<King & Prince平野紫耀インタビュー>「少し複雑」だった映画初主演 ラブストーリーは大倉忠義&中島健人を参考に?恋愛観も明かす
2018.03.16 12:00
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King & Princeの平野紫耀(ひらの・しょう/21)が、モデルプレスのインタビューに応じた。5月23日に「シンデレラガール」でCDデビューすることが決定し、4月17日スタートのTBS系新火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(毎週火曜よる10時)の出演も控えるなか、3月31日には初主演映画『honey』が公開される。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を見せる彼が、今作では初の本格ラブストーリー、そしてアクションにも挑戦している。
今作は、女の子なら誰もが憧れる甘い“初恋”を描き、不良なのにキュートでピュアな主人公・鬼瀬くんのギャップが、中高生より圧倒的な支持を集めた人気コミック「honey」(目黒あむ著/マーガレットコミックス刊)を実写映画化。
赤く染めた髪と鋭い眼で超不良と恐れられるが、実際は思いやりに溢れる料理上手な好青年・主人公の鬼瀬大雅(おにせ・たいが)を平野が演じ、ヘタレでビビりな女子高生・小暮奈緒(こぐれ・なお)を女優の平祐奈が演じる。
平野:決まった時は、素直に嬉しかったです。お芝居ができること、映画館でファンの子に会えること…でも正直、少し複雑でした。「1人で現場に行くの?本当に1人で?」っていうプレッシャーがあって、ずっと不安でしたね。普段はあまり緊張しないほうなんですけど、珍しく緊張もしたりして。
撮影が始まって、徐々に現場に慣れて、共演者の方やスタッフさんと話してからは楽しくなりました。「明日早く現場行きたいな~」「明日のシーンどうしようかな~」って、そんなふうに考える時間も楽しくて、撮影に入る前は「このシーンはどうやって演じればいいんだろう?」ってわからないこともあったんですけど、鬼瀬くんという役を掴んできてからは、「じゃあこっちのパターンもありだな」っていろいろ案も増えて、少しずつ自分に余裕が出てきました。
― 映画初主演で、初の本格ラブストーリー、さらにはアクションシーンにも挑戦しましたが、撮影を通して刺激を受けたことや成長したことはありますか?
平野:最近は舞台の出演が多くて、映像でのお芝居が久しぶりだったので、今回改めてお芝居をする上での基礎を教えていただき、自分にとって土台となるような場所を与えていただきました。やっぱり舞台のお芝居のままではダメなので、もっとナチュラルに演じることを心掛けたり、共演者の方から刺激を受けたりもして、とても勉強になりました。
― 今作では学校生活のシーンが多いため、現場の雰囲気はとても重要だと思うのですが、平野さんは座長としてどのように心がけましたか?
平野:座長としてあまり深く意識することはありませんでしたが、みんなでひとつになって作品を作れたらいいなと思っていたので、撮影初日からあだ名で呼び合うことにしたんです。神徳監督からも「オフでも仲良くしておいてね。それが画に出るから」と言われていたので、撮影の合間にはみんなでトランプをやったり、ゲームをしたり、わいわい遊んでいました。
― 撮影で、特に印象に残っているシーンは?
平野:最初のアクションシーンです。鬼瀬くんの役が掴みきれないまま、クランクインからいきなり暴れて、しかも原作には描かれていない部分の喧嘩だったので「鬼瀬くんってどういう喧嘩の仕方するんだろう」と考えました。怒りをぶつける喧嘩じゃなくて、自分がどうしたらいいのかわからなくて、わけもわからず喧嘩をするシーンだったので、自分の周りには誰もいない孤独さを想像して…そこから鬼瀬くんを掴むことができたんじゃないかな、と思います。
クライマックスのアクションシーンでは、鬼瀬くんにとって人生を変えてくれた大事な奈緒ちゃんという存在ができたから、最初と喧嘩の仕方が変わっているんです。
― 鬼瀬くんと奈緒ちゃんが付き合ってから、一緒にお買い物をしたりバドミントンをしたりするシーンがとても可愛らしくて微笑ましかったのですが、アドリブはありましたか?
