エンリケ、夫との“ド派手挙式”を計画 キャバ嬢引退の今だからこそ語れること<「結局、賢く生きるより素直なバカが成功する」インタビュー>
2020.11.12 18:00
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元東海No.1キャバ嬢の“エンリケ”こと小川えり(おがわ・えり/33)が、11月12日に著書『結局、賢く生きるより素直なバカが成功する』(講談社)を発売。モデルプレスのインタビューに応じ、最近の夫婦生活や今後の目標について語った。
エンリケ著書「結局、賢く生きるより素直なバカが成功する」
同書は、見た目も普通で特に頭が良いわけでもない凡人が、14年間の実践で身につけた「億稼ぐ接客術」がテーマになっている。今まで公開してこなかった、売れなかった下積み時代の日記を紐解き、当時の目標をクリアするために実践した努力を、エンリケ本人が細かく解説。さらに、No.1になるための「思考と戦略」、初めてのお客様に常連になってもらうための「会話術」、お客様を店に呼ぶための「LINE&メール術」を、実際にあったエピソードをもとに、実例を交えながら「すぐに使える形」で具体的に紹介。現役中には話せなかったエピソードも盛りだくさんで初公開する。
また巻末には特別付録として、エンリケが18歳からつけてきた直筆日記も初公開。夢を叶えるためには何にこだわって、メモを取るべきかが一目でわかる内容となっている。
エンリケ「本当の自分を知ってもらいたい」
― 先日(11月2日)33歳を迎えられたということで、おめでとうございます!心境の変化はありますか?エンリケ:ありがとうございます!ずっとキャバクラで頑張って突っ走って来た誕生日だったので、気を張り詰めていたのですが、今年の誕生日はとてもリラックスして過ごすことができました。これまでは夜をメインに生活していましたが、今は真逆で、生活リズムがだいぶ変わりました。
― 誕生日当日はどのようなことをして過ごしましたか?
エンリケ:実家で過ごしたのですが、まさかの打ち上げ花火をサプライズでプレゼントしてくれました(笑)。これまでのパーティー的な派手なお祝いではなくて、別の意味で派手な新しいサプライズだったので、YouTubeに動画を投稿しようと思っています。とても素敵な誕生日でした。
― これまでにも何度か著書を出版されていますが、今回の見どころを教えてください。
エンリケ:私は昔からずっと毎日日記をつけていて、その日記が今回この著書に載っています。日記には、指名数、同伴数、酒の銘柄、ポイント数、時給、月給、ランキングが書いてあり、それらを日々記録することによって、自分の現状を把握することができ、何を努力すべきかが見えてきます。これまでの著書だと文章だけになっていたので、私がどんなことを実際に書いていたのか、お客様にも許可をいただいて全部載せようと思い、今回この著書が完成しました。
― 日記は完全にプライベートですが、曝け出すことへの抵抗はありませんでしたか?
エンリケ:恥ずかしい気持ちはありますが、見栄を張って自分を良いように見せるよりも、本当の自分を知ってもらいたい気持ちが強かったので、抵抗はありませんでした。美人でもない凡人の私がどのような努力をしてNo.1になったのかが、明確にわかる内容になっていると思います。14年間の日記を紐解きながら、お客様との具体的な事例を思い出しながら取材に答えていったので、取材時間はこれまでの本で一番長く、40時間かかっています。この著書をきっかけに誰か一人でも多くの人が結果を出し、人生が変わってくれたらいいなという思いがあります。
これまでの著書では、指名をもらうため、億稼ぐためには「具体的に」どうすればいいの?という部分をあまり掘り下げていなかったのですが、今回の著書は接客のハウツー本をイメージし「こういうお客様にはこんな対応が良い」「こういうお客様にはLINEをこう返す」というような具体例が細かく書いてあります。キャバクラで働いている子はもちろん、リピーターをつかめずに悩む接客業の方にもぜひ読んでいただきたいです。コミュニケーション能力や会話の組み立て方の参考になると思います。
― どのような経緯で今回改めて著書を出版することに至ったのでしょうか?
