ジェジュン「辛いことは一瞬で消して」“大変な時を乗り越える方法”<インタビュー>
2019.05.29 11:00
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全国アリーナツアー「JAEJOONG ARENA TOUR 2019 ~Flawless Love~」真っ只中のジェジュン(33)にモデルプレスがインタビュー。今回のツアーのこだわり、日本ファンへの思いを聞いた。
本ツアーは、切ないバラード曲でジェジュンの歌声を存分に堪能できる「IMPOSSIBLE」やお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀とのダンスミュージックビデオが話題となった「Sweetest Love」を披露するなど、4月10日に発売となった自身初のソロアルバム「Flawless Love」からの楽曲を中心に構成。様々なジャンルの音楽が詰まった、様々なジェジュンを楽しめるツアーに。
そしてこの度、6月19日に行われる横浜アリーナでの最終公演を、BSスカパー!にて生中継することが決定。“短くても4時間”という今回のライブで感じている思いとは。
もともと最初は決められた企画の中でシンプルにやっていたのですが、どんどんお客さんが望んでいること、「こういうことをやってほしい」という意見を受け取って、ファンのみなさんと踊ったり歌ったりするところが増えました。最初は3時間くらいのライブだったのですが、どんどん増えて、最近は短くても4時間とか(笑)。ただ見ているだけだとつまらないと思いますし、お客さんが楽しめる企画を盛り込んでいます。本当は4時間でも短いくらいですね。
-MCが多いことでも知られるジェジュンさんのライブですが、MCのネタ探しはどうしているんですか?
ネタ探しは全くしていないんです。だから本当につまらない時はつまらないです(笑)。時には「シーン」となってしまう時もあるんですが、そういう時はお客さんの誰かが何か言うのを聞いて、その声を拾ってまたMCをしたりとか。
でも、トークは僕がわざと長くしようとしてるわけではないんですよ(笑)。今回、ソロとして初めて、僕自身ではなく監督さんに演出して頂いているのですが、監督さんが「ジェジュンさんは喋るのが好きなんで」と。それでMCが多くなりました。普通は曲が終わって映像が流れたりするのに…。
僕も1人で4時間歌ったり、喋ったりしたらさすがに疲れますし、結構ギリギリでやっているんです。でもあまり喋らず次の曲に行こうとすると、ファンの方々が「えー」って言うんですよ。バラエティじゃなくてライブなのに(笑)!ファンの方が喋って欲しいと言うので喋ります。それにネタが無い時に黙っていたら、モニターに顔が写るので「それだけでもいいよ」って。だから全て、僕の意思じゃなくお客さんの意思なんです。
- これまでの公演で印象的だったことは?
最近、初めて見るお客さんが増えて嬉しいですね。中学生くらいの若い子たちが増えて、一番上の席から叫んでくれたりすると、勢いがすごいんですよ。
昔からファンでいてくださったお姉さまたちは、例えば「70代のお客さん手挙げて」と言うと誰も手を挙げないんです(笑)。たまに挙げてくださる方には「若いじゃん!」って声をかけるんですが、「いやいやおばちゃんだから」って。でも「80代のお客さん手挙げて」っていうと手を挙げてくださる方がいるので、「10個上のお姉ちゃんもいるからまだ若いよ!」っていう会話をしたりします(笑)。僕は一番上のお姉ちゃんが53歳なので、50代くらいの方々のことは「姉貴。お姉ちゃん」と呼んでいます。60代の方には「まだ若い」と。それよりもっと先輩の方もいらっしゃるので、年齢の幅が広くて面白いですよね。
あとは、現場のスタッフさんには申し訳ないのですが、ライブが終わってもみんな帰らなくて、ずっと名前を叫んでくれるんです。それは本当に感動的ですね。
- 地方公演で印象的だった場所はありましたか?
鹿児島に初めて行ったんですが、本当にすごいですね。あの時は公演でも「鹿児島フリーダム」って何回も言ったんですが、みんな自由すぎて、僕の話を聞いてくれないんですよ(笑)。ノリが前半戦と後半戦で全然違うんです。前半すごく静かだったので「鹿児島のみんなテンション低いんじゃない?」って話したんですけど、後半、すごかったんですよ。本当に新世界。新しい経験でした。
鹿児島は新しいファンの方が一番多かった場所でもあります。「初めて来た人?」と聞いたらほとんどがそうで、すごく嬉しかったです。あとは鹿児島の焼酎が美味しかったですね!
