橋本環奈、主演作・紅白司会・朝ドラ…大役続くプレッシャーは“無い”「夢は必ず叶えてきた」強いマインド保つための生き方<「トクメイ!」インタビュー>
2023.11.06 18:00
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現在放送中のカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」(月曜よる10時~)で主演を務める女優の橋本環奈(はしもと・かんな/24)。今回は、映像作品への出演が跡を絶たず、舞台、司会と幅広いフィールドで活躍の幅を広げている橋本にインタビュー。今回演じる“凶運”な主人公と真逆という橋本は「運でここまで来ました」と断言するほどだが、そう語る彼女の言葉からは、強運を引き当てる実力・精神力があるからこそここまでの活躍を遂げている理由が垣間見えた。<モデルプレスインタビュー>
橋本環奈主演「トクメイ!警視庁特別会計係」
同作は、経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣された特別会計係の女性警察官・一円(はじめまどか/橋本)が「捜査に金は必要だ!」と話す刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導く新しい警察エンターテインメント。橋本環奈「トクメイ!」に感じた新鮮さ
― まず、演じる円の魅力を教えてください。橋本:自分にとってのヒーローでもある刑事になりたいという思いから警察になったひたむきな姿がすごく素敵です。ただ、円はすごく運が悪いので、至って真面目に取り組んでいるはずなのに刑事課の皆さんからは“疫病神”と言われてしまうところは面白いですよね(笑)。
― 脚本を読んだときはどういった感想を抱きましたか?
橋本:事件に対する捉え方や行動の仕方など、円なりの正義を持って動いているところが本当に面白いと思いました。1話では「1円が足りない」ことから犯人にたどり着く姿など、刑事課の人たちとは全く違う角度から事件解決の糸口を掴んでいくのが新鮮だと感じました。あとは、それぞれのキャラクターが魅力的に描かれているところもこの物語の魅力です。
― 役名がすごく個性的ですよね。
橋本:よく考えたな…と(笑)。沢村(一樹/湯川哲郎役)さんとも「絶対にお父さんもお母さんも面白い人達だよね」と話していて、名刺を渡すシーンのときにも「一 円」と書いてあるので改めて「1円だ」とその度に思っちゃいます(笑)。
橋本環奈のマイルール「本当に細かいんです」
― ご自身と似ている部分もあると話していましたが、具体的にはどういった部分が重なりますか?橋本:やっぱり円のきっちりとしている感じは似ていると感じます。今回はオタク気質の役柄なだけあって、セリフに数字が多くて早口で喋るんですが、私自身もせっかちで、歩くのも喋るのも早いですし、マイルールを持っているタイプなのでそのあたり似てるかなと。
― マイルールというと?
橋本:本当にいっぱいあるんです(笑)。玄関に靴を置かない、カーテンのプリーツは均等にする…あとは、冷蔵庫に入っている物のラベルが全部前を向いて等間隔に置かれていない等等…。本当に細かいんですよ。ただ、それを他人に強要することは絶対しないので、友達が来ても別に何かを言うわけではありません。
橋本環奈の強運ぶり「ほぼ毎回大吉」
― “凶運”を持つ円ですが、橋本さん自身は運が強い方ですか?橋本:強運だと思います!幼少期からくじを引いたらほぼ毎回大吉を引いたり、行事でも必ず晴れたり…初めて主演でやらせていただいた「セーラー服と機関銃」でも、毎日晴れていて、雨を降らさないといけないシーンだけ雨が降ったんですよ。
― 橋本さんのマインドが運を引き寄せている部分もあるのではないでしょうか?
