森香澄が“今”テレ東退社を決断した一番の理由「今やらないとむしろ遅い」今後の展望も語る<インタビュー前編>
2023.04.01 12:00
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テレビ東京を退社し、4月より新たなスタートを切った森香澄(もり・かすみ/27)。アナウンサーとして数多くの番組を担当したほか、Instagram・TikTokをフル活用しアナウンサーの枠を超えた人気を獲得している彼女が今、新たな地へ踏み出した理由とは。退社を決めるまでの思い、今後の目標についても明かしてもらった。<モデルプレスインタビュー前編>
2019年に同局に入社。以降、複数の番組MCを担当し、同局の公式SNSで公開された歌やダンスのカバー動画がバズり、一躍話題に。それだけでなく、自身のInstagramで公開しているキュートな日常の様子や、TikTokでのメイク動画などが「あざと可愛い」「参考になる」と大きく注目を集めた。
そんな森は4月よりプロダクション「seju」に所属し、5月4日に開催される日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER」のMCを務める。
森:いろいろなことに挑戦してみたかったというのが一番の理由です。社内で初めて個人TikTokを始めたり、新しい番組に「やりたいです」と挙手してみたり、元々新しいことに挑戦することや、何かを始めることがすごく好きなタイプなのですが、やっぱり会社員と守られている分、挑戦できることにも限りがあったので、より幅広いことに挑戦したいと思って退社を決断しました。
自分で決断することは中々勇気がいるものではありました。今年で28歳になるんですが、なんとなく30歳になったら自分のこれからを考え始めることが一般的というか、そこが区切りになることも多いと思うんです。それを前にして新しいことを始めたいと考えたときに、30歳になる前に始めないと間に合わないんじゃないかと考え始めたんですよね。会社員は22歳~23歳に新卒で入るので、社内では私ぐらいの27歳~28歳はまだ若手のような扱いなんですが、1歩でも会社を出たら27歳~28歳は若手ではない。SNSなどで15歳~16歳の子たちが活躍しているのを見ると「あ、27歳ってもうそんなに若手じゃないんだ」と気付いて、今やらないとむしろ遅いぐらいだと感じ始めたのが主なきっかけです。
― 年齢も理由の1つになったのですね。
森:周りの友達も結婚ラッシュですし、30を見据えた人生設計から、出産などを考え始めているのを見てこれからの人生を考えたら今決断しないとダメだなと思いました。
森:お芝居や音楽など、好きなものに関わる仕事をやってみたいなと思います。あと私は入社してすぐにコロナ禍になってしまったので「GirlsAward」もそうですが、対面の大きなイベントにも挑戦していきたいです。
― 「seju」への所属を決めた理由を教えてください。
森:まだ新しいプロダクションなので、常に事務所全体が「これから一緒にみんなで頑張っていこう!」という感じの雰囲気なんです。それはテレ東にも通じるものがあると思っていて、在京キー局の中では一番小さな局なので、常に「他の局と並ぼう!」というような空気があって、少しでも他の局の視聴率を超えたら、みんなで大喜びする感じなんですよ(笑)。そういう、これからが始まりと感じさせるような雰囲気が元々結構好きなので、そこで私も何か力になれれば良いと思ったのがきっかけです。
森:初っ端からこんなに大きなイベントのMCを務めさせていただくことが決まって、本当に光栄なのですが、その反面恐縮もしています。私自身イベントのMC自体がほぼ初めてぐらいの感じなので、今から緊張しています(笑)。ただ、ファッションやメイクなど元々好きだったもののショーに携われるのはすごく嬉しいですし、私自身も楽しめそうというところはあるので…その余裕があるかわからないんですけど、楽しみながらやりたいです!
