかに嬉しく、胸がいっぱいです。
でも目標を言わなければいけないですよね(笑)?少し負担ではあるのですが、グラミー賞に僕たち行ってきて、コラボの舞台をしました。それで、(次の目標は)BTSだけの単独の舞台をグラミーで披露したいなと思っています。賞を受賞するのもいいですが、それは僕らの意志だけで叶うことではなく、みなさんのご協力あってのことなので、まずはグラミーでBTSの歌を歌うことが目標です。
V:ヘラルド経済のコ・スンイン記者が送ってくださいました。
「『Billboard Hot 100』1位おめでとうございます。これまで地道にアメリカの音楽市場にアプローチしてきた成果がARMYを含む全てのK-POPファンに胸いっぱいの瞬間を捧げてくれました。大衆音楽を取材する記者にもこのような瞬間を味わせてくださり本当にありがとうございます」。
JIMIN:記者さんからメッセージをいただくなんて(笑)。
V:本当に胸いっぱいの感動とその瞬間を記者の方々と味わえて本当に嬉しいです。これからも良い姿を見せられるBTSになりたいと思います。
SUGA:スポーツ韓国のモ・シンジョン記者のメッセージです。
「7年の活動で素敵な成果を成し遂げたBTSのみなさん、そしてパン・シヒョク氏、Big Hit Entertainment関係者のみなさんおめでとうございます。コロナで皆さんが疲れているときに、BTSの1位獲得の便りは本当に干天の慈雨のようなニュースに他なりません」。
SUGA:慈雨のような便りと言ってくださり本当に光栄です。1位になってから多くの方にこのようなメッセージを頂きましたが、記者の方々にこのようなメッセージを頂くのは本当に感慨深いです。これからも頑張ります。
JIN:アイドルチャートのチュ・ヒョンジャン記者のメッセージです。
「1人の音楽ファンとして沢山の嬉しい経験をプレゼントしてくれてありがとうございますと伝えたいです。これからも嬉しい便りをお願いします」。
JIN:僕も本当にありがとうございます。素敵な音楽と多様な経験、これからも沢山プレゼントしたいと思います。見守ってくださりありがとうとうございます。
JUNG KOOK:中央日報のミン・ギョンウン記者です。ぼくは以前お話したときに僕のことについての部分を読んだのですが本当に感極まりました。
「2016年下半期より大衆音楽を担当してBTSの活躍を見守ってきました。記録製造機らしい歩みについていくのが目まぐるしいながらも、たくさん学べて幸せでした。これからもK-POPが今のような花様年華を迎えられるか、それともさらに花咲かせるかとても気になります。メンバーだけでなく、Big Hitの広報チーム、スタッフの皆さん本当にお疲れさまでした」。
JUNG KOOK:僕たちの姿を見て見守ってくださり、そして「学んだ」とおっしゃってくださり本当に感謝です。そして僕たちの歩みを見ながら楽しみにしてくださるという部分もありがとうございます。このような方々のおかげで僕たちがより音楽を頑張り、モチベーションを持つことができると思います。本当にありがとうございます。
JIMIN:(どうして涙が出たのか)正直分かりません。最初はそのニュースを少し遅れて聞いたんです。何時くらいに聞きましたか?
RM:3時くらい。
JIMIN:僕は朝方の4時くらいに聞いたのですが、4時から7時になるまでずっと泣いていて、疲れて眠ってしまいました。初めて見たときは本当に驚いて、JUNG KOOKさんと一緒にいたので、泣きながら盛り上がっていたのですが、チャートを見つめていると、そのチャートを撫でるようになったんです(笑)。その時も涙が流れていて、メンバーと会話もして、RMさんにも「本当にお疲れ様。RMさんのおかげでここまで来られたよ」と話しました。「僕たちもやればできるんだな」という話を沢山したと思います。今振り返ると、僕たちが守ってきたことがあって、やってきたことが認められた、報われた感じがして、今のようなこの時期で手をつないで立ち上がったのが称賛されたような気もして、色々なそのような複雑な感情で涙が溢れたのではないかと思います。それを見た途端、本当に公演したい、ファンのみなさんに本当会いたいと思いました。
― 「Dynaminte」はファン層を超えてアメリカの大衆まで虜にしたという評価を受けています。メンバーのみなさんはアメリカの大衆まで動かせた最も大きな理由はなんだと思いますか?
