みやかわくん、“歌ってみた動画”が支持される理由 小学4年生で決めた人生のモットーとは?<インタビュー>

【みやかわくん/モデルプレス】カバー動画でブレイクし、様々なジャンルを歌い分ける歌唱力やルックス、等身大のキャラクターが人気を集めるみやかわくん。そんなみやかわくんが1stシングル「イダテンドリーマー」を発表。自身が作詞を手がけた楽曲に込めた思いや、ジャスティン・ビーバーの名曲をカバーした真意について迫った。
みやかわくん、“歌ってみた動画”が支持される理由 小学4年生で決めた人生のモットーとは?<インタビュー>(C)モデルプレス
みやかわくん、“歌ってみた動画”が支持される理由 小学4年生で決めた人生のモットーとは?<インタビュー>(C)モデルプレス

目次

  1. 1. カバー動画で一躍有名になったみやかわくん
  2. 2. みやかわくん、シングルに感じるプレッシャー
  3. 3. 「みやかわくん」という名前の秘密
  4. 4. 歴代1位をいくつも持つみやかわくん
  5. 5. 曲名が「イダテンドリーマー」になったのは偶然?
  6. 6. 1stシングル発売にみやかわくん一家の反応は?
  7. 7. 人生のモットーは小学4年生に決定
  8. 8. みやかわくんプロフィール
  9. 9. 1stシングル「イダテンドリーマー」

カバー動画で一躍有名になったみやかわくん

1996年7月11日生まれの22歳で、現役大学生。東京都の小さな離島、式根島の出身だ。個人や学生時代からの仲間らと動画投稿をスタート。ペン回しなどの趣味や特技を中心とした配信を行い、中高生の間で話題に。そんなみやかわくんを一躍有名にしたのが、2017年3月に投稿した4人組ロックバンド・flumpoolのヒット曲「君に届け」を初の顔出しで歌ったカバー動画。歌が上手いだけでなくルックスにも注目が集まり、再生回数は1100万回を突破している。

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みやかわくん、シングルに感じるプレッシャー

― ファーストシングル発売おめでとうございます!今の率直な感想を聞かせて頂けますか?

みやかわくん:ありがとうございます!表題曲の「イダテンドリーマー」の作詞を担当させて頂いたんですが、リードになる楽曲に少しでも携わることができて、すごく嬉しかったです。前向きでポジティブな伴奏にのせて、自分がここまで来た道のりを歌っています。夢を追いかけている皆さんの背中を少しでも押すことができたらなという想いを歌詞に込めました。

― 6月に発表したミニアルバム「STAR LAND」でも作詞を担当されていましたが、その時とは違う感覚でしたか?

みやかわくん:そうですね。初めて作詞作曲したのは「スターランド」だったんですが、それとはまた違った感覚はありました。シングルは独特なメジャー感があって、アルバムの時よりも謎のプレッシャーを感じていました。

みやかわくん(C)モデルプレス
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― その分、歌詞を作るのに苦労したことも?

みやかわくん:歌詞を考えて全部書き起こすまでの時間はそんなにかかっていないんです。一気にバーって書いてから、「ここちょっと違うな」って修正するのに時間がかかりました。本当に凝り性なので、一文字一文字、「ここは『な』でいいのかな。『ぜ』のほうがいいんじゃないかな」とか(笑)。その一文字だけでも、ニュアンスは変わってくるので。

― 時間があったら、もっと練りたいと思いますか?

みやかわくん:きっぱり作るのを止められるタイミングはあるんです。やりすぎると歌詞が変な方向に行っちゃうので。その感覚は何曲かやっていくうちに分かるようになってきました。とりあえず今の自分にとっての100%のものが出来たと感じています。

「みやかわくん」という名前の秘密

― flumpoolの「君に届け」をカバーした動画は現在1100万回再生を突破しています。周りからの反響も大きかったのではないでしょうか?

みやかわくん:そうですね。やっぱりあの動画が僕の原点と言っても過言ではないと思います。あの動画を通してflumpoolさん御本人から声をかけていただいて、一緒にライブに出ることもできたんです。僕が作った曲を演奏してくださったり、すごく贅沢で貴重な経験をさせていただきました。あのカバーが今に繋がっているので、すごく大切な動画ですね。

― ターニングポイントもその動画から?

