モデルプレスのインタビューに応じた高橋文哉 (C)モデルプレス

“日本一のイケメン高校生”高橋文哉「本当に辛かった」激動の1年で実感した涙の思い「オオカミくんには騙されない」その後の恋愛事情は?<モデルプレスインタビュー>

2018.12.21 18:00

「男子高生ミスターコン2017」でグランプリを受賞、舞台やTVでも活躍する俳優でモデルの高橋文哉(たかはし・ふみや/17)。今年の夏、ティーンを中心に人気を集めるAbemaTV『オオカミくんには騙されない』のシリーズ最新作『太陽とオオカミくんには騙されない』に出演し、さらにその名を広めることとなった。モデルプレスでは、高橋の本音に迫るインタビューを行い、現在の恋愛事情や激動の1年で感じていた思いについて聞いた。

高橋文哉「太陽とオオカミくんには騙されない」出演で話題

高橋文哉 (C)モデルプレス
高橋文哉 (C)モデルプレス
『太陽とオオカミくんには騙されない』は、本気で恋をしたい女子高生たちが、イケメン男子とデートを繰り返しながら恋に落ちていくまでを追いかける恋愛リアリティーショー。しかし、イケメン男子の中には、嘘をついたり、好きでもないのに好きなフリをしてちょっかいを出したりと女子高生たちの恋を邪魔する“オオカミくん”が最低でもひとり混ざっている。女子高生たちは誰が“オオカミくん"なのかを見極める必要があり、また男子たちも“オオカミくん”に負けずに自分の真剣な想いを女子高生たちに伝えなければならない。

高橋は番組で切ない恋模様を繰り広げ、視聴者から大きな反響が寄せられた。

高橋文哉「オオカミくん」で知名度拡大 ファンからの反響を実感

高橋文哉 (C)モデルプレス
高橋文哉 (C)モデルプレス
― 先日は「第7回渋谷ベスト・ドレッサー賞」の「渋谷ストリート賞」も受賞されて、ティーンを代表する存在になりました。『オオカミくん』以降、SNSのフォロワー数も一気に増えましたが、周りからの反響は実感していますか?

高橋:『オオカミくん』に出演したのは大きなことでした。僕のことを知ってくれている方の層が今までよりも広くなり、街中を歩いている時に、声をかけていただけることが多くなったので、反響を実感しました。声をかけてくれるのは中高生が多いのですが、その中高生の方と一緒に歩いている親御さんも「私も知ってるよ」と言ってくれるのが嬉しいですし、男子高校生にも声をかけられることが増えました。異性の方はもちろん、同性の方からも好かれているのは嬉しいなといつも思っています。ファンの方がSNSなどでメッセージもたくさんくれて、自分は必要とされているんだなと思えることはすごく嬉しいです。

高橋文哉 (C)モデルプレス
高橋文哉 (C)モデルプレス
― 高橋さんの名前がより広まった『オオカミくん』でしたが、ご自身の恋愛を客観的に見て、いかがでしたか?

高橋:喋り方がムカつくなと思いました(笑)。学校の同じクラスの子や仲の良い友だちも番組を見てくれていて、友だちから評価をもらうことがすごく多かったです。

― なにかアドバイスなどはもらいましたか?

高橋:お兄ちゃんからは、たくましい男に見えるから喋る時は考えて喋りなさいとか、アドバイスをもらいました。そこは次の撮影から実践できていたと思います。でも『オオカミくん』は本当に素でやっていました。

高橋文哉「オオカミくん」メンバーとの絆 裏話を明かす

机の下からひょっこり/高橋文哉 (C)モデルプレス
机の下からひょっこり/高橋文哉 (C)モデルプレス
― 『オオカミくん』での高橋さんは全員にすごく優しくて、リアルな恋愛模様だなと思いました。普段から優しくするように心がけているんですか?

高橋:いや…そんなに優しくはないと思います(笑)。

― 優しいですよ。17歳でこんなに気遣いができるのか、と思いました。みんなの気持ちを考えているなと。

高橋:本当に男女メンバー全員と、こんなに仲良くなるんだというくらいに仲良くなれました。

― 今1番会っている方はどなたですか?

