NEWS増田貴久＆美 少年・浮所飛貴「金田一」作者の人気コミック「ギフテッド」ドラマ化

数々の話題作を生み出した“東海テレビ×WOWOW共同製作”の第4弾となる本作は、並外れた推理力や洞察力、論理的思考を持つ天才刑事と、生まれながらに、目視によって“殺人者”を識別できる才能−ギフテッド−を持つ高校生がバディを組み、様々な難事件に挑む前代未聞の本格ミステリー。

原作は「金田一少年の事件簿」や「BLOODY MONDAY」など、数々の大ヒット作を生み出したミステリーの名手、天樹征丸氏の最新作。“嫉心”、“復讐”、“陰謀” といった様々な人間模様が絡む殺人事件に散りばめられた伏線を、抜群な推理と才能で解き明かしていく。

名門東都大学を首席で卒業し、並外れた推理力、洞察力、論理的思考を持つ“自信家”の警視庁捜査一課7係所属・天草那月（あまくさ・なつき／32）を増田が、長い歴史を持つ武道「四鬼神流古武術（しきがみりゅうこぶじゅつ）」を受け継ぐ四鬼家の一人息子で、過去に殺人を犯した人を視ると、その人の身体に黒い“影”がかかって見える「鬼の眼」を持つ高校生・四鬼夕也（しき・ゆうや／17）を浮所が演じる。

増田貴久＆浮所飛貴、初共演でこれまでの印象は…カウントダウンライブで毎年会話

― 増田さんと浮所さんは今回のドラマで初共演という形になりますが、お互いの印象はいかがですか？

増田：ジャニーズカウントダウンライブで会う度に「増田くんのイヤモニってどこのブランドですか？」「どういうことにこだわっているんですか？」「何番のやつを使っているんですか？」と聞いてくれていて、3年間ぐらいかけてずっとイヤモニの話しかしてなかったです。

浮所：そうです。年に1回。

増田：4年目にしてようやく（共演）です。でも浮所は懐に入ってくるスピードが早いというか現場をいつも盛り上げてくれるので、人付き合いが上手いを通り越していると思います。多分僕も距離を縮めるのは上手い方だと思うんですけど、全然比にならない。シーズン1は1話ごとに色々なゲストの方が出て下さってその方々と現場ごとにチームを作っていくんですけど、（ゲストの方が）チームに入りやすいようにというのを結構気にしてくれていて、頼もしいパートナーだなと思います。

浮所：ありがとうございます。増田くんがお話していた通り1年に一度年末お会いするのとバラエティで何度かご一緒させて頂いたことはあるんですけど、ちゃんとまだ深いお話はしたことがない関係性だったんですけど、これまでもめちゃくちゃ優しくて何でも話を聞いてくれてその話題について色々他のことも教えて下さる印象でした。今はほぼ毎日増田くんと会っているんですけど、めちゃくちゃ面白くてボケてくれるんですよ。しかも早朝から。毎朝メイクさんに「増田くんと浮所くんは毎朝コントしているよね」と言われるくらい笑いに溢れた現場で、作品がミステリーなので殺人とか重たい話もある中、裏ではすごく賑やかで明るくて、そんな雰囲気を作り上げてくれているのが増田くんだし、1話完結のストーリーでゲストの方が入りやすい雰囲気作りを一番意識していらっしゃるんだなと節々から感じるので僕としてもとても頼りがいのある背中を見せてくれる大先輩です。

浮所飛貴は「距離感おかしい」クランクイン当日から驚きの行動

― お2人の掛け合いが楽しいですが、バディを感じる瞬間は？

浮所：常にですよ。

増田：クランクインしたすぐくらいに昼休憩のときに僕が自分の移動車で休んでいたら、「隣良いですか？」と入ってきてなんか横に座っているんですよ。特に何か聞きたいことがあったわけでもなく、僕の横にずっと座って携帯とか見ていて本当に距離感おかしいなと思って。

浮所：いやいや。やっぱり少しでも増田くんと一緒の時間を長く過ごしたいなと思っていて、バディということもあるので少しでも増田くんの生態というかどんな感じの人なのか生き様を知りたいと思ってお邪魔してしばらくそれが続いたんですけど、僕も増田くんも毎日撮影が続いて若干疲れも溜まって来て、増田くんはずっとセリフを確認したりされていたので僕がいると休めてないかなと思ってさすがに申し訳ないかなと思って最近は控えるようにしています。でも今聞いた感じだと嬉しそうなのでまた再開しようかなと。

増田：いや、今ちょっと荷物がすごく多いので。

浮所：毎回これを言い訳に使ってくるんです！

増田：（Sexy Zoneの）松島聡くんが誕生日にすごく大きい絵をくれたんですけどそれをまだ持って帰れていなくて車に置いてあるので、聡ちゃんに助けられています（笑）。

― 浮所さん対策で置いているわけではない？

増田：あ、それもあります。

浮所：あるんかい！

増田貴久、浮所飛貴と焼肉へ「全然帰らなくて…」

増田：最初の撮影日に「今日からよろしくお願いします！増田くんコーヒー好きって聞いたので買ってきました！」と持ってきてくれたんですけど、その瞬間すでに僕コーヒー飲んでいたんですよ。ありがとうと言って、それがすごく甘いやつだったのでちょっと半分残しちゃったんですけど…（笑）。でもそういうところが可愛いなと思いました。お互い人見知りをしないタイプなので距離感を探るみたいなこともなく「警察官と高校生がバディを組んでいる面白さはこうした方が伝わりやすいよね」という話をしながら一緒に作っている実感があって、プライベートな話をするというよりは基本的には現場の話をしていました。

