宮下かな子(画像提供:所属事務所)

「曇天に笑う」で注目浴びる“紅一点”宮下かな子って何者?映画初出演エピソード、グラビア挑戦への思い…<インタビュー>

2018.03.22 19:49

映画『曇天に笑う』(3月21日より公開)は、主演の福士蒼汰をはじめ今をときめくイケメンたちが揃っていることでも注目を集めているが、紅一点でクレジット表記されている宮下かな子も話題になっている。原作にはない役どころに抜擢され、同作が映画初出演となった宮下。インタビューでは、同作あたっての話や今後の夢などを語った。

映画「曇天に笑う」とは

女性層を中心に熱狂的なファンを持つ同名コミックシリーズを実写映画化した『曇天に笑う』は、明治初頭の滋賀県大津を舞台に、国の平和を守ることを生業とする曇三兄弟が破壊の神・オロチ(大蛇)から家族・仲間・町すべてを守るため死闘を繰り広げるアクション・エンターテイメント作品。

300年に1度蘇り、人に災いをもたらすという巨大な力を持つオロチを封印すべく立ちあがった曇三兄弟と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲、その力を手に入れ明治政府を転覆させるため動き出した忍者集団・風魔一族による三つ巴の戦いを展開。

その中は、三兄弟(福士、中山優馬、若山耀人)が暮らす曇家に出入りする町娘・蘭を演じた。

映画初出演の宮下かな子、撮影の様子は?

宮下かな子(C)2018映画「曇天に笑う」製作委員会 (C)唐々煙/マッグガーデン
宮下かな子(C)2018映画「曇天に笑う」製作委員会 (C)唐々煙/マッグガーデン
― 「曇天に笑う」がご自身初の映画出演ということですが…。

宮下:そうなんです。出演が決まってとても嬉しかったと同時に撮影中は失敗しないようにと緊張して汗が止まらなかったのを覚えています。撮影現場にいても右も左も分からなくて落ち着かず、今思えば出演者のみなさんやスタッフさんの仕事っぷりに完全にのみこまれていました。正直この時の記憶があまりないんです(笑)。撮影の中盤で本広克行監督に「緊張が解けて良くなってきたね」と言われたときに、全部見透かされていたんだなと恥ずかしくなりました。

― 今作では、映画オリジナルのキャラクターである町娘の“蘭”を演じましたが、その際、本広(克行)監督からイメージなどのお話はありましたか?

宮下:顔合わせの際に本広監督から「曇家に1番親しい町人で、責任感ある女の子のイメージ」とだけ伺っており自分なりに“蘭”のイメージを膨らませて撮影に挑みました。

“蘭”は村の子供たちのお世話を任されている女性だったので、きっと面倒見の良い姉御肌だったんじゃないかな…と思っていて。曇家の三兄弟に守られながらも、“蘭”も必死で子供たちを守っていたに違いない、と想像しながら演じていました。“蘭”自身、目立つタイプではないけど、三兄弟や村の子供たちが安心して頼りにしている。そんな女性をイメージして挑みました。

― “蘭”を演じるにあたって、準備したことはありますか?

宮下:原作を読みこんだ上で、蘭は映画オリジナルのキャラクターで原作にはいなかったので、明治維新や戦国時代についての参考書を読んだり、画像を検索したりして、“蘭”のイメージを膨らませました。あとは、友人に相手になってもらって台詞を何度も練習したり(笑)、とにかく豪華な出演者みなさんの足を引っ張らないようにしなきゃと必死でした。

三兄弟とのエピソード

宮下かな子(C)2018映画「曇天に笑う」製作委員会 (C)唐々煙/マッグガーデン
宮下かな子(C)2018映画「曇天に笑う」製作委員会 (C)唐々煙/マッグガーデン
― 雲家の住処に出入りするシーンがありましたが、三兄弟(福士蒼汰、中山優馬、若山耀人)とのエピソードは何かありますか?

