中田乃愛、神谷天音(提供写真)

神谷天音&中田乃愛、60周年記念作品「ウルトラマンテオ」出演に感じた責任と不安「大きな転機になる」“数ミリ単位のこだわり”特撮技術に圧倒【インタビュー】

2026.08.08 08:00

女優の神谷天音(かみや・あまね/23)と中田乃愛(なかだ・のあ/23)が、現在放送中の特撮ドラマ『ウルトラマンテオ』(テレビ東京/毎週土曜日あさ9時~/テレ東系6局ネット発・世界同時期放送&配信)に出演。モデルプレスでは神谷と中田にインタビューを実施し、ウルトラマンシリーズへの印象や、思い出に残っているシーンを語ってもらった。

岩崎碧主演「ウルトラマンテオ」

「ウルトラマンテオ」上村侑、中田乃愛、神谷天音、森本竜馬(提供写真)
「ウルトラマンテオ」上村侑、中田乃愛、神谷天音、森本竜馬(提供写真)
ウルトラマンシリーズ60周年記念作品となるテレビ東京『ウルトラマンテオ』は、故郷の星を失った“独りぼっちの青き巨人”テオが、地球で大学生・光石イブキとして生活しながら、故郷を滅ぼした宇宙怪獣との戦いを通じてヒーローへと成長していく姿を描く特撮ドラマだ。

人間とウルトラマン、怪獣、宇宙人といった種族の異なる者たちが、疑念や反発を乗り越え、互いを理解し手を取り合う姿を新たな視点で描く。神谷と中田は、主人公・イブキと行動を共にする「天文研究会」のメンバーとしてレギュラー出演。神谷は風間エマ役、中田は和泉カンナ役を務める。

神谷天音&中田乃愛、ウルトラマンシリーズ60周年作品出演に感じた責任と不安

神谷天音/ヘアメイク:坂本怜加、スタイリスト:藤井エヴィ(提供写真)
神谷天音/ヘアメイク:坂本怜加、スタイリスト:藤井エヴィ(提供写真)
― 『ウルトラマンテオ』への出演が決まったときのお気持ちを教えてください。

神谷:最初に出演が決まったと聞いたときは信じられませんでした。ウルトラマンシリーズ60周年という記念すべき年に自分が参加できると聞いてすごく嬉しかったです。ウルトラマンの歴史に恥じないように頑張ろうと思いました。

中田:私も60年続いてきたウルトラマンシリーズに参加できるということで、決まった瞬間すごく嬉しくて興奮しました。同時にそれを担う責任を感じて、これから上手くやっていけるかなという不安もありましたが、なかなか経験できることじゃないですし、私の俳優人生においてもすごく大きな転機になるなという予感はしていたので、純粋に嬉しい気持ちでした。

神谷天音&中田乃愛、特撮シーン撮影技術に圧倒

中田乃愛/ヘアメイク:坂本怜加、スタイリスト:藤井エヴィ(提供写真)
中田乃愛/ヘアメイク:坂本怜加、スタイリスト:藤井エヴィ(提供写真)
― これまでウルトラマンシリーズへはどのような印象をお持ちでしたか?

神谷:防衛隊とヒーローが一緒に怪獣と戦っていくイメージが強かったですね。これまで『ウルトラマンブレーザー』『ウルトラマンアーク』『ウルトラマンオメガ』を観させていただきました。中でも『ウルトラマンオメガ』は、リアルタイムで観ることができたので特に印象に残っています。ソラトとコウセイの関係性を通して仲間の大切さや普段の生活の中で当たり前だと思っていることが当たり前ではないと気づかされる作品でした。

中田:私も防衛隊とウルトラマンが出てきて怪獣を倒すみたいなイメージが強かったんですけど、今作では大学生と怪獣とウルトラマンと、そしてUTTFという謎の組織という、要素がてんこ盛りになっている内容なので、新しいウルトラマンに参加できたなという感覚があります。出演が決まってから、その時に放送していた『ウルトラマンアーク』『ウルトラマンブレーザー』『ウルトラマンデッカー』、そして50周年の時に放送されていた『ウルトラマンオーブ』など、いろいろな作品を見させていただきました。ニュージェネレーションのシリーズの中だと、『ウルトラマンブレーザー』が大好きです。ちょっと変わったウルトラマンで、正統派というより野性的なところが魅力的です。ウルトラマンってシリーズによって全然雰囲気が変わる作品なんだなというのを拝見してすごく感じました。

神谷天音(提供写真)
神谷天音(提供写真)
― 出演を通して新たに感じたことはありましたか?

