モデルプレスのインタビューに応じた高島礼子(C)モデルプレス

高島礼子のインスタに注目…始めたきっかけ・反響の大きかった投稿は?美の秘訣も明かす<モデルプレスインタビュー>

2021.06.11 06:00

女優の高島礼子(56)がモデルプレスのインタビューに応じた。1998年の芸能界デビュー後、数々の作品に出演し、日本を代表する女優となった高島が、今年初めて挑戦したことがSNS。今年1月26日に自身のInstagramを開設したのだ。そんな彼女に、始めたきっかけや、ファンと友達になった!?エピソードなど、インスタにまつわる話を聞いたほか、美の秘訣や夢を叶える秘訣なども語ってもらった。

高島礼子、インスタを開設した理由「これからは自分発信でなにかの役に」

― 今年1月26日に開設したインスタの手応えはいかがですか?

高島:初めて投稿したとき、1番感動しました。結構いきなり始めたので、10人、20人…とフォロワーが増えていく頃が1番ドキドキしていました。個人でこういうSNSを始めたのが初めてで、やり方もわからないし、これからどうなるだろうという期待と不安があるのですが、とにかく続けていきたいと思っているので、めちゃくちゃ頑張っています!

― なぜ始めようと思ったのでしょうか?

高島:若い頃は忙しくて、仕事以外のなにかをやることを考えたことがありませんでした。今年1月に舞台をやったのですが、その内容がコロナのことでした。10人くらいは見に来てくれるかなとすごく弱気だったのですが、やっぱり少しでも多くの方に見てもらいたという思いがありました。それと以前、インスタは番宣にも繋がるという話を聞いたことがありました。でも私たちの世代はいいから、若い人たちに頑張ってもらおうかなと、すごく客観的に見ていたのですが、これからは自分発信でなにか役に立てることはないかなと思うようになりました。

舞台の宣伝も自粛されたじゃないですか。みんな一生懸命稽古に取り組んでいるんですよ。もしコロナ感染者が出たら、できないかもしれないという不安を抱えながらも、一生懸命稽古している姿を見たときに、私にできることはなんだろうって、友達を呼ぶことはできるなと。でもそれだけだと足りないので、インスタとかツイッターとかで呼びかけようと。今までは怖かったし、私たち世代がやることじゃないと思っていたけど、そんなことはない。これからは逆に私たちがそういうことをやるべきなんじゃないのかなと思って、始めてみました。

高島礼子、インスタのテーマを探し中…現在は「とにかく気になったものを投稿」

― 投稿するときのこだわりはありますか?

高島:それがないんですよ!仕事中心にするのか、趣味中心にするのか、テーマがあった方がみなさん見てくれるという話を聞いたので、今探しています。まだ安定していないので、今はとにかく気になったものを投稿するようにしています。

― では、やってみたいことはありますか?

高島:実はYouTubeチャンネルを考えたことがあって、歴史に興味があるので、歴史の番組を考えていました。仕事ではなくプライベートで来てみましたというのをやりたかったのですが、今の時期、そんなにいろんなところに行けないじゃないですか。スイーツも好きなのですが、スイーツを買いにいろんなところに行くのもな…と思って、正直今停滞しています。インスタに載せたいものはたくさんあるんですけどね…。

― 確かに、今の時期お出かけがしにくいですもんね…

高島:そうなんですよね。でも、この前一人焼き肉に挑戦してみたんですよ。それを動画に撮って、投稿したら、みんな面白いねって言ってくれたんです。その翌日に一人牛丼に行ったら、それも反応がよくて。でも、友達から「礼子のイメージじゃない」って言われてしまったんです。そういうのを求めてないファンの方もいるので、そういうのも考えていかなくちゃと思っています。

― インスタってやっぱり、オンとオフの姿を見られるところが面白いと思います!

高島:そうですよね!なので、仕事とプライベート、両方載せていきたいなと思っています。

高島礼子、コメント返しでファンと友達に?

高島礼子(C)モデルプレス
高島礼子(C)モデルプレス
― 高島さんは誰かのインスタをご覧になることはあるのでしょうか?

高島:実は一方的に見るだけのアカウントを持っていました。みんななにをやっているんだろうって。でも気になったらすぐにLINEで連絡を取っちゃうタイプだったので、インスタの重要性を感じていませんでした。例えば、宮崎美子さんをフォローしているのですが、フォローすると、宮崎美子さんをフォローしている方たちが表示されたりするじゃないですか。そうすると検索しなくても目に留まるので、見たくなっちゃうんですよね。今はこんな仕事をしているとか、普段連絡を取れない方の近況までわかるのはちょっと嬉しいですね。

― 同世代の女優さんのインスタをチェックしているんですね!

高島:インスタを見るより、気になったら直接連絡を取っちゃうかも。でもそれだけだと足らないので、もしかしたらインスタの情報の方がいいときもあるかもしれないですね!

― ファンの方のコメントはチェックしていますか?

高島:めちゃくちゃ見ます!コメントしてくださる方のインスタを覗かせてもらって返答しているんです。写真がうまいとか、ファッションがすごいとか、その方の人となりが見れると、それに対して返しちゃうんです。ありがとうだけだとつまらないので、どちらかと言うと、コメントしてくれることと違うことを返しちゃうんです。そうしていくうちに、コメントくださる方ってだいたい同じ方なので、友達みたいになってきちゃうんです。

― ファンと友達に!?