RM:そうですね…答えるのはすごく難しい質問だと思います。もちろん『Hot 100』1位というのはファンダムだけでは成し遂げられないというのは僕たちも知っていて、アメリカの大衆にどれほどアプローチされているのかというのも分からないですし、大衆とファンダムの境界線がどれほどなのか、どこにあるのかというのも実はよく分かりません。しかし僕が分かるのは、JIMINの話に加えて、地道にアプローチしてきたということがあるかと思います。それが音楽の場合もありましたし、ダンス、舞台裏での僕たちの姿、全ての姿・言葉。ある人が真心をもって何かをしたときに、それが全て通用するわけではないと思います。例えば今のコロナの時期に白紙化されたこともありました。しかしこのBTSというのは僕のチームではありますが、たまに「僕のチームなのか?」と考えさせる力があるんです。このような記録のせいかもしれませんが、音楽とパフォーマンスが持っている力が、僕たちが地道に歌ってきたメッセージ、そして記者のみなさんやスタッフさんの努力も合わさっていると思います。『Dynamite』の場合は言語的な要因もあるでしょう。アメリカで親しいDISCO POPジャンルでもありますし、今のような厳しい状況で、なにか大きなメッセージではなくて、ただ楽しむことできるということが、たまには力になれるんです。それが合わさって通用したのではないと思います。とにかく色々と僕たちが運がよくて、それを僕たちが知っています。謙遜してこれからもやっていきたいと思います。それが僕たちのやるべきことだと思います。
― みなさんが「Dynamite B-side」のミュージックビデオで、ノ・ホンチョルさんのジェスチャーを真似したと話題になりました。実際にパロディーしたのか、面白い場面がどのようにできたのか教えてください。
JUNG KOOK:これはB-sideの映像を見て、僕たちもびっくりしました。監督が当時いろいろジェスチャーの要求をされたのですが、YouTubeの映像が目について、それが思いついたので、軽い気持ちでやっただけでした。メインの撮影ではなくて、カメラのリハーサル的なものだったので、いたずら半分にやってみたのですが、B-sideの方に入りました。僕たちもそれを見ながら大笑いしました。更にここまで話題になるとは思いませんでした。
JIMIN:僕たちは実は「無限挑戦」という番組が昔から大好きでした。MVを撮る前からいろいろ見てきた映像で、僕たちの間で流行っていたジェスチャーで、いつも銃を撃つジェスチャーとかを真似したりしていたんです。でも当時はMVに使われるとは全く想像もしませんでした。僕たちが面白半分で遊んでいて、それがMVに入って笑いました。
JUNG KOOK:みなさんに喜んでいだだけたので良かったです。何回も何回も繰り返して見てたんですよ。
V:JIMINさん1度見せてくだい。
JIMIN:(銃を撃つジェスチャーを実践)
― 7年前のデビューショーケースで「新人アイドルは生き残れないという言葉もあるが、最後まで生き残って大衆に愛されるグループになる」という抱負を語られていました。7年前の自分たち、そして現在のBTSメンバーに伝えたいことがあればお願いします。
J-HOPE:まず、いつも良い質問をありがとうございます。実は7年前、多くの新人グループがデビューしていた時期で、その中で目立つためには、さらに頑張るしかありませんでした。死にものぐるいで最善を尽くして、やれる限りのことをやりました。体力が許す限り、本当に頑張りました。当時ショーケースで話した通り、チームの名前をより知ってもらうための努力をメンバーがしました。誰よりベストを尽くして、最後まで生き残るグループになるのが目標でした。僕が想像した以上に多くの愛情と支持を頂いています。7年前の目標を達成することができて本当に幸せです。そして世の中がBTSの真心を知ってくれたような気持ちになり本当に嬉しくなります。7年前の僕に言いたいことは、「本当にJ-HOPE頑張ったね、その努力は裏切らないよ」と言いたいです。今のメンバーには、本当に本当に大切で、何回言っても足りないくらいですが、僕にとってはいなくてはならない、そして僕が生きる上での大きな理由の一つだと思います。7年間一緒に頑張ってくれてありがとう。そしてこれからもずっとずっと一生、生涯一緒にやっていきたいと思います。この場を借りてメンバーに愛してるよ、好きだよと言いたいです。
― 「Boy With Luv」でもファンたちへの愛情を込めた歌詞が話題でしたが、メンバーの皆さんにとってARMYはどんな存在ですか?
JIN:今回「Billboard Hot 100」1位になれたのも、ひとえにARMYのみなさんのおかげだと考えています。僕たちにとってARMYのみなさんは、いいことがあったら一番最初に伝えたい存在。悲しいことがあったら隠したい存在。いい姿だけを見せたい存在。いいことだけを分かち合いたい存在です。今回「Dynamite」はファンのみなさんと一緒に楽しみたいという気持ちで始めた曲です。ARMYのみなさんと僕たちが一緒に、このように楽しむことができて、その一方で良い成績を出すことができて本当に嬉しく思います。ARMYのみなさんの存在があってこそ僕たちも存在しています。いつもいつも良い姿だけを見せていきたいと思っています。ARMYのみなさんの幸せのため、これからも色々と努力していきます。ARMYのみなさん愛しています。
― ポストコロナ時代、家での時間が増え平凡な日常の幸せも感じることができないですが、みなさんはどのような日常をすごし、どこから癒やされ力を得ていますか?
SUGA:僕は色々と新しい趣味ができました。絵を描くことも始めて、100号、200号のキャンバスに絵を描いたり、ギターも弾いたり。僕だけでなく、メンバーみんながこのような厳しい状況で何をしたらいいかと悩みました。下半期のアルバム作業もしていますし、運動を始めたメンバーもいます。これまでできなかったことをしながら癒やされています。
J-HOPE:RMさん最近本当に運動していてがっしりしました。昨日見てビックリしました(笑)。
― 2020年、新型コロナウイルスによりワールドツアーが中止となりましたが、「Billboard Hot 100」で1位という成果を得ました。BTSにとって2020年はどんな年として記憶に残ると思いますか?