神谷:実際に特撮シーンの撮影現場の見学をさせていただきました。間近で撮影風景を見て、数ミリ単位までこだわって丁寧に作り上げていく高い技術力に圧倒されました。受け継がれてきた技術を実際に見ることができて、とても貴重な体験でした。

中田:本編(ドラマ)パートと特撮パートで監督さんが分かれていて、各々ができる力を集結させてプロフェッショナルな力が合わさっていくと、こんなに素晴らしい作品が出来上がるんだというのを間近で見させていただきました。編集しているところとか、特撮現場の様子を見させていただく中で、円谷さんの技術や今まで培ってきたものは、唯一無二だからこそ今までこのシリーズが視聴者の皆様に愛され続けてきたんだなというのを感じました。そこに一員として参加させていただけたというのは、自分にとっての誇りだなという風に思います。

中田乃愛(提供写真)
中田乃愛(提供写真)
― 神谷さんは天文研究会の会長・風間エマ役、中田さんはメンバーの和泉カンナ役を演じられますが、それぞれのキャラクターにどのような印象を持ちましたか?

神谷:私が演じるエマは、リーダーで天文研究会の中ではムードメーカーです。仲間のことを想うあまり、頑張りすぎて空回りしてしまうという、そんな人間味あふれる親しみやすさがエマの魅力だなと思います。一方で、獣医学部の学生として、未知のものや怪獣に対して独自の視点を持っていて、仲間に伝えることができるところはすごく強くて格好いいなと思います。

中田:私が演じるカンナは、理性的な部分と感性豊かな部分が両立しているキャラクターだと思います。彼女なりにビジョンがあって、自分の人生をこういう風にしていきたいというものが明確にあって、そこが合理的な思考に繋がっていて。でも人生ってそんな思い描いた通りにはいかなかったり、自分の力ではどうしようもできない色々な変化が起こると思うんですけど、その時にカンナの普段見えない感性の強さや熱い部分が出てくるのが魅力だなと思って演じていました。

中田乃愛、神谷天音(提供写真)
中田乃愛、神谷天音(提供写真)
― 演じる中で苦労したことや、本作を通してご自身の成長につながったと感じることがあれば教えてください。

神谷:エマという役を自分のものにできるまで苦労しました。役と向き合う中で監督やみんなと相談をしてたくさんの意見やヒントをもらいながら、最後まで演じることができました。同世代の仲間の意見を聞けることは貴重な時間で毎日が刺激的でした。この撮影を通して多角的な考え方や演技の引き出しを増やすことができたと思います。この経験を今後に活かしていきたいです。

中田:カンナは先ほど触れたように、理性的な部分と感性的な部分が両立していて、さらにその奥に母性であったりとか、動物を愛おしむ気持ちであったりとか、大切な存在を失ったことがあるその悲しみが分かる強さとか、本当に重層的な人物なので、そこをいかに表現できるかということは常に悩んでいた部分です。その答えをずっと模索しながら演じていて、すぐに「これだ」という答えを見つけることはなかなかできなかったんですけど、でも逆にその分からないことってすごく貴重なことで、分からないことについてずっと考え続けるって、ある意味ではすごく価値があるというか。そこにこそ人間味が垣間見えるのかなと思うので、自分自身もすごく悩みながら、でも中田乃愛という人間としてこのカンナという役を通して勉強できることがすごく多くありました。

神谷天音&中田乃愛、印象に残っているシーン

神谷天音、中田乃愛(提供写真)
神谷天音、中田乃愛(提供写真)
― 7月4日より放送がスタートしましたが、ここまでの放送を振り返って、お二人が特に印象に残っているシーンや、撮影現場でのエピソードを教えてください。

神谷:新歓パーティーでみんなを紹介するシーンです。私がなかなかテンションを上げることができなくて、監督の提案でみんなにもエマと同じセリフを順番に言ってもらい、気持ちを盛り上げてもらいました。そのおかげで無事にそのシーンを撮ることができて、みんなで作り上げることの大切さを実感しました。

中田:天文研究会の部室でみんなで過ごした時間がすごく貴重でした。部室のシーンはまとめて最初に撮って、その後違うセットに変わったので、撮影のタイムリミットがあって。大学生というモラトリアムみたいな時間が、あの部室に凝縮されていたなと思いますし、部員それぞれに定位置があったり、小道具もスタッフさんの拘りが溢れていて、そこはしっかりと見ていただけるとより楽しめると思います。

「ウルトラマンテオ」岩崎碧、中田乃愛、神谷天音(提供写真)
「ウルトラマンテオ」岩崎碧、中田乃愛、神谷天音(提供写真)
― 8月中旬に開催される『ウルトラヒーローズEXPO 2026 サマーフェスティバル』では、お二人ともステージに登壇されます。ファンの皆さんの前で作品の世界を届ける機会に、どのような思いで臨まれますか?

