「25時、赤坂で」「ラブエア」で話題の南雲奨馬、刺激を受けた共演者は?BLドラマ出演のための徹底した体作り・キスシーン秘話【モデルプレスインタビュー】
2025.05.30 17:00
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ドラマ「25時、赤坂で」(テレビ東京系/2024)や「Love in The Air-恋の予感-」(FOD/2024)への出演で注目が集まる俳優・南雲奨馬(なぐも・しょうま/23)に、モデルプレスがインタビュー。話題のBL作品出演を経ての変化、共演者から受けた刺激などを語ってもらった。
南雲奨馬「25時、赤坂で」「ラブエア」で話題
南雲は2002年2月20日生まれ、東京都出身。SNSをきっかけに芸能界入りし、2022年には「教祖のムスメ」(MBS)で俳優デビュー。その後も「みなと商事コインランドリー」(テレビ東京系/2022)、配信ドラマ「恋リアなんて嘘だらけ?」(2022)などに出演し、演技経験を重ねた。そして2024年、人気BLコミックの実写ドラマ「25時、赤坂で」への出演を果たし、一躍注目を集めた。さらに同年、国内外でヒットしたタイBLドラマの日本版リメイク作「Love in The Air-恋の予感-」でクワトロ主演の1人を務め、話題を呼んでいる。
南雲奨馬、話題作出演で感じた変化
― 最近では「25時、赤坂で」「Love in The Air-恋の予感-」などへの出演で一層注目を集めていますが、出演前後で反響に変化はありましたか?南雲:作品に出てから、自分のことを応援してくださっている方の年齢層が一気に広がった気がします。SNSのコメントもそうですし、イベントなどで直接会いに来てくださる方の年齢層が広く、年上の方から年下の方までいろいろな方に来ていただいています。
― どちらも話題作でしたが、周囲からの反響はいかがでしたか?
南雲:周りの方の反響も多いです。仲の良い友達は「恥ずかしくて観られない」と言われたり、自分の家族や親戚も観てくれました。
― ご自身の心境にも変化があった?
南雲:俳優としての気持ちがより強くなりました。周りは実力も経験もある方ばかりなので、その中に入れていただき、みなさんのお芝居に対しての考え方は勉強になりました。
南雲奨馬「ラブエア」オーディションで感じた自信
― 「Love in The Air」はオーディションで決定したとのことですが、人気作ということもあり多くの方が参加されていたと思います。その中で自分が選ばれた理由はどのように考えていますか?南雲:原作を観たとき、僕が演じた嵐士(嵐/Payu)に自分と近いものをすごく感じたんです。見た目もですし、バイクや建築など共通点がたくさんあり、「これは受かるんじゃないかな」という自信がありました。
― オーディションや撮影を経て、ご自身が成長したことや周囲から学んだこととかはありますか?
南雲:「25時、赤坂で」も「ラブエア」も、お芝居に対する考えはガラッと変わりましたし、自分を成長させてくれました。しっかりとした役をもらって作品に参加するのがほぼ初めてだったので、現場に挑むときの姿勢やお芝居での細かい目の動きなど、さまざまなことを吸収できました。
南雲奨馬、BLドラマ出演前に徹底して準備したこと
― BLドラマ出演時に、準備したことや心がけていることを教えてください。南雲:言葉遣いと体作りは、作品に挑む前に徹底してやっています。「Love in The Air」では筋トレをするシーンなど体を見せる場面がたくさんあったのですが、原作の嵐役の方も筋肉がついているけどつきすぎていない綺麗な体をしており、そこに近づけるようにトレーニングや食事制限をして作り上げていきました。また、原作の方は言葉遣いや姿勢が綺麗で、怒るときも荒っぽくなりすぎずに品があるように感じたので、そこも意識していました。
― 男性とのラブシーンで難しかった部分はありますか?
南雲:ラブシーンはすごく難しかったです。動きが決められた中で、カメラの位置を把握しながらも感情と言葉を伝えなければいけなくて、映像で観ていたときと比べて実際に演じるのはこんなにも難しいのだと感じました。キスするにもカメラの角度を配慮しなければいけないので、相手役の方やカメラマンの方と話し合い、一緒に作り上げていきました。
南雲奨馬、刺激を受けた共演者
― 先ほども共演者の方から刺激を受けたというお話もありましたが、同世代の方との共演が多い中で特に刺激を受けた方を教えてください。南雲:「25時、赤坂で」では自分以外の3人(駒木根葵汰、新原泰佑、宇佐卓真)ともたくさん経験があり刺激を受けたのですが、中でも駒木根葵汰くんは演技力や芝居に対する姿勢が勉強になりました。
― 演技についてお話されたことはありますか?
