モデルプレスのインタビューに応じたISSEI(C)モデルプレス

ISSEI、不安・挫折との向き合い方「TOBE」所属は滝沢社長からの言葉が後押しに「とにかく前を向き続けて進んでいく」<モデルプレスインタビュー>

2025.02.03 17:00

1月23日に配信されたデジタルシングル「Go Getter feat. AK-69」でソロデビューを果たしたISSEI(イッセイ・20)にモデルプレスがインタビュー。新しい環境に身を置いて活動していくと決めた理由、滝沢社長からの励みとなった言葉、今目指している理想のアーティスト像などを語ってもらった。

ISSEI、TOBE所属へ

ISSEI(C)モデルプレス
ISSEI(C)モデルプレス
2024年12月3日に、「TOBE」の公式YouTubeチャンネルにて生配信された動画で、「TOBE」への所属を報告。アーティスト名を「ISSEI(イッセイ)」としてスタートを切った。

1月23日にはデビュー曲となるデジタルシングル「Go Getter feat. AK-69」を配信。同楽曲では、「ISSEI」として、ソロ活動をスタートすることへの、熱く強い決意を表明。長年のファンだというヒップホップアーティストのAK-69がプロデュース・作詞作曲を担当し、feat.として歌唱にも参加するなど夢のコラボレーションが実現した。

ISSEI、TOBE所属への思い語る

ISSEI(C)モデルプレス
ISSEI(C)モデルプレス
― 昨年2024年12月に現在の事務所への所属を発表されましたが、新しい環境へ身を置くことに不安はありましたか?

ISSEI:自分の性格や元々のマインドとして、何かに挑戦したいと思った時、失敗するか成功するかは別として後悔したくないタイプなので、今回の決断も自分のマインドに従って結構スパッと決めたんです。もちろんアイドルとして活動してきた期間も貴重な経験をたくさんさせてもらった大切な時間だったし、自分の中では大きな選択だったので、不安がゼロと言ったらそれは嘘になりますが、覚悟を持って今の環境で活動していこうと思いました。

― 新しい場所で挑戦してみようと思ったきっかけ・踏み出そうと思った出来事を教えてください。

ISSEI:音楽が好きで自分で制作することも好きなので、音楽に費やす時間を増やしたいと思ったことをきっかけに音楽で自分らしさを引き出していきたいと思いました。自分でこうしようと1度決めたことは曲げない性格なのでこのタイミングで環境を変えてやっていくことを決めた以上、中途半端にするのは嫌なので、自分のやる気や気持ちだけではなくそこにプラスしてクオリティもついてくるようにスキルアップすることを日々考えています。今まで応援してくれているファンの方も、今後新たにファンになってくれる方や僕のことを全く知らない方にもたくさん見てほしいですし、新しい環境でも「やっぱりいいじゃん」と絶対に言わせたいし、言わせます。

ISSEI、デビュー曲制作秘話 大ファンAK-69とのコラボ実現まで

ISSEI(C)モデルプレス
ISSEI(C)モデルプレス
― デビューデジタルシングル『Go Getter feat. AK-69』が解禁され、いよいよソロ活動が始動していきますが昔から大ファンであったAK-69さんとのコラボはいつ頃から考えていたのですか?

ISSEI:AK-69さんはヒッピホップ界のレジェント的存在で、高校生の頃から自分でライブのチケットを取って観に行くほどのファンでした。デビュー曲を制作するにあたって、ヒップホップの軸でしっかりやりたいと方向性が決まった時に、AK-69さんの『Flying B』という楽曲をリファレンスした形にしたいという強い思いが湧いたんです。そこから去年開催していたツアーの名古屋公演でご挨拶をさせてもらい、「楽曲を提供してほしい」と直談判しました。

後先考えず、自分が良いと思ったものが正しい、人にどう言われようが自分は自分でブレずに進んでいくことや1度決めたことは曲げないという僕の強みでもある思いがAK-69さんにも伝わって、すごく素晴らしい楽曲を提供していただき、今回のコラボを実現させることができました。

― デビュー曲『Go Getter feat. AK-69』は中毒性があり疾走感溢れる楽曲ですね。

ISSEI:ありがとうございます。歌詞に関しては、僕から「こうしてほしい」とは全く伝えていないのですが、このリリックができあがってきた時に数回しかお会いしたことがないのに今の自分の現状にぴったりとハマっていて、正直驚きました。直球的なハードな歌詞もありますが、それもヒップホップという形として楽しんでもらえたらと思います。

― デビュー曲『Go Getter feat. AK-69』の聴きどころや楽曲を通して伝えたいことは?

