「墜落JKと廃人教師」で俳優デビューのジュノンボーイ出身・宗像隼司、消防士から変化した夢 憧れは菅田将暉
2023.05.02 07:00
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2022年に開催された雑誌「JUNON」主催の「第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、2023年春より芸能事務所「avex management」に所属した宗像隼司(むなかた・しゅんじ/21)。モデルプレスでは藤本にインタビューを行い、コンテストの裏話からこれからの目標などについて聞いた。
宗像隼司「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で審査員特別賞受賞
宗像は、2001年8月24日生まれで「第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。現在放送中のMBSドラマ特区枠「墜落JKと廃人教師」(MBS:毎週木曜24時59分~、テレビ神奈川:毎週木曜23時~ほか/全9話)で俳優デビューを果たしている。
今回は、俳優としての活躍が期待される宗像の素顔に迫った。
宗像隼司「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」を受けた理由
― 「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」を受けようと思ったきっかけを教えてください。宗像:きっかけは、本当にノリと勢いです。元々芸能界には興味はあったんですけど、どうしても一歩が出せず、まさか自分が行くようなところではないと思っていたんです。
ちょうどプロも目指していたサッカーも辞めて夢中になれるものがなかった20歳の頃、たまたま東京でスカウトされたことがあって、そこからその気持ちが再燃。お金もかからないので、ポチッとエントリーしたのがきっかけでした。
― ご自身でエントリーをしたのですか?
宗像:友達と一緒に応募しました。
― コンテスト中はどのように過ごしていましたか?芸能人以外に目指していた仕事などもありましたら教えてください。
宗像:高校を卒業して、一人暮らしというものが経験したくて、地元の福島から新潟の専門学校に通っていました。公務員の専門学校だったんですけど、その後「自分のやりたいことをやろう」と思って、1人で東京に出てきました。東京に来てからは、ずっとアルバイト生活です。
芸能人以外に目指していた仕事は、公務員の専門学校で、消防のことを学んでいました。公安系の道に進みたいなと思っていました。
警察消防学科に入っていたんですけど、勉強をして消防士を目指していたんです。でも、心のどこかで芸能の仕事をやりたいなという気持ちは持っていました。
消防士になりたかった理由は、みんなの「ヒーロー」だからシンプルにかっこいいなと。小さい頃から「ヒーロー」という存在に憧れがあったのかもしれないです。
― コンテストを振り返ってファイナリストに残ったときの気持ちを教えてください。
宗像:正直実感がなかったです。「これは、何が起きているんだろうな」「何の賞に呼ばれて、今何をしているんだ」みたいな感覚でした。
1番実感があったのは、コンテストが終わってから、色んな事務所の方と面談をしたりして、そこで「ああ、ようやくスタートするんだな」という気持ちになりました。「あのとき、賞を頂いたことって、すごく大きかったんだな」と。今はすごくワクワクが大きいのですが、コンテスト中は、まさか呼ばれるとは思ってもいませんでした。
― コンテスト経て、自分自身で成長を感じたところはありましたか?
宗像:コンテスト中、ライブ配信を初めてやってみて、本当に色んな人がいるんだなと感じました。配信中の一言一言がかなり大事で、特に深い意図もなく発した言葉が盛り上がってしまったりしたこともありました。
SNSでの自分へのコメントを見ると、自分を応援してくれているんだなと、配信やSNSを通して実感していますし、やっぱり「1人じゃない」というところを強く感じていました。色んな人がついてくれて、支えてくれて、今振り返ると本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
宗像隼司、幼少時代の思い出
― どんな少年時代を過ごしてきましたか?宗像:外で、虫取りをしたり、とにかく常に外で遊んでいるような少年でした。興味を持ったことは、すぐに全部やってみるというような感じで。ずっと陽気で、本当に走り回って、めちゃめちゃヤンチャ坊主で、悪ガキでした(笑)。
学校が終わって、家に帰ってくるやいなや、すぐサッカーボールを持ってすぐに公園に行って、みんなと遊んだり、木登りをして、木から飛び降りて遊んでいたり、活発ですね。
― スポーツは習っていましたか?
宗像:サッカーをずっとやっていました。幼稚園生の頃からサッカーボールで遊んでいましたが、小学校1年生から本格的にチームに入ってやっていました。「どうぜやるなら上に行きたい」と思い、中学校では、クラブチームに所属。
何でもそうなんですけど、やるなら本気でやりたくて、中学校卒業したら、海外に行こうとかも考えていたんですけど、なかなか上手くいかなかったです。もちろん高校でもサッカーを続けていて、とにかくサッカー中心の生活でしたね。
― ちなみに、どこのポジションを担当していたのですか?
宗像:ポジションは、トップ下とか、サイド、ボランチとかでした。ゲームメイクをしたり、攻めの方に参加するところでした。
― 兄弟はいるのですか?
宗像:姉が1人います。
― お姉さんから、何か影響を受けたことなどはありますか?
宗像:実は、姉が俳優さんとかが大好きで「隼司、行けるんじゃない?芸能界行ってきて」と言われていました(笑)。
自分も「行ってみるか」と冗談交じりに話していて、今思うと本当にそういう会話から始まったかもしれないです。「お姉ちゃんが言うなら、一回やってみようかな」と。
宗像隼司、俳優としての目標語る
― 「墜落JKと廃人教師」出演への意気込みを教えてください。宗像:出演が決まったときは、率直に嬉しかったです。演技未経験で、もちろん不安もあったんですけど、とにかく経験を積ませて頂けることがありがたいので。ここからスタートなんだというワクワク感が大きいです。
撮影現場を見学したときに、事務所の先輩である高石あかり(※「高」は正式には「はしごだか」)さんの演技を見て、役へ入り込み方が凄くて。「何を考えて演技をしているんだろう」ということを想像しながら見学していました。高石さんは、すごく役に向き合っていて、それでいて周りも見えていて…。何て言えば良いんでしょう。
意気込みとしては、今出せるものを全部出しきりたいです。最初から地上波に出るというのは、なかなか経験出来ることではないと思うので、スタッフさんにも感謝しなければならないんですけど、やっぱりチャンスをもらったからには、全力で取り組んで、色んなものを見て吸収していきたいです。本当に楽しみです。これから1つずつ積み重ねていって、月日が経ってから改めて見たときに「ああ、こんなときもあったな」と笑って振り返られるような経験をしたいなと思います。
憧れの人は、菅田将暉さんです。活動の幅を広げて、俳優だけじゃなくて、ファッションだったり音楽だったり、色んなことをやられていて。本当に格好良いなと。ラジオとかも好きで聞いているんですけど、飾っていない人柄というか、関西人のノリとか、本当に話を聞いていて面白いですし、そういったところに憧れを持っています。
― 菅田将暉さんは、歌手としても活躍されていますが、宗像さんも歌手としても活動したいなど考えていますか?
宗像:歌、やりたいです。仕事に出来たら楽しいだろうなと思っています。家にいるときは、大半歌っているんですよ。ご飯作ったり、食べたりしているときも歌っています。
― 将来の目標を教えてください。
宗像:最終的には、アカデミー賞の主演男優賞の受賞を目標にしています。そのためには色んな映画、ドラマに出演させて頂き、どんどん経験を積ませていただきながら、頑張っていきたいなと思います。とにかく努力あるのみです!
(modelpress編集部)
宗像隼司(むなかた・しゅんじ)プロフィール
生年月日:2001年8月24日出身地:福島県
身長:172cm
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