「あげみざわ」生みの親kemio(けみお)が若者に支持される理由「スマホの上で無意識でいるんじゃねーぞ!」SNS時代に伝えたいこととは<モデルプレスインタビュー>
2019.01.02 10:00
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kemio(けみお/23)。今や彼のこと、そして彼の生み出した言葉を知らない女子中高生はいないのではないだろうか。高校生だった5年ほど前、ハイテンションなVine動画で一世を風靡した。現在はアメリカのロサンゼルスに拠点を起き、YouTubeやSNSを通じて自分を発信し続けている。そんな中、遠く離れた日本で、彼の発した「あげみざわ」などの言葉が若者の流行語として話題に。ソーシャルメディア時代の今、kemioが絶大な支持を集める理由とは。
高校生の時、雑誌「HR」に登場し始め、“6秒動画アプリ”「Vine」で人気が爆発。一気にブレイクし、CDデビューまで成し遂げた。高校卒業後もバラエティ番組や朝ドラなどに出演。人気タレントへの道を駆け上がるのかと思いきや、2016年後半から突然のアメリカ留学へ。
自由なスタイルでアメリカから配信するYouTube動画は、再び若者たちの共感を集め、現在では人気YouTuberとして活躍するkemio。彼が使う独特の言い回しが女子中高生の間で大流行しており、「あげみざわ」は今年のギャル流行語に選出。12月には「どこまでいっても渋谷は日本の東京」という彼おなじみのフレーズがタイトルとなった曲までリリースし、“平成最後にひと波”起こしているのである。
ここまで彼が若者たちの支持を得る理由はなぜなのか?SNS時代に抱く思い、人生のターニングポイント、挫折、そして人としての信念まで、kemioの素顔に迫った。
kemio:そうですね、小さい頃から目立ちたがり屋で、幼稚園生の時には白雪姫の劇で魔女役をやったりしていました。昔は今と比べてあまり自分に自信がなかったし、堂々とできるわけではなかったけれど、将来的にはテレビに出たいとか、音楽をしたいとか、そういう夢は持っていました。
― 最初にSNSで動画を発信し始めたのはいつ頃ですか?
kemio:高校生の時です。それまでは携帯を持っていなかったので、バイトしてお金をためて、初めて携帯を手に入れて、TwitterとかVineとかをやり始めました。
― Vine動画で一気にブレイクされましたが、高校生の時にSNSで自分の姿をさらけ出すことに抵抗はなかったですか?
kemio:なかったです。なぜかというと、もともとVineは学校の友達向けにやっていたんですね。身内向けに出した動画で、全国配信の気分ではなかったんです。当時は今ほどインターネットの影響力が大きいとは思っていなかったですし、怖さとかは何も感じていませんでした。次の日学校で、友達同士の間で話題になればいいな、くらいの感じだったんです。
― 本格的なタレント活動は、Vineでのブレイクの後からでしたよね。
kemio:そうですね。その前は「HR」にちょくちょくスナップで出させていただいていたくらいでした。
― Vineで人気になってから、一気にテレビにも出始めて、そのスピードがすごかったですよね。
kemio:早かったですね。何が何だか分からなかったです(笑)。
― 戸惑いはなかったですか?
kemio:それはなかったです。むしろ「やっとだ」と思いました。昔はオーディションもたくさん受けていて、1個も引っかからなかったんですね。家族から進学は高校までと言われていたこともあり、絶対に高校生のうちに何かしらの形で夢を叶えたいと思っていたので、楽しくてしょうがなかったです。
― バラエティ番組やドラマ出演など、活躍の場を広げている時に留学されました。アメリカ行きを決心した時は、どんな思いだったのですか?
kemio:「自分、中身空っぽだな」と思っていました。周りからも「インターネットでパッと出てきただけ」と思われているだろうな、と自分でも感じていたんです。実際に自分にはまだ知らないことがたくさんあると思いましたし、貯めたお金を遊ぶためだけに使うのはもったいないな、と感じて、ありがたいことに当時いただいているお仕事もたくさんあったのですが「どうにかなる」って飛行機に乗っちゃいました(笑)。
― 周囲の反対はなかったのですか?
kemio:周りの人にはすごく言われました。最初に「アメリカ行ってくる」と言ったときも、「こうなったらどうするの?」とか「せっかくなのにもったいないよ」と言う人の方が多かったです。
― 家族の方は?
kemio:家族には自分で全部決めてから言ったんですよ。絶対に何か言われると分かっていたので、向こうで住むところとかも全て決めて、覆せない状況まで詰めてから伝えました。多分心配したとは思います。
― そもそもなぜロサンゼルスにしたのですか?
kemio:もともとアメリカの音楽やカルチャーがすごく好きで、向こうに憧れがあったんです。ロサンゼルスにしたのは天候等の理由もありました。ニューヨークも迷ったんですけどね。
― ニューヨークよりロサンゼルスにした決定打は?