RM:実は2020年の初めはすごく良かったと思います。カムバックをして準備していたツアーがあって。でも春がくる前にコロナ感染症が発生していまい、みんな憤っていたり疲れていたりしました。どのように記憶されるかと言うより、どのように記憶したいかということで、僕の希望は、このコロナが一刻も早く収束されて、これからの先がわからなくても、「そんあこともあった。その時僕らは最善を尽くした。ツアーはできなかったけど、世界のファンのみなさんには会えなかったけど、『Hot 100』1位もあった。頑張ったよね」という風に終わらせたいと思います。新しい時代の始まりとなり、人々が対面できないようにはならないでほしいです。「Hot 100」の1位になれて本当に嬉しいですが、そうなってしまったら本当に悲しいと思います。あとから振り返ったら「最善を尽くしたよね」というふうに記憶したいと思います。そのために今も色々なことをしていますし、ニューアルバムもリリースされますし、パフォーマンスにも励みたいと思います。僕たちがいるこの位置で、僕たちができることをしたいと思います。僕たちだけでなく皆さんにも特別な年になると思います。
― BTSの次の目標はなんですか?抽象的な目標ではなく、具体的な目標と報告性を教えてください。
JIMIN:具体的な答えを望んでいらっしゃるかと思うのですが、そのように答えられないと思って先にお答えしたいと思います。僕の考えは、僕たちにできることは全部やりたいと思います。やるべきこと、やらなければいけないことがあると思いますが、これからも継続して音楽と舞台を頑張りたいと思います。今新型コロナが収束するために頑張ってくださっている方々がいます。それでも一気にこの状況を打開するのは難しい時期だと思います。全ての人々が力を合わせて努力すべきだと思いますがそのためには心構えが必要だと思います。僕たちができるのはそのような方々が気分展開できるように、爽やかな気持ちになれるようにできることをすることだと思います。そのように協力したいと思いますし、それが僕たちのもう1つの目標になるかと思います。さっきSUGAさんが話したように、グラミー賞にいって、このような国にこのような歌手がいるというのを見せたいです。これは僕の目標です。そして本当に早くコンサートをしたいです!
RM:いつも僕たちのこれからの歩み、方向性について、具体的に質問を頂いて感謝しています。記者のみなさんのおかげで、これからの計画を、このように話せる場をつくってくださっていると思います。未来を期待してくださっている方が多く、本当に感謝しています。音楽なら、誰もが夢見るグラミー賞で単独の舞台をしたいというのが目標です。そしてノミネートも目標です。できれば受賞も目標です。数字的なこういう部分も重要だと思います。そして今、公演するということが本当に夢になりました。複雑な気分にもなりますが、屋外でコンサートを開きたいと思います。それがいつになるかわからないのですが。屋外で多くの方々をお招きして、お祭りのように公演ができるのであれば、今の時期に夢のようなことはこれ以上ないでしょう。短期的には、僕たちが今年頑張って準備しているアルバムが新しく出ます。そしてコンサートも開くことになると思います。これからもBTSは、できることに集中し、僕たちができる場所で、僕たちが何をすべきなのか、今何をしていえるのかを忘れずに、BTSらしく頑張っていきたいと思います。僕らの流行語では「チェキラ」というのですが、頑張っていきたいと思います(笑)。
― アメリカの4つのメジャー授賞式で公演をした初の韓国歌手となりましたが、感想を教えて下さい。
V:僕は実はさきほど、J-HOPEさんがコメントしているときに、本当に感動して涙が出ました。
SUGA:泣いてましたよね。
V:本当に驚きました。こんな幸せな日なのになんで僕は涙が出るんだろうと驚きました。質問に対する答えは、練習生のときから4つの授賞式についていろいろと学んで、検索してみたり、いつかここに立てるのかなと考えていました。長く感じるかも知れませんが、7年でこの舞台に立てたのが本当にすごいと思います。これが本当にARMYのみなさんが作ってくださったことだと思います。僕の人生で死ぬまで拍手を送れるほどだと思います。死ぬまで誇らしく思っています。僕の記憶の中では本当に長く残る出来事だと思います。
― リアルタイムで見守っている世界中のメディアのみなさんに挨拶をお願いします。
V:今日は記者のみなさんからお手紙も頂いて、本当に僕たちは幸運ですね。本当に記者さんのメッセージを見ながら、勇気づけられて、そして力を頂くことができました。さらにかっこよく、頑張っていきたい。そして誇らしい便りを伝えるBTSになります。色々といい記事をおねがいします。
SUGA:お忙しい中、本日このように見守っていただいてありがとうございます。ご健康に気をつけられて、またいいニュースでお目にかかれるよう努力致します。もっと頑張ります。
JIN:長時間に渡って僕たちの話を聞いてくださってありがとうございます。オンライン生中継で残念ではありますが、これからもご関心、愛情をお願いします。今日もいい一日をお過ごしください。
JUNG KOOK:このようにいいニュースでみなさんにお会いすることができて嬉しいです。貴重な時間を割いてくださってありがとうございます。これからももっと頑張って、いいニュースをお伝えできるようにがんばります。
RM:いいことがある度に、素晴らしい記事で真っ先に応援して下さる皆様、ありがとうございます。次回は必ず直接お目にかかって、お声をお聞きできることを祈っています。(英語で)いつも素晴らしい記事をありがとうございます。そして健康でいて下さい。
JIMIN:本日はいいニュースでご挨拶できて幸せでした。これからどのような形で僕たちの目標をつくっていくか、見守っていただきたいと思います。僕は僕たちの歌が大好きで、今回準備しているアルバムの曲もご期待頂ければと思います。
J-HOPE:記者のみなさん、「Billboard Hot 100」1位の感想を述べるということ自体信じられないと思います。毎回僕たちとこのように素晴らしい一瞬一瞬をともにしてくださりありがとうございます。素晴らしい記事を書いて頂き、みなさんに知ってもらえるようにして頂き感謝しています。重ねて感謝申し上げます。みなさんご健康に気をつけて、マスクもしっかりとつけて、ファイティン!