神谷:ファンの皆さまに直接お会いできるのは初めてなので今からワクワクしています。このイベントを通して皆さまにウルトラマンの世界観をお届けできるよう頑張ります。一緒に楽しい時間を過ごしたいと思っています。

中田:『ウルトラマンテオ』が主役になるサマーフェスティバルは、もうこの年限りで、2度はできないイベントなので、カンナの役として作品の世界観をしっかり伝えられるように頑張りたいなと思っています。この後の作品の展開をもっと楽しみにしていただけるように、イベントスタッフの皆さんとキャストの皆さんとともに、ステージで世界観を作り上げていきたいと思っています。

神谷天音&中田乃愛の悔しさを乗り越える方法

「ウルトラマンテオ」中田乃愛、岩崎碧(提供写真)
「ウルトラマンテオ」中田乃愛、岩崎碧(提供写真)
― 俳優として活動する中で、思い通りにいかない瞬間や大きな壁に直面した経験もあるかと思いますが、そうしたときはどのように乗り越えてきましたか?

神谷:私は悔しいとか辛いなと思う時は、とことん落ち込みます。そして、落ち込んでいることをノートに書き出して、自分と向き合う時間を作ります。自分なりに納得したらエンジンをかけて「もう1回頑張るぞ」と気持ちを切り替えるようにしています。

中田:私も落ち込むタイプではあるんですけど、でも落ち込んでいても何も変わらないですし、もし自分が何か後悔していることとか、もっとできたことがあったなと思うのであれば、それは次の機会に活かしていきたいと常に思っています。もしチャンスを逃してしまっても、それはまた何か違うチャンスのために今こうやって経験をしたんだと考えて、来るべき時に必要なものは来ると信じています。そう思うとまた前に進めるのかなと思います。

神谷天音&中田乃愛の夢を叶える秘訣

神谷天音、中田乃愛(提供写真)
神谷天音、中田乃愛(提供写真)
― 数々の作品に出演されてきたお二人が考える、「夢を叶える秘訣」を教えてください。

神谷:私は、「失敗を恐れないこと」が1番大事なことだと思っています。失敗した時、反省したり振り返るのに時間がかかってしまって、その間にまた同じ失敗を繰り返してしまうということがありました。自分のできないところと向き合うのはすごく苦しいことですが、向き合うことで光が見えてきます。そこで切り替えができるので、失敗を恐れずチャレンジしていくことで、夢に近づくのかなと思います

中田:私は「続けること」かなと思います。どんなに一回だけ上手くいったことがあったとしても、その一回きりになってしまうと未来に繋がらないと感じています。私は継続するのが得意だと思っているのですが、生活の中でどんなに小さい習慣でも続けていると毎日少しずつ変わっていくのを自分が1番実感しているので、誰も見ていなくても自分は変われているんだなというのを自分だけは信じられるというか。習慣が人を作ると言いますが、続けることでだんだんと予想外の未来に繋がるのではないかと思います。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

神谷天音プロフィール

神谷天音(提供写真)
神谷天音(提供写真)
2003年6月20日生まれ、静岡県出身。2016年に第8回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞しデビュー。2017年に映画『望郷』に出演し映画デビュー。WOWOW「連続ドラマW セイレーンの懺悔」(2020年)、テレビ東京ドラマ「汝の名」(2022年)、映画『メイヘムガールズ』(2022年)、「合理的にあり得ない~探偵・水上涼子の解明~」(2023年)、テレビ朝日「リボーン ~最後のヒーロー」(2026年)などに出演している。

Instagram:https://www.instagram.com/amane_kamiya_0620/
X:https://x.com/amane_k0620?s=20

中田乃愛プロフィール

中田乃愛(提供写真)
中田乃愛(提供写真)
2003年6月21日生まれ、石川県出身。2016年に第8回「東宝シンデレラ」オーディションのファイナリストを経てデビュー。2021年には映画『マイ・ダディ』で主人公の娘役を、2024年には映画『鈍色ショコラヴィレ ビエンナーレ』で主演を務めた。東海テレビ・フジテレビ系ドラマ「嗤う淑女」(2024年)、MBSドラマ「スメルズ ライク グリーン スピリット」(2024年)、日本テレビドラマ「パンダより恋が苦手な私たち」、テレビ東京「刑事、ふりだしに戻る」(2026年)などに出演している。

Instagram:https://www.instagram.com/noanakada0621/
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