最年少「Popteen」専属モデル平野夢来(ゆぴぴ)を直撃 “平成最後のシンデレラ白ギャル”の過去と素顔「学校に入れてもらえませんでした」 モデルプレスインタビュー
2018.11.03 07:00
views
オーディションを勝ち抜いて、見事「Popteen」専属モデルになった“ゆぴぴ”こと平野夢来(ひらの・ゆら)が、10月より同誌の誌面を彩っている。スラっと大人びたルックスだが、同誌専属モデルの最年少の13歳、中学2年生の平野にインタビューし、「Popteen」モデルを目指した理由やオーディション時の思い、学生生活など、その素顔に迫った。
平野夢来(ゆぴぴ)、きっかけは池田美優
― 最初にオーディションを受けた理由を教えてください。平野:初めて買った「Popteen」の表紙に出ていた池田美優さんに憧れて、自分もかっこいいギャルになりたいと思って受けました。
― もともとギャルが好きだったんですか?
平野:はい!ギャルは好きなんですけど、日焼けはしたくなくて、みちょぱさんと反対の肌白ギャルになりたいなと思ってます。昔はモデルとは違うオーディションも受けたこともあるんですけど落ちちゃって、今回の「Popteen」が最後のチャンスかなと思っていた中でグランプリが取れました。
― モデルさんや女優さんになりたかったんですね。
平野:なりたかったです。おしゃれも好きで「Popteen」は中1から読み始めました。
平野夢来(ゆぴぴ)はどんな学生?
― 昔どんな子だったかもお聞きしたいです。平野:お姉ちゃんの影響で新体操を幼稚園から小1ぐらいまでやって、小1から小3ぐらいまでは友だちがやっていたのでそろばんをやっていたんですけど合わなくてやめちゃって、小6の時に始めたテニスは楽しくて1年ぐらいやってました。小学校の時は、まだなんかこんな感じじゃなくて本当にいい子でした(笑)。
― ということは、中学で何か転機があった?
平野:小6の最後の方ぐらいから中学の先輩に目をつけられていたらしく、入学式の時に先輩にいろいろ言われて、言い返しちゃったのが原因の1つです。そこから色々合わさってこうなり始めて、中1の冬ぐらいに髪の毛を茶色に染めて、校則が厳しいので1週間ぐらい学校に入れてもらえませんでした。結局、黒に戻したんですけど、中2の時に「Popteen」のオーディションがあるからって理由をつけてまた髪の毛染めて…(笑)。
― なかなかの反骨精神ですね…ご両親や姉妹からは何も言われなかったんですか?
平野:お母さんは「学校行きな」みたいに言うんですけど、お父さんは「まあ行けないのはしょうがないから、家で筋トレとかしときなよ」みたいな感じで、やりたいことをやらせてくれます。だから習い事も「やってみて無理だったら違うのやればいいよ」って言っていろいろ挑戦させてくれました。
― ヘアやメイクに気をつけ出したのもその頃?
平野:メイクは本当に最近です。中2の夏休みに髪の毛を染めて、その頃にみちょぱさんのメイクの本を買ったんです。それを見ながら練習して、カラコンやつけまも始めました。
平野夢来(ゆぴぴ)の先は長い…
― 今も静岡から来ていて、地元の学校に通っているんですよね。平野: 月に2、3回行くか行かないかみたいな。1ヶ月の1週間ぐらいはお仕事で東京に来てます。
― 残りの日は?
平野:もともと先生とも仲良くなれかったし、学校がつまんなくて行ったり行かなかったりが多かったんです。なので、残りの2週間ぐらいは「本当に行きたくない、行きたくない」って駄々こねてます。
マネージャー:そもそも学校に入れないんだよね。
平野:そうです、入れないです。別室で先生と3対1。本当に嫌々やらされてます(笑)。
― まだ中学2年生ですから、先は長いですね。
平野:スカートもすごく長いし、周りにギャルがいないんです。本当に「Popteen」なかったら、今頃不登校でした(笑)。
「Popteen」オーディションを振り返る
― とはいえ、「Popteen」オーディションでグランプリを取ってから周囲の反応が変わったと思います。平野:学校の先輩は特に変わりましたね。でも、応援してくれていた父や家族が喜んでくれたのが1番嬉しかったです。
― ご家族が喜んでくれるのを見ると、より嬉しいですよね。
平野:実はちょっとグランプリを取る自信があったんです!面接では自分が話したいことを話せたし、最終オーディションも「やばい、受かるんじゃね?」ぐらいのテンションで、本当に受かっちゃったみたいな(笑)。ファイナリストの自己PR動画も見た時も、歌っている人が多かったので「これはイケる」って分析してました。
― 平野さんの自己PRはTikTokでしたね。
平野:もともと特技がなかったので、ちょうどハマっていたTikTokを披露しました。
― そういう時は緊張するタイプ?
平野:めっちゃしてました。今も緊張してます(笑)。
― オーディションの時はどんなこと努力しましたか?