浮所：だから今後はプライベートの話をどんどん振っていきたいと思います。

増田：1回「ご飯に連れて行って下さい」と言われて焼肉に行ったら「本当おいしいです！」とずっと食べていて「増田くん、もっと深く話したいのでもう1軒行きましょう！」と言われたんですけど、タクシー代を渡して帰しました。

浮所：帰されました。

増田：本当に全然帰らなくて、なんなら僕の家に来たいと言うので「本当に頼むから帰ってくれ」と言ってタクシーの運転手さんにお金を渡しました（笑）。

増田貴久＆浮所飛貴、自分が天才だと思う部分は？

― お2人ともオシャレだなと思うんですが、今回共演して共通項や「こんな人だったんだ」という新たな発見があったら教えて下さい。

浮所：今オシャレと言って下さったんですけど、毎朝増田くんに「浮所今日ダサいね」と言われます（笑）。僕は撮影のためだけのゆるっとした格好で現場に行っているんですけど、増田くんはいつもオシャレで尊敬しています。でも共通項で言うと、増田くんもさっきおっしゃっていたみたいに人見知りをあんまりしなくて色々とその人のことを知りたいと思って話をするのが好きなので、2人でいるとき会話が始まったら止まないです。

増田：だから新しくゲストで入ってくれた方に「プライベートで何しているんですか？」とか2人でずっと質問攻めしているよね。僕1人でもまず現場が入りやすい雰囲気になれば良いなと思って質問していてそれに浮所も入ってくれるから結構向こうは迷惑なんじゃないかというくらい会話していますね。

― 役柄にちなみご自身が「天才だな」と感じること、生まれながらの才能だと思う部分を教えて下さい。

浮所：僕自身はめっちゃポジティブな人間なので自分で言うのはあれなんですけど、僕と一緒にいて下さる方や周りの人は皆ハッピーになります。

増田：自分で言わないけどね。

浮所：いや本当なんです（笑）！ハッピーじゃないですか？

増田：僕は元々ハッピーです。

浮所：（笑）。本当にポジティブ人間なので、ネガティブな人と一緒にいると自分までそっちに引っ張られちゃうこともあると思うんですけど、それを吹っ飛ばすくらいの元気さはあるので、能力と言って良いか分からないですけど、僕といたらハッピーになります。

増田：僕はこのお仕事をさせてもらっている状況も全部そうだし、人との出会いやお仕事の運が天才的だったからここまでの今があると思います。だから自分に天才みたいな部分は一切なくて、1つ1つ楽しみたいし、頑張ってきたんだなと思います。

浮所：（増田の回答を聞いて）僕もないです（笑）。

一同：（笑）

― 振り返って一番運が良かったなと思うときは？

増田：事務所に入ったのも人生の1つの転機ですし、結局ゆっくり紐解いていったら全部ちゃんと繋がっていて今があるし、沢山自分たちに関わってくれている人たちがいて、そういう人との出会いが大きかったなと思います。

浮所飛貴、尊敬している先輩ベスト3明かし突っ込まれる

― 毎日一緒にいるようになって見えてきたお互いの意外なところは？

増田：すごく人懐っこいし「増田くんこの前あれ観ました」とか伝えてくれて可愛い後輩なんですけど、意外と俺のことを尊敬していないと思います。

浮所：めちゃくちゃしています！

増田：ジャニーズで一番尊敬している先輩1位は？

浮所：1位は中島健人くん、2位は櫻井翔くん、3位は佐藤勝利くん。

一同：（笑）。

増田：すっごく俺のこと好きそうな感じを出してくるんですけど、「あれ、俺のことそんな好きじゃないな」というのはこの2、3ヶ月で感じました。

浮所：好きです、好きです！逆に増田くんは噂とかテレビで観てすごく綺麗好きな方と知っていたんですけど、例えばお風呂掃除の話になったときに、お風呂に入浴されている時間よりも掃除にかける時間の方がめちゃくちゃ長いというのを聞いて、信じられなくて！あとはアイスコーヒーばっかり飲んでいる。水を飲んでいるところを見たことないです。そういう自分の好きなものに対しての熱が人よりも特出しているなと思いました。

― グループに対してお互いどういう印象を抱いていたか聞きたいです。

増田：美 少年はまず名前がすごいなと思いました（笑）。金指（一世）くん以外は個々にお仕事をさせてもらっていて、個人的にはいっぱい絡ませてもらっているグループなので応援しています。

浮所：僕はNEWSさんのコンサートはスケジュール的に行けないとき以外はほぼ毎回観させて頂いていて、歌が上手い方が大好きなのでNEWSさんは楽曲も素敵ですし、メンバーの皆さんが上手いし、コンサートの演出も1から全部考えていらっしゃっているところがかっこいいなと思っています。

取材こぼれ話

アームカバーをサンバイザーと言い間違えたり、増田の名前を呼ぶはずが別の先輩の名前を出したり、増田の代表作「レンタルなんもしない人」をなぜか「借りぐらしのアリエッティ」と呼び間違えたりと随所に天然を炸裂させていた浮所。

その度に増田が鋭いツッコミを入れて、場は笑いに包まれ、先輩後輩ながら、撮影を経て息ぴったりの関係性になっていることがうかがえた。（modelpress編集部）