みやかわくん:そうだと思います。そもそも曲を実写で聞いてもらおうと思ったのはあの動画が初めてでした。元々自分の歌声が大嫌いで、歌うこともトラウマなくらい嫌だったんです。完璧主義だから何でも出来ないと気が済まなくて、歌えない自分がすごい嫌いでした。誰にも歌声を聴かれたくないから、カラオケに誘われても全部断って生きてきました。でも、それは自分が苦手なことから逃げていることと同じで。そんな逃げている自分も嫌だったんです。

― 克服するために歌の練習を?

みやかわくん:なんとか苦手な歌を克服しようと思い、式根島の海に夜な夜な行って喉から血が出るくらい叫び続ける荒行をやっていました(笑)。

みやかわくん(C)モデルプレス
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― (笑)。それなりに効果も?

みやかわくん:ありました。でもボイトレの先生に言ったら破門されるくらい、絶対にやってはいけないことみたいで。下手したら二度と声が出なくなることをずっとやっていたと聞きました。僕自身は喉を強くするためにやっていただけで。喉がボロボロになって回復して、またボロボロになってをくりかえしていたら声が出るようになってきたんです。それから一人でカラオケに行って好きな曲を歌うようになりました。自信もついて「自分の歌を聞いてもらいたい」と思い投稿したのが「君に届け」でした。

― そもそも動画投稿を始めたきっかけは自分が楽しいと思うことを?

みやかわくん:基本的には自己満足ですね。再生回数は全く気にしていません。とりあえず楽しければいいという思いで始めて、知らないうちに再生数もすごい伸びていて、結局活動名を決める暇もなく「みやかわくん」という謎の名前のままここまできてしまいました(笑)。

― そうだったんですね(笑)。動画を投稿し続けるモチベーションは?

みやかわくん:100%リスナーさんからの反応です。「歌良かったよ」とか「毎日聞いているよ」とか。ライブだったらお客さんの笑顔や歓声ですね。それを全身で浴びた時にやってきてよかったなって思います。

みやかわくん(C)モデルプレス
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― ファンからのコメントもよく見ますか?

みやかわくん:そうですね。Twitterのリプライは全部見るようにしています。交流会の時や、握手会の時とかは、「どうすればリスナーさんが喜んでくれるんだろう」「自分がみやかわくんのファンなら何をしてもらったら嬉しいだろう」というのを考えています。名前を覚えてもらうと嬉しいんじゃないかと思った時から、ファンの方の名前を覚えるようになりました。リプライをくれる方が20~30人の頃は単語帳を買って、表にファンの方の名前を書いて裏にTwitterIDを書くという気持ち悪いこともしていました(笑)。今はそこまでしてませんが、交流会に来てくれる方はだいたい覚えています。

― ファンとしては名前を覚えてもらうのはすごく嬉しいと思います。

みやかわくん:はい。ファンの方は僕が名前を覚えていることを知っているから、「誰だか分かる?」って聞いてくるんですよ。はずれることもよくあるんですけど(笑)。リプライしてくれるとやっぱり覚えやすいですね。

歴代1位をいくつも持つみやかわくん

― 1stシングル「イダテンドリーマー」はタイトルが奇抜ですが、この着想はどこから?

みやかわくん:デモ音源を最初に聞いた時、すごく爽やかで疾走感のある曲だと感じたので、前向きでポジティブな曲にしたいと思いました。イメージに合うワードで一番最初に思い浮かんだのが「イダテン」だったんです。韋駄天(イダテン)は元は神様の名前で、そこから足の早い人に例えられるようになりました。「猛スピードで夢を掴みに行こうぜ」というのが曲のコンセプトでもあるので、韋駄天という言葉を使おうと。

― 「イダテン」という言葉が思いつくのもすごいですね!

みやかわくん:実は僕が小学生の時に学芸会で演じたキャラクターの名前も「イダテン」だったんです。名前の通り足の早いキャラクターで、そのキャラクターがすごい好きでした。「なかなか物議をかもしそうなワードだけど、使ってみよう」とタイトルとサビの頭にいれてみたら、結構はまっちゃって。

― 一度聞いたら忘れられない曲名です。

みやかわくん:そのキャッチーさやインパクトも意識しました。

みやかわくん(C)モデルプレス
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― ちなみにみやかわくん自身も足は早い方ですか?