RM:長時間にわたり、オンラインのMEDIA DAYをご視聴のメディア関係者のみなさんに感謝致します。いつも一生懸命に努力します。BTSでした。
そのため人気のある歌手でも、上位にランクインすること自体が難しい。だからこそBTSとBillboardチャートの関係は、ただ彼ら記録更新としてだけではなく、米ボップス界にとって大きな歴史に変化として位置づけられる。
BTSは2017年9月に「DNA」の85位で初ランクイン。その後彼らの音楽が世界的に浸透するにつれ、着実に順位を上げ、2018年6月には「FAKE LOVE」の10位で初TOP10入りを果たした。
今回の1位獲得は、とりわけアメリカ音楽界で、非英語圏のボーイズグループが歴史を変えた偉業として大きく報じられている。(modelpress編集部)
「Billboard Hot 100」1位の感想だけでなく、「SUGAのの夢は実現する」とまで言われるSUGA、さらにJIMIN、RMが次の目標について語り、JINはARMYへの本心を伝えた。そしてJ-HOPEは7年前の過酷なデビュー当時を振り返り、その言葉にVが涙する場面もあった。
目次
挨拶
V:こんにちは。Vことキム・テヒョンです。発売の記者懇談会につづいて、このようによい便りで挨拶することになりました。本当に光栄です。ありがとうございます。SUGA:こんにちは、SUGAです。『Dynamite』を準備する間、とても楽しくてウキウキしていたのですが、このように結果までよく得られて本当にありがたく嬉しいです。記者みなさんありがとうございます。
JIN:JINです。記者のみなさんとARMYのみなさんのおかげで、本当に良い結果を成し遂げることができました。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
JUNG KOOK:「Dynamite」発売のときもいろいろと関心を寄せていただきましたが、本日もお忙しい中、オンラインではありますがこのように参加してくださってありがたく思います。
RM:RMです。「Dynamite」発売の際に参加してくださり間もないですが、このようによい便りでご挨拶できて本当にうれしいです。誠心誠意をもって答えたいと思います。
JIMIN:メンバーが話したように、このようによい便りでご挨拶できて本当に幸せです。本日は素敵な時間になればと思います。
J-HOPE:記者のみなさんの永遠の希望、J-HOPEです。この「Dynamite」に関心を寄せて頂きありがとうございます。このように嬉しい知らせでご挨拶できて本当に嬉しいです。本当に誇らしいです。
「Billboard Hot 100」1位の感想
― もう一度お祝い致します。「Billboard Hot 100」1位!歴史を切り拓きました。メンバーのみなさん1人1人に感想を聞きたいと思います。J-HOPE:正直に言うとBTSというチームが「Billboard Hot 100」で1位を獲得するなんて、全く想像できませんでした。今も現実なのか夢なのか分からないくらいです。本当に夢のようです。本当に緊張しています。ただ音楽とダンスが好きで始めたことなのですが、僕たちのチームの真心が世界に通じたようで嬉しく思います。僕たちが嬉しいほど、ファンのみなさんも嬉しくなっていると思うので、本当に嬉しくて光栄です。ファンのみなさんの応援こそが僕たちの言動力になっていたのですが、その力がまた染み込んできて、今のBTS、そして今のJ-HOPEになったのではないかと思います。この全ての栄誉をファンのみなさんと分かち合いたい、捧げたいです。
JIMIN:僕ら昨日までは本当に楽しんで盛り上がっていたのですが、今は少し収まって、力が抜けたかなと思います。正直一度も考えたことがないことで、でも、『達成してみたい』とある瞬間からは願うこともありました。誰かの期待もあり、僕たちも、ファンのみなさんの期待されていらっしゃったと思いますし、一度は達成したいと思いましたが、今はあまり実感がわきません。本当に幸せで、何を考えたらいいか分からないくらいです。そばで共に頑張ってくれたメンバーのみなさんにも、ファンのみなさんにも、パン・シヒョクプロデューサーを始め、ビッグヒットの家族のみなさんにも感謝したいです。これからも最善をつくすという言葉しか言えないと思います。ありがとうございます。
RM:このような感想を公式に発表できるとは一度も想像できていませんでした。(「Hot 100」1位の)ニュースが出るといういことで当日は待っていたのですが、そのニュースを見たときに、次の日にも練習があったので確認し、早く寝ようと思いました。のろけすぎて眠れないのではないかと(笑)。感動で盛り上がってしまうと寝られないと思い、抑えて早く寝ようと思いました。昔のことを思い出しましたし、練習室でみんなで怒られたこと、録音室でレコーディングしてみんなで話し合ったことなどを思い出しながら、落ち着こうと思いました。僕がこの成果に貢献したのは微々たる力だと思います。今ご覧になっている記者のみなさん、ARMYのみなさん、作曲家、スタッフのみなさんが作り上げてくれたものだと考えて、落ち着いてぼくは自分のしたいことをしたいと思います。
JUNG KOOK:僕は少し遅れてその知らせを知ったのですが、しっかり確認したときに、今僕が見ているこのページが本当なのか?と疑ってしまいました。なによりこの大きな成果を出せるように頑張ってくれたARMYのみなさんに感謝していると言いたいです。そしてメンバーのみなさんも。良いメンバー、良いスタッフ、良いファンに出会えて、よい機運が合わさってこのような成果になったと思います。僕の人生でこんな記録を出せたということが本当に光栄です。そしてその日は僕の誕生日だったので、本当に大きなプレゼントを頂き、とても嬉しいです。生まれてきてよかったと思いました。母と父にありがとうと伝えたいです。ARMYのみなさんも愛しています。