kemio:安いから(笑)。ニューヨークは物価が高すぎて無理だと思って。引っ越したとき、口座とかギリギリだったので(笑)。
― 口座ギリギリでアメリカに…。周囲の心配もあったのに、勇気ありますね。
kemio:僕、人生博打というか、ピョンピョンピョンピョン!みたいな感じなんです。だから「どうにかなる」と思っていたんですよね(笑)。
― アメリカの音楽やカルチャーに興味を持ち始めたきっかけは何だったのですか?
kemio:親友の影響ですね。動画にもたまに出てくるのですが、ナディアという子が中学2年生の時に転校して来て、仲良くなって、彼女が聞いていた洋楽などを聞きはじめました。大好きなレディー・ガガも、彼女がダンスの発表会の時に流していて、それがきっかけで聞くようになったんです。それからはずっと洋楽やアメリカのことを調べるようになりました。
― 大きなターニングポイントですね。
kemio:そうですね!
kemio:実は何も考えていなかったんです。引っ越す時にYouTubeのアカウントを持っていたことを思い出して、せっかくアメリカに行くし、自分でも後から見返せるし、動画を撮るのは大好きなので、やってみようと思って始めました。
― 今や若者に大人気です。新時代のアイコンになっている実感はありますか?
kemio:ないんです!それこそ僕は日本に住んでいないので、日本で流行っていることは全然知りませんでした。僕の言葉が流行語になったという記事を送ってくれる人がいたり、日本にいる友達が「働いてるバーで歌ってる人がいたよ」と教えてくれるので、ビックリしています。すごく嬉しいのですが、不思議な感覚ですね。僕はSNSやYouTubeのコメントでしか見ることができないので、実感が沸かないです。
― おそらくご本人がご想像されているよりも、日本で流行っていると思います。
kemio:すごく驚いています。それこそアメリカに旅立つときは、今までやっていたようなことはできなくなってしまうのかな、と覚悟はしていたので、こういう形になって感謝ですね。ビッグラブです。
― 実際に日本にいる時、若者がkemioさんの言葉を使っているのを耳にしたりしましたか?
kemio:何回かありました(笑)。嬉しいです。
― ユニークな“kemio語”はどうやって生み出されるのでしょうか。
kemio:僕の中で言葉を生み出しているという感覚は一切なくて、動画を撮ってる時とかに、ポロっと出ちゃうだけなんです。多分小さい頃からずっと変わらないです。「何言ってんだこいつ」と思われていると思います(笑)。YouTubeのコメントで「言葉がめちゃくちゃ過ぎて、何年か後に言語学者が聞いたら泡吹いて死ぬぞ」と言われたことがあって「それなー!」と思いました(笑)。
― でも、ちょっとずつ崩しているのが若者にハマるんでしょうね。
kemio:嬉しいです。でも意識してるわけでは全然なくて、普通に喋っているだけなんです。
kemio:感覚的には、自分が楽しいと感じることを「ねえこれ楽しくない?」って喋りかけるようにシェアハピしている感じでいます。
― 今、SNSやYouTubeのちょっとしたことが大きな事件になったりもしますよね。投稿する上でのポリシーのようなものはありますか?
kemio:もちろんのことですが、特定の誰かを傷つけることは絶対にしないようにしています。もし誰かが傷つくような思いをしていたら、それはちゃんと謝罪して学んでいきたい。
あとはSNSって無料で簡単にできて、思ったことをすぐにぱっぱっと発信できてしまうけれど、やっぱり1人1人がとても影響力があるんだということを忘れない方がいいのかな、とは思います。
でもそれ以外は、特に何も考えていないかもしれません。それこそYouTubeも、特に計画せずに「今日は泥棒に入られたから、まあいいやみんなでシェアハピしよ~」みたいな感じでやっているんですよ。何かに挑戦する企画とかも、その日起きたときに「あれ楽しそうだな」と思ったことを、その日中に撮影して編集してアップしています。
― 「どこまでいっても渋谷は日本の東京」のMVも、全てご自身で作られたのですか?
kemio:はい。裏話なんですが、本当は楽曲とMVを同時に出すつもりだったんです。実は僕、楽曲の配信日をすっかり忘れていて(笑)。「やばい!撮ってない!」となったのですが、その時期は日本から友達が遊びに来ていたのでできなかったんです。なので友達が帰ってから2時間くらいで撮って、ああなりました(笑)。
― 2時間ですか?(笑)。
kemio:そうなんです。だから布とかも足りなくて。バックスクリーンとか(笑)。
― 好きなYouTuberさんとかはいらっしゃいますか?