ISSEI:この曲を聴いて「もう少し頑張ってみよう」とまだ火を灯しきれてない方に着火させる、ライター的な役割になれる楽曲だと思います。コーラスなどにはAK-69さんも入ってくださっていて、歌詞も含めて今の自分にしか歌えない楽曲に仕上がり、ヒップホップの中でも聴きやすくなっていると思います。これをきっかけにヒップホップに興味を持ってもらえたら嬉しいです。

『Go Getter feat. AK-69』の最初のイントロは、AK-69さんの『Flying B』という楽曲のリファレンスになっていて、ピアノの音から始まるのは結構個人的にはエモいし、好きです。最初の3秒ぐらいで釘付け。 曲を聴いても楽しいし、MVを見ても喜んでもらえるんじゃないかなと思います。

ISSEI(C)モデルプレス
ISSEI(C)モデルプレス
― AK-69さんからの声がけやレコーディングでこだわったことはありますか?

ISSEI:ディレクションはAK-69さんにしていただいて、レコーディングにもついてくれていたのですが、レコーディング自体は思ったよりもスムーズに進みました。AK-69さん特有の歌い回しやフローがあるのですが、レコーディング前からAK-69さんからの課題曲を使ったり、AK-69さんが歌ってくれている音源をすごく聴き込んで分析したり、レコーディング前日のギリギリまで練習していたこともあって、最初のヴァースを歌った時に「もうできとるやん!」と言ってくれたのは嬉しかったです。ほかにも、細かいニュアンスや英語の発音をチェックしてくれました。こだわった部分としては、声の発声をいつもより重心を落として低めに歌うことを結構意識しました。僕のことを知ってくださっている方だったら、いつもと歌い方違うなと気づいてもらえるかもしれないですね。

ISSEIが考える理想のアーティスト像

ISSEI(C)モデルプレス
ISSEI(C)モデルプレス
― 今回はAK-69さんとのコラボレーションやヒップホップ色の強い楽曲のリリースとなりましたが、今後の展開について音楽面とそれ以外のお仕事で具体的に考えている、目指している理想像を教えてください。

ISSEI:音楽面では、今回のカップリング曲も自分で制作していて、今もずっと裏で音楽制作の作業ばかりやっているのですが、今後ももっと制作に携わっていきたいです。自分のスキルアップも重ねて引き出しを増やして、ヒップホップを軸にラップも歌唱もできる二刀流アーティストになることを目指しています。

そして、ワンマンライブを1人でできるようになる!いつになるかわからないけど、なるべく早く実現できるように目指していきたいです。ほかにも、これまで経験してこなかったようなステージやフェスといった様々な場所に出演したいですし、音楽活動がメインでありつつも、色々なお仕事に挑戦してみたい気持ちはあります。

― 事務所の先輩方は多方面で活躍されている方も多いですが、新事務所の社長や先輩アーティストからの印象に残っている言葉はありますか?

ISSEI:後押ししてくれたなと印象に残っているのは、社長からの言葉です。「トライする時にできるかできないかよりも、トライすることは絶対大事」と声をかけてくれた時に僕の熱い思いや言葉が社長に伝わったんだと感じて、やるからにはテッペンを目指さないとだめだなと改めて気付かされました。

ISSEIの不安や挫折を乗り越える方法

ISSEI(C)モデルプレス
ISSEI(C)モデルプレス
― 新しい環境へ踏み出す時や挑戦をする時に、失敗や挫折を経験したこともあったと思います。ISSEIさんは壁に当たった時に感じた悲しみや怒りとはどのように向き合い、乗り越えましたか?