森:幼少期にピアノをずっと習っていて、将来はなんとなくピアニストになると思っていたんです。本当に毎日何時間も練習して、そういったコースに通って、音楽科への進学まで考えたことがあったんですけど、やっぱりプロとアマチュアの差というか…やはりプロになるためには一種の才能みたいなものが必要だったんですよね。それがどうしても乗り越えられなかったので、音楽1本で進むのはやめようと諦めて普通の大学に進学したんです。
― 大きな決断ですね。
森:本当に小さい頃からピアノのために生きていたと言っても良いぐらいで、バスケの授業も突き指するからと見学させられていたほどピアノ一色という感じの人生だったので、それを失ったときはどこに進んだらいいんだろう、と目標を失ってしまった感じでした。ただそれは、音楽を完全に諦めたわけではなくて、違う形で関わろうと切り替えたので、そうやって視点を変えられたことが大事だったと思います。夢は絶対に叶うものとは言えませんが、そこでダメだと思うのではなくて別の形で関わっていくことを考えるなど、前向きに捉えていくことが乗り越えることにつながるのではないかなと思います。
― そこからアナウンサーを目指したのにはどのような理由があったのでしょうか?
森:興味はありましたし、元々テレビが大好きだったので素敵な職業だとは思っていたんですが、実際に目指そうと思ったのは、学生の頃に実際に少しリポーターのお仕事をやってみたときに、“新しいこと”を誰かに伝えることが楽しいと感じたんです。元々新しく挑戦することや新しいものを見ることが好きだったので、そういった経験が今のSNSの投稿などに繋がっているのかもしれないですね。
森:私もまだ「夢を叶えました」としっかり言える段階ではないんですけど、「向き、不向きより前向き」というのがモットーなので、やる前から無理だと決めつけず、考えすぎずにとりあえず飛び込んでみることを意識しています。しっかり考えて行動するのはもちろん大事ですが、考えすぎて結果的に挑戦せずにやめてしまうのは、一番もったいないと思います。挑戦するときにはとりあえず良いことしか考えず、最低限の準備だけはしてあとは前向きに飛び込むことが大事だと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
そんな森は4月よりプロダクション「seju」に所属し、5月4日に開催される日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER」のMCを務める。
森香澄、テレ東退社を決めた理由
― 大きく注目を集めている中で退社を決めた背景について教えてください。森:いろいろなことに挑戦してみたかったというのが一番の理由です。社内で初めて個人TikTokを始めたり、新しい番組に「やりたいです」と挙手してみたり、元々新しいことに挑戦することや、何かを始めることがすごく好きなタイプなのですが、やっぱり会社員と守られている分、挑戦できることにも限りがあったので、より幅広いことに挑戦したいと思って退社を決断しました。
自分で決断することは中々勇気がいるものではありました。今年で28歳になるんですが、なんとなく30歳になったら自分のこれからを考え始めることが一般的というか、そこが区切りになることも多いと思うんです。それを前にして新しいことを始めたいと考えたときに、30歳になる前に始めないと間に合わないんじゃないかと考え始めたんですよね。会社員は22歳~23歳に新卒で入るので、社内では私ぐらいの27歳~28歳はまだ若手のような扱いなんですが、1歩でも会社を出たら27歳~28歳は若手ではない。SNSなどで15歳~16歳の子たちが活躍しているのを見ると「あ、27歳ってもうそんなに若手じゃないんだ」と気付いて、今やらないとむしろ遅いぐらいだと感じ始めたのが主なきっかけです。
― 年齢も理由の1つになったのですね。
森:周りの友達も結婚ラッシュですし、30を見据えた人生設計から、出産などを考え始めているのを見てこれからの人生を考えたら今決断しないとダメだなと思いました。
森香澄が今後挑戦したいこと
― どんなことに挑戦していきたいですか?森:お芝居や音楽など、好きなものに関わる仕事をやってみたいなと思います。あと私は入社してすぐにコロナ禍になってしまったので「GirlsAward」もそうですが、対面の大きなイベントにも挑戦していきたいです。
― 「seju」への所属を決めた理由を教えてください。
森:まだ新しいプロダクションなので、常に事務所全体が「これから一緒にみんなで頑張っていこう!」という感じの雰囲気なんです。それはテレ東にも通じるものがあると思っていて、在京キー局の中では一番小さな局なので、常に「他の局と並ぼう!」というような空気があって、少しでも他の局の視聴率を超えたら、みんなで大喜びする感じなんですよ(笑)。そういう、これからが始まりと感じさせるような雰囲気が元々結構好きなので、そこで私も何か力になれれば良いと思ったのがきっかけです。
森香澄「Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER」MCへの意気込み
― 早速「Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER」ではMCを務めますが、意気込みをお聞かせください。森:初っ端からこんなに大きなイベントのMCを務めさせていただくことが決まって、本当に光栄なのですが、その反面恐縮もしています。私自身イベントのMC自体がほぼ初めてぐらいの感じなので、今から緊張しています(笑)。ただ、ファッションやメイクなど元々好きだったもののショーに携われるのはすごく嬉しいですし、私自身も楽しめそうというところはあるので…その余裕があるかわからないんですけど、楽しみながらやりたいです!