高橋:最近はそんなに会えていないのですが、この間、久々にきいたに会いました。あとは、みう(鈴木美羽)ちゃんとめるる(生見愛瑠)は『Popteen』の撮影でたまに会います。

高橋文哉 (C)モデルプレス
高橋文哉 (C)モデルプレス
― 高橋さんは番組で「最も“オオカミくん”だと疑われた男子が脱落する」というルールのもと、視聴者投票により途中で脱落してしまいました。プライベートでも仲を深めたからこそ、“脱落”は辛かったですよね…。どんなお気持ちでしたか?

高橋:脱落することを知らせる赤い花火が上がった瞬間は、あまり実感が湧かなかったです。最後のシンデレラタイム(生見との最後のデート)が終わって帰る時に、「もうみんなやスタッフさんたちに会うこともないんだと考えて、すっごく悲しくなりました。女子メンバーの連絡先は知らなかったのですが、その場で男子メンバー全員に1人ずつ、感謝の気持ちを長文のメッセージで送りました。辛かったです。

高橋文哉、現在の恋愛事情は?

赤い風船を見つめる…/高橋文哉 (C)モデルプレス
赤い風船を見つめる…/高橋文哉 (C)モデルプレス
― 『オオカミくん』が終わって、今新たに気になる人や恋愛は始まりましたか?

高橋:好きな人はいません。恋愛をする気はないというのが今1番の気持ちです。ありがたいことに、最近すごくいろいろな仕事をいただけているので、恋愛に対して気持ちが向かないのもあると思います。

― もし今後恋愛をするとしたら、どのような人が良いですか?

高橋:タイプは、性格の面でお姉さんのような人。たとえ年齢が2個下でもお姉さんみたいだったら良いです。自分が17歳にしてはガキだと思っているので、そういうところを埋めてくれる人が理想です。

― 包容力がある方ということですか?

高橋:そうです。見た目はあまりこだわらないです。そうですね…強いて言うならば、髪はサラサラであって欲しいくらいです(笑)。

― (笑)。1番大事なのは性格ですね。年上の方からモテそうです。

高橋:すべてを包み込んでくれる人が良いです。でも今まで年上の方とお付き合いをしたことは1度もなくて。同級生が1番多いです。

机からひょっこり/高橋文哉 (C)モデルプレス
机からひょっこり/高橋文哉 (C)モデルプレス
― 同い年でも、彼女の前では甘えちゃいますか?

高橋:その日の自分の気分次第です(笑)。「オオカミくん」では、女性と話す機会がありましたが、普段は女性と接することが本当に少なくて…。恋愛する感覚を忘れてしまいました(苦笑い)。「オオカミくん」で思い出させてもらって、恋愛をまた楽しいなと思いましたが、その後、発展もないです。今はいただいた仕事を精一杯頑張りたいです。

クリスマス間近ということでサンタ帽を被ってくれました!/高橋文哉 (C)モデルプレス
クリスマス間近ということでサンタ帽を被ってくれました!/高橋文哉 (C)モデルプレス

高橋文哉、激動の1年を振り返る「本当に辛かった」涙の思いを明かす

― 「男子高生ミスターコン2017」グランプリ受賞から約1年。俳優として活動していこうと決意した瞬間はいつでしたか?

高橋:「男子高生ミスターコン2017」です。これまでは料理人を目指している高校生でしたが、関東グランプリをいただいた時点で「俺は芸能界に行って絶対に成功する!」と決めていたんです。調理師になるために私立の学校まで行かせてくれた、お母さん、お兄ちゃん、おばあちゃんも全員背中を押してくれて、その時に「全力で頑張らないと」と改めて感じました。目に見える結果をみんなに報告できて、すごく嬉しかったです。2019年の春に高校を卒業するので、今後は俳優業を頑張りながら、料理も特技として磨いていきます。

高橋文哉 (C)モデルプレス
高橋文哉 (C)モデルプレス
― その後、劇団Allen『大正浪漫探偵譚-六つのマリア像』でぴょん(宇佐美登)役として初舞台出演が決まって、俳優デビューしました。一気に環境が変化して、苦労も多かったですか?