平野:監督から「ここは2人で喋りながら歩いてきて」「こうやって引っ張って」とか具体的に指示していただきました。僕からは何もしてないです!僕は恋愛にうとすぎて、考えていたことが古かったりするので、監督のほうがよっぽどキラキラしていると思います(笑)。
平野:今まではあまり観たことがなかったんですけど、『honey』の出演が決まった時に、「キラキラ映画ってなんだ?」と思って、いろいろな作品を観ました。大倉(忠義)くんの『クローバー』、(中島)健人くんの『黒崎くんの言いなりになんてならない』、あとは喧嘩のシーンもあったので不良映画も観ましたね。
― 作品によってそれぞれの王子様が現れますが、平野さんはどんな王子様になろうと意識しましたか?
平野:キラキラ映画といえば、“壁ドン”したりするイメージだったんですけど、『honey』は僕が観たキラキラ映画とは少し違って、もっと人間味が溢れている作品だったんです。「あれ?『honey』は壁ドンしないの?」って思いました(笑)。
― “壁ドン”をやりたかったですか?(笑)
平野:いや、やりたくはないですけどね(笑)。キラキラ映画だけどキラキラ映画っぽくないというか、『honey』はもう少し現実に近い。鬼瀬くんは、近くのものを守ってあげる、現実の世界にいる王子のイメージです。
― 鬼瀬くんは、見た目は怖くて不良、でも実際は一途でピュアで料理上手…というギャップがあるキャラクターですが、自分と似ている部分はありますか?現場では手作りのアップルパイを差し入れした、というお話をおうかがいしましたが…
平野:そうですね。でも、料理はおばあちゃんに教えてもらって作るくらいなので、本格的に作れるわけではないんですけど(笑)。あとは、弱い者いじめをしている人を見ると、僕がそのいじめている人を退治したくなります!原作の鬼瀬くんは昔、亀が不良たちにいじめられていて、それを助けたというエピソードがあるんですけど、僕も同じように、野良猫がいじめられているのを見て助けたことがあるんですよ!
― 素敵なお話ですね!では、平野さん自身のギャップは?
平野:僕のギャップですか?難しいなぁ。でも、よくファンの方に言っていただくのは「喋ってるとバカだけど、歌とかダンスになったらかっこいいよね」って(笑)。
― (笑)。それは自分の中でスイッチが入る?
平野:はい。歌やダンスでは「ちゃんとやろう!」「みんなにかっこいいって思われるようにやろう!」と思ってやっています。役を演じるときは「その役の表情をしなきゃ」「こういう感情を表さなきゃ」と思ってやっていますけど、普段の平野はただの平野なので(笑)、特に何も意識はしてないです。
平野:僕、怖いくらいに飽き性なんですよ!1年中ずっと欲しかったジャケットがあって、買うことができたのに、1週間で飽きました。365日24時間欲しかったのに…。服、ゲーム、家具、何に対しても手に入ると「あ、なんだこんなもんか」と思ってしまうので、女の子に対してはそんなふうに思わないといいな(笑)。
こんなに飽き性なのに、もし僕に大事な人が出来たらどうなるんだろう、って不安になったりします。もしかしたら、最悪のパターンかもしれません!
― 最悪のパターン(笑)。でも、一途でいることは簡単ではないですよね。
平野:そうですよね。男ってバカですからね!でも、鬼瀬くんみたいに一途で、好きな人しか視界に入らないような生活を送るのは憧れます。
― たとえば、相手がどんな人だったら一途になれそうですか?平野さんの理想像を教えてください。
平野:なんだろう…怒らない子がいいです。あと、食べ方がきれいな子。僕、口を開けながらクチャクチャ食べる方が苦手で…。食べたあとに「ウマっ!」って言ってほしくないです。「おいしい!」か「美味」でいいです!「うるさっ」「おまえさぁ」とか、そういう話し方の女の子は苦手ですね。いつか両親と会うことを考えたら、礼儀や挨拶がしっかりできる子がいいなと思います。
― 鬼瀬くんが、奈緒ちゃんの伯父である宗ちゃんのところへ挨拶に行くシーンは、迫力がありましたね。
平野:怖いです。保護者は怖いですよ。何を言われるかわからないですからね!髪の毛だってちゃんと黒染めして行ったのに怒られるっていう…。可哀想ですけど、宗ちゃんも1人で育ててきた可愛い子が男に持っていかれるというのは寂しいし、「守る」って言ってるけど、両親でさえ守れなかったのにどうやって守るんだ、っていう気持ちもわかる気がします。僕もいざ娘ができて、変な男を連れてきたら、怒ると思いますもん。
― 娘の話が出るとは思いませんでした(笑)。鬼瀬くんは10代ならではのピュアさが表れていると思いますが、平野さんはその辺りをどう意識しましたか?