JIN:僕も初めてそれを見た状況を覚えていますが、チャットルームでRMさんが写真をアップしました。発表される10分前にアップしたので、それは合成だと思いました。20分後にまた同じ写真をアップしてもらい、『これは本当なんだな』と驚きました。僕たちが1位を成し遂げた本当の写真なんだなと、驚きました。ファンの方に伝えたくて、Weverseに色々と書いて消して、書いて消しての繰り返しでした。僕が言えたのは、BTSとみなさんが作り上げた成績だということを、気持ちとしてお伝えしました。純粋にファンのみなさんと楽しみたいという思いで作った曲で、このように良い結果が出て幸せでした。これはファンのみなさんのおかげです。ありがとうございます。
SUGA:まだまだ実感がわかなくて、信じられません。特に僕は“目標”に関していろいろ答えているのですが、この「Hot 100」1位というのは「いつか一度はなってみたいな」という気持ちでした。そこまで目標に掲げて「Hot 100」1位達成のために走っていたわけではないのですが、現実になったので、夢のように感じます。達成できて、胸がいっぱいになります。真夜中、記事を確認して、本当に喜びました。自分の肌をひねって、本当か確かめました。幼い頃から「Hot 100」チャートを聞いて育ってきたので、本当に嬉しく思っています。これを一緒に成し遂げてくれたARMYのみなさんに感謝しています。
V:僕は、今のように世界的に注目を受けるとも思いませんでした。実は僕たちは各地方から7年前に手ぶらで上京して、合宿しながら地下の狭い練習室でみんなで歌やダンスの練習をした覚えがあります。今も生々しい思い出です。これがなぜ思いつくかわからないのですが、上京したときに、お父さんとタクシーの運転手さんにぼったくられたことがあって。
― ぐるぐる回ったんですか?
V:そうなんです。新沙駅までトンネルを3個も通るとは思いませんでした。その記憶もすごく生々しくて、今の成功を昔の記憶と比べてみると、本当に面白いなと思います。昔は父が「ぼったくられることもあるよ」と言っていて、「ありえない」と思ったのですが、今は本当にいい思い出として残っています。今までやってきた全てのことがいい思い出として残っています。本当に今は幸せで、一番いい賞をもらったような気がします。今日だけは心配事は忘れて、喜びたい。みんなで一緒に笑えたら嬉しいです。
他メンバー:はははは(笑)。
過去を振り返って+SUGAの次の目標
― 『花様年華pt.2』で2015年12月に「Billboard 200」171位となり、初めてビルボードに名が上がった時を振り返っていかがですか?J-HOPE:正直に言うとそのときは今よりもっと驚いたような気がします。これまで僕が見てきたビルボードチャートに自分の名前が、僕たちの名前がのるなんて、それだけで胸がいっぱいで、メンバーみんなで喜んだ記憶があります。
JUNG KOOK:僕も似たような気持ちでした。「これは話にならないんじゃないの?」と思いました。本当なのか夢なのかで複雑な感情でした。更に頑張りたいなという意欲もわきました。また大きな目標を立てるモチベーションにもなりました。
― 「SUGAの夢は現実になる」と言われ「Hot 100」1位も成し遂げましたが、次の目標は何にしていますか?
SUGA:僕が言った目標が1つずつ成し遂げられたということで、胸がいっぱいでありながら、「また目標とかを言ってしまっていいのか?」という感情です。曲を作るときに負担になることも事実です。「Hot 100」1位を達成できて嬉しい反面、「じゃあ次の目標はどうすればいいのか?」という気持ちにもなります。今回の曲も「Hot 100」1位になるために作ったわけではなく、厳しい状況で1人でも力を出していただきたいという気持ちで作っただけです。なので多くの方々に楽しんで頂けて嬉しい限りです。これまで掲げてきた目標よりはるかに嬉しく、胸がいっぱいです。
でも目標を言わなければいけないですよね(笑)?少し負担ではあるのですが、グラミー賞に僕たち行ってきて、コラボの舞台をしました。それで、(次の目標は)BTSだけの単独の舞台をグラミーで披露したいなと思っています。賞を受賞するのもいいですが、それは僕らの意志だけで叶うことではなく、みなさんのご協力あってのことなので、まずはグラミーでBTSの歌を歌うことが目標です。
記者からのメッセージ
― BTSのこれまでの歩みを見守ってくれた記者のみなさんからメッセージを頂いていますのでご紹介します。みなさんからお読みいただいて、意義深い場所になると思います。V:ヘラルド経済のコ・スンイン記者が送ってくださいました。
「『Billboard Hot 100』1位おめでとうございます。これまで地道にアメリカの音楽市場にアプローチしてきた成果がARMYを含む全てのK-POPファンに胸いっぱいの瞬間を捧げてくれました。大衆音楽を取材する記者にもこのような瞬間を味わせてくださり本当にありがとうございます」。
JIMIN:記者さんからメッセージをいただくなんて(笑)。
V:本当に胸いっぱいの感動とその瞬間を記者の方々と味わえて本当に嬉しいです。これからも良い姿を見せられるBTSになりたいと思います。
SUGA:スポーツ韓国のモ・シンジョン記者のメッセージです。
「7年の活動で素敵な成果を成し遂げたBTSのみなさん、そしてパン・シヒョク氏、Big Hit Entertainment関係者のみなさんおめでとうございます。コロナで皆さんが疲れているときに、BTSの1位獲得の便りは本当に干天の慈雨のようなニュースに他なりません」。
SUGA:慈雨のような便りと言ってくださり本当に光栄です。1位になってから多くの方にこのようなメッセージを頂きましたが、記者の方々にこのようなメッセージを頂くのは本当に感慨深いです。これからも頑張ります。
