注目の若手女優を活写 モデルプレス新企画「The Test Shoot」vol.2 池端杏慈
2024.11.11 17:00
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注目の若手女優との作品撮り(=テストシュート)を「モデルプレス」上で公開する新たな試み「The Test Shoot」。 第2回は“人気女優の登竜門”とも呼ばれる「ポカリスエット」のCMキャラクターを務める池端杏慈(17)が登場。少しだけ背伸びしたスタイリングとシチュエーションで、彼女の未来像を兼ね合わせるように写し取った。
― 今日の撮影の感想を教えてください。
【池端】1日があっという間でした!どの衣装もかわいくて、ずっとテンションが最高潮に達していました(笑)。新国立劇場の中での撮影は…なんだか神秘的でした。普段は行けないような場所で撮影したり、広い空間にぽつんと私たちだけ取り残されている感じがして、気持ちがふわふわしていました。ロケ撮影は、最初は雨が降るかもしれない…と話していたのですが、スタッフさんたちのパワーでギリギリ降られずにすみました!スタッフさん、ありがとうございます!
― 芸能界に入ったきっかけはなんですか。
【池端】中学2年生の頃に受けたオーディションがきっかけです。俳優さんやモデルさんなど、最初はいろいろなことに興味がありました。ちょうどそのときに「ニコラ」という雑誌のモデルオーディションをやっていることを知ったんです。これはチャンスだから受けてみよう!という気持ちで受けたことが始まりでした。オーディションの締切ギリギリまで、母に書類作成や写真撮影などを手伝ってもらったことも、今では懐かしいです。
― 11月15日公開の「矢野くんの普通の日々」ではヒロイン役で実写映画初出演となりました。撮影を振り返ってどんなことが印象に残っていますか。
【池端】初めてのことばかりで、最初の方は不安と緊張しかなかったです。でもガチガチの私にキャストのみなさんが優しく声をかけてくださったのが励みになっていました。キャストのみなさんには、いつも助けられてばかりでした。撮影が進むにつれて、本当のクラスメイトのようにもなっていっている感じがしました。それくらいお互い仲が良かったと思いますし、今振り返るとたくさんの思い出があるなと感じます。普通の高校生活を送りたい矢野くんをサポートするために、いろんな「青春」をみんなで叶えていくのですが、そのシーンの撮影が楽しくてしょうがないんです!私自身の高校生活とは一味違った青春を味わうことができて本当に幸せな時間でした。
― ひとつの作品の撮影に1ヶ月以上かけて取り組むのも初めての経験だったのではと思います。撮影に入って間もない頃と撮影が終わる頃で、ご自身の中でなにか変化はありましたか。
【池端】台本が全てではないこともあるんだな、ということに気づきました。「矢野○○そうにする」、「清子○○する」など、台本にたくさんト書が書いてあるのですが、今回の現場を通して、それだけにとらわれなくて良いんだと感じました。このシーンの矢野くんはこういう気持ちだと思うから、もう少しこうした方がいいと、実際に現場で八木(勇征)さんと新城(毅彦)監督でお話されてるのを見て、どれだけ役について深く考えられるかが重要なんだと気づかされました。自分にとって、とてもいい刺激になりました。
― 年の近い共演者が多い現場だったと思いますが、共演者とのエピソードで印象深いことがあれば教えてください。
【池端】みんなで行ったファミレス、カラオケ、お祭り、林間学校…と、撮影シーンの中での思い出がたくさんあります!とあるシーンのロケ撮影では、実際にクラスメイトみんなでバスに乗って、そのバスの中でも実際に撮影しました。あのシーンは特にみんなの素が出ていたシーンだったと思うので、ぜひ注目してみてほしいです!(笑)あと途中でサービスエリアにも寄ったのですが、甘いスイーツを食べることができたのも嬉しかったです。
― 演じたキャラクター・吉田清子を理解するのが難しかった面や、演じるのが難しかった部分はありますか。
【池端】感情表現です。自分自身があまり感情を表に出すことがないので、まっすぐな清子ちゃんの気持ちを表現するのが難しいなと感じました。告白シーンの撮影前日は「矢野くんから告白されて嬉し泣きする清子の気持ちって、どういうこと…?」と、撮影ギリギリまで心情の理解に時間がかかりました。ですが本番までにその気持ちを作ることができたので安心しました。もし私が矢野くんだったら、こんなに素直で自分のことを心配してくれる子がいたらすぐ好きになってしまいそうです(笑)。
― 出来上がった作品を観た、率直な感想はいかがですか。
【池端】これ、本当に自分!?と感じました。作品を観てもまだ実感が湧かなくて。120分近くあるものが一瞬で終わってしまったような感覚でした。作品を観ながら、ここのシーンそういえばこうだったなーと撮影の思い出が蘇ってきて、そんなこと考えていたらあっという間に映画が終わってしまいました(笑)。これはもう1回、いやあと3回くらいは映画館に観に行って、自分でも映像を観直したいです。
― これからも演技のお仕事をしていきたいですか。またどんな作品に出てみたいですか。
【池端】していきたいです。やる気しかないです!いつかレッドカーペットを歩くのが夢なので、それを目標に進み続けていきたいです。まだまだ学生役には挑戦したいです!
― いまお仕事以外で、なにをしているときが楽しいですか。
【池端】大好きなK-POPソングを聴いてるときです。特に私はTWICEさんが大好きで、6年以上推してる大ファンです!自分の生活や気持ちを支えてくれていて、私の中の一部になってると感じます。
― 10年後の自分はどうなっていたいですか。
【池端】役者というお仕事は続けていたいです。そしてたくさんの人に影響を与えられるような存在になっていたいです。いま自分がいろいろな作品を観てなにかを感じたり、お芝居の現場で学ぶことがたくさんあるように、今度は自分が誰かになにかを与えれるような人になりたいです。まだ周りを見れていない部分はあって、迷惑をかけていることの方が多いかもしれないのですが、しっかりと自分の意見を相手に伝えて、自立した大人になっていたいと思っています。
― 最後に「夢を叶える秘訣」を教えてください。
【池端】今回この映画で学んだことを忘れないでおくこと、です。やっぱり初めての経験で得たものはたくさんあるので、初心の気持ちを忘れずに役と向き合うことは大切にしていきたいです。あとは素直でいること。正直、周囲の目を気にして、自分でも今「無理してるかも」って感じるときがよくあります。でも素のままの自分を理解して、思ったことはちゃんと口に出して発信していくことで夢は叶っていくのかもしれないと思っています。
(modelpress編集部)
池端杏慈(いけはた・あんじ)プロフィール
2007年9月8日生まれ。東京都出身。MBTI診断は「ESFP」。2021年に行われた第25回ニコラモデルオーディションにてグランプリを獲得し、ニコラ専属モデルに。2022年放送のTBS日曜劇場「オールドルーキー」でテレビドラマ初出演。2023年より“人気女優の登竜門”とも呼ばれる「ポカリスエット」のブランドCMキャラクターを務める。ヒロインを演じた映画「矢野くんの普通の日々」が2024年11月15日に公開予定。撮影:加藤 千雅
スタイリング:白岩 美来
ヘアメイク:緒方 沙織
衣装クレジット:
<黒いドレスのコーディネート>
ドレス/NHOJ チョーカー/Nφdress X RoomSERVICE888 ブレスレット/muku
<シャツとジャケットのコーディネート>
ジャケット/OPULENCE シャツ/NHOJ パンツ/Birthday room シューズ/VACANCY ネックレス/muku
【Not Sponsored 記事】
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