- ファイナル公演では自身初のライブ生中継を行いますが、心境は?
正直プレッシャーもあります。会場だからこそのライブ感、ちょっとミスをしても、ライブだから許せるみたいなのってあるじゃないですか。でもテレビを見ている方は、「あ、歌詞間違えた!」か「リズムズレてる!」とかがわかりやすいから、それが少し心配です(笑)。
でもライブに来られない方のことを考えると、本当にいいことなんじゃないかな、と思っています。ライブで僕が「一緒に歌って!一緒に踊って!」と言った時は、実際にテレビの前で踊ったり歌ったりしてくださったら楽しいと思います。
言うのは恥ずかしいけれど、前からSNSなどで検索して、結構見たりしているんです。見てみると「ギャップがあっていい」と言ってくださる方が多いんですよね。冷たいイメージもあるのに、話すと温かくて人間味があるみたいな。自分の口から言うのはあれですけど(照)。「バラエティではすごく面白いけれど、歌う時はカッコいい」という、ギャップを好きでいてくれる方が多いですね。
- 全国ツアーを通じて、ファンの方をより身近に感じているのではないでしょうか。改めて、ジェジュンさんにとって日本のファンはどのような存在ですか?
すごいですよね…本当に家族みたいな存在ですね。家族だとしても、無条件で愛が深くなって、また新しい愛が生まれてくるというのは難しいことだと思うのですが、ファンの方の愛は本当に条件が無いんですよね。例えば僕が老けても。ハゲになっても、なにか事故が起きても、無条件で応援してくれるので、そんなみなさんをすごく大切に感じます。
なので僕も人生の中で諦めきゃいけないことを決めていて。ファンのみなさんが何を諦めて僕のことを好きでいてくださっているのかは分かりませんが、無条件で好きだって言ってくださるみなさんがいる限り、諦めることが増えてくると思いますね。例えば結婚のタイミングとか引退の時期とか。若者たちが楽しんでいる場所にも行かなくていいとか。そういうことじゃないですかね。普通芸能人として気をつけるべきことというのは、気をつけなきゃいけないと思うと自分にプレッシャーをかけているように感じてしまうのですが、僕はファンのみなさんの気持ちに感謝で応えられることが一番いい形なんじゃないかなと思って生活しています。
- 無条件の愛というのは、活動を再開させてからより感じますか?
日本に戻って来る前からすごく感じていました。ライブ以外、8年間くらい何の仕事も無かったのに、「ただずっと待ってるよ」と言ってくださった方たちが本当にたくさんいらっしゃって。ネットとかで見てみると、みんなが「うちのジェジュン」みたいに、僕のことを息子みたいに言ってくれるんです。ファン同士だと嫉妬したりもするじゃないですか。でもそういうのが無くて、「もっとたくさんの人に知ってもらいたい」「もっと若い人たちに知ってもらいたい」と言ってくださる人がたくさんいて、お母さんみたいな人たちが、僕には何万人もいるんです。
自分の中の理性的なスイッチの切り替えができるように頑張っています。会場に来てくれるお客さんを見ると、絶対に笑顔になれますし、例えば良くないことがあって、舞台に上がる前にすごく落ち込んでしまった時も、ステージの上で100%の力を発揮できなかったら、その日来てくださったお客さんの迷惑になるじゃないですか。本当に申し訳ないことだと思うんです。だから辛いことは一瞬で消してしまいますね。頭の中に消しゴムがあるような感じかもしれません。バックステージでスタンバイしている時に一度、叫んでスイッチを切り変えたりするんです。
- ありがとうございました。
新しいブルーの髪型については「この色ちょっと失敗でしたね(笑)。もっと暗く、光が当たったらブルーになるくらいのダークブルーにしたかったんです。前ピンクだったじゃないですか、それも失敗だったんです(笑)。中々時間がなくて、時間があるときに美容室にいきますね。家で染めたこともあるんですけど、その時に大失敗して、それから1人でやるのは辞めました(笑)」とのこと。
撮影中に外を散歩中の犬が通ると「わんちゃん可愛いー!」「もう一匹来た!」と無邪気に現場を和ませてくれた。(modelpress編集部)
会場:神戸ワールド記念ホール
日時:6月18日(火)/19日(水) 開場 16:30 開演 17:30
会場:横浜アリーナ
ファイナル公演の様子はBSスカパー!(BS241/プレミアムサービス579)で6月19日(水)午後5時30分より生中継
そしてこの度、6月19日に行われる横浜アリーナでの最終公演を、BSスカパー!にて生中継することが決定。“短くても4時間”という今回のライブで感じている思いとは。
ジェジュン、今回のツアーへの思い&印象的だった出来事は?