kemio:海外のYouTuberさんの動画は、英語の勉強にもなるのでよく見ています。特に引っ越ししたてのときはすごく見ていました。ドラマとかだとそれなりに長いから、見るのに気合がいるけど、YouTubeは短いから見やすいじゃないですか。David Dobrikっていう、全ての動画を4分21秒でアップしている方がいるんです。アメリカでも有名な方なのですが、友達と遊んでる動画とか、内容が大したことないことでも見ていて幸せになれるので好きです。
― 動画を撮影するときに、他の人を参考にすることはありますか?
kemio:色々見て「あ、この人の編集超面白い」とかはあっても、僕はコンピューターが苦手なので、真似に真似られない…みたいな感じです(笑)。
― これからSNSというツールを使ってやりたいこと、野望はありますか?
kemio:正直言うと、野望とかは何もないんです。でも、僕なりの形で、僕にしかできないものを発信し続けていきたいとはずっと思っています。例えばそれが、YouTubeではなくなってしまう可能性もあるかもしれませんが、それでも続けていきたいなと思います。
― YouTube以外にも挑戦したいことはあるのでしょうか。
kemio:僕、昔からラジオがめちゃくちゃやりたくて。何かしらの形でラジオを配信できたらいいな、とは思っています。YouTubeの動画は1人で撮っているものが多いので、ラジオでは本来一緒にならないだろう人とか、違う畑の人とかをゲストに招いて喋りたいですね。そういう場所を作る意味も込めて、ぜひやりたいです。
― 今後の活動は日本で?アメリカで?
kemio:アメリカだと思います。まだ言葉も100%喋れるわけではないので、それも勉強したいですし。
― アメリカを選ばれる理由は何でしょうか。
kemio:刺激を与えてくれる方が多いというのがありますね。それぞれがやりたいことをやって生き生きしているし、他人と自分を比べることもあまりないし、他人のやっていることに口を出すこともない。たとえ大きな夢だったとしても、絶対に「頑張れ」って応援してくれる人が多いです。あとはアメリカという大きなエンターテインメントの舞台で勝負したいというのもあります。
kemio:しっかり声に出した方がいい、ということですかね。政治とか難しい話以外でも、何に関してもです。「全然私のこと分かってくれない」と思う前に、言わなきゃ伝わらないので。YesかNoかは白黒ハッキリつけた方がいいと思います。
やっぱりアメリカでは、出会う人、友達になる子たち皆がちゃんと自分の意見を持っていて、自分の軸もしっかりあって、同い年でも「すごいな」と思うことが多いです。
― 日本の若者に向けて、“もっとこうしたら未来が良くなるのに”と思うことはありますか?
kemio:今はSNSの存在がとても大きくて、それによって普段考えなくてもいいことを考え込んで、暗い思いをしている方がすごく多いと思います。実際にダイレクトメッセージなどでそういう悩みが送られて来ることもありますし、僕自身もたまに憂鬱になったりもします。
ただ、SNSって皆いいところだけを見せているということを忘れない方がいいと思うんです。何か悪いことをしてしまっても、そのことはアップしないじゃないですか。だけど誰かの投稿を見て「皆はあそこに出かけてるのに、私は友達があまりいない」とか「あの子はあんなもの買ってるけど私は買えない」とか、悩まなくてもいいことに、時間を注いでしまいがち。
でも、「だったら楽しいことすればいいじゃん」「自分で楽しいことを探せばいい」と思うんですね。「スマホの上で無意識でいるんじゃねーぞ!」と思います。
― kemioさんはいつも自分を貫いてらっしゃいますよね。自分の個性を出すことで悩んでいる若者も多いと思うのですが、なにかアドバイスはありますか?
kemio:「あっという間に死ぬよ」です(笑)。本当にあっという間に死ぬんだから、やりたいことはやっておかないとダメだぞって思います。
確かに、日本は特に、ちょっと外れたことをすると変な目で見られてしまうときもあるし難しいですよね。僕もそういうことがあったので、すごくわかります。原宿が大好きで通っていた時、祖父母に「こんなのを着て外を歩かないで」と洋服を注意されて、駅で着替えていたこともあったんです。
ただ、悩んでいる今はすごく大変で、大きい問題に思えてしまうかもしれないけれど、実際にやりたいようにやってみると、恐れていることは大したことじゃない。後から振り返ったら「こんなこと考えてたんだ」と思うくらいの悩みなはずです。実際は「税金払わなきゃ」とかの方がもっと重大なので(笑)。
― 昔はあまり自信が持てなかったという話もありました。どうやって自信をつけることができたのでしょうか。
kemio:夢に見ていたような活動をさせていただけるようになって、目標を達成すればするほど自信も付きました。あとは応援してくれる皆さんが、僕が発信したことに対してたくさんリアクションをくれるので、それも自信に繋がりましたね。
― お話を聞いているととてもポジティブな印象を受けますが、大きな挫折を経験したことはありますか?
kemio:もちろんあります。それこそVineを辞めたときは、フォロワーが1日に2万ずつとか減っていったんですよ。
テレビに出させていただけるようになると、全部自分でやっていたVineなどとは違って、台本があって、他の出演者の方がいて、カンペで「ここでこう喋ってください」と言われて、よく分からなくなってしまった時期もあったんです。全くしゃべらないような時もあって、そうすると「kemio、テレビに出てると全然ちがう」って皆から言われたり。道端で笑われたことも結構ありました。
― 挫折したときは、どうやって乗り越えますか?
