VIXX LRの“喜怒哀楽”レオが最近怒ったことは？それぞれの夢も語る モデルプレスインタビュー＜後編＞

■インタビュー前編はこちら
http://mdpr.jp/k-enta/1539214

ストイックな体作り

― 「Beautiful Liar」はヴィジュアル面でのこだわりも感じられました。

ラビ：今回は僕とレオさんで相反する姿をヴィジュアル的に表現しようと思いました。この「Beautiful Liar」という曲自体が、1人の男性が持つ2つの内面を歌っているので。外見的には、僕が髪の毛を白く染めて、レオさんは黒髪。僕の衣装が華やかなスーツであれば、レオさんはすっきりとした単色のスーツというように、異なる2つの要素のハーモニーを追求していきました。

― 赤いアイシャドウも目を引きました。

ラビ：メイクのポイントについては、僕が赤いアイシャドウをたくさん使って、レオさんは涙を表現するようなシルバーなど、パール系の色を多く使っていましたね。

― 今、日本の女の子の間でも、赤をきかせた“血色メイク”がトレンドなんです。

ラビ：是非ミュージックビデオを見て真似してください（笑）。

― メイクをする機会が多い中で、肌のケアで心がけていることはありますか？

レオ：よく洗うこと。

ラビ：化粧をよく落とすこと。皆さんのヒントになるようなことを言えなくてすみません（笑）。

― 今回の活動へ向けて、特別な体作りはしましたか？

レオ：アルバムを出す前にダイエットや体作りに努めました。ラビくんの場合は体作りですね。体重管理や運動管理をして。僕ももっとかっこいい体を作るために取り組みましたが、特にラビくんが本当に一生懸命、食事を気にしながら体を作っていきました。

ラビ：ゆで卵や鮭をよく食べていました。

私服は「可愛らしく」着こなす

― お2人は私服もおしゃれですが、コーディネートのこだわりを教えてください。

ラビ：洋服は気分によって選びますが、可愛らしく着ることを心がけています。かっこよく見せようとか、着飾ろうというよりも、可愛らしく見せたいと思っています。最近は「adidas（アディダス）」とデザイナーのラフ・シモンズがコラボレーションした赤い靴を買いました。

レオ：僕も普段は可愛らしく着るのが好きです。クラシカルな服も好きだし、少しアバンギャルドに、ルーズに着たい時もあるので、その日の気分や、天気によって服を選んでいます。日本では「コム・デ・ギャルソン」の服を買いました。黒いパンツなんですけど、黒でパターンがさり気なく入っているデザインです。

― 日本の女の子のファッションはどういった印象ですか？

ラビ：日本の女の子のファッションがこういうものだ、とはまだはっきりわからないんですが、日本で道を歩きまわっていて感じるのは、様々なスタイルが共存しているということです。流行だけを追っているわけではない点が良いなと思いました。

レオが最近怒ったことは？

― 最近あった“喜怒哀楽”にまつわるエピソードを教えてください。

ラビ：まず「喜」から話すと、おいしいものを食べること。LRの活動の時は「もっと素敵な姿を見せたい」という思いから食事制限をしていて、あまり食べていなかったんですね。活動が終わった今、おいしいものを食べ歩くのが喜びです。「怒」は…すごく憤りを感じたってことはなかったかな。悲しいこともないし…。「楽」はやっぱり食べること（笑）。あ、昨日のボーリングも楽しかったですね。

レオ：「楽」は曲作りの作業や、甥っ子に会うこと。そして日本で活動したことが記憶に残っていますし、楽しかったです。昨日「怒」がありました。夜中、ラビくんがいびきをかいて明け方に目が覚めてしまったことです。

ラビ：いびきはよくかくんです。“時々”かかないです（笑）。

レオ：1人で布団をバサバサ動かしたら少しだけ静かになったので、それで怒りはおさまりました。

夢を叶える秘訣を語る

― 個人的な活動の夢や目標をお聞かせください。

レオ：これからも素敵な音楽、曲を作っていきたいし、機会があればソロのアルバムも出したいと思います。もちろんVIXXとしてもたくさんの姿を見せていきたいと思います。