ISSEI:追い込まれるほど刺激をもらって強くなれるので、困難や挫折と向き合って踏ん張れた時こそ今まで見えてなかったものが見えたり、開けたりすると思って、壁にぶち当たった時は楽しみながら乗り越えます。僕は元々の性格的にもポジティブで、僕もそういうマインドの方に惹かれるので、自分の楽曲を通して勇気やパワーを与えられる存在になりたいです。読者の方で今悩んでいる方、1歩が踏み出せない方を僕が引っ張り上げたり、後押ししたりするようなアーティストを目指しています。

― 不安や挫折と向き合っている読者にアドバイスや助言を送るとしたら、どのような言葉をかけますか?

ISSEI:読者の皆さんには、人生は一度しかないのでもしかしたらきつい壁にぶち当たる時もあるかもしれないですが、やりたいと思ったことはチャレンジしてほしいです。挑戦したい思いがあるのにやらないのは本当にもったいないなと思います。

ISSEIの夢を叶える秘訣

ISSEI(C)モデルプレス
ISSEI(C)モデルプレス
― 現在の事務所に所属して1ヶ月以上経ち、これから夢に向かって歩んでいくと思います。ISSEIさんが現在夢を叶えるために頑張っていること、日々意識していることと合わせて、同じく夢に向かって頑張っている人へのメッセージをください。

ISSEI:とにかく前を向き続けて進んでいくのが大事だと思います。新人1年目としてスタートしている今の自分もそのことを大事にしているので、皆さんにも同じように大事にしてほしいなと思います。野球をやっている同世代のいとこが怪我などで挫折しかけた時に、「まだ若いから何回でもやり直せるよ」と声をかけたことがありました。1度大きいミスをするとトラウマのようになって「もうだめだ」と悲観的になってしまう方も中にはいると思いますが、それで死ぬことはないから1度本気で必死に何かに取り組んでほしいです。色々な挑戦をして失敗しまくって、結局最後は成功すればいいのではと思います。今年はあまり後先考えすぎずとにかく突き進んで、僕のやりたかった音楽で夢に向かっている方をたくさん後押ししていきたいです。

― 貴重なお話をありがとうございました。今後のご活躍を楽しみにしています。

(modelpress編集部)

ISSEIプロフィール

2004年2月9日生まれ、東京都出身。2024年12月3日TOBE公式YouTubeチャンネルで行われた緊急生配信にてTOBEへの所属とISSEIとして活動することが発表された。2025年1月23日に配信されたデジタルシングル「Go Getter feat. AK-69」でソロデビューを果たす。今後は、3月6日〜7日に東京ドーム、4月6日〜7日に京セラドーム大阪にて行われる「TOBE」所属アーティストが出演する「to HEROes 〜TOBE 2nd Super Live〜」への出演が控えている。
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. ISSEI(イッセイ)、初のデジタルシングル決定 AK-69による提供&feat.楽曲
    ISSEI(イッセイ)、初のデジタルシングル決定 AK-69による提供&feat.楽曲
    モデルプレス
  2. 「TOBE」東京&大阪でドーム公演決定 三宅健・北山宏光・Number_iら総出演【to HEROes 〜TOBE 2nd Super Live〜】
    「TOBE」東京&大阪でドーム公演決定 三宅健・北山宏光・Number_iら総出演【to HEROes 〜TOBE 2nd Super Live〜】
    モデルプレス
  3. TOBE・滝沢秀明氏が声明「SNS上に事実と異なる投稿などが一部ある」関係各所確認・対応へ
    TOBE・滝沢秀明氏が声明「SNS上に事実と異なる投稿などが一部ある」関係各所確認・対応へ
    モデルプレス
  4. 金指一世、再スタートで決意表明「アーティストとしてトップに」“ISSEI”としての展望明かす
    金指一世、再スタートで決意表明「アーティストとしてトップに」“ISSEI”としての展望明かす
    モデルプレス
  5. 「TOBE」加入の金指一世、滝沢秀明氏からの言葉に感銘「覚悟が決まりました」
    「TOBE」加入の金指一世、滝沢秀明氏からの言葉に感銘「覚悟が決まりました」
    モデルプレス
  6. 元美 少年・金指一世「TOBE」電撃加入に衝撃走る
    元美 少年・金指一世「TOBE」電撃加入に衝撃走る
    モデルプレス