平野:腹筋とかストレッチ。お菓子や炭酸はもともと好きじゃないのであんまり食べないですけど、しっかり食事制限もしてお肉とかをちょっと我慢しました。あとは、ヒールに慣れるために家でヒール履いて練習していました。
平野夢来(ゆぴぴ)「勝てる気がしない」同期とは?
― 実際「Popteen」モデルになってみていかがですか?平野:想像以上に大変です。撮影が朝早いけど起きるのが苦手なので。ポージングも難しくて、先輩に教えてもらったり、何回も撮り直しになっちゃったり、もっと頑張らないとって思ってます。
― どんな先輩からアドバイスがありましたか?
平野:のあにゃん(鶴嶋乃愛)さんやねおさんとか、リコリコ(莉子)さんも。リコリコさんも初めての撮影のときに、先輩との接し方や挨拶をいろいろ教えてくれました。
― リコリコさんは一緒のタイミングで専属モデルになりましたけど、もともとレギュラーモデルでしたよね。もう1人(?)同期がいますが…。
平野:ちぃたん☆(笑)。ちぃたん☆には、なんかもう勝てる気がしないです(笑)。
― 先輩は同じ事務所にたくさんいますね。
平野:撮影の時、(東海林)クレアさんのお話を聞いたり聞いてもらったりしましたし、のあにゃんさんからは、撮影の時に一緒だった時に、ポージングのアドバイス頂きました。先輩に優しくしてもらったのが「Popteen」に入って初めてなので嬉しいです、「先輩ってこんないいもんなんだ」って(笑)。
平野夢来(ゆぴぴ)の目標
― 「Popteen」専属モデルとして歩み始めたばかりですが、モデル業以外のことも含めての今後の目標を教えてください。平野:まだしっかりと定まってないんですけど、タレントとモデルを両立できるようになりたいですし、バラエティにも出たいみたいです。
― 最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
平野:雑誌に出る前に出来たファンの子とは今もずっとDMでやり取りしてるんですけど、毎日すっごい長文を送ってくれる子もいて、そういうファンの子のおかげで今ここまで来れてるから、これからもファンの子のためにも頑張ろうって思ってます。ファンの子のためにも自分のためにも頑張ろうって、今はファンの子が1番大事ですね。
― ありがとうございました。
ついこの間まで静岡で普通の中学生だった平野。しかし、インタビューをしてみるとやはりグランプリ受賞者だけあって、13歳とは思えぬ度胸と芯の強さをひしひしと感じた。今後間違いなく輝く“平成最後のシンデレラ白ギャル”ゆぴぴの活躍が楽しみでならない。(modelpress編集部)
平野夢来(ひらの・ゆら)プロフィール
生年月日:2005年2月3日出身:静岡県
血液型:B型
身長:154cm
趣味:DIY、TikTok、ヘアメイク
特技:陸上、バドミントン、TikTok、変顔、ヘアメイク、ものづくり
2018年8月、「Popteen」専属モデルオーディション@熱盛祭でグランプリを受賞。同年10月より「Popteen」専属モデルとして活動している。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
【「あのクズ」プロデューサーインタビュー】奈緒&玉森裕太の印象に残った撮影 キスシーン制作秘話も「鍛えたからこそできる」モデルプレス
-
かとゆり、ヒカルとのコラボで“リアリティーショーの難しさ”再認識 番組参加の理由とは【「HASHTAG HOUSE」インタビュー】モデルプレス
-
岩橋玄樹「今までは甘えていた」ソロデビューから4年で感じた成長 日本ベースの活動で世界進出目指す理由は?【インタビュー前編】モデルプレス
-
ジョージ、窮地で“撮れ高になるような行動”に「結構厳しかった」 印象的なエピソード明かす【「HASHTAG HOUSE」インタビュー】モデルプレス
-
ロイ、インフルエンサー同士の共同生活は「不安でいっぱいでした」 “重大な役割”果たしていたメンバーとは【「HASHTAG HOUSE」インタビュー】モデルプレス
-
【PR】日韓で話題の3人組バンド・LET ME KNOW、「偽愛とハイボール」に続くバイラルヒットへ “モノクロ”で描く世界観で「僕たちを想像してもらいたい」<インタビュー>エイベックス・エンタテインメント株式会社
-
アレン様が語る“ブチギレ”の大切さ 盗撮犯をかかと落としで撃退・示談金10万円までの秘話「泣き寝入りをするな」【「全ア本」インタビュー後編】モデルプレス
-
有吉弘行、子育て中に助けられた“最高の歌” 橋本環奈・伊藤沙莉と語った三者三様の「夢を叶える秘訣」【「第75回NHK紅白歌合戦」司会者インタビュー後編】モデルプレス
-
有吉弘行&橋本環奈、紅白司会を経て感じた変化 初挑戦・伊藤沙莉が“期待すること”とは【「第75回NHK紅白歌合戦」司会者インタビュー前編】モデルプレス