鈴木優香“文春砲”後心に刺さったファンの言葉 芸能界に残る道を選んだ理由「もう絶対に裏切らないように」<モデルプレスインタビュー>
2021.12.16 08:00
views
9月27日にAKB48を卒業し、現在はグラビアを中心に活躍する鈴木優香(すずき・ゆうか/21)が、モデルプレスのインタビューに応じた。4月、“文春砲”に直撃された鈴木はアイドルプロデューサーとの合鍵半同棲や別の男性とのお泊り疑惑などを報じられ活動を休止。7月に活動を再開するも、9月に卒業を発表した。スキャンダルへの本音や、活動休止中の心境、それでも芸能界に残る道を選んだ理由とは。
鈴木優香、AKB48加入後の想い・交際への反省
AKB48卒業後には、文春オンラインのインタビューに堂々と応じ、2人の男性との交際の真実を告白したことが話題を呼んだ鈴木。「初めて自分のことをあそこまで打ち明けたのですごく緊張しました」と振り返り、公開後の反響について「色々な言葉をもらいました。でも全部のコメントが『確かにな』と納得できたので皆思うことはそれぞれあったんだなと思います」と受け止めた。皆川優香としてアイドル活動をした後、2019年AKB48チーム8に静岡県代表として加入。完成された抜群のビジュアルで加入からすぐに注目を集めた。
「元々キラキラしたアイドルが好きで、渡辺麻友さんに憧れていました」とAKB48への加入は念願だったというが、加入してからは自分の方向性に悩んだという。
「AKB48のこともずっと大好きだったんですけど、加入してからは自分の中でどういうアイドルでいるべきか理想像が見えなくて、好きなアイドルさんと同じようにはなれなくてどうしたら良いかずっと迷走していた気がします」
AKB48加入後も男性と交際を続けていたことに対して罪悪感はあったかと聞くと、「AKB48に入ったときはバレちゃいけない、という想いがすごく強くて罪悪感もあったんですけど、こうなった(報道される)ときのことは全然想像ができてなくて深く考えていなかったことを本当に後悔しています」と反省した。
鈴木優香、報道後一番心が痛んだ言葉・卒業を決めるまで
初めて週刊文春に直撃されたときのことは「どうしたら良いか分からなくなって、咄嗟に嘘をついてしまってとにかくパニックになっていました」と回顧。卒業の二文字はすぐに頭によぎったが、国民的アイドルグループのメンバーという看板を下ろすことへの不安が拭えず、卒業までに時間がかかった。
「卒業することはすごく考えたんですけど、やっぱりAKBという看板が大き過ぎて、ここから出たら自分だけの実力じゃ多分どこにも通用しないし、このまま辞めて良いのかなという不安ですごく葛藤していました。活動休止中はずっと記事について考えていて何も手につかない状態で…家でずっと、何も手に付かないときはどうするかとか、過去の先輩たちのこととかを調べていました」
元々SNSでファンとの交流を活発に取っていたことから、当時もエゴサーチなどは続けていたといい、「結構私のファンは優しい人が多くて『そういうこともあるよ』とか擁護してくれる方もいて嬉しかったんですけど、それもそれで心が痛くて、正直誹謗中傷のコメントよりもファンの方のコメントを見る方が心が痛みました」と厳しい意見よりも、逆にファンの温かいエールが心に刺さったと話す。
「初めて自分がやったことを深く考えて、本当にやってはいけないことをやってしまったんだなとすごく反省しました。箱推しのファンの方が沢山いるので、その方たちのコメントで気付かされたことも多かったです」
約2ヶ月間、活動を再開した後に、卒業を発表。発表する1週間前まで迷いはあった。「戻ったときもすごく悩んでいて、辞めたくない気持ちもあったんですけど、やっぱり迷惑をかけてしまったし、大好きなAKB48に自分が傷をつけたことをすごく反省して、最終的には続けていてもずっとモヤモヤするし、傷つけた方も沢山いるのでこのまま続けちゃいけないなと卒業を決心しました」と決心に至るまでの心境を語った。
鈴木優香、卒業後はグラビアで活躍
そんな鈴木の頑張ることができるモチベーションの源は家族。「ファンの存在はもちろんなんですけど、家族が協力的なので支えになっています。報道があったときも『だめだよ』ということも言われましたけど、最終的には私の味方になってくれて一番に支えてくれたので、色々な言葉をかけてもらって『色々な考えがあるんだよ』ということを教えてくれました」と両親へ感謝を示す。また、「辞めてからもSNSのコメントで『グラビアを見てみたい』とか『SNSは続けて欲しい』と言って下さる方がいて、私にも何かそういうお仕事を頂けるのであれば続けたいなと思いました」とSNSのコメントも彼女の背中を押し、卒業後、再び芸能活動を続ける道を進んだ。
