“同い年B型コンビ”飯豊まりえ×武田玲奈、1年ぶり再共演で実感…互いのすごさと信頼感<マジで航海してます。~Second Season~>
2018.07.29 08:00
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女優の飯豊まりえ(20)と武田玲奈(21)がW主演を務め、2017年に放送されたドラマ「マジで航海してます。」の続編「マジで航海してます。~Second Season~」が、MBSで7月29日より、TBSで7月31日よりスタート(MBS:毎週日曜 深夜0時50分~※初回は1時50分~/TBS:毎週火曜 深夜1時28分~※初回は1時30分~)。前作で航海士を目指して奮闘してきた主人公・坂本真鈴(さかもとまりん/飯豊)&石川燕(いしかわつばめ/武田)が大人になって帰ってくる。今回モデルプレスは、主演の2人にインタビューを実施。撮影秘話や1年ぶりの共演で感じた互いへの思いなどを聞いた。
飯豊まりえ&武田玲奈、この現場だからできた“挑戦の演技”
― 続編を心待ちにしていたファンも多いと思います。続編決定の情報解禁後、お二人のもとにも反響は届きましたか?飯豊:前作から楽しんでくださって、面白いと言ってくださる方が多かったので、続編が決まってからメッセージもたくさんいただいて、素直に嬉しかったです。早く皆さんに見ていただきたいという思いでやってきたんですが、放送が間近になると、あっという間に夏が過ぎ去ってしまうようで寂しい気持ちもあります。我が子を送り出すような気持ちです(笑)。
武田:私もたくさんの方に「またやるんだね」と言っていただけて嬉しかったですし、その期待に応えるように頑張ろうと思って撮影していました。
飯豊:ほかの現場で「最近何してるの?」と聞かれて、「『マジで航海してます。』やってます」って答えたら「そのドラマ知ってる!」と言ってもらえて。すごく浸透しているんだなと思って嬉しかったです。
― 今回は海洋大学を卒業した2人がいよいよ夢を掴み、真鈴が航海士に、燕が機関士になって働く姿が描かれます。前作からステップアップした姿を演じることになりましたね。
飯豊:前作は、2人が一緒にいろんなことを乗り越えて成長していったんですが、今回は燕ちゃんの陸パートと真鈴ちゃんの海パートで分かれていたので、すごく心細かった部分もありました。だけど、また燕ちゃんと合流する部分では、2人の3年分の絆が垣間見えるシーンができたんじゃないかなと思います。それから、またお風呂シーンもあるのでそこも必見です(笑)。
武田:私は今回、専門用語や英語のセリフも多かったのが大変でした。それから、燕は船乗りから地上勤務になって、成長というよりも変化した部分が大きくて、言葉使いも荒くなったりしています。「クソ重っ!」という台詞は脚本家さんから「絶対に言ってほしい」と言われていたので思い入れがある台詞なんですが(笑)、そんな変化のある燕ちゃんを見ていただけたらなと思います。
― コメディということもあって前作では井口昇監督から顔まねのリクエストがあったりと、独特な演出があったそうですね。今回印象に残っている演出はありましたか?
武田:驚くシーンで、「びっくりしながら寄り目をして」と(笑)。
飯豊:寄り目?すごいね。超楽しみ(笑)。
武田:2回言われたんですけど、1回目は真剣なシーンだったのでやらずに、2回目にやってみました。監督を信じて(笑)。
飯豊:1回目は真剣なシーンだからさすがにマズいと思ったんだ?
武田:そう。でも2回目はふわっと寄り目にしてみました(笑)。使われているかわからないですけど(笑)。
飯豊:絶対使われるよ!寄り目なんてここでしか見られないよね。この作品だからできることっていっぱいあった。
武田:確かに。井口監督だからできる(笑)。
飯豊:そう。私も「怒る時に『ムキー』って言ってください」って言われたり、「喜びをラップで表現してください」って言われたり(笑)。
武田:ラップ!?OKだった?
飯豊:5回くらいラップしたよ(笑)。
武田:すごい(笑)!
飯豊:本当に想像のつかないことを言われるんですけど、何が来ても驚かなくなりました。
武田:そうだよね。鍛えられたね。
飯豊:私はこの作品を通して、人並み外れた表情や表現力を大切にしていて。台本にないディティールをどう表現しようか楽しみながらやっていました。それが出来たのは井口監督とこのメンバーの信頼関係があったからこそだと思います。1度チャレンジしてみて、OKだったらそのままやってみよう、やりすぎたところは修正してみようと、毎回違うお芝居にしていました。
― アドリブも多かったんですね。
飯豊:そうですね。振り切るシーンはふざけてると思われるくらいやってみようと思ってぶつかっていきました(笑)。みんなが笑ってくれたからよし、このままでいこうと。
“同い年B型コンビ”飯豊まりえ&武田玲奈、改めて感じた互いの“すごさ”と“信頼感”
― 監督との信頼関係ももちろんですが、お二人のお話を聞いているとチームワークの良さが伝わってきます。1年ぶりの共演はいかがでしたか?飯豊:去年よりお互い話さなくなったというか、喋らなくてもいい空間ができていたなと思います。
武田:そうだね。居心地のいい関係性になっているなと思います。
飯豊:お互いのことをわかっているからというのもあるんですけど、アドリブもやりやすかったし、安心感がありました。
― 2人の関係性が演技にも反映されているんですね。ここは変わらないなという部分や逆にここが変化したなと感じる部分は?