平野:「結婚を前提に」とか、「一生守る」とか、正直、無責任な言葉だとも思ってしまいます。でも鬼瀬くんからすれば、奈緒ちゃんは人生のどん底にいる時に支えてくれた女性だからこそ、そういうことが言えたんじゃないかな、という気持ちを汲み取って演じました。僕は今まで、人生をガラリと変えてくれた人が現れたこともないですし、どん底に落ちたこともないので…まぁ、落ちなきゃいけないな、とは思います(笑)。
僕、そもそも女の子と一緒にいることが全然ないんですけど、いずれ鬼瀬くんのように、共に過ごす人ができた時には、男友達と一緒にいるくらい気が楽だったら嬉しいです。今はやっぱり、男友達といる時が1番気楽で楽しいです!
― ありがとうございました。
インタビュー中、ペットボトルの蓋が上手く開けられなかったり、スタジオの電話が鳴り響くと「はい!」と元気よく返事をしたり…と終始マイペース。人気絶頂、多忙を極めるなかでも笑顔で飾らない姿がそこにあった。不安やプレッシャーもすべて乗り越えて挑んだ彼の渾身の初主演映画を、ぜひ劇場で堪能してほしい。(modelpress編集部)
出演:平野紫耀(King & Prince)、平祐奈、横浜流星、水谷果穂、浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、佐野岳、臼田あさ美、中山忍、高橋優
原作:「honey」目黒あむ(集英社マーガレットコミックス刊)
脚本:山岡潤平
監督:神徳幸治
主題歌:Sonar Pocket「108~永遠~」(ワーナーミュージック・ジャパン)
配給:東映/ショウゲート
<STORY>
「俺と、結婚を前提につき合ってください!」突然のプロポーズ!?幼いころに両親を事故で失い、優しい叔父・宗介に見守られて育った女子高生・小暮奈緒は、ビビりでヘタレ、そして不良が大の苦手!あろうことか、奈緒は入学式の日、上級生と新入生とのケンカに遭遇してしまう。
その新入生とは、真っ赤な髪と鋭い目つきをした“超”不良と恐れられる鬼瀬大雅だった。ある日突然、奈緒はその鬼瀬から、体育館裏に呼び出される。放課後、奈緒がそこに向かうと…「俺と、結婚を前提につき合ってください!」と、突然のプロポーズ!?からの告白。
叔父の宗介に憧れながらも、ビビッて断れなかった奈緒は、鬼瀬とつき合うことに。しかし奈緒はギャップに戸惑いながらも、徐々に鬼瀬が見かけや噂と違って、人一倍優しく純粋だということに気付いていき…。遂に奈緒は鬼瀬に嘘をついていることが心苦しくなり「怖くて告白を断れなかったけど、本当は他に好きな人がいる」と打ち明ける。
奈緒の為に悲しい気持ちをかくして「あらためて友達になろう」と優しく笑う鬼瀬。そんな中、友達が出来ずに悩んでいた超かわいい転校生・雅と鬼瀬が急接近!?はじめての嫉妬、はじめての気持ち、はじめての…恋…?奈緒の中に、今までに感じたことのない想いが溢れはじめる。
2015年6月、テレビ朝日のイベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」の公式応援サポーターとして「Mr.King vs Mr.Prince」が結成され、以降「Mr.KING」のメンバーとして活躍。2016年には、22歳で最年少座長記録を持っていた指原莉乃の記録を抜き、19歳で「ジャニーズ・フューチャー・ワールド from帝劇to博多」にて福岡・博多座最年少座長を務めるという大役に抜てきされた。
2018年1月17日、「King & Prince」として「Mr.KING」の平野、永瀬廉、高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」)、「Prince」の岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹の6人でCDデビューすることを発表。平野は4月17日スタートのTBS系新火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(毎週火曜よる10時)に出演するほか、主演映画『honey』(3月31日公開)、『ういらぶ。』(2018年公開)の公開を控える。