宮下:撮影初日が三兄弟との家のシーンで、みなさん初対面だったのでとっても緊張しました。それを察してくださったのか、ご挨拶をした際に福士さんが優しく言葉をかけてくださり緊張が和らいだのを覚えています。みなさんとても仲が良く和やかな現場でした。三男・宙太郎役の若山耀人くんは撮影時まだ小さくてかわいい男の子だったのですが、先日舞台挨拶でお会いしたらすっかり大きくなっていて驚きました。撮影中もみんなにとても可愛がられていましたが、大きくなってもそれは健在でしたね。

― 着物がとても似合っていましたが、着物での撮影はどうでしたか?

宮下:夏の撮影だったのですが、着慣れない着物はとても動きにくくて暑くて大変でした。緊張もあってか私は汗が止まらなかったのですが、男性陣が全然汗をかいてるように見えなくてずっと不思議に思っていました(笑)。でもお祭りのシーンではたくさんの方が集まって、みんなで太鼓に合わせて踊ったり凄く賑やかで、とても楽しかったのでその時はすっかり暑さを忘れていました。

宮下かな子、グラビアデビューも話題に

宮下かな子(C)2018映画「曇天に笑う」製作委員会 (C)唐々煙/マッグガーデン
宮下かな子(C)2018映画「曇天に笑う」製作委員会 (C)唐々煙/マッグガーデン
― 舞台でデビューし、「週刊プレイボーイ」(3月19日発売)ではグラビアで出演されているなど、さまざまなジャンルに挑戦されていますが、今後どのような女優さんになりたいですか?

宮下:今、映画やグラビアなど色々な経験をさせてもらって毎日が充実しています。グラビアに挑戦することで自分の中では大きく変わったことがあって、多くの方が動いてくださることへの責任感を持つことだったり、自分がどう映るかを研究したり、どう見せたいかを考えるようになったり、少し成長できたような気がしています。

映像でも、自分に何が求められていてどうすればそう見えるか、というのを考えられるようになったのはグラビアをやってみたことが大きかったです。

グラビアのお仕事も、映像のお仕事も、1つ1つのお仕事に本気で向き合って、この経験を芝居に繋げて幅広い役に挑戦していきたいです。色々な表情や表現ができる女優になりたいですね。

「自分にない一面にも挑戦してみたい」宮下かな子の今後

宮下かな子(C)2018映画「曇天に笑う」製作委員会 (C)唐々煙/マッグガーデン
宮下かな子(C)2018映画「曇天に笑う」製作委員会 (C)唐々煙/マッグガーデン
― 憧れの女優さんはいらっしゃいますか?

宮下:原節子さんの凛とした存在感と溢れ出る上品さに憧れています。原さんの美しさは強く、芯がある真っ直ぐな生き方から溢れ出ているものなのだと原さんに関する書物を読み感じています。実は、原さんのことは小津安二郎監督の「東京物語」で知りました。小津安二朗監督の映画が卒業論文にするくらい好きで、そこに出てくる原節子さんはいつもとっても魅力的なんです!

小津さんの映画は「家族」を描いた作品が多く、観る人の年齢によっても感じ方が違ってきます。なので色々な方と感想を話し合うのも楽しいですし、自分が人生の経験を重ねることで感じることが変わってくるので、そういう楽しみ方もあります。小津さんは戦争を経験している監督なので、そういう視点でみると作品に奥深さを感じます。小津作品は一生見続けたい作品ですね。それについてなら何時間でも話せちゃいます(笑)。

― 今後どのような役を演じてみたいですか?

宮下:普段、大人しい、とか大人っぽく見られがちなんですけど、キラキラ青春ものだったり、ドロドロ恋愛劇やってみたいです!あとは、感情が激しい役とか自分にない一面にも挑戦してみたいですね。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

宮下かな子(みやした・かなこ)プロフィール

生年月日:1995年7月14日生まれ
出身:福島県

2015年、倍率70倍のオーディションを突破し、舞台『転校生』に出演。最近ではグラビアにも挑戦し話題を呼んだ今年注目の女優。
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