志尊淳だけが知っている城田優の兄らしい一面&意外な素顔とは<モデルプレスインタビュー>
2020.08.20 08:00
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8月21日公開のディズニー&ピクサー最新作『2分の1の魔法』で、洋画アニメーションの吹替に初挑戦した俳優の志尊淳(25)が、モデルプレスのインタビューに応じた。
志尊淳、“兄”城田優と映画「2分の1の魔法」日本語吹替を担当
洋画アニメーションの吹替に初挑戦となった『2分の1の魔法』で志尊は、生まれる前に亡くなったお父さんに“一度だけでいいから会いたい!”と願う自分に自信のない主人公の少年・イアンを演じる。また、城田優が演じる幼い時にお父さんを亡くした兄のバーリーは、“もう一度だけお父さんに会って伝えたいことがある”弟のイアンとは正反対の陽気な性格のキャラクターである。― 映画「2分の1の魔法」をご覧になった感想を教えてください。
志尊:素晴らしいです!ディズニー&ピクサーってすごいなと改めて思いましたね。今のこの時代の、この環境だからこそ見てもらいたいと思いました。
― プライベートでも兄と慕っている城田さんとの共演はどうでしたか?
志尊:仕事とプライベートをしっかり線引きして、お互いプロ意識を持って、プロの役者として、キャラクターに息を吹き込むことができたと思います。僕が最初に(アフレコを)行ったので、まだ誰の声も入っていませんでしたが、バーリーが優くんにしか見えなくて、優くんだからこそ、築けた関係性があるのかなと思いました。
― 城田さんからアドバイスをもらったりは?
志尊:一切ないです。お互い作品について話していませんでしたが、見終わってお互い泣いて目を腫らし合いました。
― 仕事のことはあまり話さないのでしょうか?
志尊:同じ作品に携わると、あまり話さないですね。それぞれが役者として一人でやっているので、そこを尊重しつつ、むしろ向こう(制作側)の意見を聞いて楽しんでやる方が強かったかもしれないです。
― ほかの作品では?
志尊:ほかの作品の方が逆にありますね。今回はそれぞれ考えていることがあったと思うので、あまり話しませんでした。
― 今ここで城田さんに感想を伝えるとしたら?
志尊:優くん、素晴らしかったんですよ!見た後に「淳ちゃん本当に素晴らしかった」って言ってくれたんですけど、優くん演じるバーリーが本当に素晴らしかったです。優くん以上にお兄ちゃん感を出せる人はいないと思うし、バーリーが優くんでよかったなと思います。
― ディズニー作品に携われたこと自体もすごいことですね!
志尊:一生の宝物ですよね!未来の子どもに自慢できると思います。家族であったり、恋人であったり、友達であったり、いろいろな視点で見られるので、本当にたくさんの人に見てもらいたいです。
志尊淳、城田優とのプライベートも明かす
― 志尊さんだからこそ知っている、城田さんの兄らしい一面を教えてください。志尊:普段は“ワー”ってテンションの高い人なんですけど、ここぞというときには、すごく協力してくれます。優くんにとってメリットのないことでも僕がなにかと戦っていると、矢面に立って一緒に戦ってくれるというか、自分を犠牲にしてまでも僕にプラスになるような道を開いてくれます。それをやってあげたよという感じを出さず、自然にやってくれるところに愛を感じます。
― 逆に意外な一面は?
志尊:ガラスのハートです(笑)。体が大きいんですけど、ガラスのハートなんです(笑)。事務所の10年後輩がなにを言っているんだって感じかもしれませんが、すごく気にしいなので、「優くん、これはこうだよ」「大丈夫だよ」と言うことがあります。
― 最近のプライベートの思い出も教えてください。
志尊:家に着いたとき、現場に鍵を忘れて来てしまったことに気付いて、家に入れなくなったときに、なぜか優くんに電話をして「優くん家に入れない」って(言いました)。そしたら「じゃあ、淳ちゃんうちにおいで」って、優くんの家に入れてもらって、お茶とか出してもらってゆっくりしながら「大丈夫だよ」「こうしたら開けてもらえるよ」と教えてもらいました。最終的には、「布団敷いたから淳ちゃん寝ていきなよ」って(笑)。そういうのって優くんだからこそ、できることなんだなって思いました。
志尊淳、無観客TGCでランウェイ「無観客だからこそ歩くべき」
このインタビューは、史上初の無観客で行われた「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」(以下:TGC)のバックステージにて実施。志尊は、シークレットゲストとして出演した。― 今回無観客TGCとなりましたが、いかがですか?(※ステージ前に取材を実施)
志尊:どんな感覚になるんですかね。普段はお客さんがいらっしゃるからこそ(気分が)上がる部分があるので、お客さんの重大さを実感すると思います。僕は今回、無観客だからこそ歩くべきなのではないのかなと思い、やらせていただくことにしました。こういう時期だからこそ、できることを僕自身、模索してやっていきたいなという気持ちです。
― こういう時だからこそ、楽しませたいと。
志尊:そうですね。みなさん同じ気持ちを持っていると思うんですよ。少しでも力になれたらなという気持ちです。
志尊淳、ファッションのこだわりは?
― 今日はミッキー柄のスーツなんですね!志尊:たまたまフィッティングのときに「ミッキーじゃないですか!」と気付いて、「今度ディズニー作品の声優をやるんですよ」って話をしていました。ばっちり合っているなと思いました。
― 普段はどのようなファッションをしていますか?こだわりを教えてください。
志尊:(こだわりは)最近は全然ないですね。楽が1番って思っちゃうので、楽な格好ばかりしています。結構緩めなシルエットが多いです。
― 女性の好きなファッションはありますか?
志尊:僕はカジュアルが好きですね。スニーカーにパンツスタイルの飾ってない感じが好きです。
志尊淳、夢を叶える秘訣を語る
― 最後に夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。志尊:いろいろと挑戦した上で失敗することを恐れないというか、むしろ失敗できるうちにはたくさん失敗した方がいいと思っています。失敗から強くなれることとか、学べることとかがすごく多いと思うので、ぜひ失敗を恐れずに、ちょっと恥ずかしいなって思うこともあると思うんですけど、それを打ち砕いてなにかの一歩に挑戦するのが1番の夢を叶える秘訣だなと思いました。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
志尊淳(しそんじゅん)プロフィール
1995年3月5日、東京都生まれ。2011年芸能界デビュー。2014年『烈車戦隊トッキュウジャー』主演で注目を集める。近年の主な出演作に、映画『帝一の國』『フォルトゥナの瞳』『劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~』『HiGH&LOW THE WORST』、ドラマ『半分、青い。』『Heaven?~ご苦楽レストラン~』『潤一』(主演)など。2020年は映画『2分の1の魔法』のほか、『さんかく窓の外側は夜』(主演)が公開予定、NHK土曜ドラマ『天使にリクエストを~人生最後の願い~』が9月19日より放送開始、読売テレビ・日本テレビ系列の10月期ドラマ『極主夫道』にも出演が決まっている。
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