水谷果穂(C)モデルプレス

「イチケイのカラス」水谷果穂「無力すぎて幻滅した」日から月9デビューまでの軌跡 “正統派女優”から次のステージへ<インタビュー>

2021.05.10 21:00
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現在放送中の月9ドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系/毎週月曜日よる9時~)に新人裁判所事務官・一ノ瀬糸子役で出演中の水谷果穂(みずたに・かほ/23)がモデルプレスのインタビューに応じた。ドラマ「凪のお暇」(TBS系/2019年)や映画「ブレイブ -群青戦記-」(公開中)など、数々の作品で注目を集めてきた彼女にとっては、今回が初の月9出演。竹野内豊や新田真剣佑を始めとする個性豊かなイチケイメンバーとの撮影秘話はもちろん、柔らかく優しい雰囲気をまとう彼女が心の内に秘めた“熱い信念”も語ってもらった。

次世代女優の筆頭格・水谷果穂「イチケイのカラス」で月9初出演

水谷は1997年11月3日生まれ、静岡県出身。2012年に芸能事務所の研音に所属し、2013年のドラマ「リアル脱出ゲーム 密室美少女」(テレビ東京)で女優デビュー。「凪のお暇」や「ブレイブ -群青戦記-」に加え、連続テレビ小説「なつぞら」(NHK総合/2019年)やドラマ「美食探偵 明智五郎」(日本テレビ系/2020年)、映画「さくら」(2020年)など、様々な作品に出演する、まさに“次世代女優の筆頭格”。

「イチケイのカラス」ポスタービジュアル(C)フジテレビ
「イチケイのカラス」ポスタービジュアル(C)フジテレビ
「イチケイのカラス」は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)が舞台。型破りな刑事裁判官・入間みちお(竹野内)、東大法学部出身のエリートで冗談が通じない坂間千鶴(黒木華)、みちおら裁判官をサポートする裁判所書記官の青年・石倉文太(新田)のほか、部長裁判官・駒沢義男(小日向文世)、主任書記官・川添博司(中村梅雀)、書記官・浜谷澪(桜井ユキ)など個性豊かなメンバーの活躍がコミカル&ビターに描かれている。

水谷演じる糸子は、そんなイチケイの中で最年少でありながら、駒沢や川添にも物怖じせずに思ったことを言ってのける度胸の持ち主だ。

水谷果穂、役作りで最もこだわったのは「イチケイメンバーとの関係性」

水谷果穂「イチケイのカラス」より(C)フジテレビ
水谷果穂「イチケイのカラス」より(C)フジテレビ
― 今回、月9の出演は初めてということですが、出演が決まったときの心境はいかがでしたか?

水谷:主演の竹野内さんはもちろん、すごく面白いキャストの皆さんや様々なプロの方々が力を合わせている作品なので、私も全力で頑張ろうと思いました。

― 月9という看板枠への出演や錚々たるメンバーとの共演にプレッシャーはあったのでしょうか?

水谷:それは特になかったです。ですが、私がキャストの中で1番年下ということもあり「絶対萎縮しちゃうだろうな」というのがなんとなく想像できたので、それを極力見せずに全力でお芝居できるようにしようと思いました。

― 放送が始まってから、周りからの反響はいかがですか?

水谷:私の周りも色んな人が見てくれています。芸能活動を応援してくれているおじいちゃん、おばあちゃんもとてもこの作品を楽しんでくれています。同年代の友達も見てくれていますし、幅広い世代の方々に楽しんでいただいているんだなと実感しています。

水谷果穂「イチケイのカラス」より(C)フジテレビ
水谷果穂「イチケイのカラス」より(C)フジテレビ
― 今回この役柄を演じるにあたり、法律用語など専門的な知識も必要だったかと思いますが、役作りはどのように行いましたか?

水谷:私の役は新人事務官ということもあり、そこまで難しいセリフはなかったので、実は勉強することは少なかったんです。ですが、イチケイメンバーとの関係性はすごく大事になってくるので、丁寧に演じました。

― どのようにその関係性を深めていったのでしょうか?