やり続けることですね。そういう時期もあったけれど、僕は実際にアメリカに引っ越して、結果的にまだ好きなことをやれています。挫折したとしても、自分がやりたいことがあるならそれを集中的にやり続けることが大切。「継続は力なり」という言葉を考えた人は、本当に拍手だと思います。
― これまで自身の夢を叶えてきたkemioさんですが、夢を実現させるためにやっていることはありますか?
kemio:やっぱり声に出すことですね。声に出すことで、自分の意識も変わってくるので。
自分の脳に操られるのではなく、脳を自分で洗脳してしまうように、“脳の上に立つ”イメージで生きたらいいと思います。「悲しい」「嬉しい」という感情も脳が感じていることだから、悲しいこととかあったとしても「悲しくない」と思っておけば、そうなるときってあるじゃないですか。「こんな事できない」とかも、過去の経験が脳の中あるから、そういう風に感じてしまうだけだと思うんです。だから僕的には、脳の上に立って、自分の体や精神をコントロールする感覚でいます。これを言うと友達にも「お前意味わかんない」と言われてしまうんですけど(笑)。
― 脳の上に立つ。かっこいいですね。
kemio:あとは、環境のせいにしないでほしいです。昔から「私はこういう環境だからできない」と言われるのが個人的に嫌だったんです。全てやり方次第だと思います。僕は家族に「高校までね」と言われていて、奨学金を組む予定もなかったので大学は行けなかったんですよ。オーディションとかにも落ち続けて、どうしようかな?と思った時にSNSをやり始めて、結果的に夢を叶えられたので、やり方を工夫したり、考えたり、探しさえすれば、いくらでも自分のやりたいことはできると思うんです。だから環境のせいにだけは絶対しないでほしいですね。
― 前におっしゃっていた「kemioになりたい」という夢は変わりませんか?
はい。僕はkemioになりたいです。
― ありがとうございました。
彼を支持するSNS時代の若者は、きっと同じような悩みを抱え葛藤しているのだろう。kemioが彼ならではの真っ直ぐな言葉で発する意見は、若者たちのモヤモヤとした思いに共鳴し、「彼なら私たちの言いたいことを言ってくれる」という期待に繋がっているのではないだろうか。一方で彼らは、これから自分たちが作っていく未来に希望も抱いているはずだ。kemioが自分のスタイルを貫くことで夢を叶えていく姿に、頼もしさと望みを感じるのだろう。
SNSを通して、喋りかけるようにユーザーと交流する彼は、ただのスターではなく友達のような親しみやすさがある。アメリカという新天地で冒険を続けながらも、近い目線で期待と望みを与えてくれる彼だからこそ、今、若者たちの大きな支持を得るのかもしれない。
― 最近ファッションも、原宿系の時代からより大人っぽく、ゴージャスになられた印象ですよね。ご自身で意識はしていらっしゃるんですか?
kemio:ただ年齢が上がったり、遊ぶ場所が変わったからだと思います。あとは好きなものが変わっただけなのかな。着てみたいと思うものも、徐々に色が落ちていったり、高そうな服も頑張ってお金を貯めて着てみたいと思うようになったり、そういう気持ちの変化はあるのかもしれません。多分今、洋服に一番お金を使っています。毎日豆腐ばかり食べてるので、食費はそんなにかからないんです(笑)。
【kemioの豆腐事情】
― 本当に豆腐ばかり食べてるんですか?
kemio:ほんとに豆腐ばっかり食べてます。今日のお昼も豆腐でした。日本だと30円とか、超安いじゃないですか。アメリカだと2、300円くらいするので…。
― 高いけど向こうでも食べてるんですか?
kemio:食べてます。
― いつもどうやって食べているんですか?
kemio:日によりますね。時間がないときは醤油だけのときもあるし、時間があるときはキムチと豚肉と炒めたりとか。麻婆豆腐のタレをかけるだけのときもあります。
― もともと豆腐好きだったのですか?
kemio:糖質抜きダイエットをしてからですね。
― ぜひ栄養はちゃんと摂ってください(笑)。
kemio:頑張ります!(笑)。
生年月日:1995年10月16日
出身地:東京都
身長:193cm
YouTube:kemio
Twitter/Instagram/Snapchat:mmkemio
(modelpress編集部)
自由なスタイルでアメリカから配信するYouTube動画は、再び若者たちの共感を集め、現在では人気YouTuberとして活躍するkemio。彼が使う独特の言い回しが女子中高生の間で大流行しており、「あげみざわ」は今年のギャル流行語に選出。12月には「どこまでいっても渋谷は日本の東京」という彼おなじみのフレーズがタイトルとなった曲までリリースし、“平成最後にひと波”起こしているのである。
ここまで彼が若者たちの支持を得る理由はなぜなのか?SNS時代に抱く思い、人生のターニングポイント、挫折、そして人としての信念まで、kemioの素顔に迫った。
目次
kemioのこれまでの歩み 留学のきっかけは?