赤く染めた髪と鋭い眼で超不良と恐れられるが、実際は思いやりに溢れる料理上手な好青年・主人公の鬼瀬大雅(おにせ・たいが)を平野が演じ、ヘタレでビビりな女子高生・小暮奈緒(こぐれ・なお)を女優の平祐奈が演じる。
平野紫耀、映画初主演は「嬉しかった」「でも、少し複雑」
― 映画初主演、そして少女漫画の実写化ということで、最初に出演が決まった時の感想をお聞かせください。平野:決まった時は、素直に嬉しかったです。お芝居ができること、映画館でファンの子に会えること…でも正直、少し複雑でした。「1人で現場に行くの?本当に1人で?」っていうプレッシャーがあって、ずっと不安でしたね。普段はあまり緊張しないほうなんですけど、珍しく緊張もしたりして。
撮影が始まって、徐々に現場に慣れて、共演者の方やスタッフさんと話してからは楽しくなりました。「明日早く現場行きたいな~」「明日のシーンどうしようかな~」って、そんなふうに考える時間も楽しくて、撮影に入る前は「このシーンはどうやって演じればいいんだろう?」ってわからないこともあったんですけど、鬼瀬くんという役を掴んできてからは、「じゃあこっちのパターンもありだな」っていろいろ案も増えて、少しずつ自分に余裕が出てきました。
― 映画初主演で、初の本格ラブストーリー、さらにはアクションシーンにも挑戦しましたが、撮影を通して刺激を受けたことや成長したことはありますか?
平野:最近は舞台の出演が多くて、映像でのお芝居が久しぶりだったので、今回改めてお芝居をする上での基礎を教えていただき、自分にとって土台となるような場所を与えていただきました。やっぱり舞台のお芝居のままではダメなので、もっとナチュラルに演じることを心掛けたり、共演者の方から刺激を受けたりもして、とても勉強になりました。
― 今作では学校生活のシーンが多いため、現場の雰囲気はとても重要だと思うのですが、平野さんは座長としてどのように心がけましたか?
平野:座長としてあまり深く意識することはありませんでしたが、みんなでひとつになって作品を作れたらいいなと思っていたので、撮影初日からあだ名で呼び合うことにしたんです。神徳監督からも「オフでも仲良くしておいてね。それが画に出るから」と言われていたので、撮影の合間にはみんなでトランプをやったり、ゲームをしたり、わいわい遊んでいました。
― 撮影で、特に印象に残っているシーンは?
平野:最初のアクションシーンです。鬼瀬くんの役が掴みきれないまま、クランクインからいきなり暴れて、しかも原作には描かれていない部分の喧嘩だったので「鬼瀬くんってどういう喧嘩の仕方するんだろう」と考えました。怒りをぶつける喧嘩じゃなくて、自分がどうしたらいいのかわからなくて、わけもわからず喧嘩をするシーンだったので、自分の周りには誰もいない孤独さを想像して…そこから鬼瀬くんを掴むことができたんじゃないかな、と思います。
クライマックスのアクションシーンでは、鬼瀬くんにとって人生を変えてくれた大事な奈緒ちゃんという存在ができたから、最初と喧嘩の仕方が変わっているんです。
― 鬼瀬くんと奈緒ちゃんが付き合ってから、一緒にお買い物をしたりバドミントンをしたりするシーンがとても可愛らしくて微笑ましかったのですが、アドリブはありましたか?
平野:監督から「ここは2人で喋りながら歩いてきて」「こうやって引っ張って」とか具体的に指示していただきました。僕からは何もしてないです!僕は恋愛にうとすぎて、考えていたことが古かったりするので、監督のほうがよっぽどキラキラしていると思います(笑)。
平野紫耀、大倉忠義&中島健人らを参考に?
― 平野さんはこれまで、今作のような実写ラブストーリーを観たことはありますか?平野:今まではあまり観たことがなかったんですけど、『honey』の出演が決まった時に、「キラキラ映画ってなんだ?」と思って、いろいろな作品を観ました。大倉(忠義)くんの『クローバー』、(中島)健人くんの『黒崎くんの言いなりになんてならない』、あとは喧嘩のシーンもあったので不良映画も観ましたね。
― 作品によってそれぞれの王子様が現れますが、平野さんはどんな王子様になろうと意識しましたか?
