浦上晟周、「家族ゲーム」で共演の神木隆之介とは今でも“兄弟”「会うと必ずハグします」<Q&A>
2018.07.07 10:00
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10月5日~24日に新国立劇場 中劇場で上演される舞台『いまを生きる』に出演する若手俳優の浦上晟周(うらがみ・せいしゅう/18)にインタビュー。子役としてドラマ「ハガネの女 season2」(2011)、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(2012)、「家族ゲーム」(2013)などで注目を浴び、2016年にはNHK大河ドラマ「真田丸」で堺雅人演じる真田信繁の息子・真田大助役を好演。今年高校を卒業し、晴れて“役者一本”の決意を固めたところだ。
Q. 『いまを生きる』では若き教師ジョン・キーティング(佐藤隆太)に感化される生徒のひとり、スティーヴン・ミークス役を演じます。
浦上:日本人ではない役が初めてです。僕は自分ではかなりの日本人顔だと思っているので、ミークスという名前が似合うのかな?と心配していたんですけど、ビジュアル撮影で衣装の制服を着たら、「この作品の世界に入り込めた」という手応えを感じることができました。稽古に入るのが楽しみです。
Q. 高校を卒業して心境の変化はありますか?
浦上:いよいよ役者一本になってしまったので、頑張るしかないなと気合いを入れたところです。マネージャーさんからはよく「制服はあと何年かは似合う」と言われるので、今しかできない学生役はもっとやっていきたいと思っています。今までは僕が現場で最年少だったんですけど、最近は年上のグループに入ることもあって、「いつの間に…」と自分でも驚いています(笑)。
Q. 所属事務所のアミューズにはたくさんの素敵な先輩方がいますが、交流はありますか?
浦上:神木隆之介さんとは会うと必ずハグします!「家族ゲーム」で神木さんと兄弟役で共演させていただいたのですが、未だに「お兄ちゃん」「弟」と呼び合っていて、「お兄ちゃん!」「弟!」と言ってハグをするという一連の流れが決まっています(笑)。当時は人生の先輩として「僕が高校生の時はこういうことをしていたよ」とアドバイスしてくださったり、神木さんが役作りのためにしていることも教えてもらいました。例えば悪役を演じる時には、私生活でも「どうすれば怖く見えるんだろう?」と友達を相手に試してみたりするそうです。そういった神木さんのすごく細かい役作りやお芝居を僕は本当に尊敬しているので、実はセリフ回しをこっそり真似したこともあるんです。
Q. 役者・浦上晟周の武器はどんな部分だと思いますか?
浦上:よく周りから言っていただけるのは「目力が強いよね」と。いじめられっ子の役が結構多くて、そういう時はあまり発揮できなかったんですけど、「真田丸」では武士役だったので、できるだけ目を泳がせずに真っ直ぐ見ることを心がけました。たまにギョロギョロして欠点になってしまうこともあるんですけど、うまく調節できるようになればと思います。濱田岳さんのような役者さんが僕の理想です。
Q. 誰かに言われて、今も心の中に残っている言葉はありますか?
浦上:「家政婦のミタ」などを書かれた脚本家の遊川和彦さんと3回ご一緒させていただいたのですが、本当に毎回、僕の心に言葉を残してくださる方で、遊川さんにかけていただいた言葉は一語一句逃さずに覚えています。映画『恋妻家宮本』(2017)の打ち上げの時に僕の名前を挙げて「浦上晟周という役者がいます。彼の演技が僕は好きです」と言ってくださった時は、泣きそうになるくらい嬉しかったです。長年ヒット作を書かれてきた方にそう言っていただけて本当に自信になりましたし、「頑張らなきゃ」と自分を奮い立たせるプレッシャーにもなっています。
Q. 特に仲の良い役者さんは?
浦上:「ハガネの女 season2」で共演した萩原利久くんです。利久と共演したのは小6の時で、それ以来会っていなかったんですけど、あるオーディションでたまたま会った帰り道に「ご飯行こうか」となってからちょくちょく会うようになって、最近ではほぼ週1くらい(笑)。将来は同年代の役者同士で何かの会を作りたいんです。横の繋がりはお互いの刺激にもなるし、利久ともそんな話をよくしています。
Q. 今のマイブームを教えてください。
浦上:今、教習所に通っています。意外と難しいんですね(笑)。小さい頃から「車が運転できる」「結婚できる」「お酒が飲める」とか、そういうことができたら「大人だな」と思っていました。そのうちの1つが実行できる年齢になったので、やっぱり「もう子供じゃないんだな」と実感します(笑)。