JIN:アイドルチャートのチュ・ヒョンジャン記者のメッセージです。
「1人の音楽ファンとして沢山の嬉しい経験をプレゼントしてくれてありがとうございますと伝えたいです。これからも嬉しい便りをお願いします」。
JIN:僕も本当にありがとうございます。素敵な音楽と多様な経験、これからも沢山プレゼントしたいと思います。見守ってくださりありがとうとうございます。
JUNG KOOK:中央日報のミン・ギョンウン記者です。ぼくは以前お話したときに僕のことについての部分を読んだのですが本当に感極まりました。
「2016年下半期より大衆音楽を担当してBTSの活躍を見守ってきました。記録製造機らしい歩みについていくのが目まぐるしいながらも、たくさん学べて幸せでした。これからもK-POPが今のような花様年華を迎えられるか、それともさらに花咲かせるかとても気になります。メンバーだけでなく、Big Hitの広報チーム、スタッフの皆さん本当にお疲れさまでした」。
JUNG KOOK:僕たちの姿を見て見守ってくださり、そして「学んだ」とおっしゃってくださり本当に感謝です。そして僕たちの歩みを見ながら楽しみにしてくださるという部分もありがとうございます。このような方々のおかげで僕たちがより音楽を頑張り、モチベーションを持つことができると思います。本当にありがとうございます。
記者からの質疑応答
― 「Billboard Hot 100」 1位達成の夢を叶えてから、メンバー同士でどのようなお話をされたのか教えてください。ニュースが伝えられた後、JIMINさんがSNSに「涙が止まりません」という書き込みをされていたのが印象的でした。その涙の意味について詳しいお話、ニュースを見た時、一緒にいたメンバーのことも教えて下さい。JIMIN:(どうして涙が出たのか)正直分かりません。最初はそのニュースを少し遅れて聞いたんです。何時くらいに聞きましたか?
RM:3時くらい。
JIMIN:僕は朝方の4時くらいに聞いたのですが、4時から7時になるまでずっと泣いていて、疲れて眠ってしまいました。初めて見たときは本当に驚いて、JUNG KOOKさんと一緒にいたので、泣きながら盛り上がっていたのですが、チャートを見つめていると、そのチャートを撫でるようになったんです(笑)。その時も涙が流れていて、メンバーと会話もして、RMさんにも「本当にお疲れ様。RMさんのおかげでここまで来られたよ」と話しました。「僕たちもやればできるんだな」という話を沢山したと思います。今振り返ると、僕たちが守ってきたことがあって、やってきたことが認められた、報われた感じがして、今のようなこの時期で手をつないで立ち上がったのが称賛されたような気もして、色々なそのような複雑な感情で涙が溢れたのではないかと思います。それを見た途端、本当に公演したい、ファンのみなさんに本当会いたいと思いました。
― 「Dynaminte」はファン層を超えてアメリカの大衆まで虜にしたという評価を受けています。メンバーのみなさんはアメリカの大衆まで動かせた最も大きな理由はなんだと思いますか?
RM:そうですね…答えるのはすごく難しい質問だと思います。もちろん『Hot 100』1位というのはファンダムだけでは成し遂げられないというのは僕たちも知っていて、アメリカの大衆にどれほどアプローチされているのかというのも分からないですし、大衆とファンダムの境界線がどれほどなのか、どこにあるのかというのも実はよく分かりません。しかし僕が分かるのは、JIMINの話に加えて、地道にアプローチしてきたということがあるかと思います。それが音楽の場合もありましたし、ダンス、舞台裏での僕たちの姿、全ての姿・言葉。ある人が真心をもって何かをしたときに、それが全て通用するわけではないと思います。例えば今のコロナの時期に白紙化されたこともありました。しかしこのBTSというのは僕のチームではありますが、たまに「僕のチームなのか?」と考えさせる力があるんです。このような記録のせいかもしれませんが、音楽とパフォーマンスが持っている力が、僕たちが地道に歌ってきたメッセージ、そして記者のみなさんやスタッフさんの努力も合わさっていると思います。『Dynamite』の場合は言語的な要因もあるでしょう。アメリカで親しいDISCO POPジャンルでもありますし、今のような厳しい状況で、なにか大きなメッセージではなくて、ただ楽しむことできるということが、たまには力になれるんです。それが合わさって通用したのではないと思います。とにかく色々と僕たちが運がよくて、それを僕たちが知っています。謙遜してこれからもやっていきたいと思います。それが僕たちのやるべきことだと思います。
― みなさんが「Dynamite B-side」のミュージックビデオで、ノ・ホンチョルさんのジェスチャーを真似したと話題になりました。実際にパロディーしたのか、面白い場面がどのようにできたのか教えてください。
JUNG KOOK:これはB-sideの映像を見て、僕たちもびっくりしました。監督が当時いろいろジェスチャーの要求をされたのですが、YouTubeの映像が目について、それが思いついたので、軽い気持ちでやっただけでした。メインの撮影ではなくて、カメラのリハーサル的なものだったので、いたずら半分にやってみたのですが、B-sideの方に入りました。僕たちもそれを見ながら大笑いしました。更にここまで話題になるとは思いませんでした。
JIMIN:僕たちは実は「無限挑戦」という番組が昔から大好きでした。MVを撮る前からいろいろ見てきた映像で、僕たちの間で流行っていたジェスチャーで、いつも銃を撃つジェスチャーとかを真似したりしていたんです。でも当時はMVに使われるとは全く想像もしませんでした。僕たちが面白半分で遊んでいて、それがMVに入って笑いました。
JUNG KOOK:みなさんに喜んでいだだけたので良かったです。何回も何回も繰り返して見てたんですよ。