平野:キラキラ映画といえば、“壁ドン”したりするイメージだったんですけど、『honey』は僕が観たキラキラ映画とは少し違って、もっと人間味が溢れている作品だったんです。「あれ?『honey』は壁ドンしないの?」って思いました(笑)。
― “壁ドン”をやりたかったですか?(笑)
平野:いや、やりたくはないですけどね(笑)。キラキラ映画だけどキラキラ映画っぽくないというか、『honey』はもう少し現実に近い。鬼瀬くんは、近くのものを守ってあげる、現実の世界にいる王子のイメージです。
― 鬼瀬くんは、見た目は怖くて不良、でも実際は一途でピュアで料理上手…というギャップがあるキャラクターですが、自分と似ている部分はありますか?現場では手作りのアップルパイを差し入れした、というお話をおうかがいしましたが…
平野:そうですね。でも、料理はおばあちゃんに教えてもらって作るくらいなので、本格的に作れるわけではないんですけど(笑)。あとは、弱い者いじめをしている人を見ると、僕がそのいじめている人を退治したくなります!原作の鬼瀬くんは昔、亀が不良たちにいじめられていて、それを助けたというエピソードがあるんですけど、僕も同じように、野良猫がいじめられているのを見て助けたことがあるんですよ!
― 素敵なお話ですね!では、平野さん自身のギャップは?
平野:僕のギャップですか?難しいなぁ。でも、よくファンの方に言っていただくのは「喋ってるとバカだけど、歌とかダンスになったらかっこいいよね」って(笑)。
― (笑)。それは自分の中でスイッチが入る?
平野:はい。歌やダンスでは「ちゃんとやろう!」「みんなにかっこいいって思われるようにやろう!」と思ってやっています。役を演じるときは「その役の表情をしなきゃ」「こういう感情を表さなきゃ」と思ってやっていますけど、普段の平野はただの平野なので(笑)、特に何も意識はしてないです。
平野紫耀の恋愛観 理想のタイプを明かす
― 鬼瀬くんは一途ですが、平野さんはこういう恋愛に憧れますか?平野:僕、怖いくらいに飽き性なんですよ!1年中ずっと欲しかったジャケットがあって、買うことができたのに、1週間で飽きました。365日24時間欲しかったのに…。服、ゲーム、家具、何に対しても手に入ると「あ、なんだこんなもんか」と思ってしまうので、女の子に対してはそんなふうに思わないといいな(笑)。
こんなに飽き性なのに、もし僕に大事な人が出来たらどうなるんだろう、って不安になったりします。もしかしたら、最悪のパターンかもしれません!
― 最悪のパターン(笑)。でも、一途でいることは簡単ではないですよね。
平野:そうですよね。男ってバカですからね!でも、鬼瀬くんみたいに一途で、好きな人しか視界に入らないような生活を送るのは憧れます。
― たとえば、相手がどんな人だったら一途になれそうですか?平野さんの理想像を教えてください。
平野:なんだろう…怒らない子がいいです。あと、食べ方がきれいな子。僕、口を開けながらクチャクチャ食べる方が苦手で…。食べたあとに「ウマっ!」って言ってほしくないです。「おいしい!」か「美味」でいいです!「うるさっ」「おまえさぁ」とか、そういう話し方の女の子は苦手ですね。いつか両親と会うことを考えたら、礼儀や挨拶がしっかりできる子がいいなと思います。
― 鬼瀬くんが、奈緒ちゃんの伯父である宗ちゃんのところへ挨拶に行くシーンは、迫力がありましたね。
平野:怖いです。保護者は怖いですよ。何を言われるかわからないですからね!髪の毛だってちゃんと黒染めして行ったのに怒られるっていう…。可哀想ですけど、宗ちゃんも1人で育ててきた可愛い子が男に持っていかれるというのは寂しいし、「守る」って言ってるけど、両親でさえ守れなかったのにどうやって守るんだ、っていう気持ちもわかる気がします。僕もいざ娘ができて、変な男を連れてきたら、怒ると思いますもん。
― 娘の話が出るとは思いませんでした(笑)。鬼瀬くんは10代ならではのピュアさが表れていると思いますが、平野さんはその辺りをどう意識しましたか?