水谷:撮影はほとんどイチケイメンバーと一緒だったので、現場で一緒に過ごすことで自然と仲の良い空気感が出せたかなと思います。

水谷果穂、イチケイメンバーとの撮影秘話

水谷果穂(C)モデルプレス
水谷果穂(C)モデルプレス
― 現場はどのような雰囲気ですか?

水谷:明るくて、良い意味でゆるい感じです(笑)。真剣なシーンはもちろん集中していますが、作業をしながらおしゃべりするシーンなどは、本当に「実際にしゃべりながらやろうよ!」みたいな。大体そういうのは小日向さんが提案してくださるので、皆で「そうですよね!」って(笑)。

― そうなんですね(笑)。現場のムードメーカーはやはり小日向さんなのでしょうか?

水谷:はい。黒木さんが小日向さんへのツッコミ役で、いつも現場を明るくしてくださっているんです。竹野内さんは、そんな私たちのやり取りをいつも見守ってくれています。

― 新田さんは、水谷さんと1番年齢が近いですよね。何か現場で印象に残っているエピソードはありますか?

水谷:現場で鶴を折るのが流行っていたんです(笑)。桜井さんがすごく小さな鶴をずっと折っていて、それを皆で真似し始めて。竹野内さんも器用に小さな鶴を折っていたのですが、私はこれまで鶴を作れたことがなかったんです。ですが、新田さんが教えてくれて、やっとぐしゃぐしゃな鶴が出来ました(笑)。

― 本当にイチケイメンバ―で和気あいあいと過ごされているんですね!そんな共演者の皆様と実際に演技をしてみて「すごい」と感じた部分などはありましたか?

水谷:1番すごいと思ったのは、皆さんセリフを言う時に全然肩に力が入っていなかったことです。その方自身と役の切り替えのポイントが分からないくらい、すっと自分の言葉で話すように演技していらっしゃるんですが、実際にテレビやモニターで見るときちんとその役になっていて。その自然な役への入り方は本当に素晴らしいと思いました。私もそういうお芝居ができる人になりたいと思いながらやっています。

水谷果穂、役柄との共通点は?

水谷果穂「イチケイのカラス」より(C)フジテレビ
水谷果穂「イチケイのカラス」より(C)フジテレビ
― 実際に糸子を演じてみて、共感した部分はありますか?

水谷:糸子を演じるにあたって、“誰とでも対等に接する”ということを意識しています。相手が偉い人でも小さな子どもでも変わらず、自分を持っているキャラクターにしたかったんです。私自身も誰とでも対等に接するように心がけているので、そこはなんとなく自分の感覚で演じていました。

― 逆に「ここは自分とは違うな」と思った部分はありますか?

水谷:頭が良いところ(笑)。私にはああいう仕事は絶対に出来ないと思います。糸子はテキパキと仕事をこなすし、自分の力で人生を歩んできたタイプで、おっとりと生きてきた私とは全然違うなと思っていました(笑)。

― では、今後の見どころを教えてください。

水谷:イチケイのチームワークがどんどん強くなってきて、それぞれのキャラクターも立ってくるので、より一層面白くなってきます。1話完結で、毎回見ていて勉強になるストーリーになっていますし、イチケイメンバーの関係性に注目しながら今後の展開も楽しんでいただきたいです。また、川添さんにいつも強く当たっている糸子ですが、今後はその2人の距離ももっと縮まってテンポの良い会話が見られると思うので、そこにも注目してください(笑)。

水谷果穂「無力すぎて幻滅した」オーディション、悔しさをバネに決意

水谷果穂(C)モデルプレス
水谷果穂(C)モデルプレス
― ここからは水谷さん自身についてもお伺いしていきたいと思います。水谷さんの芸能界デビューのきっかけを教えてください。

水谷:私が知らない間に、今の事務所におばあちゃんが履歴書を送っていて、その後オ―ディションを受けて入りました。おばあちゃんは、全然受かるとは思わずに「送ってみたい!」という軽い気持ちだったと思います(笑)。

― 幼い頃から、水谷さん自身は芸能界に憧れがあったのでしょうか?

水谷:いえ、全然なかったです。ですが、小学生・中学生の頃、夏休みに原宿へ遊びに行った時に芸能事務所の方から名刺をいただいたことはありました。それで家族も盛り上がっていたので、おばあちゃんもその延長線上で応募したのかなと思います(笑)。

― 実際に、芸能活動を始めてから「芸能界で頑張っていこう」と決意したきっかけはありますか?