-本ツアーで最もこだわった部分はどこでしょうか。もともと最初は決められた企画の中でシンプルにやっていたのですが、どんどんお客さんが望んでいること、「こういうことをやってほしい」という意見を受け取って、ファンのみなさんと踊ったり歌ったりするところが増えました。最初は3時間くらいのライブだったのですが、どんどん増えて、最近は短くても4時間とか(笑)。ただ見ているだけだとつまらないと思いますし、お客さんが楽しめる企画を盛り込んでいます。本当は4時間でも短いくらいですね。
-MCが多いことでも知られるジェジュンさんのライブですが、MCのネタ探しはどうしているんですか?
ネタ探しは全くしていないんです。だから本当につまらない時はつまらないです(笑)。時には「シーン」となってしまう時もあるんですが、そういう時はお客さんの誰かが何か言うのを聞いて、その声を拾ってまたMCをしたりとか。
でも、トークは僕がわざと長くしようとしてるわけではないんですよ(笑)。今回、ソロとして初めて、僕自身ではなく監督さんに演出して頂いているのですが、監督さんが「ジェジュンさんは喋るのが好きなんで」と。それでMCが多くなりました。普通は曲が終わって映像が流れたりするのに…。
僕も1人で4時間歌ったり、喋ったりしたらさすがに疲れますし、結構ギリギリでやっているんです。でもあまり喋らず次の曲に行こうとすると、ファンの方々が「えー」って言うんですよ。バラエティじゃなくてライブなのに(笑)!ファンの方が喋って欲しいと言うので喋ります。それにネタが無い時に黙っていたら、モニターに顔が写るので「それだけでもいいよ」って。だから全て、僕の意思じゃなくお客さんの意思なんです。
- これまでの公演で印象的だったことは?
最近、初めて見るお客さんが増えて嬉しいですね。中学生くらいの若い子たちが増えて、一番上の席から叫んでくれたりすると、勢いがすごいんですよ。
昔からファンでいてくださったお姉さまたちは、例えば「70代のお客さん手挙げて」と言うと誰も手を挙げないんです(笑)。たまに挙げてくださる方には「若いじゃん!」って声をかけるんですが、「いやいやおばちゃんだから」って。でも「80代のお客さん手挙げて」っていうと手を挙げてくださる方がいるので、「10個上のお姉ちゃんもいるからまだ若いよ!」っていう会話をしたりします(笑)。僕は一番上のお姉ちゃんが53歳なので、50代くらいの方々のことは「姉貴。お姉ちゃん」と呼んでいます。60代の方には「まだ若い」と。それよりもっと先輩の方もいらっしゃるので、年齢の幅が広くて面白いですよね。
あとは、現場のスタッフさんには申し訳ないのですが、ライブが終わってもみんな帰らなくて、ずっと名前を叫んでくれるんです。それは本当に感動的ですね。
- 地方公演で印象的だった場所はありましたか?
鹿児島に初めて行ったんですが、本当にすごいですね。あの時は公演でも「鹿児島フリーダム」って何回も言ったんですが、みんな自由すぎて、僕の話を聞いてくれないんですよ(笑)。ノリが前半戦と後半戦で全然違うんです。前半すごく静かだったので「鹿児島のみんなテンション低いんじゃない?」って話したんですけど、後半、すごかったんですよ。本当に新世界。新しい経験でした。
鹿児島は新しいファンの方が一番多かった場所でもあります。「初めて来た人?」と聞いたらほとんどがそうで、すごく嬉しかったです。あとは鹿児島の焼酎が美味しかったですね!
- ファイナル公演では自身初のライブ生中継を行いますが、心境は?