― もともとkemioさんは、将来目立つことがしたいと思っていたのですか?kemio:そうですね、小さい頃から目立ちたがり屋で、幼稚園生の時には白雪姫の劇で魔女役をやったりしていました。昔は今と比べてあまり自分に自信がなかったし、堂々とできるわけではなかったけれど、将来的にはテレビに出たいとか、音楽をしたいとか、そういう夢は持っていました。
― 最初にSNSで動画を発信し始めたのはいつ頃ですか?
kemio:高校生の時です。それまでは携帯を持っていなかったので、バイトしてお金をためて、初めて携帯を手に入れて、TwitterとかVineとかをやり始めました。
― Vine動画で一気にブレイクされましたが、高校生の時にSNSで自分の姿をさらけ出すことに抵抗はなかったですか?
kemio:なかったです。なぜかというと、もともとVineは学校の友達向けにやっていたんですね。身内向けに出した動画で、全国配信の気分ではなかったんです。当時は今ほどインターネットの影響力が大きいとは思っていなかったですし、怖さとかは何も感じていませんでした。次の日学校で、友達同士の間で話題になればいいな、くらいの感じだったんです。
― 本格的なタレント活動は、Vineでのブレイクの後からでしたよね。
kemio:そうですね。その前は「HR」にちょくちょくスナップで出させていただいていたくらいでした。
― Vineで人気になってから、一気にテレビにも出始めて、そのスピードがすごかったですよね。
kemio:早かったですね。何が何だか分からなかったです(笑)。
― 戸惑いはなかったですか?
kemio:それはなかったです。むしろ「やっとだ」と思いました。昔はオーディションもたくさん受けていて、1個も引っかからなかったんですね。家族から進学は高校までと言われていたこともあり、絶対に高校生のうちに何かしらの形で夢を叶えたいと思っていたので、楽しくてしょうがなかったです。
― バラエティ番組やドラマ出演など、活躍の場を広げている時に留学されました。アメリカ行きを決心した時は、どんな思いだったのですか?
kemio:「自分、中身空っぽだな」と思っていました。周りからも「インターネットでパッと出てきただけ」と思われているだろうな、と自分でも感じていたんです。実際に自分にはまだ知らないことがたくさんあると思いましたし、貯めたお金を遊ぶためだけに使うのはもったいないな、と感じて、ありがたいことに当時いただいているお仕事もたくさんあったのですが「どうにかなる」って飛行機に乗っちゃいました(笑)。
― 周囲の反対はなかったのですか?
kemio:周りの人にはすごく言われました。最初に「アメリカ行ってくる」と言ったときも、「こうなったらどうするの?」とか「せっかくなのにもったいないよ」と言う人の方が多かったです。
― 家族の方は?
kemio:家族には自分で全部決めてから言ったんですよ。絶対に何か言われると分かっていたので、向こうで住むところとかも全て決めて、覆せない状況まで詰めてから伝えました。多分心配したとは思います。
― そもそもなぜロサンゼルスにしたのですか?
kemio:もともとアメリカの音楽やカルチャーがすごく好きで、向こうに憧れがあったんです。ロサンゼルスにしたのは天候等の理由もありました。ニューヨークも迷ったんですけどね。
― ニューヨークよりロサンゼルスにした決定打は?
kemio:安いから(笑)。ニューヨークは物価が高すぎて無理だと思って。引っ越したとき、口座とかギリギリだったので(笑)。
― 口座ギリギリでアメリカに…。周囲の心配もあったのに、勇気ありますね。
kemio:僕、人生博打というか、ピョンピョンピョンピョン!みたいな感じなんです。だから「どうにかなる」と思っていたんですよね(笑)。
― アメリカの音楽やカルチャーに興味を持ち始めたきっかけは何だったのですか?
kemio:親友の影響ですね。動画にもたまに出てくるのですが、ナディアという子が中学2年生の時に転校して来て、仲良くなって、彼女が聞いていた洋楽などを聞きはじめました。大好きなレディー・ガガも、彼女がダンスの発表会の時に流していて、それがきっかけで聞くようになったんです。それからはずっと洋楽やアメリカのことを調べるようになりました。
― 大きなターニングポイントですね。
kemio:そうですね!
kemio、若者のアイコンの自覚はある?