水谷:オーディションに合格した時です。知らない間に応募されたということもあり、オーディション中は緊張するし「別にやりたくない」と思っていたんです。今まで頑張ってきたことやアピールポイントなども全く無くて、聞かれても上手く答えられず「絶対に落ちた」と思いました。自分が無力すぎて幻滅したし「私って何もないんだな」という気持ちになったのを覚えています。それを「悔しい」と思う気持ちもすごく大きかったので、合格した時は「これは頑張らなきゃいけない」と思って、ちゃんとやろうと決意しました。

― これまで出演した作品の中で、女優としてのタ―ニングポイントになったものは何でしょうか?

水谷:ターニングポイントと言えるか分からないですが、ドラマ「凪のお暇」で演じたエリィは未だにすごく話題にしていただきます。そういうインパクトが与えられるような役にこれからも挑戦していきたいと思っています。

水谷果穂、憧れは綾瀬はるか

水谷果穂(C)モデルプレス
水谷果穂(C)モデルプレス
― 憧れの女優さんはいらっしゃいますか?

水谷:綾瀬はるかさんです。すごく大好きで半分ただのファンなのですが(笑)、「こういうお芝居したいな」と思いながらいつも拝見しています。

― ファンになったきっかけは何だったのでしょうか?

水谷:「白夜行」(TBS系/2006年)というドラマです。綾瀬さんの役柄はミステリアスかつ、柔らかいのに強さもあってすごくかっこよくて、好きになりました。

― 綾瀬さんのどのような部分に憧れたのでしょうか?

水谷:どの役柄でも、その役をすっと演じられるところです。どの作品でも観ているこちらは気付かないうちに物語に引き込まれているので、そういう自然体な演技を尊敬しています。

水谷果穂、美容&スタイルキープ法は?

水谷果穂(C)モデルプレス
水谷果穂(C)モデルプレス
― 美容やスタイルキ―プで気を付けていること、普段やっていることなどはありますか?

水谷:最近暖かくなってきたので、ボディークリームを塗っています。本当は冬も塗りたいのですが、冬は寒すぎて塗るとすごく冷えちゃうので…(笑)。塗りながらちゃんと身体を触ったり鏡を見たりして確認する習慣がついたので、それはすごく良いなと思っています。

― お肌もすごく綺麗ですが、スキンケアはどうされているのでしょうか?

水谷:今はシンプルなのが1番良いなと思い、化粧水・美容液・乳液だけです(笑)。これまでに色々なものを試したり、パックもしていたのですが、かえって調子が悪くなってしまって…。シンプルなケアに戻したら、肌も元に戻ったので「これだ!」と思いました(笑)。

水谷果穂、“正統派”の壁を壊して次のステージへ

水谷果穂(C)モデルプレス
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― 今後の夢を教えてください。

水谷:私は、ビジュアルやこれまでの役柄から、“正統派”と思われやすいのではないかと思っています。ですが今後は、クセが強い役や、人間味があって面白みのある役もやってみたいです。そういった色々な役柄を任せていただけるような女優になりたいなと思います。

― 実際にやってみたいジャンルはありますか?

水谷:コメディなど思いっきり振り切ってふざけられる作品にも挑戦してみたいです。

― では、水谷さんの夢を叶える秘訣を教えてください。

水谷:私自身も手探りではありますが、「今の状況を変えたい」と思ったら、たくさん考えたり行動したりすることが大切だと思います。これまで私は「変わりたい」と思って行動したことで、実際に自分自身や周りの状況が変わったこともありました。なので、挑戦することが1番なのではないでしょうか。また、私は芸能活動を始めた時に「『やめろ』と言われるまでやめない」と決意していました。今こうして様々な作品に出演することができているのは、ここまで続けてきたからだと思うので、継続することも大切だと思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

水谷果穂(みずたに・かほ)プロフィール

水谷果穂(C)モデルプレス
水谷果穂(C)モデルプレス
生年月日:1997年11月3日
出身地:静岡県
身長:163cm
血液型:B型
特技:料理
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