正直プレッシャーもあります。会場だからこそのライブ感、ちょっとミスをしても、ライブだから許せるみたいなのってあるじゃないですか。でもテレビを見ている方は、「あ、歌詞間違えた!」か「リズムズレてる!」とかがわかりやすいから、それが少し心配です(笑)。
でもライブに来られない方のことを考えると、本当にいいことなんじゃないかな、と思っています。ライブで僕が「一緒に歌って!一緒に踊って!」と言った時は、実際にテレビの前で踊ったり歌ったりしてくださったら楽しいと思います。
ジェジュンにとって日本のファンとは
- 普段、ファンの人の声は届いていますか?言うのは恥ずかしいけれど、前からSNSなどで検索して、結構見たりしているんです。見てみると「ギャップがあっていい」と言ってくださる方が多いんですよね。冷たいイメージもあるのに、話すと温かくて人間味があるみたいな。自分の口から言うのはあれですけど(照)。「バラエティではすごく面白いけれど、歌う時はカッコいい」という、ギャップを好きでいてくれる方が多いですね。
- 全国ツアーを通じて、ファンの方をより身近に感じているのではないでしょうか。改めて、ジェジュンさんにとって日本のファンはどのような存在ですか?
すごいですよね…本当に家族みたいな存在ですね。家族だとしても、無条件で愛が深くなって、また新しい愛が生まれてくるというのは難しいことだと思うのですが、ファンの方の愛は本当に条件が無いんですよね。例えば僕が老けても。ハゲになっても、なにか事故が起きても、無条件で応援してくれるので、そんなみなさんをすごく大切に感じます。
なので僕も人生の中で諦めきゃいけないことを決めていて。ファンのみなさんが何を諦めて僕のことを好きでいてくださっているのかは分かりませんが、無条件で好きだって言ってくださるみなさんがいる限り、諦めることが増えてくると思いますね。例えば結婚のタイミングとか引退の時期とか。若者たちが楽しんでいる場所にも行かなくていいとか。そういうことじゃないですかね。普通芸能人として気をつけるべきことというのは、気をつけなきゃいけないと思うと自分にプレッシャーをかけているように感じてしまうのですが、僕はファンのみなさんの気持ちに感謝で応えられることが一番いい形なんじゃないかなと思って生活しています。
- 無条件の愛というのは、活動を再開させてからより感じますか?
日本に戻って来る前からすごく感じていました。ライブ以外、8年間くらい何の仕事も無かったのに、「ただずっと待ってるよ」と言ってくださった方たちが本当にたくさんいらっしゃって。ネットとかで見てみると、みんなが「うちのジェジュン」みたいに、僕のことを息子みたいに言ってくれるんです。ファン同士だと嫉妬したりもするじゃないですか。でもそういうのが無くて、「もっとたくさんの人に知ってもらいたい」「もっと若い人たちに知ってもらいたい」と言ってくださる人がたくさんいて、お母さんみたいな人たちが、僕には何万人もいるんです。
ジェジュンが語る「大変な時に乗り越える方法」
- ツアーを通じて、大変なこともあると思います。最後に、ジェジュンさんの「大変な時に乗り越える方法」を教えてください。自分の中の理性的なスイッチの切り替えができるように頑張っています。会場に来てくれるお客さんを見ると、絶対に笑顔になれますし、例えば良くないことがあって、舞台に上がる前にすごく落ち込んでしまった時も、ステージの上で100%の力を発揮できなかったら、その日来てくださったお客さんの迷惑になるじゃないですか。本当に申し訳ないことだと思うんです。だから辛いことは一瞬で消してしまいますね。頭の中に消しゴムがあるような感じかもしれません。バックステージでスタンバイしている時に一度、叫んでスイッチを切り変えたりするんです。
- ありがとうございました。
インタビューこぼれ話
撮影の際、椅子を置いて座ってもらおうとすると「ここに座りますよ」と自ら窓の縁に座ってくれたジェジュン。おかげでとても幻想的で素敵なカットに。新しいブルーの髪型については「この色ちょっと失敗でしたね(笑)。もっと暗く、光が当たったらブルーになるくらいのダークブルーにしたかったんです。前ピンクだったじゃないですか、それも失敗だったんです(笑)。中々時間がなくて、時間があるときに美容室にいきますね。家で染めたこともあるんですけど、その時に大失敗して、それから1人でやるのは辞めました(笑)」とのこと。
撮影中に外を散歩中の犬が通ると「わんちゃん可愛いー!」「もう一匹来た!」と無邪気に現場を和ませてくれた。(modelpress編集部)
ジェジュン「JAEJOONG ARENA TOUR 2019 ~Flawless Love~」追加公演
日時:6月15日(土)/16日(日) 開場 15:30 開演 16:30会場:神戸ワールド記念ホール
日時:6月18日(火)/19日(水) 開場 16:30 開演 17:30
会場:横浜アリーナ
ファイナル公演の様子はBSスカパー!(BS241/プレミアムサービス579)で6月19日(水)午後5時30分より生中継
【Not Sponsored 記事】
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