【今泉佑唯×ラファエル対談/前編】気になる“ネットの声”への思い、“ソロ活動”の責任と不安…女優とYouTuberが本音トーク
2019.04.21 18:00
views
元欅坂46の今泉佑唯が、ライブ配信アプリ「17 Live(イチナナライブ)」(以下:イチナナ)を29日よりスタートすることを発表した。
実は、これに伴い今泉は、人気YouTuberラファエルとコラボして動画にも出演。モデルプレスでは、動画撮影後の2人を直撃し「今泉佑唯×ラファエル対談」としてインタビューを敢行。前編では、お互いの印象や活動事情について語った。
今泉佑唯&ラファエル、お互いの印象は?
― 撮影お疲れ様です!いかがでしたか?今泉:すごく楽しかったです!YouTubeに出演するの憧れだったんですよね、1人だとなかなか出来ないので。
― お2人は初対面でしたが、お互いの印象を教えてください。
今泉:もう楽しみにしていたので、ずっとドキドキドキドキしてました。
ラファエル:ありがとうございます。今の音声、後でください(笑)。
一同:(笑)。
今泉:1度ドラマ(「残酷な観客達」)でご一緒させて頂いてたことがあるんですよね。
ラファエル:そうですね。実際にお会いはしてないんですけど、同じドラマに出させて頂きました。
今泉:その時から、「え、ラファエルさん出てくれるの!?」みたいな感じだったので、今日はこうやってお会いできて嬉しいです。
― ラファエルさんは、今泉さんがどう見えてましたか?
ラファエル:僕、時間がなくてテレビもYouTubeもあまり観ないんですけど、それでもドラマでのコラボがあったのもあってアイドル活動していたのは知っていました。それで、今回のコラボのお話が出てきてから今泉さんのSNSをチェックしてたんですけど、影響力がエグいですね…ちょっとヤバイです。
今泉:(笑)。
ラファエル:拡散力がある人は、ビジネス面で考えても、クリエイター面で考えても強いんですよね。僕もそうですけど、拡散力がない人は企画が良くないと動画が伸びないんですけど、拡散力がある人はいてくれるだけで伸びるので、エグいです。
僕は何人かお会いしたことがあるんですけど、やっぱりタレントの人って、特有の雰囲気を持ってますよね。YouTuberに会った時は「おっ、なんか持ってるぞ!」って基本感じない、ゼロなんです。今泉さんも含め、影響力がある人間は違うなと思いました。
今泉佑唯&ラファエル“1人”の意識
― 今泉さんは欅坂46を卒業してから、SNSを含め、舞台・ドラマ・バラエティと様々なことに挑戦してますよね。今泉:毎日すごく楽しいです。やっぱりプレッシャーもありますし、ちょっと辛いなと思うこともありますけど、その先のことを考えるとすごく楽しくなるので、毎日充実しています。
― “先のこと”とは?
今泉:今やらせて頂いている舞台 (「熱海殺人事件 LAST GENERATION 46」/21日まで上演)の稽古中も「しんどいな」と思うことがあったんですけど、「きっとこの舞台が終わった時にはすごい達成感なんだろうな」「またやりたいって思うんだろうな」って想像したらすごい楽しくなるので、そういう事を考えて毎日生きています(笑)。
― 1人になったからこそプレッシャーもあるんですか?
今泉:そうですね、自分でなんとかしなきゃという気持ちは今まで以上に強くなって、責任を感じるようになりました。
― その不安の解消法は?
今泉:1人で「あ~明日不安だ~」みたいなことを言いますし、不安だったらすぐ寝るようにしています(笑)。
― ラファエルさんも言ってみれば“ソロ活動”ですが、お仕事で緊張したり不安になったりすることは?
ラファエル:今日みたいな日は緊張しますけど、不安はないですね。僕、メンタルが異常に強いんで。
今泉:え~(笑)。
ラファエル:本当に。YouTubeのチャンネルBANされても何も思わない(笑)。
今泉:元から強いんですか?
ラファエル:考えても仕方ないことは考えないですよね。「これだけ稼ぎたい、じゃあ次これだけ稼ぎたい…」って欲は大きくなるので、そういう意味では目標に到達出来ない不安はあるかもしれないですね、でも必ず目標は達成するようにしているので、不安になりっぱなしということはないです。
今泉佑唯、ファンと交流する想い
― そして、これからイチナナを始めていきますが、ラファエルさんからアドバイスがあればお願いします。ラファエル:同じライブ配信でも、YouTubeとかは視聴者の方のコメントが流れていちゃうんですよね、だから今泉さんが言っていたファンとの交流が少しやり辛いんです。でも、イチナナはコメントが読めるスピードなのでファンと方と話しやすいと思います。なので、普段声が届かない人とも直接交流できて楽しいと思います。
― 今泉さんはSNSでファンの方にコメントを返すなど、昔からファンとの交流が活発ですよね。
ラファエル:僕もSNS見てて思いました。
― SNSを始めてから何か意識していることはありますか?