「インタビュー」カテゴリーの最新記事

  1. 【KAWAII LAB.(カワイイラボ)チーム青】黒髪ロングストレートは「変わることはない」CANDY TUNE桐原美月「すごく仲良し」なCUTIE STREETメンバーから絶賛<インタビュー連載Vol.8>
    【KAWAII LAB.(カワイイラボ)チーム青】黒髪ロングストレートは「変わることはない」CANDY TUNE桐原美月「すごく仲良し」なCUTIE STREETメンバーから絶賛<インタビュー連載Vol.8>
    モデルプレス
  2. 【KAWAII LAB.(カワイイラボ)チームミントグリーン】FRUITS ZIPPER櫻井優衣と3人で食事「時空遅い系」「話すとサバサバ」共通点続々飛び出す<インタビュー連載Vol.7>
    【KAWAII LAB.(カワイイラボ)チームミントグリーン】FRUITS ZIPPER櫻井優衣と3人で食事「時空遅い系」「話すとサバサバ」共通点続々飛び出す<インタビュー連載Vol.7>
    モデルプレス
  3. なにわ男子・高橋恭平、日曜劇場初出演でキンプリ永瀬廉に報告 学生時代は「よく呼び出されていた」【「御上先生」インタビュー前編】
    なにわ男子・高橋恭平、日曜劇場初出演でキンプリ永瀬廉に報告 学生時代は「よく呼び出されていた」【「御上先生」インタビュー前編】
    モデルプレス
  4. 【「オフライン ラブ」インタビューVol.6 アツシ】一番運命にこだわる理由 身を委ねた結果気づいたミミへの気持ち<全話ネタバレあり>
    【「オフライン ラブ」インタビューVol.6 アツシ】一番運命にこだわる理由 身を委ねた結果気づいたミミへの気持ち<全話ネタバレあり>
    モデルプレス
  5. 【「オフライン ラブ」インタビューVol.5 ミミ】「グンと」アツシに一気に惹かれた理由、遠距離経た近況 最年少恋愛マスターの考え方<全話ネタバレあり>
    【「オフライン ラブ」インタビューVol.5 ミミ】「グンと」アツシに一気に惹かれた理由、遠距離経た近況 最年少恋愛マスターの考え方<全話ネタバレあり>
    モデルプレス
  6. 【笑福亭鶴瓶×WEST.重岡大毅「35年目のラブレター」2ショットインタビュー】同役を演じた想い お互いに似ていると思う部分は?
    【笑福亭鶴瓶×WEST.重岡大毅「35年目のラブレター」2ショットインタビュー】同役を演じた想い お互いに似ていると思う部分は?
    モデルプレス
  7. 【KAWAII LAB.(カワイイラボ)チーム水色】効率的な仕事ぶり・性格が一致した2人は?1時間“相談所”開いたCANDY TUNE&SWEET STEADYライブ裏側<インタビュー連載Vol.6>
    【KAWAII LAB.(カワイイラボ)チーム水色】効率的な仕事ぶり・性格が一致した2人は?1時間“相談所”開いたCANDY TUNE&SWEET STEADYライブ裏側<インタビュー連載Vol.6>
    モデルプレス
  8. 【KAWAII LAB.(カワイイラボ)チームオレンジ】南なつ・庄司なぎさ・川本笑瑠、鎮西寿々歌含めた4人の共通点「仏みたいな人」「面白いと真面目のハイブリッド」互いを絶賛<インタビュー連載Vol.5>
    【KAWAII LAB.(カワイイラボ)チームオレンジ】南なつ・庄司なぎさ・川本笑瑠、鎮西寿々歌含めた4人の共通点「仏みたいな人」「面白いと真面目のハイブリッド」互いを絶賛<インタビュー連載Vol.5>
    モデルプレス
  9. 【「オフライン ラブ」インタビューVol.4 ケンスケ】ナナミとの交際で考え方に変化 旅中に感じていた自信<全話ネタバレあり>
    【「オフライン ラブ」インタビューVol.4 ケンスケ】ナナミとの交際で考え方に変化 旅中に感じていた自信<全話ネタバレあり>
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事