― もともと、留学しても動画の配信は続けようと考えていたのですか?kemio:実は何も考えていなかったんです。引っ越す時にYouTubeのアカウントを持っていたことを思い出して、せっかくアメリカに行くし、自分でも後から見返せるし、動画を撮るのは大好きなので、やってみようと思って始めました。
― 今や若者に大人気です。新時代のアイコンになっている実感はありますか?
kemio:ないんです!それこそ僕は日本に住んでいないので、日本で流行っていることは全然知りませんでした。僕の言葉が流行語になったという記事を送ってくれる人がいたり、日本にいる友達が「働いてるバーで歌ってる人がいたよ」と教えてくれるので、ビックリしています。すごく嬉しいのですが、不思議な感覚ですね。僕はSNSやYouTubeのコメントでしか見ることができないので、実感が沸かないです。
― おそらくご本人がご想像されているよりも、日本で流行っていると思います。
kemio:すごく驚いています。それこそアメリカに旅立つときは、今までやっていたようなことはできなくなってしまうのかな、と覚悟はしていたので、こういう形になって感謝ですね。ビッグラブです。
― 実際に日本にいる時、若者がkemioさんの言葉を使っているのを耳にしたりしましたか?
kemio:何回かありました(笑)。嬉しいです。
― ユニークな“kemio語”はどうやって生み出されるのでしょうか。
kemio:僕の中で言葉を生み出しているという感覚は一切なくて、動画を撮ってる時とかに、ポロっと出ちゃうだけなんです。多分小さい頃からずっと変わらないです。「何言ってんだこいつ」と思われていると思います(笑)。YouTubeのコメントで「言葉がめちゃくちゃ過ぎて、何年か後に言語学者が聞いたら泡吹いて死ぬぞ」と言われたことがあって「それなー!」と思いました(笑)。
― でも、ちょっとずつ崩しているのが若者にハマるんでしょうね。
kemio:嬉しいです。でも意識してるわけでは全然なくて、普通に喋っているだけなんです。
YouTuber&SNSスターとしてのkemio
― YouTube動画のテーマはどうやって思いつくのでしょうか。kemio:感覚的には、自分が楽しいと感じることを「ねえこれ楽しくない?」って喋りかけるようにシェアハピしている感じでいます。
― 今、SNSやYouTubeのちょっとしたことが大きな事件になったりもしますよね。投稿する上でのポリシーのようなものはありますか?
kemio:もちろんのことですが、特定の誰かを傷つけることは絶対にしないようにしています。もし誰かが傷つくような思いをしていたら、それはちゃんと謝罪して学んでいきたい。
あとはSNSって無料で簡単にできて、思ったことをすぐにぱっぱっと発信できてしまうけれど、やっぱり1人1人がとても影響力があるんだということを忘れない方がいいのかな、とは思います。
でもそれ以外は、特に何も考えていないかもしれません。それこそYouTubeも、特に計画せずに「今日は泥棒に入られたから、まあいいやみんなでシェアハピしよ~」みたいな感じでやっているんですよ。何かに挑戦する企画とかも、その日起きたときに「あれ楽しそうだな」と思ったことを、その日中に撮影して編集してアップしています。
― 「どこまでいっても渋谷は日本の東京」のMVも、全てご自身で作られたのですか?
kemio:はい。裏話なんですが、本当は楽曲とMVを同時に出すつもりだったんです。実は僕、楽曲の配信日をすっかり忘れていて(笑)。「やばい!撮ってない!」となったのですが、その時期は日本から友達が遊びに来ていたのでできなかったんです。なので友達が帰ってから2時間くらいで撮って、ああなりました(笑)。
― 2時間ですか?(笑)。
kemio:そうなんです。だから布とかも足りなくて。バックスクリーンとか(笑)。
― 好きなYouTuberさんとかはいらっしゃいますか?
kemio:海外のYouTuberさんの動画は、英語の勉強にもなるのでよく見ています。特に引っ越ししたてのときはすごく見ていました。ドラマとかだとそれなりに長いから、見るのに気合がいるけど、YouTubeは短いから見やすいじゃないですか。David Dobrikっていう、全ての動画を4分21秒でアップしている方がいるんです。アメリカでも有名な方なのですが、友達と遊んでる動画とか、内容が大したことないことでも見ていて幸せになれるので好きです。
― 動画を撮影するときに、他の人を参考にすることはありますか?
kemio:色々見て「あ、この人の編集超面白い」とかはあっても、僕はコンピューターが苦手なので、真似に真似られない…みたいな感じです(笑)。
― これからSNSというツールを使ってやりたいこと、野望はありますか?
