&TEAM・JO、Kとの初ドーム公演カバーステージ秘話・映画初主演で問われた“なぜ踊るのか”の答えまで【「ワンダンス」インタビュー後編】
2026.11.06 18:00
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9人組グローバルグループ・&TEAM(エンティーム)のJO(ジョウ/22)が映画『ワンダンス』(11月27日公開)で映画初主演を務める。初主演という大役を務めたプレッシャーや不安との向き合い方、彼自身が「なぜ踊るのか」に迫ったインタビュー後編。初ドーム公演を開催し、グループとしても躍進を続ける活動の原動力とは――。
JO(&TEAM)主演映画「ワンダンス」
「月刊アフタヌーン」(講談社)に連載中の珈琲氏による漫画『ワンダンス』が実写映画化。吃音があり、目立つことを避けて周囲に合わせて生きてきた小谷花木(カボ)が、人目を気にせず踊る湾田光莉(ワンダ)と出会い、ダンスの世界に飛び込んでいく青春ストーリーだ。主人公のカボをJO、主人公の運命を変える湾田光莉(通称ワンダ)を池端杏慈、カボが飛び込むダンスチーム・TEAM ONを率いるカリスマダンサー・宮尾恩を山口綺羅(Girls2/※「2」は正しくは2乗表記)、カボの才能を見抜きダンスバトルへの挑戦を後押しする先輩・厳島伊折をRAN(MAZZEL)、カボたちのダンスバトル最強のライバルとなる壁谷楽(通称カベ)をTSUKKI、ダンスコンテストでカボたちの前に立ちはだかる実力派チームのリーダー・巧宇千(通称ウセン)を高松アロハ(※「高」は正式には「はしごだか」/超特急)が演じる。
JO(&TEAM)、初主演のプレッシャー・不安はむしろ自然な演技に繋がった
― これまでは&TEAMのメンバーの皆さんと一緒の現場が多い中、今回はお1人で、しかも主演という立場でした。普段との違いや緊張感はいかがでしたか?JO:主演としての責任感・緊張感は倍に感じていたように思います。もちろんいつも責任感は持っていますが、&TEAMでは9人でなにか1つのものを作るというのを目標にパフォーマンスしている一方で、今回は1人の踊りと動きで全てを伝えないといけない状況だったので、そこに対する不安もありましたし、逆に「やってやるぞ」という気合もすごくありました。
― 主演として現場で心がけていたことはありますか?
JO:映画の現場も初めてだったので「まずは全部吸収しよう」というのを一番に思っていました。そこにプラスして、自分が少しでも疑問に思った時はしっかり伝えて、一緒に作り上げていきたいということも意識していました。草場尚也監督とはすごく意見を交換しやすくて「こうしてみるのはどうですか?」と言いやすかったですし、そうしたらすごくいい答えが返ってきたり、逆に2人で悩んでいる時間もあったり。それが自分にとってすごく刺激になりましたし、本当にいい現場だったなと思います。
― 初主演で感じていたプレッシャーや不安はどうやって跳ねのけましたか?
JO:映画を作る上でまず言われたテーマが「抑制からの解放」でした。最初は心を閉ざしてこもっていたけれど、最後のシーンに向かうにつれてどんどん踊りや心が解放されていくというテーマを前提に置いていたので、自分自身に不安があった時も、逆に「今はこの不安を感じていていいんだ」と思いましたし、その不安をむしろ利用した方が自然な演技ができるのではないかとも感じていました。不安を感じながらも心の中に溜めていたというか、良い不安・良い負担になっていたと感じます。
― むしろ不安を抱いていたおかげで演技も良くなった?
JO:その気持ちのおかげで表現できたことは本当に多いと思います。その分、最後の方のシーンではダンスにもより躍動感が生まれましたし、解放された表情がより見せられたのではないかなと感じます。
JO(&TEAM)「なぜ踊るのか」の答え
― 本作はカボが踊ることを通じて変わっていく物語ですが、JOさん自身、本作で「自分が変わった」と感じる部分はありますか?JO:一番大きく変わった部分は、やはり人前でフリースタイルを踊ることです。撮影の準備でダンス監修者の琉那さん(三浦琉那)と一緒に練習する中で、最初に「なぜ踊るのか」と質問されました。今までの活動の中ではフリースタイルで踊ることに対して少し怖い気持ちがあったのですが、その質問を受けて僕も「なんで踊っているんだろう」と考えながら、練習の中で答えを探していくうちに、今までよりももっと自由に表現していいんだと感じることができて。人前でフリースタイルを踊るのが楽しくなりました。そこが今回、自分の中で一番成長した、変化したところだと思います。
― 「なぜ踊るのか」その問いに対する答えは出ましたか?