平野:「結婚を前提に」とか、「一生守る」とか、正直、無責任な言葉だとも思ってしまいます。でも鬼瀬くんからすれば、奈緒ちゃんは人生のどん底にいる時に支えてくれた女性だからこそ、そういうことが言えたんじゃないかな、という気持ちを汲み取って演じました。僕は今まで、人生をガラリと変えてくれた人が現れたこともないですし、どん底に落ちたこともないので…まぁ、落ちなきゃいけないな、とは思います(笑)。
僕、そもそも女の子と一緒にいることが全然ないんですけど、いずれ鬼瀬くんのように、共に過ごす人ができた時には、男友達と一緒にいるくらい気が楽だったら嬉しいです。今はやっぱり、男友達といる時が1番気楽で楽しいです!
― ありがとうございました。
インタビュー中、ペットボトルの蓋が上手く開けられなかったり、スタジオの電話が鳴り響くと「はい!」と元気よく返事をしたり…と終始マイペース。人気絶頂、多忙を極めるなかでも笑顔で飾らない姿がそこにあった。不安やプレッシャーもすべて乗り越えて挑んだ彼の渾身の初主演映画を、ぜひ劇場で堪能してほしい。(modelpress編集部)
映画『honey』
2018年3月31日(土)全国ロードショー出演:平野紫耀(King & Prince)、平祐奈、横浜流星、水谷果穂、浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、佐野岳、臼田あさ美、中山忍、高橋優
原作:「honey」目黒あむ(集英社マーガレットコミックス刊)
脚本:山岡潤平
監督:神徳幸治
主題歌:Sonar Pocket「108~永遠~」(ワーナーミュージック・ジャパン)
配給:東映/ショウゲート
<STORY>
「俺と、結婚を前提につき合ってください!」突然のプロポーズ!?幼いころに両親を事故で失い、優しい叔父・宗介に見守られて育った女子高生・小暮奈緒は、ビビりでヘタレ、そして不良が大の苦手!あろうことか、奈緒は入学式の日、上級生と新入生とのケンカに遭遇してしまう。
その新入生とは、真っ赤な髪と鋭い目つきをした“超”不良と恐れられる鬼瀬大雅だった。ある日突然、奈緒はその鬼瀬から、体育館裏に呼び出される。放課後、奈緒がそこに向かうと…「俺と、結婚を前提につき合ってください!」と、突然のプロポーズ!?からの告白。
叔父の宗介に憧れながらも、ビビッて断れなかった奈緒は、鬼瀬とつき合うことに。しかし奈緒はギャップに戸惑いながらも、徐々に鬼瀬が見かけや噂と違って、人一倍優しく純粋だということに気付いていき…。遂に奈緒は鬼瀬に嘘をついていることが心苦しくなり「怖くて告白を断れなかったけど、本当は他に好きな人がいる」と打ち明ける。
奈緒の為に悲しい気持ちをかくして「あらためて友達になろう」と優しく笑う鬼瀬。そんな中、友達が出来ずに悩んでいた超かわいい転校生・雅と鬼瀬が急接近!?はじめての嫉妬、はじめての気持ち、はじめての…恋…?奈緒の中に、今までに感じたことのない想いが溢れはじめる。
平野紫耀(ひらの・しょう)プロフィール
1997年1月29日生まれ、21歳。愛知県出身。2012年2月にジャニーズ事務所に入所し、2014年には「SHARK」(日本テレビ)でドラマ初出演にして初主演を務めた。2015年6月、テレビ朝日のイベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」の公式応援サポーターとして「Mr.King vs Mr.Prince」が結成され、以降「Mr.KING」のメンバーとして活躍。2016年には、22歳で最年少座長記録を持っていた指原莉乃の記録を抜き、19歳で「ジャニーズ・フューチャー・ワールド from帝劇to博多」にて福岡・博多座最年少座長を務めるという大役に抜てきされた。
2018年1月17日、「King & Prince」として「Mr.KING」の平野、永瀬廉、高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」)、「Prince」の岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹の6人でCDデビューすることを発表。平野は4月17日スタートのTBS系新火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(毎週火曜よる10時)に出演するほか、主演映画『honey』(3月31日公開)、『ういらぶ。』(2018年公開)の公開を控える。
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