FANTASTICS、3年ぶり声出し解禁ライブで急遽演出変更 全公演中止のコロナ禍乗り越えアリーナリベンジへ<「PANORAMA JET」インタビュー前編>
2023.04.19 17:00
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FANTASTICSが、4月19日に新曲「PANORAMA JET」をリリースする。モデルプレスでは澤本夏輝(さわもと・なつき/29)、瀬口黎弥(せぐち・れいや/27)、木村慧人(きむら・けいと/23)、中島颯太(なかじま・そうた/23)にインタビューを実施。前編では、楽曲に関するエピソードから、全国各地を回っているライブについて語ってもらった。
“FAN FAN三部作”第3弾「PANORAMA JET」
2022年5月、FANTASTICSとファンが一緒に大きな夢へ向かって旅するプロジェクトとして、 “FAN FAN PROJECT”が発足。プロジェクトと連動する形で、ライブツアーの開催や「FAN FAN 三部作」を制作することが発表となった。制作には、サウンドプロデュースに音楽プロデューサーでベーシストの亀田誠治氏、アートディレクションにクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏を迎えている。気鋭のプロデューサーMATZ氏も携わった「PANORAMA JET」は「Summer Bike」「Choo Choo TRAIN」に続く3作目。同プロジェクトのラストを飾る。
さらに2022年には「FANTASTICS LIVE TOUR 2023 “FAN FAN HOP”」「FAN FAN STEP」と2本のツアーを完走し、2023年2月15日からは「FAN FAN JUMP」がスタート。現在彼等は21都市28公演を駆け抜けている最中だ。
FANTASTICSが語る「PANORAMA JET」の魅力
― まずは「PANORAMA JET」のポイントを教えてください。中島:僕はこれまでもMATZさんの作られている楽曲を聴いていたので、FANTASTICSとしてご一緒させていただけて嬉しかったです。トラックのかっこよさとメロディーのキャッチーな部分が融合した、自分たちにとってもありがたい1曲だなと思います。
澤本:振り付けはs**t kingzのNOPPOさんにお願いしたのですが、僕は2番のAメロの「La la la la」というところのノリがポップな感じでたまらなく好きです。
木村:1番と2番のサビの両方でジャンプするのですが、全然違う振りになっているのが面白くて好きです。ライブでステージから見ていても、ファンの方が一緒にジャンプしてくださるので、その一体感もこの曲の強みかなと思います。
瀬口:イントロ初っ端からインパクトのある振り付けで、(佐藤)大樹くんが手で飛行機を作って飛ばすというのはなかなか浮かばないアイデアだなと思いました。そういうお芝居のようなユニークさもありながら楽曲に入っていくので、MVでも注目してもらえたら嬉しいです。
「PANORAMA JET」で共感できる歌詞
― 好きな歌詞、共感した歌詞はありますか?中島:「いつもそばに 仲間がいる 教えてくれたその笑顔で」というところです。
木村:そこいいよね。
中島:(八木)勇征くんのパートなんですけど素敵な歌詞だなと思いますし、そこから「その想いを築いて、一緒に飛び立っていこう」みたいな力強いメッセージを感じるのですごく好きです。またこことラスサビ前はラップっぽくなっているところも好きです。
― この楽曲は一つの音にたくさんの言葉が詰め込まれていて、すごくスピード感がありますよね。
中島:はい、僕も速いなって思いました(笑)。しかも同じメロディーのところでも全部歌詞が違うので、パートによって違う意味を持っているんです。なので細かいところまで聴いてほしいなと思います。
澤本:僕は「Swipeして検索 “夢の場所” それじゃ味気ないでしょ」。色々な捉え方があると思うんですけど、やっぱり夢ってそんな簡単なものじゃないなと。振りもかっこいいですし、「La la la la」に続く流れも好きなので、2番Aメロはダンスも歌詞も好きです。
木村:僕は「昨日までの僕らを超えて一緒にJump」。ここは「毎日違う自分でいたい、成長している姿を見せたい」と思わせるような歌詞ですし、サビでワクワクする気持ちになるので好きです。
瀬口:僕は「夢見るほど 世界は輝いて 追い風がアンサー 信じていればきっと」。
木村:そこもいい!
瀬口:それこそ今のFANTASTICSにすごく合っている歌詞でもありますし、追い風を信じて進んでいけば…というのはこの歌詞の通りだなと思います。
FANTASTICS、弾丸でアメリカ・ロサンゼルスへ
― では、ここからはMVの撮影時のエピソードもお伺いしていきたいと思います。中島:今回はいっぱいありますよ!LAで撮影させていただいたので!
― 最初にLAに行ったとお聞きした時、こんなに忙しい皆さんがいつ行っていたんだろうと驚きました(笑)。
澤本:あはは、確かに(笑)!