橋本:それもあるかもしれないです。やっぱり内面的な部分も大事だと思っていて、基本的にハッピーマインドでいるとそれが楽しさを引き込んで来る部分も大きいはずです。今まで「これをやりたい」「実現したい」という夢は必ず叶えてきたと思っていますし、叶えられないと思ったことも一度もありません。基本的に強い気持ちで生きているので、そういった部分は叶えたいことにも繋がってきていると思います。
橋本環奈、大役続く中でのプレッシャー「無い」
― まさに、今回の主演ドラマに加えて、「第74回紅白歌合戦」の司会、舞台「千と千尋の神隠し」、NHK連続テレビ小説「おむすび」と大きな仕事が続きますが、そういったときにプレッシャーを感じることはありますか?橋本:無いです。気負っても良いことは無いので、私に声をかけていただいたんだったら、私にしかできないことをやるしかない、という思いでいます。持っている力以上を出そうとは敢えてせずに気楽にリラックスして挑むことで、最終的に120%の力を出せていることが多いんです。
ただ、これは私にとってやりやすいだけで、個人のプレースタイルの問題だと思うので緊張したりプレッシャーに感じたりすることは悪いわけではないと思っています。良い意味での緊張感を持つことは大事ですし、昨年の「紅白」もそうですが、本番の前に自分の中でドキドキとした気持ちを持つことで良いバランスが取れたりもしました。自分自身を俯瞰して見ることもできるしそういうやり方が私には合っているんだと思います。
橋本環奈、上白石萌音・上白石萌歌・浜辺美波…同世代女優の存在語る
― 同世代の女優さんとの共演も続きますが、お仕事についてお互いに話すことはありますか?橋本:(上白石)萌音ちゃんや(上白石)萌歌…上白石姉妹は本当に2人とも人ができていていつも体調を心配してくれたり作品を観たら報告してくれたりします。あとは「紅白」で一緒に司会をするみーちゃん(浜辺美波)とも結構頻繁に会っていますが、お仕事の話をすることは意外と少なくて、お互いの活躍を見つつも静かに見守って、一ファンとして応援しているような感覚が強いです。
やっぱりただの友達で居られる存在が重要で、芸能のお仕事をしているといろいろな方がいらっしゃいますし、芸能人への目の向けられ方などは同じ境遇にいてこそ分かり合えることだと思うので、言葉にせずとも通じる部分があります。
橋本環奈の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、橋本さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。2022年6月のインタビューでは「誠実に」「夢に対してどれだけ力を注げるか」ということをお話されていました。橋本:本質は変わっていないですが、やっぱり諦めなかった、諦めが悪い人が叶えられるものだと思うんです。「必ずしも努力をすれば夢は叶う」という言葉はあまり好きではなくて、努力をしたからといって必ず夢が叶うわけではないと思います。中には夢を叶えられない人もいると思いますが、叶えた人の共通点は諦めていないことなんです。
「どれだけ時間をかけられるか」というのはそういったことにも通じていて、漠然と「夢を叶えたい」と考えるだけではなくて、叶えるための道のりとして「〇〇がしたいなら〇〇をする」と想像できるかの問題でもあると思うんです。実際に叶えるためにどれだけの時間やお金を費すことができるかが大事だと思いますし、結局は諦めの悪い人が叶えていると思うので、それは一つの秘訣だと感じています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
@modelpress 橋本環奈さんの決め顔チャレンジ😎✨「トクメイ!警視庁特別会計係 」11月6日よる10時放送📺 #トクメイ #モデルプレス決め顔チャレンジ @tokumei.ktv
♬ オリジナル楽曲 - モデルプレス(公式) - モデルプレス(公式)
橋本環奈プロフィール
1999年2月3日生まれ、福岡県出身。福岡発ダンスボーカルアイドルユニット・Rev.from DVLのメンバーとして2014年4月にメジャーデビュー。「奇跡の一枚」といわれる写真をきっかけに“天使すぎるアイドル”“1000年に一度の逸材”としてブレイク。その後は、映画、ドラマなど女優としても活躍し、映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」(2016年)で主演デビュー。近年の主な出演作に映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」シリーズ(2019年・2021年)、「新解釈・三國志」(2020年)、「劇場版 ルパンの娘」(2021年)、「キングダム2 遥かなる大地へ」(2022年)、ドラマ「連続ドラマW インフルエンス」(WOWOW/2021年)、「王様に捧ぐ薬指」(TBS系/2023年)、映画「バイオレンスアクション」(2022年)、映画「カラダ探し」(2022年)、映画「湯道」(2023年)、「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」(2023年)などがある。第74回「NHK紅白歌合戦」では2022年に続き司会を務め、2024年秋からは連続テレビ小説として111作目となる「おむすび」の主人公を演じる。
「トクメイ!警視庁特別会計係」第4話 あらすじ
湯川(沢村一樹)が万町署内に設置されていた隠しカメラの存在に気づいた。湯川は、署をあげて経費削減を推し進めているにも関わらず、署内の監視カメラの数が増えていることに違和感を覚え、それに円(橋本環奈)が関与していると考えていた。追い詰められ観念した円は、その理由を湯川班のメンバーに打ち明ける。そんななか、管内で募金強盗事件が発生。唯一の手がかりは被疑者の足跡に付着していた植物片だったが、微量なため科捜研での分析が難しく、専門家による調査が必要に。しかし、捜査に協力してくれる西万町大学の宇佐美教授は、湯川のことを激しく嫌っていた――。
一方、相変わらずの運の悪さで、日々身の上に不幸な出来事が降りかかる円は、中西(徳重聡)から “満面破顔茶”という幸運を呼び込むお茶を譲ってもらう。すると、これから起きる幸せを予兆するかのように、円のまわりで思わぬ出来事が。さらに、調査の費用を少しでも抑えようと、須賀(佐藤二朗)と一緒に宇佐美の元を訪ねると、アンチ湯川の同士でもある宇佐美も“満面破顔茶”を飲んでいると分かり、円は親近感を覚える。
その頃刑事課では、これまで恋愛で数々の失敗を繰り返してきた中西が結婚を発表。警察の規則にのっとり、上司の湯川に交際申告書を提出するが、湯川は即座に却下して…。
【Not Sponsored 記事】
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