モデルプレスのインタビューに応じた加納嘉将 (C)モデルプレス

<EXILE TRIBE新グループ・BALLISTIK BOYZデビュー記念リレーインタビューVol.2>加納嘉将の素顔を紐解く

2019.05.16 12:00

5月22日にリリースするアルバム「BALLISTIK BOYZ」でメジャーデビューを果たすEXILE TRIBE新グループ・BALLISTIK BOYZ(バリスティック・ボーイズ)。平均年齢19.8歳の彼らは、2013年開催「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」合格者で、「PROJECT TARO」としてニューヨークに3年間留学し、エンタテインメントの本場でダンスやボーカルのスキルを磨いた、深堀未来(ふかほり・みく)・砂田将宏(すなだ・まさひろ)・奥田力也(おくだ・りきや)、2017年開催「VOCAL BATTLE AUDITION 5~夢を持った若者達へ~」ボーカル部門ファイナリスト日高竜太(ひだか・りゅうた※「高」は正式には「はしごだか」)・加納嘉将(かのう・よしゆき)、同オーディションのラップ部門ファイナリスト松井利樹(まつい・りき)・海沼流星(かいぬま・りゅうせい)からなる7人組。モデルプレスでは、デビューに向けインタビューを実施。今回はメンバーの素顔に迫ったソロインタビュー<Vol.2加納嘉将>をお届け。

EXILE TRIBE新グループ・BALLISTIK BOYZ

アルバム「BALLISTIK BOYZ」 (5月22日リリース)ジャケット写真(提供写真)
アルバム「BALLISTIK BOYZ」 (5月22日リリース)ジャケット写真(提供写真)
2018年4月に結成されたBALLISTIK BOYZは、ダンス、ボーカル、MCで構成されるEXILE TRIBE初の7マイク・フリースタイルグループ。グループ名には「全員がマイクを持ち、曲によって歌う人やラップする人が変わり、“変幻自在”、“電光石火”的なスピード感のイメージ」という意思が込められている。

EXILEの弟分グループ、GENERATIONS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBEとともに「Jr.EXILE」世代と呼ばれ、国内に留まらず海外展開を視野に、リアルな音楽、ライブパフォーマンスで活動の場を広げていく「心技体」三位一体を兼ね備えた実力派グループ。

<Vol.2>の加納は、1996年9月10日生まれの22歳。アーティストになる夢を叶えるため、大学を中退。2017年に本格的なレッスンをはじめたばかりだが、オーディション初参加でファイナリストに選ばれた。

Q1.この世界に入ったきっかけは?

加納嘉将 (C)モデルプレス
加納嘉将 (C)モデルプレス
加納:元々は自分がずっと音痴だと思っていて歌うことがあまり好きじゃなかったんですけど、高校生のときに友達とカラオケに行ったら「上手いじゃん」って言ってもらえて、そこから歌うことが好きになったのがアーティストを目指す最初のきっかけです。そのあと友達とバンドをはじめて、大学に進学するか、本格的にアーティストを目指すか迷った時期があったんですけど、ボランティアの仕事にも興味があって、そのときは復興のことが学べる大学に進学しました。でも、やっぱりアーティストの夢が諦めきれず、歌も続けていて、上京しようか考えているときに地元に「EXPG STUDIO」(LDHの展開する総合エンタテインメントスクール)ができたので入校して。その2ヶ月後に開催された「VOCAL BATTLE AUDITION 5~夢を持った若者達へ~」にチャレンジしました。

― まずは「音痴だと思っていた」という部分についてですが…

加納:家族が皆上手かったんですよ(笑)。あと、お姉ちゃんがEXILEさんの大ファンだった影響でEXILEさんの音楽を聴くようになったんですけど、「ATSUSHIさんとかTAKAHIROさんって何でこんなキレイな裏声が出せるんだろう?」って思って、自分はそれができないから下手なんだなって。なので、友達に褒めてもらったときはすごく嬉しかったです。

― ボランティアのお仕事に興味があったということですが、それは何がきっかけでしたか?

加納:僕は地元が宮城県なんですけど、中学2年生のときに東日本大震災がおきたんです。そのとき復興ボランティアに参加して、人助けができる仕事をしたいなと思うようになりました。ただ、歌への気持ちもずっと変わってなくて、EXILEさんが被災地を訪問してライブを開催してくださったことがあったんですけど、その姿が印象的で「歌でも人を助けられるんだ」って。自分のやりたいことをどっちも叶えられるのはアーティストだと思って、今の道を選びました。

― その思いがあったことが、「EXPG STUDIO」に入る決め手に?

加納:僕は直接そのライブに行けたわけじゃないんですけど、テレビで観て、親戚とか地元の友達から話を聞いて、「素敵だな」「すごいな」って思ったんです。お姉ちゃんの影響でEXILEさんを好きになって、LDHのことを知って、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる会社だと分かって、より「ここに入りたい!」という気持ちが強くなりました。

― オーディションが入校2ヶ月後。猛スピードで夢が近づいてきましたね。

加納:開校のときに「EXPG STUDIO」のオーディションを受けて特待生として入校して、そこから本当にすぐでした。右も左も分からない状態だったので、“とりあえず受けた”っていう感覚で。ダンスも入校してからはじめたので、初心者でしたし、次から次へと新しいことが起こっていって、めっちゃヤバかったです(笑)。入校が4月、オーディション開催が6月、最終審査が11月だったので、半年くらいの間の出来事です。オーディション自体は落ちてしまって、そこからお声がけいただいて、その次の年の2月に上京してきたので、1年の内に環境がガラリと変わりました。

Q2.デビューまでの日々を振り返って1番思い出に残っている出来事は?