Q. もしも自分を彼氏にしたら、こんないいことがあるよ!
浦上:自分で言うのは照れますね(笑)。なんだろう…僕がワイワイするようなタイプの人間ではないので、落ち着けるんじゃないかな(笑)。変な気遣いをせずに落ち着ける関係が理想です。
Q. 今、一番癒やされる瞬間は?
浦上:本を読んだり絵を描いたり、インドアな過ごし方が好きです。絵を描くのは昔から好きで、最近はおばあちゃんの家にいるかわいい猫の絵を描きました。お芝居の時も、台本でははっきりと書かれていないような人物の表情を絵に描いてイメージしてみることがあります。それはすごく雑なのでお見せできません(笑)。基本的には不器用なタイプで、学生時代にはミシンを1日に2台破壊したという伝説があります(笑)。
(modelpress編集部)
出身地:東京都
身長:162cm
特技:ダンス
趣味:読書・イラストを描く
演出・上演台本:上田一豪
出演 佐藤隆太/宮近海斗(Travis Japan/ジャニーズ Jr.)永田崇人 七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズ Jr.)中村海人(Travis Japan/ジャニーズ Jr.)浦上晟周 田川隼嗣/冨家規政 羽瀬川なぎ/ 大和田伸也
公演日程:2018年10月5日(金)~24日(水)
会場:新国立劇場 中劇場
<ストーリー>
1959年、バーモントの全寮制学院ウェルトン・アカデミーの新学期に、同校のOBである英語教師ジョン・キーティング(佐藤隆太)が赴任してきた。ノーラン校長(大和田伸也)の指導の下、厳格な規則に縛られている学生たちに、キーティングは「教科書なんか破り捨てろ」と言い放ち、詩の本当の素晴らしさ、生きることの素晴らしさについて教えようとする。キーティングの風変わりな授業に最初は戸惑う生徒たちだったが、次第に行動力を刺激され、新鮮な考えや、規則や親の期待に縛られない自由な生き方に目覚めていくのだった。
ある日、生徒のニール(宮近海斗)は学校の古い学生年鑑を読み、キーティングが学生時代に「Dead Poets Society(死せる詩人の会)」というクラブを作っていたことを知る。ニールは、転校生のトッド(永田崇人)や同級生らとともに、近くの洞窟でクラブを再開させる。彼らは自らを語り合うことで、自分がやりたいものは何かを自覚していくのだった。
そんななか、ニールは俳優を志して『真夏の夜の夢』の舞台に立つことを決心するが、父親からは舞台に立つことを反対されてしまう。そして…
浦上:日本人ではない役が初めてです。僕は自分ではかなりの日本人顔だと思っているので、ミークスという名前が似合うのかな?と心配していたんですけど、ビジュアル撮影で衣装の制服を着たら、「この作品の世界に入り込めた」という手応えを感じることができました。稽古に入るのが楽しみです。
Q. 高校を卒業して心境の変化はありますか?
浦上:いよいよ役者一本になってしまったので、頑張るしかないなと気合いを入れたところです。マネージャーさんからはよく「制服はあと何年かは似合う」と言われるので、今しかできない学生役はもっとやっていきたいと思っています。今までは僕が現場で最年少だったんですけど、最近は年上のグループに入ることもあって、「いつの間に…」と自分でも驚いています(笑)。
Q. 所属事務所のアミューズにはたくさんの素敵な先輩方がいますが、交流はありますか?
浦上:神木隆之介さんとは会うと必ずハグします!「家族ゲーム」で神木さんと兄弟役で共演させていただいたのですが、未だに「お兄ちゃん」「弟」と呼び合っていて、「お兄ちゃん!」「弟!」と言ってハグをするという一連の流れが決まっています(笑)。当時は人生の先輩として「僕が高校生の時はこういうことをしていたよ」とアドバイスしてくださったり、神木さんが役作りのためにしていることも教えてもらいました。例えば悪役を演じる時には、私生活でも「どうすれば怖く見えるんだろう?」と友達を相手に試してみたりするそうです。そういった神木さんのすごく細かい役作りやお芝居を僕は本当に尊敬しているので、実はセリフ回しをこっそり真似したこともあるんです。