kemio:正直言うと、野望とかは何もないんです。でも、僕なりの形で、僕にしかできないものを発信し続けていきたいとはずっと思っています。例えばそれが、YouTubeではなくなってしまう可能性もあるかもしれませんが、それでも続けていきたいなと思います。
― YouTube以外にも挑戦したいことはあるのでしょうか。
kemio:僕、昔からラジオがめちゃくちゃやりたくて。何かしらの形でラジオを配信できたらいいな、とは思っています。YouTubeの動画は1人で撮っているものが多いので、ラジオでは本来一緒にならないだろう人とか、違う畑の人とかをゲストに招いて喋りたいですね。そういう場所を作る意味も込めて、ぜひやりたいです。
― 今後の活動は日本で?アメリカで?
kemio:アメリカだと思います。まだ言葉も100%喋れるわけではないので、それも勉強したいですし。
― アメリカを選ばれる理由は何でしょうか。
kemio:刺激を与えてくれる方が多いというのがありますね。それぞれがやりたいことをやって生き生きしているし、他人と自分を比べることもあまりないし、他人のやっていることに口を出すこともない。たとえ大きな夢だったとしても、絶対に「頑張れ」って応援してくれる人が多いです。あとはアメリカという大きなエンターテインメントの舞台で勝負したいというのもあります。
kemioが若者に伝えたいこと
― 前回のインタビューでは、「アメリカでは同世代の子たちが政治などにきちんと自分の考えを持って発言していて、驚いて恥ずかしくなった」ともおっしゃっていました。影響力が大きくなった今、日本の若者にどんなことを伝えたいですか?kemio:しっかり声に出した方がいい、ということですかね。政治とか難しい話以外でも、何に関してもです。「全然私のこと分かってくれない」と思う前に、言わなきゃ伝わらないので。YesかNoかは白黒ハッキリつけた方がいいと思います。
やっぱりアメリカでは、出会う人、友達になる子たち皆がちゃんと自分の意見を持っていて、自分の軸もしっかりあって、同い年でも「すごいな」と思うことが多いです。
― 日本の若者に向けて、“もっとこうしたら未来が良くなるのに”と思うことはありますか?
kemio:今はSNSの存在がとても大きくて、それによって普段考えなくてもいいことを考え込んで、暗い思いをしている方がすごく多いと思います。実際にダイレクトメッセージなどでそういう悩みが送られて来ることもありますし、僕自身もたまに憂鬱になったりもします。
ただ、SNSって皆いいところだけを見せているということを忘れない方がいいと思うんです。何か悪いことをしてしまっても、そのことはアップしないじゃないですか。だけど誰かの投稿を見て「皆はあそこに出かけてるのに、私は友達があまりいない」とか「あの子はあんなもの買ってるけど私は買えない」とか、悩まなくてもいいことに、時間を注いでしまいがち。
でも、「だったら楽しいことすればいいじゃん」「自分で楽しいことを探せばいい」と思うんですね。「スマホの上で無意識でいるんじゃねーぞ!」と思います。
― kemioさんはいつも自分を貫いてらっしゃいますよね。自分の個性を出すことで悩んでいる若者も多いと思うのですが、なにかアドバイスはありますか?
kemio:「あっという間に死ぬよ」です(笑)。本当にあっという間に死ぬんだから、やりたいことはやっておかないとダメだぞって思います。
確かに、日本は特に、ちょっと外れたことをすると変な目で見られてしまうときもあるし難しいですよね。僕もそういうことがあったので、すごくわかります。原宿が大好きで通っていた時、祖父母に「こんなのを着て外を歩かないで」と洋服を注意されて、駅で着替えていたこともあったんです。
ただ、悩んでいる今はすごく大変で、大きい問題に思えてしまうかもしれないけれど、実際にやりたいようにやってみると、恐れていることは大したことじゃない。後から振り返ったら「こんなこと考えてたんだ」と思うくらいの悩みなはずです。実際は「税金払わなきゃ」とかの方がもっと重大なので(笑)。
― 昔はあまり自信が持てなかったという話もありました。どうやって自信をつけることができたのでしょうか。
kemio:夢に見ていたような活動をさせていただけるようになって、目標を達成すればするほど自信も付きました。あとは応援してくれる皆さんが、僕が発信したことに対してたくさんリアクションをくれるので、それも自信に繋がりましたね。
― お話を聞いているととてもポジティブな印象を受けますが、大きな挫折を経験したことはありますか?
kemio:もちろんあります。それこそVineを辞めたときは、フォロワーが1日に2万ずつとか減っていったんですよ。
テレビに出させていただけるようになると、全部自分でやっていたVineなどとは違って、台本があって、他の出演者の方がいて、カンペで「ここでこう喋ってください」と言われて、よく分からなくなってしまった時期もあったんです。全くしゃべらないような時もあって、そうすると「kemio、テレビに出てると全然ちがう」って皆から言われたり。道端で笑われたことも結構ありました。
― 挫折したときは、どうやって乗り越えますか?
