<「君の花になる」8LOOMインタビュー連載Vol.8>高橋文哉、歌&ダンス未経験でセンターに抜擢 “崖っぷち”の自分に今、伝えたい言葉
2022.07.27 19:00
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俳優の本田翼が主演を務める10月スタートのTBS系火曜ドラマ「君の花になる」(毎週火曜よる10時~)の劇中に登場する7人組ボーイズグループ“8LOOM(ブルーム)”のモデルプレスインタビュー連載ソロ編。7人目は佐神弾(さがみ・だん 通称:弾)役を演じる高橋文哉(たかはし・ふみや/21)が登場する。
“8LOOM”インタビュー連載:佐神弾役の高橋文哉
オーディションを通し、芝居・ダンス・ボーカルとそれぞれの得意分野やバックボーンの異なるフレッシュな若手を選抜した同グループは、劇中だけでなく、期間限定のボーイズグループとして実際にデビュー。ドラマ楽曲の発表や、物語と連動したライブ、イベントなど多岐にわたる活動を行っていく予定だ。モデルプレスでは、合同で行われたグループ取材のほか、ソロインタビューも実施。様々な質問から7人のパーソナリティーに迫り、夢を追いかける読者に向けて夢を叶える秘訣も答えてもらった。
高橋演じる弾は、グループの音楽を作るリーダーで作詞作曲を独学するほど音楽への情熱と才能の持ち主。一匹狼に見えて、若さと青さが残る一匹ワンちゃん。仲間想いではあるが、周りに伝えるのが苦手で、ツンが多めのツンデレという性格だ。高校時代は主人公・仲町あす花(なかまち・あすか/本田)が担任をするクラスに在籍していたが、突如あす花が学校から姿を消してしまう――。それから数年が経ち、あす花と“寮母とアーティスト”という立場で思わぬ再会を果たす。最初は、教師時代の姿と変わり果てたあす花に戸惑うも、自分自身の良いところを認め、褒めてくれるあす花の姿に惹かれはじめ…という役どころ。
高橋文哉、未経験でのセンター抜擢で感じたプレッシャー
― 高橋さんは今回が歌・ダンスともに初挑戦となりますが、練習で一番力を入れていることを教えて下さい。高橋:力を入れている部分…全部です!
― (笑)。特に苦労した部分はありましたか?
高橋:レコーディングを人生で初めてやったので苦戦しました。改めて「わからないことがあるって怖いな」と思いました。
― レコーディングはお一人での収録だったとお伺いしました。ダンスの練習は皆さんでやられているとのことですが、他の6人から刺激を受けたエピソードや、尊敬できる、すごいと思うポイントがあれば教えて下さい。
高橋:(山下)幸輝くんやNOAくん、(森)愁斗くんや(八村)倫太郎くんもそうですが、これまで歌やダンスの経験がある人たちや今も現役でやられているプロの人たちと初心者の僕との間にはこんなに差があるんだと感じました。練習中での細かい部分になってきますが、「すごいな…!」と思いましたね。
― 高橋さん演じる弾はグループのセンターですが、未経験にしてそのようなポジションを背負うことにプレッシャーはありましたか?
高橋:正直しんどいと感じた部分もありました…(笑)。
― それでも高橋さんは、わからないことがあれば積極的に他のメンバーに質問や相談をしているそうですね。
高橋:リスペクトがあるからこそ聞きたくなります。また経験がない分シンプルにわからないことが多すぎるので、そこは素直に聞かせてもらっていますね。
― 特に印象に残っているアドバイスはありますか?
高橋:アドバイスというより、今はまだ振り付けでの細かいところなどを教えてもらっている段階です。でも皆を見ていて「めちゃくちゃ楽しそうにやってるな」と思っています。僕はもういっぱいいっぱいだし、「楽しい」という気持ちはありますが、踊った時に「楽しい」が先行することはまだないんです。いつか踊りながら「楽しい」と思えた時に、「自分は成長したんだな」と感じられたら嬉しいです。
高橋文哉、もし8LOOMで共同生活をしたら…?
― もし実際にこの7人で共同生活をしたら自分はどんな役割になると思いますか?高橋:絶対に料理を作らされると思います(笑)。(※高橋は料理学校出身で調理師免許を持つ)
― 確かにそうですね(笑)。自分から料理担当に立候補しますか?
高橋:自分からはどうだろう…(笑)。でも誰かに食べてもらうとやっぱり嬉しいです。
高橋文哉、壁を乗り越えるための努力
― 崖っぷちのボーイズグループという設定ですが、ご自身の人生で“崖っぷち”だと思った時期や、過去に挫折した経験はありますか?高橋:まさに今です。崖っぷちという表現が合っているのかわからないのですが、今回のドラマではボーイズグループのメンバーということで今まで以上にたくさんの人を魅了する・驚いてもらうために、今大きな壁が目の前にある感じ。これまでもお芝居に関してなど壁にぶつかった経験はありましたが、それとは全然違う種類の壁というか…。お芝居では監督とお話したり、共演者の方のおかげで納得できたりなど、まだまだではありますが、自分なりに少し自分を認めてあげられるタイミングがあったりするんです。でも今この作品に対してはまだその気持ちを持てていなくて、自分を一番自分が責めている。そういうのは今までになかったし「辛いな」とも思いますが、その分、この壁を乗り越えた時の反動・達成感はすごいんだろうなと思います。皆さんに楽しんでもらうために、あとはもうやるしかない。そういう意味での崖っぷちです。もう1歩も後ろには下がれないので、前に進み続けたいと思っています。
― ストイックですね。その壁をどのように乗り越えるかというプランはありますか?