10月末に「週刊FLASH」で水着グラビアデビューを果たすと、その後も「週刊プレイボーイ」「BUBKA」と次々とグラビアのオファーが舞い込んだ。「(AKB48時代の)グラビアはタンクトップとかであんまりお腹が出る衣装が少なかったので、水着はガッツリお腹が出ていて緊張しました。断食したりして結構絞りましたね。グラビア撮影は楽しいですし、ファンの方が喜んでくれるのが嬉しいです」とグラビア活動には意欲的だ。
鈴木優香、SNSは戦略なし ファンへ約束「もう絶対に裏切らないように」
AKB48加入直後から生配信でセクシーなコスプレを披露するなど、ファンを喜ばす発信力の高さは度々話題となっていた。戦略的にSNSを駆使しているのかというと、そんなこともないようで、「SNSはすごく好きなので楽しいです。配信とかでもファンの方が喜んでくれる衣装を着ると、握手会とかお話し会で『すごい良かったよ、今年もクリスマスサンタのコスプレをしてね』とか言ってくれたりして。特に誰かを参考にしたりとかはなくて、自分で上げて反響が良かったことを続けています。本当に素でやっている分、感情的に呟いたりしたこともあってそれは申し訳ないことをしたんですが…」と嘘のない言葉には驚かされた。前身のアイドル時代からファンと積極的にコミュニケーションを取っていたことも対応力の高さに繋がっており、その頃から応援しているファンも健在。
「ライブしてチェキ取って1分くらい喋る、ということをよくしていたので結構距離は近かったんですけど、AKBに入ってからはコロナもあって直接話せるイベントがなくなってしまったので、すごく遠くて寂しいなと感じていました。その頃からずっと応援して下さっているファンの方もいて、劇場公演のお見送りのときとかに見つけるとすごく嬉しかったです」
最後にファンに向けてメッセージを送ってくれた。
「今までAKB48グループに所属していて、軽率な行動で沢山迷惑をかけてしまいました。それでももし、まだ応援して下さるファンの方がいるのであれば、私ももう絶対に裏切らないように謙虚に頑張っていこうと思っているので、これからもよろしくお願いします」
(modelpress編集部)
鈴木優香(すずき・ゆうか/21)プロフィール
2000年8月15日生まれ、静岡県出身。愛称は「ゆうかりん」。母親が中国人で中国語も堪能。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
「バチェラー6」辻本菜々子、引きずったバチェラーの言葉 別れを覚悟した瞬間「わかりやすかった」【ネタバレインタビュー前編】モデルプレス
-
【6代目バチェラー久次米一輝インタビュー】ローズを渡す基準の変化、悩んだ場面を振り返るモデルプレス
-
もーりーしゅーと、2人で沖縄に来た思い出 家族旅行にもーりー不参加の理由とは?【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
「K-1 GIRLS 2025」櫻木はる、コンプレックスを武器に ファンも驚くスタイル変化の秘訣とは【「K-1 GIRLS 2025 × ミスモデルプレス オーディション」インタビュー】モデルプレス
-
MAZZEL・NAOYA、演技初挑戦に不安も魅力実感 なにわ男子・大橋和也の一言で「緊張が解けた」【「君がトクベツ」インタビュー連載Vol.8】モデルプレス
-
DXTEEN大久保波留、映画初出演でなにわ男子・大橋和也から多くの刺激「大きい背中を見せてくれた」 ファンとの絆を感じた瞬間も【「君がトクベツ」インタビュー連載Vol.7】モデルプレス
-
MINAMI、1人暮らし・免許取得から初の夏 沖縄家族旅行の思い出も明かす【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
【ミセス「CEREMONY」インタビューVol.3】本番の注目ポイントを紹介モデルプレス
-
山中柔太朗、役作りに活きたM!LKでの活動 トクベツな存在・今後の目標…グループ愛溢れる回答続出「一緒に乗り越えていきたい」【「君がトクベツ」インタビュー連載Vol.6】モデルプレス