今泉:今までグループで活動していた時はSNSをやっていなかったですし、握手会などで会えないファンの方もいらっしゃるので、そうなるとそういう1つひとつのコメントが大事なのかなって思っています。私も、好きなアイドルさんやタレントさんに何かコメントを送って、返してもらえたら嬉しいと感じると思うので、ファンの方にもそうやって喜んで頂きたいので、コメントを返してます。お話できるのも好きなんですよね。
― ちなみに、エゴサーチもしますか?
今泉:テレビの放送後や舞台の公演が終わった後、たまに見てます。
― そういったネットの声を気にするタイプ?気にしないタイプ?
今泉:気になりますね。凹むというよりかは、「私の何を知って、こんなこと言ってるんだろう?」って疑問に思うことが多くなりました(笑)。逆にそれが面白くなってきました(笑)。
ラファエル、YouTubeアカBANから2ヶ月が経ち…
― そういう意味では、ラファエルさんの方が“ネットの声”歴は長いと思いますが、どう向き合っていくべきなのでしょうか?ラファエル:僕は、良いコメントも悪いコメントもほぼ気にしないから見ないんです。ネットの声を気にするのは戦略を立てるためのデータとしてだけ。アンチや文句を言う人は、結局本人に会ったらありえないぐらい喜ぶじゃないですか、だから僕は潜在的なアンチはいないって認識で、気にしないようにしています。
― その「気にしない」が難しいんですよね。
ラファエル:とはいえ、僕Twitterも2回BANされてるんで(笑)。
今泉:え!?
ラファエル:もともと50万フォロワーいってBANされて、次10万ぐらいになったらすぐBANされて、今やっと10万までに戻ったっていう(笑)。
今泉:えー!
― 様々乗り越えての今なんですね。
ラファエル:そうですね、TwitterもYouTubeもBANされてるんで大変でした(笑)。
― YouTubeがBANされてから約2ヶ月経ちましたが、その後は?
ラファエル:もちろん影響はデカくて5千万円ぐらい損失があるって言ったんですけど、大きくニュースになったのもあって影響力が増して、結果収益もあがってすべてがプラスになりました。
― アカBANさえもプラスに変えられるのは、流石としか言いようがないです。
ラファエル:もともと、BANされたらこうやって動こうと組んでたのも大きいです。もちろんBANされない方がいいんですけど、ビジネスに繋げられたのは良かったです。
トークに花が咲いた2人の対談、前編はここまで。後編では互いに悩みをぶつけることに。女優とYouTuberの化学反応の行く末は?お楽しみに!(modelpress編集部)
今泉佑唯(いまいずみ・ゆい)プロフィール
生年月日:1998年9月30日出身地:神奈川県
身長:153cm
血液型:O型
2015年欅坂46の第1期生オーディションに合格後、同グループのメンバーとして活動。2018年11月に欅坂46としての活動を終了。現在は、女性ファッション誌「ar」のレギュラーモデルを務め、舞台「熱海殺人事件 LAST GENERATION 46」に出演。「酔うと化け物になる父がつらい」(2019年度全国公開予定)で映画初出演を果たした。
ラファエル プロフィール
白い仮面がトレードマークの人気YouTuber。2014年10月にチャンネル開設以降、その独創的動画で注目を集めて「時給日本一YouTuber」として話題になり、チャンネル登録者数は200万人を超えていたが、2019年にアカウントを停止(BAN)された。それでも、人気は衰えず脚光を浴びている。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス
-
BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】モデルプレス
-
「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」モデルプレス
-
“奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】モデルプレス
-
“怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】モデルプレス
-
「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体・今後の展開は?千景役・片岡凜が気になる伏線ポイント明かす【インタビューVol.2】モデルプレス
-
片岡凜、日曜劇場初出演は「すごく光栄」“ドラマデビュー作ぶり”新井順子Pとの再会で贈られたアドバイスとは【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.1】モデルプレス
-
アナウンサーになるには?テレ東・田中瞳アナの回答と「夢を叶える秘訣」モデルプレス
-
テレ東・田中瞳アナの転機になった、さまぁ~ずの“ある言動”モデルプレス