JO:撮影前には「指の動作やヒットなど、動きの一つひとつで僕自身を伝えたい。何を感じているのかを動きの一つひとつで伝えるために、僕は踊るんだ」という答えを琉那さんに話しました。
― 撮影を経てその考えに変化は?
JO:今もそれは変わらないです。ただ、先日初ドーム公演を開催させていただいて、会場規模がどんどん大きくなっていくたびに、「その意識自体は変わらないけれど、もっともっとそれを大きく表現していかないといけない」と常に感じています。
JO、Kと作り上げた&TEAM初ドーム公演カバーステージ秘話
― 9月5~6日に埼玉・ベルーナドームで開催された初の単独ドーム公演「2026 &TEAM CONCERT TOUR ‘BLAZE THE WAY’ ENCORE in BELLUNA DOME」を経て、また少し考えが変わったんですね。その準備期間や本番など、何か印象に残っていることはありますか?JO:今回のドーム公演ならではのものでいうとカバーステージがあり、僕はK(ケイ)くんと2人で『secret base ~君がくれたもの~』(ZONEの楽曲)をカバーさせていただきました。広いドームで2人だけで雰囲気作りをしないといけなかったので、歌のほかに何ができるかなと考えて、映像やステージのリフトをうまく使いながら、ストーリーやコンセプトを作ったんです。その演出を考えながら練習した時間がすごく記憶に残っています。「この演出は絶対LUNE(読み:ルネ/ファンの呼称/「E」は正しくはエキュートアクセント)が感動するよね」など、2人で話し合いながら作るのが楽しかったです。
― 映像やステージセットがとてもエモーショナルでした。1日目と2日目では衣装も違いましたよね。
JO:元々は1日目の制服で2日間パフォーマンスしようとしていて、2日目の浴衣は直前に決まったんです。制服は『secret base ~君がくれたもの~』のストーリーを伝えるのにぴったりだと思いましたが、浴衣は物語にプラスして、LUNEの皆さんへのサプライズプレゼントのようなものだったと思います。
― 衣装はお2人のアイデアだったのですか?
JO:制服は僕たち2人のアイデアで、違う制服を着ることで転校してしまった友達のような関係性を作りました。浴衣は衣装チームの方と話し合った時に出てきたアイデアで「両方やりたいね」となって、1日目は制服、2日目は浴衣になりました。
JO(&TEAM)、活動の原動力と「夢を叶える秘訣」


JO:今までは9人で1つのものを作ってきました。今回もちろん(映画の撮影現場にも)助けてくれる方はいましたが、&TEAMとしては1人で成し遂げないといけない。ある意味戦いの場に出るような感覚というか、しっかりこの作品をいいものにしないといけないという責任感が強かったです。「僕がこの映画をいい作品にして、&TEAMをもっと知ってもらうきっかけになるようにしたい」という覚悟自体が原動力になりましたし、諦めない気持ちにも繋がったのではないかと思います。
― 根底に「グループのために」という思いがあるのは、メンバーの皆さんの支えも大きいからでしょうか。
JO:そうですね。僕もそうですし、Kくんも映画の出演でいなかったこともあって、(K・JOをのぞく)7人で作らなければいけない舞台もあったんです。僕たちが抜けることで生まれてしまう変化もあったので、グループ活動に参加できないからには、この期間は本当に全力でやらないといけないという気持ちがずっとありました。
― 最後に、さまざまな活躍を経た今、JOさんが考える「夢を叶える秘訣」を教えてください。
JO:この作品の中で僕が好きな言葉に「頑張って“普通”でいるくらいなら、やりたいことやって“変”でいいよ」という言葉があるのですが、本当にその通りだなと思っていて。自分がやりたいことへの気持ちに素直になって「やりたい」と感じたらすぐに始めるのが一番だと思います。そうすることで少しずつでも夢に近づけるのではないかなと、僕もこの作品を通して考え方が変わりました。
― 貴重なお話をありがとうございました。
(modelpress編集部)
JO(ジョウ)プロフィール
2004年7月8日生まれ。HYBE MUSIC GROUP傘下のレーベルの1つであるYX LABELSが手掛ける日本発のグローバルグループ&TEAMのメンバー。&TEAMは2022年のデビュー以来、一糸乱れぬ圧倒的パフォーマンスとメンバーの絆で人気を博してきた。2025年には3rd SINGLE「Go in Blind(月狼)」と、韓国デビュー作であるKR1st Mini Album ‘Back to Life’によって、日本を拠点とするグループとして初めて、日本・韓国の両国でミリオンを達成。2026年9月には初の単独ドーム公演をベルーナドームで開催した。JOは映画『ワンダンス』(2026年11月27日公開)で映画初主演を務める。
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