中島:本当に弾丸だったんです。僕らも何日か前に聞いて「ええ~!?」ってなって。
― コロナ禍だったこともあり、海外に行かれたのも久しぶりですよね。
木村:3年ぶり以上でした。
中島:ファンタで行ったのは「FANTASTIC 9」(2020年)のグアム以来だったのですが、やっぱり完成したのを観てLAでしか撮れない画になっているなと改めて感じました。
瀬口:天気もすごくよくて、前日は雨が降っていたみたいなんですけど、ちょうどファンタが到着した日から晴れたのでめちゃくちゃ持ってるなと思いました(笑)。景色もすごかったですね。移動中の景色も面白かったですし、滑走路での撮影シーンでは、そこに行くまでの道中でどれだけ長いんだってぐらい長い1本道があって。それを見た時は本当にすごいなって。
中島:その道を見た黎弥くんが、僕にぽろっと「どこまで行ってもいいって言われて、自分が諦めなければどこまで行ける?」みたいな質問をしてきたんです(笑)。でも本当にそれぐらい長くて(笑)!めちゃくちゃすごかったです。
瀬口:「もう無理だ…」ってなったとしてもまだ全然距離がある感じでした(笑)。あとこれも想像シリーズなんですけど、「この道が日本で今渋谷駅だったとして、まっすぐ突き進んだら、山手線で言うとどの駅ぐらい先まで見えてるんだろう…」みたいなことも考えてました(笑)。
― そのぐらい壮大な景色だったんですね(笑)!撮影以外で観光はできましたか?
中島:2泊5日だったのでちゃんとした観光の時間はなかったのですが、日が落ちたら撮影はなかったので夜に皆でご飯に行ったりとかはありました。行きたい人たちでちょっとショッピングに行ったり。
澤本:たまたま有名な場所の前を通って「やった、これ見れた!」みたいな感じでした。別にロスっぽいものも食べてないよね(笑)。
中島:そうなんですよね(笑)。中華料理屋さんに行ったり、カニを食べに行ったりとか。でもジャンキーな感じでどれもめちゃくちゃ美味しかったです!
3年ぶり声出し解禁ライブで「鳥肌が立ちました」
― 現在開催中の「FAN FAN JUMP」では、久しぶりの声出し解禁となりました。実際にステージで歓声を浴びてみていかがですか?木村:3年ぶりにファンの方の声援を聞けた時は本当に鳥肌が立ちましたし、心から「もっとかましてやろう」「その声援に応えよう」という気持ちになりました。声援があるだけで、自分の体力の使い方も全然違って、より全力が出せてすごく楽しかったです。
― このツアーの構成は、最初から声出し解禁を想定していたんでしょうか?
澤本:いや、最初は全くしていなかったです。準備している途中で緩和されるという情報が入ってきて。もう本当に初日の1週間前ぐらいだったよね。
木村:はい、急遽でした。
中島:なのでちょっと音を伸ばしたりとか、クラップするところをコール&レスポンスに変えたりとかしました。
澤本:ギリギリに変えたのですが、 オープニングからファンの皆さんがすごい声援で盛り上げてくださって。初っ端から最高のライブの始まりにできたので、やっぱり声援って素敵だなと感じました。
FANTASTICS、初単独アリーナで挑戦したいこと
― 6月・7月には初の単独アリーナライブ「FANTASTICS ARENA LIVE 2023 “HOP STEP JUMP”」も決定しましたが、決まったのはいつ頃だったのでしょうか?中島:「FAN FAN HOP」の準備段階から「できたらいいね」という話はしていました。
澤本:「HOP」の時からアリーナめがけて進んでいきたいという感じでしたね。
中島:はい。「HOP」の発表をした時に「HOP」「STEP」「JUMP」と3つのツアーをやるのは決まっていたので、集大成としてアリーナができたらいいなという想いはありました。実際にできるとわかったのは「STEP」の時期でした。
― 決定したと聞いた時のお気持ちはいかがでしたか?
瀬口:嬉しかったですね。3年前に一度「FNT」というアリーナツアーが決まっていたのにコロナで全公演中止になって、そこからはアリーナどころかライブ自体ができなくなる状況でした。でもやっぱりアリーナは自分たちがライブをしていく上で必ず立ちたいステージだったので、やっと実現できて嬉しいです。今回は東京・大阪の2箇所なんですけど、この経験を経てアリーナツアーを開催できるようにしたいです。ここが逆に試されているポイントなのかな、分岐点になるのかなと感じています。
― 規模が大きいアリーナだからこそやってみたい構成や演出はありますか?
中島:映像が使えるようになるので、それで何かやりたいですね!
澤本:ホールツアーでは「これはさすがに遠くのお客さんが見えないよな…」と諦めた演出がたくさんあったので、そういうのも映像を含めて見せられるところがアリーナライブの強みだと思います。凝った演出ができるので、そういうのは皆で「やりたいね」と話していました。
★ファンネーム決定の経緯や今後の夢を語った後編も公開中。
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FANTASTICSプロフィール
EXILE TRIBEの新グループとして、EXILEの世界・佐藤大樹をリーダーに、パフォーマー集団として2016年12月29日に結成。2017年5月から12月にかけて「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」を開催し、約3万名の応募者の中から勝ち上がった八木勇征・中島颯太が加入。2018年にシングル「OVER DRIVE」でメジャーデビューを果たした。澤本夏輝(さわもと・なつき)プロフィール
生年月日:1994年1月19日血液型:O型
出身地:長野県
瀬口黎弥(せぐち・れいや)プロフィール
生年月日:1996年3月11日血液型:A型
出身地:福岡県
木村慧人(きむら・けいと)プロフィール
生年月日:1999年8月16日血液型:A型
出身地:東京都
中島颯太(なかじま・そうた)プロフィール
生年月日:1999年8月18日血液型:B型
出身地:大阪府
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