南雲:自分は映像や芝居を見て勉強したり吸収していったのですが、台本の覚え方やカメラを前にしたときの動き方など、細かい話はしていました。
― ちなみに「Love in The Air」のお相手・玲役の濱屋拓斗さんとは、その後プライベートなどでの交流はありますか?
南雲:仕事でもたくさん会いますし、プライベートでも結構会うようになりました。夜にドライブに行ったり、自分たちが出演したドラマのポップアップに一緒に行ったりしていて、それをSNSに載せるとファンの方にも喜んでいただけます。
南雲奨馬「ごくせん」「ROOKIES」に影響
― 南雲さんはSNSをきっかけに芸能界デビューされたとのことですが、元々芸能界に興味があったのですか?南雲:興味はありましたが、遠い存在だと思っていました。
― いつ頃から?
南雲:18、19歳くらいです。
― 憧れている方がいたり、作品に影響を受けたりしたのでしょうか?
南雲:小学生、中学生のときに観ていたテレビに影響を受けており、自分が逆の立場として誰かの活力になったり、影響を与えられるような人になりたいと思っていました。「ごくせん」シリーズ(日本テレビ系)や「ROOKIES」(TBS系/2008)などを観ていたので、そういう作品には影響を受けました。
― 芸能界入り前のSNS活動において、発信していく上で努力したことをお聞かせください。
南雲:自分の見せ方や外見を磨くことから始めました。ボディメイクやスキンケアもですし、自分に似合う髪型など、自分を理解する作業をしました。
南雲奨馬の怒りを乗り越えたエピソード
― 様々な経験を重ねてきた南雲さんがこれまでの人生の中で「怒りを乗り越えたエピソード」を教えてください。南雲:あまり怒りはないんですよね…。悔しさはあるので、それが怒りにちょっと近いのかな。でも、怒らないように努力しています。人に対して怒るときって、自分が相手に何かを求めてしまったときだと思うので、そうなる前に距離を置いたり、相手に求める前に自分がやってしまったり、怒りになる前に行動するように心がけています。
― 以前のインタビューでも、行動することを大切にしていて、それによって周囲の反応が変わったとお話されていましたが、周囲が肯定的に変化したきっかけはありますか?
南雲:やはり結果が付いてきてから周りの方々は認めてくれるようになったと感じているので、結果を出せるように行動するよう頑張っています。
「25時、赤坂で」に出演してから、周囲の俳優の方や芸能関係の方々に「観ました」という声を多くいただくようになり、“認められた”ではないですが「自分の作品を観てもらえたんだ」と喜びがありました。
― 今後さらなる活躍が期待される南雲さんですが、現在目標としている俳優さん、共演してみたい方はいらっしゃいますか?
南雲:「25時、赤坂で」や「ラブエア」でご一緒したみなさんと違う作品でも出会えたら嬉しいです。実現できるように頑張りたいです。
― そのほかに憧れている方はいますか?
南雲:憧れの方はあまりいません。憧れるとどこか真似してしまう部分もあると思うので、自分にしか出せないものを探したいです。
― 先ほど「ごくせん」や「ROOKIES」に影響を受けたというお話もありましたが、今後挑戦してみたい役柄や作品はありますか?
南雲:自分が観ていたようなヤンキー役や学園モノに出演したいです。また、「ラーゲリより愛を込めて」(2022)を観たのですが、すごく心を動かされたので、あのような作品にも俳優として挑戦したいですし、出られるように実力をもっとつけていきたいです。
南雲奨馬の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、南雲さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。2022年のインタビューでは「行動力と周りへの感謝の気持ちを忘れないこと」とおっしゃられていました。南雲:あまり変わっていないです。行動することが1番で、そのあとに努力を重ねる。そして周りの人の感謝を忘れないのも変わらずですね。とにかく行動です。
― そうしたことで叶ったことはありますか?
南雲:芸能活動そのものです。「芸能をやりたい、やってみようかな」と思ったときに行動をして、何か結果が出たときに「やっててよかったな」と思えました。明確なものを挙げるのは難しいですが、作品に出て多くの方に観てもらえたときに「自分って俳優になれているんだ」と実感が湧き、今まで努力してきたことが結果に繋がったと感じます。
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
南雲奨馬(なぐも・しょうま)プロフィール
生年月日:2002年2月20日血液型:A型
出身地:東京都
身長:179cm
趣味:筋トレ
特技:腕相撲、片手腕立て
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