エンリケ:現役中に講談社さんからオファーがあったのですが、その時すでに著書を2冊出していて、スタイルブックを出すタイミングだったので(今年2月発売)、どうしようかなと思いました。でも本を出すと「もっとこういうのが知りたい」という意見が届くことが多くて、それを全部スクショで残しておくのですが、フォロワーさんのためにももう一回出さなきゃダメだと思って、出版することに決めました。なので今回は、これ以上質問や要望が来ないくらい掘り下げました(笑)
― 最後の著書と言ってもいいくらい、言い残したことはないですか?
エンリケ:もう最後ですね。キャバ嬢時代に2冊出版しているのですが、お客様との関係など、どうしても現役中には言えないこともあって、今回それを全部ひっくるめて書いた本なので、現役を引退したからこそ書くことができた内容もあります。
― “外見ではなく人間性で勝負”という部分も見どころのひとつかと思うのですが、自分に自信のない方に向けてもとても力になると思います。エンリケさんはそこに対してどのような思いがありますか?
エンリケ:外見は直そうと思えばいくらでもキレイになれるし手段がありますが、中身を磨くということは外見を磨くよりもとても難しいと思います。性格はなかなか直らないと思うので、「素直なバカが成功する」というタイトルそのままなのですが、いかに素直になれるか、怒られたときにすぐ直せるか、すぐ謝れるか、お礼を言えるか、ということをすごく大事にしています。自分の主張に固執するよりも素直にお客様の言うことをしっかり聞き入れてきました。
― 自分を変えたくない人もきっといる中で、エンリケさんは常にお客様の言葉を受け入れて理解する努力をしてきたのですね。
エンリケ:逆にプライドがないのかもしれません。自分の中で譲れないものみたいなものはないです。例えば「枕営業をしない」とかそういうプライドはありますが、「こうした方がいいよ」というアドバイスはもらえるだけでありがたいと思います。受け入れて実行したことで成績もどんどん上がったので、結果素直で良かったです。自分を貫き通す人はかっこいいですが、私は敵を作りたくないし、喧嘩もしたくない平和主義なので、もともとこういう性格なのだと思います。
エンリケ「有吉反省会」の反響語る「それが事実」
― 以前「有吉反省会」に出られて、貯金額を明かすなどとても話題になっていましたね。エンリケさんの飾らない姿勢が、愛される理由なのだろうなと感じました。エンリケ:記事にしていただいてありがとうございました(笑)。だいたい「有吉反省会」に出ると好感度が下がるというジンクスがあって、私も「ケチ」と紹介されていたのでどうなるかと思ったのですが、意外と「エンリケさんらしい」という声が多くて安心しました。さすがに10年も同じタオルを使っているのは、ケチを通り越して不潔という声もありましたが(笑)、それが事実です。積み重ねてお金を稼いできたので、無駄なことにお金を使いたくないというこだわりがあって、そこは今後もどれだけ稼ごうと変わらないです。歯医者で「テレビ見ましたよ。虫歯になっちゃうから歯ブラシは変えてください」と受付の人に怒られて、その日に歯ブラシをプレゼントされたのはビックリしました(笑)。ありがたいです。
― いろいろなところに影響が…(笑)。エンリケさんの私生活は、実際インスタグラムとはギャップがあるのでしょうか?
エンリケ:インスタに載せていない部分ではギャップが多いと思います。家賃が高いだけで、ココイチやサイゼリアにも行くし、なるべく生活費は絞っています。ヘアメイクさんにも、値引き交渉したりしています(笑)。安くなるものなら少しでも安くしたいです。それくらい払えると思われがちなのですが、そういう癖がついているみたいです。
― お店でも値引きしますか?