武田:変わらないところは、私のないものを持っているので、いつもすごいなと思っています。
飯豊:れなれなも本当に私にないものしか持ってない!共通するのは一人っ子でB型で同い年の部分だけってくらい真逆というか。好きなものも全然違って、だから話していても面白いんです。私はいつも質問攻めしちゃうんですよ(笑)。
― 今日の撮影中も飯豊さんが質問攻めしていましたね(笑)。
武田:そうですね(笑)。「髪切った?」とか小さな変化にもすぐに気づいてくれて、素直に人を褒められる人。そういうところがすごく素敵だなっていつも思ってます。
飯豊:えー嬉しい!私が羨ましいなと思うのは、どんなに疲れていても顔がめちゃくちゃ可愛い!生まれ変わるなられなれなみたいな顔になりたいっていつも言ってます。それから影の努力を表に見せないところがプロフェッショナルだなと。私は「疲れた~」とか言ってしまうので…(笑)。
武田:我慢強いのかもしれないです(笑)。
飯豊:現場でしっかり芯を持った人がいるだけで全然違ってくるので、そんなれなれなでいてくれて本当にありがとう!
武田:よかった!(照笑い)
― 武田さんがちょっとお姉さんのような感じ?
飯豊:はい、もう完全に(ハグしながら)こうです!
武田:ははは(笑)
飯豊:体を預けちゃう(笑)。本当に相性がいいなって思います。
― では最後に、読者へドラマの見どころをお願いします。
武田:前回に引き続きコメディの部分もありますが、お仕事ドラマとしても楽しんでいただけると思います。私は機関士としてのお仕事と、陸上勤務になってからのお仕事、変化がたくさんあるのでぜひ楽しみながら見ていただきたいなと思います。
飯豊:今回は、陸パートと海パートで2人が離れてしまう部分もあるんですが、悩みを抱えながらみんなで一緒に乗り越えていくところは変わりません。私も演じながら、対立しつつも仲間が力を合わせていく姿にすごく心を動かされました。それから、お仕事のお話ではあるんですが、恋愛のような青春っぽさや甘酸っぱさもあって、真鈴ちゃんと燕ちゃんが3年経ってすごく成長した部分が綺麗に描かれています。後味最高なので、最後まで見ていただきたいと思います。
― ありがとうございました。
ドラマから飛び出したかのように終始和気あいあいとした雰囲気だったインタビュー。撮影中も顔を見合わせ笑い合ったり、ハグし合ったりとサービス精神たっぷりに応えてくれる2人の姿に、本シリーズを通して築いた信頼感と互いへのリスペクトは確かなものだと感じた。この2人だからできた『マジで航海してます。~Second Season~』。放送がますます楽しみになった。(modelpress編集部)
『マジで航海してます。~Second Season~』
舞台は航海中の自動車運搬船。坂本真鈴(さかもとまりん)は、小学生の時に豪華客船を見て船の虜になり、海運業界を就職先に選んだというガチの船舶大好き女子。女性航海士を目指して奮闘していた彼女は、無事に大学を卒業し、いよいよ三等航海士として本格的な乗船勤務をスタートさせていた。半年の航海で、シンガポール、ヨーロッパと世界各国を回る多忙ぶり。周りの空気が読めない超天然な性格はそのままで、仕事に慣れて余裕をかましているせいか、近頃は失敗続き。
一方、石川燕(いしかわつばめ)は三等機関士になっていた。ムードに流されやすく優柔不断な性格の燕だが、丁寧な仕事ぶりで周りからの信頼も厚く、二等機関士への昇格も目前だった。しかし突然、会社の都合で陸上勤務になってしまう。泣く泣く船から降りた燕は、仕事もプライベートもトラブル続き!アフター5での合コンに参加し、そこで出会った男性デートにチャレンジしてみる燕だが、久しぶりの陸での恋は慣れないことばっかりで…!?
海で、陸で、仕事とプライベートに奔走する2人のキュートなドタバタ奮闘劇が幕を上げる…!
飯豊まりえ(いいとよ・まりえ)プロフィール
1998年1月5日生まれ、千葉県出身。女優として多数の作品に出演。主な代表作として、NHK連続テレビ小説「まれ」(15)、NTV「MARS~ただ、君を愛してる~」(16)及び同映画版(16)ヒロイン、映画『きょうのキラ君』(17)、MBS「マジで航海してます。」(17)主演、TBS「花のち晴れ~花男 Next Season~」(18)など。「Oggi」レギュラーモデルとしても活躍中。武田玲奈(たけだ・れな)プロフィール
1997年7月27日生まれ、福島県出身。2015年、映画「暗殺教室」で女優デビューし、その後MBSドラマ「監獄学園-プリズンスクール-」(15)、MBS「マジで航海してます。」(17)などに出演。2018年は主演映画「人狼ゲーム インフェルノ」の公開、NHK BSプレミアム時代劇「鳴門秘帖」など女優として飛躍。雑誌「non-no」専属モデルとしても活躍中。
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