V:JIMINさん1度見せてくだい。
JIMIN:(銃を撃つジェスチャーを実践)
― 7年前のデビューショーケースで「新人アイドルは生き残れないという言葉もあるが、最後まで生き残って大衆に愛されるグループになる」という抱負を語られていました。7年前の自分たち、そして現在のBTSメンバーに伝えたいことがあればお願いします。
J-HOPE:まず、いつも良い質問をありがとうございます。実は7年前、多くの新人グループがデビューしていた時期で、その中で目立つためには、さらに頑張るしかありませんでした。死にものぐるいで最善を尽くして、やれる限りのことをやりました。体力が許す限り、本当に頑張りました。当時ショーケースで話した通り、チームの名前をより知ってもらうための努力をメンバーがしました。誰よりベストを尽くして、最後まで生き残るグループになるのが目標でした。僕が想像した以上に多くの愛情と支持を頂いています。7年前の目標を達成することができて本当に幸せです。そして世の中がBTSの真心を知ってくれたような気持ちになり本当に嬉しくなります。7年前の僕に言いたいことは、「本当にJ-HOPE頑張ったね、その努力は裏切らないよ」と言いたいです。今のメンバーには、本当に本当に大切で、何回言っても足りないくらいですが、僕にとってはいなくてはならない、そして僕が生きる上での大きな理由の一つだと思います。7年間一緒に頑張ってくれてありがとう。そしてこれからもずっとずっと一生、生涯一緒にやっていきたいと思います。この場を借りてメンバーに愛してるよ、好きだよと言いたいです。
― 「Boy With Luv」でもファンたちへの愛情を込めた歌詞が話題でしたが、メンバーの皆さんにとってARMYはどんな存在ですか?
JIN:今回「Billboard Hot 100」1位になれたのも、ひとえにARMYのみなさんのおかげだと考えています。僕たちにとってARMYのみなさんは、いいことがあったら一番最初に伝えたい存在。悲しいことがあったら隠したい存在。いい姿だけを見せたい存在。いいことだけを分かち合いたい存在です。今回「Dynamite」はファンのみなさんと一緒に楽しみたいという気持ちで始めた曲です。ARMYのみなさんと僕たちが一緒に、このように楽しむことができて、その一方で良い成績を出すことができて本当に嬉しく思います。ARMYのみなさんの存在があってこそ僕たちも存在しています。いつもいつも良い姿だけを見せていきたいと思っています。ARMYのみなさんの幸せのため、これからも色々と努力していきます。ARMYのみなさん愛しています。
― ポストコロナ時代、家での時間が増え平凡な日常の幸せも感じることができないですが、みなさんはどのような日常をすごし、どこから癒やされ力を得ていますか?
SUGA:僕は色々と新しい趣味ができました。絵を描くことも始めて、100号、200号のキャンバスに絵を描いたり、ギターも弾いたり。僕だけでなく、メンバーみんながこのような厳しい状況で何をしたらいいかと悩みました。下半期のアルバム作業もしていますし、運動を始めたメンバーもいます。これまでできなかったことをしながら癒やされています。
J-HOPE:RMさん最近本当に運動していてがっしりしました。昨日見てビックリしました(笑)。
― 2020年、新型コロナウイルスによりワールドツアーが中止となりましたが、「Billboard Hot 100」で1位という成果を得ました。BTSにとって2020年はどんな年として記憶に残ると思いますか?
RM:実は2020年の初めはすごく良かったと思います。カムバックをして準備していたツアーがあって。でも春がくる前にコロナ感染症が発生していまい、みんな憤っていたり疲れていたりしました。どのように記憶されるかと言うより、どのように記憶したいかということで、僕の希望は、このコロナが一刻も早く収束されて、これからの先がわからなくても、「そんあこともあった。その時僕らは最善を尽くした。ツアーはできなかったけど、世界のファンのみなさんには会えなかったけど、『Hot 100』1位もあった。頑張ったよね」という風に終わらせたいと思います。新しい時代の始まりとなり、人々が対面できないようにはならないでほしいです。「Hot 100」の1位になれて本当に嬉しいですが、そうなってしまったら本当に悲しいと思います。あとから振り返ったら「最善を尽くしたよね」というふうに記憶したいと思います。そのために今も色々なことをしていますし、ニューアルバムもリリースされますし、パフォーマンスにも励みたいと思います。僕たちがいるこの位置で、僕たちができることをしたいと思います。僕たちだけでなく皆さんにも特別な年になると思います。
― BTSの次の目標はなんですか?抽象的な目標ではなく、具体的な目標と報告性を教えてください。
JIMIN:具体的な答えを望んでいらっしゃるかと思うのですが、そのように答えられないと思って先にお答えしたいと思います。僕の考えは、僕たちにできることは全部やりたいと思います。やるべきこと、やらなければいけないことがあると思いますが、これからも継続して音楽と舞台を頑張りたいと思います。今新型コロナが収束するために頑張ってくださっている方々がいます。それでも一気にこの状況を打開するのは難しい時期だと思います。全ての人々が力を合わせて努力すべきだと思いますがそのためには心構えが必要だと思います。僕たちができるのはそのような方々が気分展開できるように、爽やかな気持ちになれるようにできることをすることだと思います。そのように協力したいと思いますし、それが僕たちのもう1つの目標になるかと思います。さっきSUGAさんが話したように、グラミー賞にいって、このような国にこのような歌手がいるというのを見せたいです。これは僕の目標です。そして本当に早くコンサートをしたいです!