高橋:事務所に所属してから1ヶ月くらいで初舞台が決まったので、一気に環境が変わりました。最初は、ほかの共演者さんの前でセリフを言うのも嫌で、稽古場を出たら台本を見たくなかったくらい、本当に辛かったです。毎日稽古をやっていくうちに、本当に行きたくないと思ったこともありました。

― 舞台経験がないまま、ベテラン俳優陣の中でお芝居をするのはプレッシャーですよね。

高橋:でも稽古が始まってから、プロデューサーの方が食事に誘ってくれて、その時一緒に行った先輩に、自分の気持ちを全部話しました。先輩たちはすごく可愛がってくれて、いろいろな話を聞くうちに、「頑張らなきゃいけないんだ」と意識が変わったんです。本番の1公演目は緊張していましたが、千穐楽には「文哉がぴょんでよかったよ」と言ってもらえたことが嬉しくて、打ち上げで2時間くらいずっと、ぶわーって泣きました。本当に稽古期間は辛かったけれど、やり遂げて良かったと思います。

高橋文哉 (C)モデルプレス
高橋文哉 (C)モデルプレス
― 先輩方の支えもあり、高橋さんにとって初舞台はかけがえのない財産になったのですね。

高橋:そうですね。間違いなく先輩方がいなかったら、今の自分もないと思いますし、舞台をやり遂げられたかもわからないくらい、支えてもらいました。

高橋文哉、夢を叶える秘訣を語る

高橋文哉 (C)モデルプレス
高橋文哉 (C)モデルプレス
― 以前、取材をさせていただいたときは、夢を叶える秘訣について「努力は必ず報われる」とおっしゃっていました。芸能界に入ってからの1年を振り返って、今思う、夢を叶えるために必要だと思うことを教えてください。

高橋:意識していることは、自分を過信しすぎないこと。だけど自信はなくさない。この1年を通して、自分を磨いて自信を持てば、たくさん成長できるということを学びました。そして、できないことを素直に聞くことも大切だと思います。

また自分の本当に奥底に「辛い過去は、今の材料になる」という言葉があります。この言葉を支えに、今どんなに辛くても、それは良い未来を作るための経験なので、嫌なことがあっても絶対に逃げ出さないでいようと思うんです。でも1人で抱え込んでも解決しないので、誰かに相談するようにしています。僕、自分1人だと負けちゃうんです。勇気づけてくれる言葉が頭の中に入っていないと、すぐにピッて心が折れちゃう…。なので、ノートに言葉を書き留めて、見返したり、思い出したりして頑張っていました。

― 「努力は必ず報われる」の言葉通り、2018年は夢がたくさん叶った年になりましたね。

高橋:芸能界に入る前の自分が、今の自分を見たらすごくびっくりすると思います。以前の自分が想像できないようなところに、いさせてもらってるので、来年の自分を想像しながら、もっともっともっともっと、もう想像できないくらい頑張っていきたいです。

文哉サンタ/高橋文哉 (C)モデルプレス
文哉サンタ/高橋文哉 (C)モデルプレス
― 高橋さんが掲げる今後の目標はなんですか?

高橋:最終目標は、料理と俳優の両立です。料理は、学校を卒業したら勉強する場がなくなるので、自分でもしっかり勉強したいです。俳優としても、今はモデルとして活動させていただくことの方が多いので、2019年は“高橋文哉”という名前を聞いただけで、俳優だと思い浮かぶくらい、みなさんに高橋文哉の芝居を見ていただける機会をたくさん作れるようにします。

― 2019年のご活躍も楽しみにしています!ありがとうございました。

(modelpress編集部)

高橋文哉 (C)モデルプレス
高橋文哉 (C)モデルプレス

高橋文哉(たかはし・ふみや)プロフィール

高橋文哉 (C)モデルプレス
高橋文哉 (C)モデルプレス
2001年3月12日生まれ、埼玉県出身。2017年「男子高生ミスターコン2017」でグランプリを受賞。2018年4月には、劇団Allen『大正浪漫探偵譚-六つのマリア像』にて舞台デビュー。2018年4月、『得する人損する人』(日本テレビ系)の料理対決に出演。イケメン高校生料理人として勝利を収める。同年7月『太陽とオオカミくんには騙されない』(AbemaTV)に出演し、さらなる人気を博す。現在は料理学校に通いながら俳優業と両立。雑誌『Popteen』でも活躍し、ティーンを中心に圧倒的支持を得ている。2018年12月15日に放送された『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)にも出演。趣味はダーツ、ビリヤード、ボーリング。特技は料理。

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