エンリケ:お店でもします。ブランドだと、エルメスは結構厳しいからダメなのですが、宝石は「1000万円買うなら、もう少し安くならないですか?」と聞いたりします。なるべくポイント3倍増しで、バーキンが余分に買えるなど、いろいろ計算をして買い物するようにしています。
元日に結婚公表のエンリケ、夫婦生活は円満
― 今年の元日に結婚を公表されて、モデルプレスのインタビューでも以前新婚生活を語っていただきましたが、現在夫婦生活はいかがですか?エンリケ:夫婦関係は円満です。旅行も毎週行っていて、今47都道府県を周っている最中です。旦那さんがすごくアクティブで、出掛けることが好きで、食べることも好きなので、私がキャバ嬢時代の14年間ずっと仕事をしていて休みがなかったこともあって、「世間と差がついたブランクを取り返そう!」と、私の経験値を上げるために一緒に頑張ってくれています。
― 素敵です!最近だとどちらに行きましたか?
エンリケ:今週は、佐賀、福岡、京都、長崎、静岡、岐阜、6箇所に行きました(取材は11月上旬)。長崎の壱岐というところにパワースポットの場所があって、1日に1時間、干潮の時間にしか現れない道があるのですが、そこがすごく良かったです。日本にこんなにいいところがあるなんて知りませんでした。私は今まであまり日本に興味がなくて、休みがあるとすぐに海外に行っていたのですが、今は海外に行けないので、そういう意味では旦那さんにとても良い経験をさせてもらっているなと感じています。自分ひとりだったら、行こうとはならなかったと思うし。旦那さんは頭がすごく良いので、ビジネスパートナーとしてもすごく頼りがいがあります。喧嘩をすることもないです。結婚式は来年中にやれたらいいね、と計画中です。
― やはりド派手に?
エンリケ:ド派手に挙げようと思っています!結婚式はウエディングドレスを3着ほど着る予定で、今パリで作っているところなので、式を挙げないわけにはいかないです。モデルプレスさんに取材しに来てほしいです(笑)。
エンリケ、今後の目標明かす バラエティ番組進出にも意欲
― 33歳になり、今後の目標はありますか?エンリケ:キャバクラで培った経験を無駄にはしたくないと思っています。活かして稼ぐことよりも、誰かの役に立ったり、幸せにしたり…与える側になりたいので、誰か一人でも私と携わることによって幸せになってくれる人がいたらいいなと思います。今は従業員を育てていくことに専念して、目標とするならば、会社を少しでも大きくすることが目標ですね。
― バラエティ番組には出ませんか?
エンリケ:出たいのですが、オファーがあまり来ないです(笑)。「ぐるぐるナインティナイン」の「ゴチになります!」に一番出たいのですが、芸能人でないと難しいと思うので、結構ハードルが高いですよね。
エンリケの“夢を叶える秘訣”
― モデルプレス読者に、エンリケさんの“夢を叶える秘訣”のアドバイスをお願いします。エンリケ:悩んだ時は落ち込むところまでとことん落ち込んで、憧れの人や尊敬する人を一人でも見つけて、その素敵な人から元気をもらい、モチベーションを上げることです。夢を叶えるためには最後まで諦めないことが大切なので、頑張ってください!私も頑張ります。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
エンリケ/小川えり(おがわ・えり)プロフィール
生年月日:1987年11月2日血液型:O型
身長:154cm
18~32歳(誕生日の11月)までの14年間キャバ嬢を務める。当初は時給1500円の猫背でパッとしないキャバ嬢だったが、スタッフやお客様の教えを素直に学んで実践し、最高時給26万円・年収3億円の日本一のキャバ嬢に成長する。2019年11月、名古屋・錦の老舗高級キャバクラ『アールズカフェ』にて盛大に行われた引退式では、4日で5億円を売り上げ、名実ともに伝説を残す。現在は拠点を東京に移し、会社経営者として多方面で活躍中。
【Not Sponsored 記事】
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