ラビ：プロデューサーとして、ラッパーとして。両面での活動を今後も続けていきたいと思います。VIXXのアルバム、ラビのアルバム、この2つを考えながら、今後も曲を作り続けたいです。さらに長い目で見た未来には、オリジナリティあふれるラップを作って公演をしてみたいなと思います。

― 最後に、エンターテインメントの第一線で活躍するお2人から、モデルプレス読者へ“夢を叶える秘訣”をアドバイスお願いします。

ラビ：僕も15歳の時、こういう仕事をしたいなと思っていましたが、当時は具体的にどうすればいいかよくわかっていませんでした。実際にこの世界に足を踏み入れてみてから、具体的な夢や情熱が湧き上がってきたんです。そうしていくうちに自分のなりたい姿を描けるようになったので、皆さんも夢や情熱を持って一生懸命邁進してください。いい成果を得られるように応援しています。

レオ：夢を叶える秘訣は、夢を持つことです。自分が何をしたいのかということ。自分がステージに立って歌を歌いたいとか、はっきりとした目標意識を持って、いつまでも揺るぎのない気持ちを持つことが大事じゃないのかなと思います。僕の周りを見ても、最後まで残って頑張っている人達は、小さい頃から目標意識がはっきりしていた人達なんです。もしかしたら挫折をすることもあるかもしれないけれど、自分の夢に向かって走り続けていく。それがとても重要だと思います。

― ありがとうございました。

常に客観的な目線を持ってVIXXというグループに取り組み、ラッパーとしての自己プロデュースにも心血を注ぐラビ。そしてその姿を心から尊敬するレオも、唯一無二の世界観、表現力に磨きをかけ、ひとりのアーティストとして成長し続けている。そんな2人が本気で音楽を作り、刺激し合い、苦労を乗り越えた今回のユニット活動は、2人にとってはもちろん、他のメンバーにとってもかけがえのない功績に。“大衆に愛される”グループを目指すVIXXが、また新たな殻を破り、飛躍を遂げる、ひとつの道標となったに違いない。（modelpress編集部）

VIXX LR初のライブ東名阪ツアー開催決定

公演名：VIXX LR 1st LIVE SHOWCASE TOUR “Beautiful Liar”
【日程・会場】
2016年1月6日（水）開場18時／開演19時
愛知県：名古屋ダイヤモンドホール

2016年1月10日（日）開場16時／開演17時
東京都：豊洲PIT

2016年1月15日（金）開場18時／開演19時
大阪府：大阪ビジネスパーク円形ホール

※開場／開演時間は変更の可能性あり
※最新情報はオフィシャルサイトにてご確認ください。

VIXX（ヴィックス）プロフィール

「Voice, Visual, Value In Excelsis ＝ VIXX」最高のVoice、最高のVisual、最高のValueを兼ね備えたアイドルグループ・VIXXは2012年、Mnetのオーディション番組「My DOL」での活躍が認められ、ソン・シギョン、ソ・イングクなどを擁するジェリーフィッシュ・エンターテインメントよりデビュー。メンバーは、チャーミングでカリスマ性のあるリーダーのエン、クールなポーカーフェイスのレオ、ソウルフルなボーカリストのケン、ダンスにラップ、多才な才能のラビ、花美男のホンビン、グループのマスコット、末っ子のヒョギの6人。ポップセンス溢れる楽曲とユニークでドラマチックなパフォーマンスで人気を博す。韓国での代表曲は「傷つく準備ができてる」（2013）、「呪いの人形」（2013）、「Error」（2014）、「別れの公式」（2015）など。2015年9月に日本2ndシングル「Can’t say」をリリースした。

VIXX LR（エル・アール）プロフィール

＜LEO（レオ）＞
本名：ジョン・テグン
ポジション：メインヴォーカル
生年月日：1990年11月10日
身長：183cm
体重：63kg
血液型：O型

＜RAVI（ラビ）＞
本名：キム・ウォンシク
ポジション：ダンス、ラップ
生年月日：1993年2月15日
身長：183cm
体重：63kg
血液型：O型