森香澄が悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者に向けて、森さんのこれまでの人生の中で「悲しみを乗り越えた方法」を教えてください。森:幼少期にピアノをずっと習っていて、将来はなんとなくピアニストになると思っていたんです。本当に毎日何時間も練習して、そういったコースに通って、音楽科への進学まで考えたことがあったんですけど、やっぱりプロとアマチュアの差というか…やはりプロになるためには一種の才能みたいなものが必要だったんですよね。それがどうしても乗り越えられなかったので、音楽1本で進むのはやめようと諦めて普通の大学に進学したんです。
― 大きな決断ですね。
森:本当に小さい頃からピアノのために生きていたと言っても良いぐらいで、バスケの授業も突き指するからと見学させられていたほどピアノ一色という感じの人生だったので、それを失ったときはどこに進んだらいいんだろう、と目標を失ってしまった感じでした。ただそれは、音楽を完全に諦めたわけではなくて、違う形で関わろうと切り替えたので、そうやって視点を変えられたことが大事だったと思います。夢は絶対に叶うものとは言えませんが、そこでダメだと思うのではなくて別の形で関わっていくことを考えるなど、前向きに捉えていくことが乗り越えることにつながるのではないかなと思います。
― そこからアナウンサーを目指したのにはどのような理由があったのでしょうか?
森:興味はありましたし、元々テレビが大好きだったので素敵な職業だとは思っていたんですが、実際に目指そうと思ったのは、学生の頃に実際に少しリポーターのお仕事をやってみたときに、“新しいこと”を誰かに伝えることが楽しいと感じたんです。元々新しく挑戦することや新しいものを見ることが好きだったので、そういった経験が今のSNSの投稿などに繋がっているのかもしれないですね。
森香澄の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、新たな地でのスタートを切る森さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。森:私もまだ「夢を叶えました」としっかり言える段階ではないんですけど、「向き、不向きより前向き」というのがモットーなので、やる前から無理だと決めつけず、考えすぎずにとりあえず飛び込んでみることを意識しています。しっかり考えて行動するのはもちろん大事ですが、考えすぎて結果的に挑戦せずにやめてしまうのは、一番もったいないと思います。挑戦するときにはとりあえず良いことしか考えず、最低限の準備だけはしてあとは前向きに飛び込むことが大事だと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
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森香澄(もり・かすみ/27)プロフィール
1995年6月16日生まれ、東京都出身。2019年にテレビ東京に入社し「THEカラオケ★バトル」(毎週日曜夕方6時30分)「ウイニング競馬」(毎週土曜ひる3時)「FOOT×BRAIN」(毎週土曜深夜0時25分)と複数の番組でMCを担当。3月末に退社。アナウンサーとしては異例であるTikTokの個人アカウントを開設し、幅広い世代から多くの支持を集めている。
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