高橋:周りを信じて、自分を信じて、努力するのみという感じです。
― TBS公式YouTubeで配信中の「君の花になるまでの365日」では高橋さんは他の6人からすごく頼られている存在であることが伝わってきたので、高橋さん自身が現在壁にぶつかっていて戦い続けているという今のお話はとても貴重だと思いました。
高橋:これは1人のインタビューでしか言わないです(笑)。
高橋文哉、芝居への熱い想い
― 合同インタビューでは“自分にとっての花”を「お芝居」と答えていましたが、そのお芝居への熱量がグンと高まったきっかけやターニングポイントになった作品はありますか?高橋:やっぱりどの役も全部違って全部刺激になっています。最近お芝居を褒めていただく機会も増えましたが、始めて3年目なんです。まだ知らないお芝居の楽しさ・難しさもありますし、知らないことばかりではありますが、それでもこれだけ自分がしている仕事に魅了されているというのは素敵なことだと思います。そういう意味では、役について考えている時間・役を生きている瞬間が好きです。作品を届けることで誰かを感動させたり、怒らせたり、悲しくさせたり、いわば人の感情を操ることができる。「このシーンではこういう風に思ってほしいな」と考えていたことを、素直に受け取ってもらえた時の嬉しさもありますし、そういったところはすごくやりがいになっています。
― 今回のドラマもまた、新たなターニングポイントになりそうですね。
高橋:間違いなくそうなると思います。
高橋文哉の夢を叶える秘訣
― そういった経験を踏まえて、最後にご自身の考える夢を叶える秘訣をお伺いしたいのですが、2020年12月のインタビューをさせていただいた時には「感謝と尊敬」と答えていらっしゃいました。ご自宅の壁に貼られている言葉だそうですね。高橋:まだ貼ってあります(笑)。
― そこから活躍の1年半を経て、その考えに変化や新たに「これも大切だな」と感じたことはありますか?
高橋:今の自分には「努力と自信」と言いたいです。“自分自身を信じる”と書いて「自信」じゃないですか。自分を信じることを大切にしたいし、自分を信じられるくらいの努力をしたいです。
― かっこいい言葉ですね!
高橋:自分を信じてあげられるぐらい、悔いのないようにずっと前を向いていたいですね。
― これまでもそういう風にして夢を叶えられてきたのでしょうか?
高橋:そう思うと、「感謝と尊敬」は夢を叶えるために大切なことでした。今はもう感謝と尊敬が染みついているので、新たに自分に何が必要かと考えた時に努力と自信だなと思いました。今も感謝と尊敬の気持ちは持ち続けています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
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本田翼主演10月期火曜ドラマ「君の花になる」ストーリー概要
本作の主人公は、ある出来事により挫折した元高校教師・あす花。あす花は突如、ボーイズグループが共同生活する寮の“寮母”になったことをきっかけに、かつての教え子・弾と再会。弾がグループのリーダーとして夢に向かってまっすぐ挑戦する姿に心を打たれ、気づけば教師だった頃の情熱を取り戻し、自身の挫折とも向き合うようになっていく。30歳の節目に、恋も仕事も友情も新たなステージへ進む女性の成長と胸キュンを描いたオリジナルストーリーである。
8LOOM(ブルーム)メンバー・キャスト
佐神弾(さがみ・だん)役:高橋文哉成瀬大二郎(なるせ・だいじろう)役:宮世琉弥
古町有起哉(ふるまち・ゆきや)役:綱啓永
一之瀬栄治(いちのせ・えいじ)役:八村倫太郎
桧山竜星(ひやま・りゅうせい)役:森愁斗
久留島巧(くるしま・たくみ)役:NOA
小野寺宝(おのでら・たから)役:山下幸輝
彼らのオーディションからドラマ放送までの1年間を追った密着&応援コンテンツ「君の花になるまでの365日」もTBS公式YouTube・Paraviで配信中。
URL:https://youtube.com/playlist?list=PLCUNF--_h4OyyVIxv-ax-H69N4neJagne
高橋文哉(たかはし・ふみや/21)プロフィール
生年月日:2001年3月12日出身地:埼玉県
趣味、特技:カメラ、料理
2019年、令和初の仮面ライダー「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系)の主演・飛電或人役に抜擢。2020年に放送された「先生を消す方程式。」(テレビ朝日系)を皮切りに、「夢中さ、きみに。」(MBS・TBS系)、「着飾る恋には理由があって」(TBS系)、「うきわ -友達以上、不倫未満-」(テレビ東京系)、「ドクターホワイト」(カンテレ・フジテレビ系)、「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(日本テレビ系)と7クール連続でドラマ出演。2021年下半期「ViVi」国宝級イケメンランキングのNEXT部門では1位に輝いた。
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