RM:いつも僕たちのこれからの歩み、方向性について、具体的に質問を頂いて感謝しています。記者のみなさんのおかげで、これからの計画を、このように話せる場をつくってくださっていると思います。未来を期待してくださっている方が多く、本当に感謝しています。音楽なら、誰もが夢見るグラミー賞で単独の舞台をしたいというのが目標です。そしてノミネートも目標です。できれば受賞も目標です。数字的なこういう部分も重要だと思います。そして今、公演するということが本当に夢になりました。複雑な気分にもなりますが、屋外でコンサートを開きたいと思います。それがいつになるかわからないのですが。屋外で多くの方々をお招きして、お祭りのように公演ができるのであれば、今の時期に夢のようなことはこれ以上ないでしょう。短期的には、僕たちが今年頑張って準備しているアルバムが新しく出ます。そしてコンサートも開くことになると思います。これからもBTSは、できることに集中し、僕たちができる場所で、僕たちが何をすべきなのか、今何をしていえるのかを忘れずに、BTSらしく頑張っていきたいと思います。僕らの流行語では「チェキラ」というのですが、頑張っていきたいと思います(笑)。
― アメリカの4つのメジャー授賞式で公演をした初の韓国歌手となりましたが、感想を教えて下さい。
V:僕は実はさきほど、J-HOPEさんがコメントしているときに、本当に感動して涙が出ました。
SUGA:泣いてましたよね。
V:本当に驚きました。こんな幸せな日なのになんで僕は涙が出るんだろうと驚きました。質問に対する答えは、練習生のときから4つの授賞式についていろいろと学んで、検索してみたり、いつかここに立てるのかなと考えていました。長く感じるかも知れませんが、7年でこの舞台に立てたのが本当にすごいと思います。これが本当にARMYのみなさんが作ってくださったことだと思います。僕の人生で死ぬまで拍手を送れるほどだと思います。死ぬまで誇らしく思っています。僕の記憶の中では本当に長く残る出来事だと思います。
― リアルタイムで見守っている世界中のメディアのみなさんに挨拶をお願いします。
V:今日は記者のみなさんからお手紙も頂いて、本当に僕たちは幸運ですね。本当に記者さんのメッセージを見ながら、勇気づけられて、そして力を頂くことができました。さらにかっこよく、頑張っていきたい。そして誇らしい便りを伝えるBTSになります。色々といい記事をおねがいします。
SUGA:お忙しい中、本日このように見守っていただいてありがとうございます。ご健康に気をつけられて、またいいニュースでお目にかかれるよう努力致します。もっと頑張ります。
JIN:長時間に渡って僕たちの話を聞いてくださってありがとうございます。オンライン生中継で残念ではありますが、これからもご関心、愛情をお願いします。今日もいい一日をお過ごしください。
JUNG KOOK:このようにいいニュースでみなさんにお会いすることができて嬉しいです。貴重な時間を割いてくださってありがとうございます。これからももっと頑張って、いいニュースをお伝えできるようにがんばります。
RM:いいことがある度に、素晴らしい記事で真っ先に応援して下さる皆様、ありがとうございます。次回は必ず直接お目にかかって、お声をお聞きできることを祈っています。(英語で)いつも素晴らしい記事をありがとうございます。そして健康でいて下さい。
JIMIN:本日はいいニュースでご挨拶できて幸せでした。これからどのような形で僕たちの目標をつくっていくか、見守っていただきたいと思います。僕は僕たちの歌が大好きで、今回準備しているアルバムの曲もご期待頂ければと思います。
J-HOPE:記者のみなさん、「Billboard Hot 100」1位の感想を述べるということ自体信じられないと思います。毎回僕たちとこのように素晴らしい一瞬一瞬をともにしてくださりありがとうございます。素晴らしい記事を書いて頂き、みなさんに知ってもらえるようにして頂き感謝しています。重ねて感謝申し上げます。みなさんご健康に気をつけて、マスクもしっかりとつけて、ファイティン!
RM:長時間にわたり、オンラインのMEDIA DAYをご視聴のメディア関係者のみなさんに感謝致します。いつも一生懸命に努力します。BTSでした。
BTS、米ビルボードのメインシングルチャート「Billboard Hot 100」1位獲得
「Billboard Hot 100」はアメリカで最も権威ある楽曲チャート。CDや音源の売上だけでなく、ラジオでのエアプレイ、ストリーミング、YouTube再生数などを集計し、時代にあった方法で“現在最もヒットしている曲”をランキングする。そのため人気のある歌手でも、上位にランクインすること自体が難しい。だからこそBTSとBillboardチャートの関係は、ただ彼ら記録更新としてだけではなく、米ボップス界にとって大きな歴史に変化として位置づけられる。
BTSは2017年9月に「DNA」の85位で初ランクイン。その後彼らの音楽が世界的に浸透するにつれ、着実に順位を上げ、2018年6月には「FAKE LOVE」の10位で初TOP10入りを果たした。
今回の1位獲得は、とりわけアメリカ音楽界で、非英語圏のボーイズグループが歴史を変えた偉業として大きく報じられている。(modelpress編集部)
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