ギャル電、衝撃動画を公開 「パリピ受け間違いなし」「これで人生、マジ卍」<インタビュー>
2018.01.29 19:30
“ギャル×電子工作”という異色の組み合わせで注目を集めている2人組ユニット「ギャル電」。現役女子大生ギャルのまおと元ポールダンサーのきょうこからなる2人組で、電子工作による奇抜な作品やファッションに注目が集まり、様々なメディアやCMへの出演も果たしている。そんな彼女たちが“ギャルとパリピ受け間違いなし”という衝撃的な動画を公開した。
目次
ギャル電「これで人生、マジ卍」
― ASICSとの取り組みで制作されたPVを拝見させていただきましたが、他に類を見ない世界観で衝撃を受けました。まお:我ながら終始爆笑してしまいました(笑)。最後に光りながら「これで人生、マジ卍」というメッセージを伝えるために、大人がみんなで力合わせて製作してきたと思うと、改めて人生マジ卍だなと思いました。
きょうこ:私的にアツいPVの見所は、ギャル電がいつも意識の低いプレゼンでアピってる「光るとモテる!」が見事に映像化されている所です。主演の芹澤興人(せりざわ・たてと)さんの名演で謎の説得力があって「今年はランナーをみんな光らせるワンチャンもある!」と思いました。
まお:実は撮影の光り物はギャル電と制作チームが一晩ぐらいで全て作ったので、最初は正直間に合うか心配でした。しかし、みんなで力を合わせて作ったらなんとか当日間に合いほっとしました。
― お昼にランニングする時も光らせたほうが?
まお:昼でも光量が多ければバイブスが上がってランニングできると思います。
きょうこ:バッテリーに余裕があれば、昼も光らせたほうがいいと思います!天気があやしい時には、雨で光り物が壊れて爆下げになるリスクがあるので注意です。
― せっかく作ったのが壊れたら、確かに爆下げですね(笑)。お二人にとって“自分らしいファッション”とはどういうものですか?
きょうこ:私にとっての自分らしいファッションは、自分がなりたいものに近づくためのもの。中身はそのうち外見についてくると思っているので、派手ならばその場で一番目立つやりすぎくらいのファッションが好きです。
― 電子工作もその一環として?
きょうこ:既製品をばらし組み合わせて、自分の好きなアイテムにカスタムするのが元々好きだったんです。そこにテクノロジーをさらに付け加えると、組み合わせの可能性が無限大になってすごく楽しいですよ。DIYでテクノロジーをプラスした自分らしいファッションは、今全然流行ってなくても、ちょっと先の未来で絶対流行ると思っています。
まお:私は自分が一番好きで盛れてるのが、自分らしいファッションだと思います。私は好きな電子工作やテクノロジーを通じて、自分のオリジナルファッションを作り身につけている時が一番かっこいいと思う瞬間です。
ギャル電、初めての作品は「めっちゃエモかった」
― そもそも電子工作を始めたきっかけは何だったんですか?まお:電子工作を始めたのは、大学の授業で初めてロボットを作って面白いと思ったからでした。それから「自分で何か電子工作をしてみよう」と思いましたが、どうせ作るんだったら盛れてる電子工作にしたいと思い、今のスタイルに至ります。
きょうこ:ポールダンスでステージに出る用の衣装を作ってて、自分で電飾衣装が作れたらいいなと思ったのがきっかけです。最初は、何やったらいいか分からないから、ひたすら100均の光るおもちゃを分解して仕組みを知ることから始めました。
― 初めて作った時のことは覚えていますか?
きょうこ:初めて自分ではんだ付けしたLEDが光った時は、「この光り方超可愛い!自分で作るとやっぱ全然違う!」と感じて、めっちゃエモかったです。今思えば、別に光り方は既製品と違わないし、むしろ若干あやしいかなって。
― ファッションの一部として電子工作を取り入れようと思ったきっかけは?
まお:ギャル電が出来て初めの頃、夏で暇だったので夜遊びで友達と電子工作したんです。LEDをスカートやオフショルトップスなどにつけて、夜中渋谷のストリートで写真を撮ったら可愛いし、面白いなと思ってやってたのがきっかけでした。
きょうこ:サイバーパンクなSFの世界観が好きなので「未来の不良はウェアラブルガジェット(※1)やデバイスを自分で作るようになる!」「ギャルが電子工作でファッションを盛ってる渋谷は単純にめっちゃ楽しそう!」と思ったのがきっかけです。とにかくギャルが作りたくなる電子工作ってなんだろうって考えた時に、家の中でしか使えないものよりもガンガン外に出ていけるもの、身に着けられるものがいいかなって。
(※1)身につけて持ち歩けるコンピューターのこと
今おすすめの「光り物アイテム」は?
― 「デコトラキャップ」「電飾特攻服」など、斬新なファッションアイテムを生み出していますが、今一押しの電子工作アイテムを教えてください。まお:「ギャルテクノニット帽」です。これは、最近ギャルのライフスタイルはテクノミュージックみたいなリズムに乗っていると気付き提案した光り物アイテムです。機能は音に反応して光るニット帽です。光るユニットには“雷電”と書いてあり、漢字でテクノという意味らしいんです。
きょうこ:私は光るカセットテープですね。作り方をWebで公開しているのですが、電子工作部品以外の材料が100均とかで手に入って、作ったらすぐ身に着けて遊びに行けるところが推しポイントです。
― 実際にクラブやフェスでの反応はいかがですか?