みやかわくん:僕は短距離派よりも長距離派なんです。小学校のマラソン大会の歴代1位の記録が未だに破られていないんです。人数が少ないのもあるんですけど、歴代なので何年も破られていません。

― すごい…!歴代1位とは驚きました。

みやかわくん:それくらいしかやることがないんですよ(笑)。他にも中学生の時はボールリフティング2600回で歴代1位、腕立て伏せ1分間78回で歴代1位になりました(笑)。

― インドア派なイメージもあったので意外な一面でした。

みやかわくん:最近はそう見られることもありますが、昔はアウトドアとかのレベルじゃありませんでした。学校終わったらそのまま海に飛び込んで魚を素手で捕まえていたサバイバーです(笑)。それが日常で、家にいるよりも森にいる時間のほうが長かったですね。寝るために家に帰っていました。

1stシングル「イダテンドリーマー」の詳細を見る


曲名が「イダテンドリーマー」になったのは偶然?

― 「イダテンドリーマー」の歌詞は今までの経験から生まれたものですか?

みやかわくん:はい。動画投稿から始めて音楽へシフトチェンジしていこうとなった時、「無理だと思う」と周りから言われる時期もありました。でも、諦めずにただ突き進めば何だってできるんだというのを自分の経験を踏まえて書きました。この曲を聴いてくださる方に「今日も頑張ろう」と思ってもらえると嬉しいですね。

― 歌詞に「トロイメライ」という言葉が出てきましたが、こちらはどういう思いから?

みやかわくん:「トロイメライ」はフランス語で「夢」という意味なんです。誰も使っていないような単語を調べるのが好きで、「トロイメライ」を最初に発見した時に楽曲タイトルで使っていないか調べてみたんです。その時はクラシック音楽でしか使われていなかったから、最初にタイトルにしようと思っていたのは「イダテンドリーマー」ではなく「トロイメライ」でした。でもその後に、他のアーティストの方が同じタイトルの曲を出されて、「まさか『トロイメライ』が被るとは!」と驚きました。

― そこから歌詞が変わったりも?

みやかわくん:歌詞はそのままで、タイトルだけ変わりました。候補はいくつかあって、結果的に「イダテンドリーマー」で良かったのかなと思いますね。「トロイメライ」が使えない悔しさもあったんですけど、好きなアーティストさんと被った嬉しさもありました(笑)。

みやかわくん(C)モデルプレス
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― 結果オーライですね(笑)。カップリングにはジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」も収録されています。こちらをカバーしようと思ったきっかけは?

みやかわくん:シンプルにジャスティン・ビーバーさんの曲に挑戦したい気持ちがありました。前回はエド・シーランさんの「Shape of You」をカバーさせていただいたんです。2人ともすごく尊敬していて、「Love Yourself」はエド・シーランさんとジャスティン・ビーバーさんの共作だと知って、「これだ!」と思いました。

― 他の楽曲とは少し違う曲調ですね。

みやかわくん:単純に好きな曲を選んだんですが、「イダテンドリーマー」も「PARALYzE DAY」も爽やかな曲調なので、ずっしりくる曲もあるほうが楽しめるかもしれません。ループするんなら「イダテンドリーマー」「PARALYzE DAY」「Love Yourself」の順で、また「イダテンドリーマー」に戻ってくるとちょうどいいかも。ずっとハッピーだと疲れてしまうので、一回気分をリセットしてもらえるかなって思います。

1stシングル発売にみやかわくん一家の反応は?

― ご家族との絡みも話題のみやかわくんですが、1stシングル発売でご家族の反応は?

みやかわくん:母はずっと「イカ天ドリーマー」だと勘違いしているようでした(笑)。もう定着してしまっているので、「イダテン」っていくら言っても「今日ラジオでイカ天流れてたよ」って連絡がくるんです。もう、母はずっとイカ天でいくんだと思います(笑)。


― (笑)。妹さんは?

みやかわくん:妹はすごいサバサバしてて、僕がシングルリリースするんだって言っても「へぇ」くらいで(笑)。たぶん「イダテンドリーマー」も聞いてないと思う。ただただ生意気ですね。

― (笑)。妹さんが歌っている動画もYouTubeやSNSにあがっていましたが、一緒にカラオケに行ったりも?

みやかわくん:行きますね。兄もいるんですけど、兄妹カラオケを兄が主催してくれるんです。式根島には高校がないので、兄妹3人で本州に住んでいたこともあって。その頃は割と買い物行くよってノリでカラオケに行っていました。最近はみんなの予定が合わないので、なかなか行けていないんですけど。「イダテンドリーマー」の配信盤に「セツナノウタ」という曲があるんですが、これは元々妹とのコラボ曲だったんです。僕が作詞作曲してバースデーイベントの時に2人で歌ったんですけど、今回は僕だけのボーカルになっています。


― いつか妹さんも一緒に歌っている「セツナノウタ」を聞きたいです。

みやかわくん:そのうち実現すると思います。妹は僕のライブにも結構出演しているんです。表に出ることも抵抗はないみたいで、「ライブ出る?」って聞いたら「うん、良いよ」って(笑)。学校帰りに友達から「映画見に行こう」って誘われたらしいんです。でも妹は「今日はライブに行かないと」って言って、「観に行くの?」と友達から聞かれると「出る」って(笑)。

― 友人にも聴かれるまで言わないんですね(笑)。

みやかわくん:妹はライブに出ることがすごいことだと思っていないんですよね(笑)。

人生のモットーは小学4年生に決定

― 今まさに夢を追いかけている最中だと思いますが、夢を追いかける上で“大切”にしていることを教えてください。

みやかわくん:活動初期から客観視は絶対に曲げないようにしています。モノを作る人やアーティストさんにとって、主観はやっぱり大切。主観があって自分らしさやオリジナリティは出ると思うんです。でも、動画を投稿したり音楽をリリースする時に“空から自分を見下ろすイメージ”で見てみると、「ここはもっとこうしたほうがいいんじゃないか」って、反省点や修正点がすごく見つかるんです。それは勉強やスポーツでも当てはまることがあって、例えば必死になって方程式に沿って計算したけど、一旦落ち着いて空から見下ろすと間違えに気付く。サッカーをやっていて、どこにパスを繋げればゴールになるのかも空から見下ろせば一目瞭然なんです。僕はワンアクションを起こす前に自分を空から見下ろして修正するようにしています。

みやかわくん(C)モデルプレス
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― そういった感覚はいつ頃から?

みやかわくん:僕が人生のモットーを“客観視”に設定したのは小4の頃なんです。

― 小学校4年!だいぶ早いですね。

みやかわくん:はい(笑)。その頃、友達と喧嘩してしまって、初めて言葉で人を傷つけてしまったんです。後からすごく後悔して「よく考えて発言していればこんなことにはならなかった」と思った時、空から見下ろす自分を初めて感じたんです。じゃあ一回これを経由すれば人間関係もうまくいくかもしれないって。それからすごく気をつけるようになりました。

― 今回の曲を作った時も客観視しながら作りましたか?

みやかわくん:そうですね。「ちょっと書いたら客観視」を繰り返して作りました。ただ気をつけなきゃいけないのは、客観視をやりすぎると何も信じられなくなっちゃう。自分のオリジナリティ・自分らしさを見失ってしまうので、そこは適度にですね。

― 客観視を続けることで、夢に近づいているような感覚はありますか?

みやかわくん:どちらかというと客観視が夢に繋がったというよりは、夢に近づくために客観視をしているような感覚です。自分の夢に近づくためには、「今自分がやっていることは合っているのか」「本当は違う道があるんじゃないか」って。一旦落ち着いて考えてみることを僕は大切にしています。

― ありがとうございました。

みやかわくん(C)モデルプレス
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投稿する内容は「自己満足」で「再生回数は全く気にしない」と語るみやかわくん。しかし、ただ自分が楽しければいいわけではなく、ファンが「どうしたら楽しめるか」をみやかわくんは追求し続けている。それは当初から変わらぬ彼の想いで、ファンから支持される魅力でもある。今後さらにファンが増えたとしても彼の“ファンを楽しませたい”という姿勢が変わることはないだろう。(modelpress編集部)[PR]提供元:ユニバーサル ミュージック合同会社

みやかわくんプロフィール

1996年7月11日、東京都の小さな離島、式根島にて出生。学生時代から仲間らとtwitterなどへ動画投稿をスタート。ペン回し、歌など、趣味や特技の披露を中心とした配信を行い中高生の間で話題となる。youtubeチャンネル登録者数は57万人を超える。仲間と楽しいことをやる、という活動当初からの姿勢を貫き、現在もYouTube、Twitterを中心に活動中。

1stシングル「イダテンドリーマー」

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【CD】
01.イダテンドリーマー
02.PARALYzE DAY
03.Love Yourself
04.イダテンドリーマー(Instrumental)
05.PARALYzE DAY(Instrumental)
06.Love Yourself(Instrumental)

【DVD】
secret blue 2018 @EX THEATER ROPPONGI SELECTION
01.スピカ
02.Nobody Knows
03.東京シグナル
04.Never Greed
05.スターランド
06.君に届け
07.On Your Mark
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