加納:「武者修行」のファイナル公演でデビューを発表したんですけど、そのときのことは今でも心に残ってます。応援してくださる皆様や家族が見守っている中で発表できたことはすごく嬉しかったです。会場が一体になるという感覚を初めて味わった瞬間でした。

― デビューの時期についてはいつ聞きましたか?

加納:「武者修行」で全国を回る前に事務所の方に聞いたので、頑張らなきゃという気持ちで回り始めました。「このグループならデビューしていいだろう」って思ってもらえるパフォーマンスをしなきゃいけないと思いましたし、「まだ早いんじゃないか」と思われないようにと気合いも入りました。

― ファイナル公演で見えた景色はこれまで見てきたものとは違いましたか?

加納:温かい感覚がありました。結成して1年で、グループとしては短いので、色んな意見があるかもしれないですけど、泣いている方もいらっしゃいましたし、見てくださっている皆様の温かい気持ちが伝わってきて本当にありがたいなと思いました。

Q3.ほかのメンバーに負けない!と思う自分のアピールポイントは?

加納嘉将 (C)モデルプレス
加納嘉将 (C)モデルプレス
加納:(日高)竜太くんも同じかもしれないですけど、バイトの経験がほかのメンバーより多くて、そういうところで身につけたものは強みかな思います。客観的な考え方とか、気配りとか、仕事をする上で学んだ部分なので、それは活かしていきたいです。

― とても落ち着いた雰囲気ですよね。

加納:確かにあんまり「うわー」とかならないタイプです(笑)。メンバーといるとたまになることがありますけど、1人のときは落ち着いてます。

― メンバー間の立ち位置としてはどうでしょうか?

加納:まとめるのが最年長の竜太くんで、(砂田)将宏は最年少なんですけどリーダーシップがあるので、その2人の意見とか、それに対する周りの意見を聞いて調整することが多いかもしれないです。

Q4.夢を叶える秘訣は?

加納:「EXPG STUDIO」に入ってからは本当に目まぐるしい日々を過ごしてきたんですけど、目の前に課せられたことを夢のためにただひたすらにがむしゃらにやってきたからこそ、今の自分があると思っています。なので、僕が考える秘訣は「叶えたいもののために全力を尽くす」です。オーディションを受けたときにも、年齢的に最後かなと思って命を懸けて臨んだので、苦しくても、その思いを胸に常に全力でした。応援してくれる家族のことを考えると何が何でも叶えたいって気持ちになってましたし、筋肉痛だろうが気合いで乗り越えました。辛くても頑張って良かったなと思っています。

Q5.メンバーからメンバーへリレー質問!

BALLISTIK BOYZ/(左上から時計回り)砂田将宏、海沼流星、加納嘉将、日高竜太、松井利樹、奥田力也、深堀未来 (C)モデルプレス
BALLISTIK BOYZ/(左上から時計回り)砂田将宏、海沼流星、加納嘉将、日高竜太、松井利樹、奥田力也、深堀未来 (C)モデルプレス
【日高竜太から質問】人生最後の日、何をしたい?

加納:何をしようかな…?家族とか友達とか大切な人たちと集まってパーティーして、いっぱい食べたいです。「最後だ」とか考える暇もなく終わりたいです。お酒も飲んで、「わー!!」ってなって終わる!

― 何が食べたいですか?

加納:白子ポン酢とか。

― 渋いですね。

加納:乾物とか、そういうのが好きなんです。あと、カロリーの高いものも何も考えずにいっぱい食べたいです!

★Vol.3は海沼流星。

(modelpress編集部)

BALLISTIK BOYZ(バリスティック・ボーイズ)プロフィール

EXILE TRIBE初のメンバー7人全員がマイクを持ち、ダンス、ボーカル、ラップを披露する実力派7人組グループ。

メンバーは「PROJECT TARO」としてニューヨークに3年間留学し、エンタテインメントの本場でダンスやボーカルのスキルを磨いた、深堀未来、奥田力也、砂田将宏、約3万人が参加した「VOCAL BATTLE AUDITION 5~夢を持った若者達へ~」のボーカル部門でファイナリストに選出された日高竜太(※「高」は正式には「はしごだか」)、加納嘉将、同オーディションのラップ部門でファイナリストに選ばれた松井利樹、海沼流星。

グループ名には「全員がマイクを持ち、曲によって歌う人やラップする人が変わり、“変幻自在”、“電光石火”的なスピード感のイメージ」という意思が込められている。

5月22日にアルバム「BALLISTIK BOYZ」をリリースしメジャーデビュー。EXILEの弟分グループ、GENERATIONS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBEらとともに「Jr.EXILE」世代が集まり、7月3日に4組によるアルバムをリリース。さらに、翌日の7月4日からは、千葉・幕張メッセで「Jr.EXILE」世代によるライブ「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr.EXILE~」を4日間連続。
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