Q. 役者・浦上晟周の武器はどんな部分だと思いますか?
浦上:よく周りから言っていただけるのは「目力が強いよね」と。いじめられっ子の役が結構多くて、そういう時はあまり発揮できなかったんですけど、「真田丸」では武士役だったので、できるだけ目を泳がせずに真っ直ぐ見ることを心がけました。たまにギョロギョロして欠点になってしまうこともあるんですけど、うまく調節できるようになればと思います。濱田岳さんのような役者さんが僕の理想です。
Q. 誰かに言われて、今も心の中に残っている言葉はありますか?
浦上:「家政婦のミタ」などを書かれた脚本家の遊川和彦さんと3回ご一緒させていただいたのですが、本当に毎回、僕の心に言葉を残してくださる方で、遊川さんにかけていただいた言葉は一語一句逃さずに覚えています。映画『恋妻家宮本』(2017)の打ち上げの時に僕の名前を挙げて「浦上晟周という役者がいます。彼の演技が僕は好きです」と言ってくださった時は、泣きそうになるくらい嬉しかったです。長年ヒット作を書かれてきた方にそう言っていただけて本当に自信になりましたし、「頑張らなきゃ」と自分を奮い立たせるプレッシャーにもなっています。
Q. 特に仲の良い役者さんは?
浦上:「ハガネの女 season2」で共演した萩原利久くんです。利久と共演したのは小6の時で、それ以来会っていなかったんですけど、あるオーディションでたまたま会った帰り道に「ご飯行こうか」となってからちょくちょく会うようになって、最近ではほぼ週1くらい(笑)。将来は同年代の役者同士で何かの会を作りたいんです。横の繋がりはお互いの刺激にもなるし、利久ともそんな話をよくしています。
Q. 今のマイブームを教えてください。
浦上:今、教習所に通っています。意外と難しいんですね(笑)。小さい頃から「車が運転できる」「結婚できる」「お酒が飲める」とか、そういうことができたら「大人だな」と思っていました。そのうちの1つが実行できる年齢になったので、やっぱり「もう子供じゃないんだな」と実感します(笑)。
Q. もしも自分を彼氏にしたら、こんないいことがあるよ!
浦上:自分で言うのは照れますね(笑)。なんだろう…僕がワイワイするようなタイプの人間ではないので、落ち着けるんじゃないかな(笑)。変な気遣いをせずに落ち着ける関係が理想です。
Q. 今、一番癒やされる瞬間は?
浦上:本を読んだり絵を描いたり、インドアな過ごし方が好きです。絵を描くのは昔から好きで、最近はおばあちゃんの家にいるかわいい猫の絵を描きました。お芝居の時も、台本でははっきりと書かれていないような人物の表情を絵に描いてイメージしてみることがあります。それはすごく雑なのでお見せできません(笑)。基本的には不器用なタイプで、学生時代にはミシンを1日に2台破壊したという伝説があります(笑)。
(modelpress編集部)
浦上晟周(うらがみ・せいしゅう)
生年月日:1999年11月23日出身地:東京都
身長:162cm
特技:ダンス
趣味:読書・イラストを描く
舞台『いまを生きる』
脚本:トム・シュルマン演出・上演台本:上田一豪
出演 佐藤隆太/宮近海斗(Travis Japan/ジャニーズ Jr.)永田崇人 七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズ Jr.)中村海人(Travis Japan/ジャニーズ Jr.)浦上晟周 田川隼嗣/冨家規政 羽瀬川なぎ/ 大和田伸也
公演日程:2018年10月5日(金)~24日(水)
会場:新国立劇場 中劇場
<ストーリー>
1959年、バーモントの全寮制学院ウェルトン・アカデミーの新学期に、同校のOBである英語教師ジョン・キーティング(佐藤隆太)が赴任してきた。ノーラン校長(大和田伸也)の指導の下、厳格な規則に縛られている学生たちに、キーティングは「教科書なんか破り捨てろ」と言い放ち、詩の本当の素晴らしさ、生きることの素晴らしさについて教えようとする。キーティングの風変わりな授業に最初は戸惑う生徒たちだったが、次第に行動力を刺激され、新鮮な考えや、規則や親の期待に縛られない自由な生き方に目覚めていくのだった。
ある日、生徒のニール(宮近海斗)は学校の古い学生年鑑を読み、キーティングが学生時代に「Dead Poets Society(死せる詩人の会)」というクラブを作っていたことを知る。ニールは、転校生のトッド(永田崇人)や同級生らとともに、近くの洞窟でクラブを再開させる。彼らは自らを語り合うことで、自分がやりたいものは何かを自覚していくのだった。
そんななか、ニールは俳優を志して『真夏の夜の夢』の舞台に立つことを決心するが、父親からは舞台に立つことを反対されてしまう。そして…
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