高島:向こうもLINEのような会話してくれるんです。でもあまりにもそれが続いちゃうと、返せないとき申し訳なくなるので、みんなにきちんと返せていないんですよね。すごくフォロワーを増やしたいんですけど、こうやって会話ができなくなっても申し訳ないなと思っているのですが、これは早いもん勝ちと思って、無理せずやっていきたいなと思っています。

高島礼子の美の秘訣「自分を知ること」

― 先程一人焼肉の投稿の反響が良かったとおっしゃっていましたが、ほかにどんな投稿だと反響が大きかったのでしょうか?

高島:髪の毛を切った写真や、断捨離をしたときの写真とか。断捨離をしたときすごく懐かしいデビュー頃の写真が出てきて、それを載せたら反響がすごくありましたね!「若い」というコメントがあったのですが、私自身もその写真を見てびっくりました(笑)

― すっぴん動画も投稿していましたよね?

高島:歩くときはすっぴんなんです。今化粧すると、マスクで擦れるので、だいたいノーメイクです。日光に当たって自撮りするとすっぴんでもそんなに気にならないですよね(笑)。編集しすぎるとお人形さんみたいになるって聞いたので、自然光がいいのかなと。

― 変わらずお美しいです!

高島:日光に当たると意外と飛んじゃうんだと思いました(笑)。正直、眼鏡をかけて自分で自分の顔を見ると怖いんです。20代ぐらいの方からすると、こうやって見えているんだって。でもそんなことを思いながらも楽しんでいます。

投稿が見つかりません

― インスタを始めてから美容面でさらに気をつけるようになりましたか?

高島:気にするようになりましたね。今まで写してもらう側だったので、自分で自分を写すことが一切なかったんですよ。みんなで撮った写真とかはありますが。なので、自分で自分を撮って、引き伸ばしたとき、シワとかが気になったりするので、メンテナンスをもう少しちゃんとしようと思うようになりました。

― 今の高島さんの美容法も教えてください!

高島:やっぱり自分を知ることかな。逃げている自分がいるんですよ。正直、自分が出ている作品も見なくなってきてしまったんです。今のテレビって性能がよくて、うちのテレビがすごく大きいので、自分の肉眼で見えないものが見えちゃうんです。だから、避けていたんですけど、インスタを始めると、避けられなくなるというか、もっとこだわっていかないといけないなと思って、メンテナンスしなくちゃと反省しました。

― スキンケアとかは、どんなことをしているんですか?

高島:めちゃくちゃシンプルです。正直言うと、20年ぐらい化粧品の広告をやっていたので、ずっと同じものを使っていました。今はフリーなので、いろいろなものを試して使うようにしているので、20代の子がパックしたり、エステに行っているという話を聞くとすごく尊敬します。

― 食生活で気をつけていることはありますか?

高島:すごく食べることが好きなので、暴飲暴食はやめよと思っているぐらいです。年齢とともに食べられる量が減ってきてしまうのですが、本当はB級グルメが大好きってぐらい食べることが好きです。

高島礼子、夢を叶える秘訣を語る「ちょっと悪くなってもいい」

高島礼子(C)モデルプレス
高島礼子(C)モデルプレス
― 最後に夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

高島:今の若い子たちを見ていると、もったいないなって思うんですよ。その時間の使い方もったいないじゃんって。スマホに向かっているだけでなく、もっと友達を増やして、楽しいことをした方がいいなって思うんですよね。夢を叶えるためには、自分だけが努力すればいいわけではなく、運も縁も必要だと思います。縁を掴むためには、交友関係だったり、動き出したりしないと掴めないと思うんです。私が芸能界に入れたのも、やっぱり動いて努力をしたからだと思うので、自分でなにかを考えて行動することが大事だし、私は好きでした。掴むための手段を考えることも、人の話を聞いてアドバイスをもらうことも好きでした。恥ずかしいとは思わず、質問をしていって、すべてを自分のものにしちゃえと思うんです。歳上の方や、身近な人をどんどん利用していいんじゃないのかなと思います。親って、子どもが成長してくれることが1番の幸せだから、迷惑をかけるとか一切考えないで、図太く、楽しく、幸せに生きてほしいなと思います。すごくいい子が多いので、ちょっと悪くなってもいいと思います!

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

高島礼子(たかしまれいこ)プロフィール

生年月日:1964年7月25日
出身地:神奈川県横浜市

経歴:1988年に「とらばーゆ」CMでデビュー後、時代劇「暴れん坊将軍」で女優デビュー。以後「陽炎」シリーズ、「極道の妻たち」シリーズなどで注目を集める。近年の主な出演作は、ドラマ「精霊の守り人」(2016年/NHK大河ファンタジー)、「白い巨塔」(2019年/テレビ朝日)、映画「おみおくり」(2018年)、「犬鳴村」(2020年)など。8月20日公開の映画『祈り ―幻に長崎を想う刻(とき)―』で主演、テレビ東京系ドラマ『春の呪い』(~6月26日毎週土曜23:25~)に出演している。
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