やり続けることですね。そういう時期もあったけれど、僕は実際にアメリカに引っ越して、結果的にまだ好きなことをやれています。挫折したとしても、自分がやりたいことがあるならそれを集中的にやり続けることが大切。「継続は力なり」という言葉を考えた人は、本当に拍手だと思います。
― これまで自身の夢を叶えてきたkemioさんですが、夢を実現させるためにやっていることはありますか?
kemio:やっぱり声に出すことですね。声に出すことで、自分の意識も変わってくるので。
自分の脳に操られるのではなく、脳を自分で洗脳してしまうように、“脳の上に立つ”イメージで生きたらいいと思います。「悲しい」「嬉しい」という感情も脳が感じていることだから、悲しいこととかあったとしても「悲しくない」と思っておけば、そうなるときってあるじゃないですか。「こんな事できない」とかも、過去の経験が脳の中あるから、そういう風に感じてしまうだけだと思うんです。だから僕的には、脳の上に立って、自分の体や精神をコントロールする感覚でいます。これを言うと友達にも「お前意味わかんない」と言われてしまうんですけど(笑)。
― 脳の上に立つ。かっこいいですね。
kemio:あとは、環境のせいにしないでほしいです。昔から「私はこういう環境だからできない」と言われるのが個人的に嫌だったんです。全てやり方次第だと思います。僕は家族に「高校までね」と言われていて、奨学金を組む予定もなかったので大学は行けなかったんですよ。オーディションとかにも落ち続けて、どうしようかな?と思った時にSNSをやり始めて、結果的に夢を叶えられたので、やり方を工夫したり、考えたり、探しさえすれば、いくらでも自分のやりたいことはできると思うんです。だから環境のせいにだけは絶対しないでほしいですね。
― 前におっしゃっていた「kemioになりたい」という夢は変わりませんか?
はい。僕はkemioになりたいです。
― ありがとうございました。
彼を支持するSNS時代の若者は、きっと同じような悩みを抱え葛藤しているのだろう。kemioが彼ならではの真っ直ぐな言葉で発する意見は、若者たちのモヤモヤとした思いに共鳴し、「彼なら私たちの言いたいことを言ってくれる」という期待に繋がっているのではないだろうか。一方で彼らは、これから自分たちが作っていく未来に希望も抱いているはずだ。kemioが自分のスタイルを貫くことで夢を叶えていく姿に、頼もしさと望みを感じるのだろう。
SNSを通して、喋りかけるようにユーザーと交流する彼は、ただのスターではなく友達のような親しみやすさがある。アメリカという新天地で冒険を続けながらも、近い目線で期待と望みを与えてくれる彼だからこそ、今、若者たちの大きな支持を得るのかもしれない。
インタビューこぼれ話
【kemioのファッション事情】― 最近ファッションも、原宿系の時代からより大人っぽく、ゴージャスになられた印象ですよね。ご自身で意識はしていらっしゃるんですか?
kemio:ただ年齢が上がったり、遊ぶ場所が変わったからだと思います。あとは好きなものが変わっただけなのかな。着てみたいと思うものも、徐々に色が落ちていったり、高そうな服も頑張ってお金を貯めて着てみたいと思うようになったり、そういう気持ちの変化はあるのかもしれません。多分今、洋服に一番お金を使っています。毎日豆腐ばかり食べてるので、食費はそんなにかからないんです(笑)。
【kemioの豆腐事情】
― 本当に豆腐ばかり食べてるんですか?
kemio:ほんとに豆腐ばっかり食べてます。今日のお昼も豆腐でした。日本だと30円とか、超安いじゃないですか。アメリカだと2、300円くらいするので…。
― 高いけど向こうでも食べてるんですか?
kemio:食べてます。
― いつもどうやって食べているんですか?
kemio:日によりますね。時間がないときは醤油だけのときもあるし、時間があるときはキムチと豚肉と炒めたりとか。麻婆豆腐のタレをかけるだけのときもあります。
― もともと豆腐好きだったのですか?
kemio:糖質抜きダイエットをしてからですね。
― ぜひ栄養はちゃんと摂ってください(笑)。
kemio:頑張ります!(笑)。
kemio(けみお)プロフィール
JKの流行語を次々生み出すkemio(けみお)さんにインタビュー💕
— モデルプレス (@modelpress) 2019年1月2日
「色々聞かれすぎて丸裸の気分で恥ずかみーって感じ」✌✌#けみお #kemio @mmkemio
インタビューはこちらから⇒ https://t.co/hq9qKQrn2f pic.twitter.com/hjUvjMZELf
出身地:東京都
身長:193cm
YouTube:kemio
Twitter/Instagram/Snapchat:mmkemio
(modelpress編集部)
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