まお:とても反応がいいです。私たちが作っている光り物は自作でLEDのプログラミングとかもしているので、既製品と被らずみんな「かっこいい」とか「可愛い」と褒めてくれます。
きょうこ:光っているととにかく目立つので、クラブでもフェスでも色んな人に声をかけられます。
まお:「デコトラキャップ」をクラブなどでかぶっていると、コワモテのお兄さんたちに話しかけられて「俺のデコトラと一緒だ!」って言われたり。
きょうこ:めっちゃイケてる人から好意的に話しかけてもらうことも多くて、テンション上がりすぎてはしゃぐとよく配線がはずれて壊れるんです。だからフェスでもはんだ付けブースとかあって、気軽に修理できたらいいのになーと思います。
“ハイブリットギャル文化”が爆誕!?
― 今ギャル文化は衰退しているとも言われていますが、今後どうなっていくと思いますか?まお:ギャル文化は再び復活すると思います。みんな多分そろそろ地味なファッションに飽きつつあると感じています。そのためギャルがまた流行るのではと考えています。私たちが予測する新しいギャルの概念は、昔と全く違うアップデートされた派手な見た目で、頭がよくてテクノロジーに詳しいかっこいいギャル。そんなギャルがこれから増えていくと思います。
きょうこ:今現在のギャル文化は「頑張って保存しなければ消えてしまう」ところまできていると感じています。でも、ギャルのバイブス的なものがあればいつでも復活してアップデートされた新しい世代のギャル文化がまた生まれると考えています。
― 今までに無い全く新しいギャル文化が?
きょうこ:私の考えてるギャルのバイブスは、動物的な強さなんです。そこにテクノロジーが加わったら生物としてさらにメリットある“ハイブリッドギャル文化”が爆誕してシンギュラリティ(※2)以降も問題なくサバイブできると思います。もしもWifi基地局をつくれるギャルとかがいたら最高じゃないですか。
(※2)AI/人工知能が人類の頭脳を追い越すポイントで「技術的特異点」とも呼ばれる
― ハイブリットギャル…!すごく強そうですね(笑)。お二人が想像するシンギュラリティはどんな世界ですか?
まお:必死になって知恵を絞っていかないと生きていくのが大変な世界だと思います。その為の準備として、今からでもギャルたちにテクノロジーを使いこなすベースメントを作っていかなくてはいけないと思います。
きょうこ:テクノロジーが発達しすぎて、AIが悪気なく文明を一回崩壊させると思うので、崩壊後もギャルマインドで楽しく生き残るために体を鍛えたり、テクノロジーを勉強する必要があると強く感じています。あと、生物は生き残るために進化するので、ギャルらしい進化としてWifi電波を感じる身体の感覚機能とかが出来て、今の世代の人間よりも発達した超ギャルが生まれたら面白いですね。
― 超ギャル…!さらに強そう(笑)。それでは最後に、お二人の夢や目標を教えてください。
まお:もっとギャルたちにテクノロジーの楽しさを普及して、テクノロジーを使って何かを作ったり考えたりすることを流行らせたいです。そして、渋谷にいるギャルたちの新しいギャルの種類として光ったギャルいわゆるギャル電が増えていって、面白い世の中にしていきたいです。
きょうこ:今年も渋谷のギャルが作りたくなるような電子工作を作って、ストリートにアピっていきたいと思います。あと最近スマートスピーカーを買ったので、シンギュラリティに備えてAIと今から仲良くする練習をしようと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)[PR]提供元:lute株式会社
ギャル電×ASICSのイベント開催
いつものランニングをもっと楽しくする、ギャルとパリピ受け間違いなしの画期的なランニングスタイルを考案。ギャル電による特別ワークショップをアシックス原宿フラッグシップで開催する。■ギャル電 presents ランニングをアップデート~電子工作でもっと輝けナイトラン~
日時:2018年2月10日(土)17:00~
会場:アシックス原宿フラッグシップ
定員:20名
参加費:2,000円
内容:ギャル電presents 「光るアクセサリー工作」、3キロ程度のランニング
※ロッカー/シャワー設備完備
※応募者多数の場合は抽選になります
※作ったアクセサリーはお持ち帰りいただけます
イベント情報はfacebook/twitter/instagram「#ランニングをアプデ」をチェック!
ギャル電(ギャルデン)プロフィール
現役女子大生ギャルのまおと元ポールダンサーのきょうこによる電子工作ユニット。「デコトラキャップ」「会いたくて震えちゃうデバイス」など、ギャルとパリピにモテるテクノロジーを生み出し続けている。夢はドンキでアルドゥイーノが買える未来がくること。関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
千葉雄大、抱かれるイメージへの率直な心境と6年間の変化「楽になった部分はある」【「喋って食って零キロカロリー」インタビュー】モデルプレス
-
藤岡真威人、評価続く「ウイングマン」実写に感じていたプレッシャー 父・藤岡弘、からの言葉とはモデルプレス
-
“福岡の16歳アイドル”LinQ有村南海、グラビアでも躍進 撮影までの体作り&表情のこだわり明かすモデルプレス
-
【「光る君へ」道長役・柄本佑インタビュー】出家シーンで実際に剃髪「一気にグッと来ました」 最高権力者の孤独を演じて思うことモデルプレス
-
「光る君へ」敦明親王役・阿佐辰美が話題 大河ドラマ初出演の心境&共演者に“救われた”エピソード明かす【注目の人物】モデルプレス
-
MADEINマシロ・ミユ・イェソ「顔が似ている」3人を直撃 日本で挑戦したいことはバラエティー出演【インタビュー】モデルプレス
-
TWICEナヨンの夢を叶える秘訣 “自分を信じる大切さ”語る【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
櫻井海音&齊藤なぎさ【推しの子】実写化への“プレッシャーを上回った感情” 互いの呼び方&信頼も明かす【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス