NYで武者修行したJ☆Dee’Z、圧倒的ダンスに隠された衝突&涙…共同生活の裏側も明かす<インタビュー>
2017.11.24 16:00
今年の9月には自身最大規模のワンマンライブを成功させ、すでに来年のワンマンライブも決定している女子高生ボーカル&ダンスグループJ☆Dee’Z(ジェイディーズ)。一見、順風満帆にも見える彼女たちだが、その裏では何度も“壁”にぶつかっては乗り越えてきた、ひたむきな努力があった。今年、大きな節目を向かえたJ☆Dee’Zが“今”だからこそ語れる等身大で真っ直ぐな言葉とは。―
目次
2017年はJ☆Dee’Zとして凝縮された年に
― 2017年はNYで武者修行をするなど、色々なことがあったと思いますが、J☆Dee’Zにとってどんな1年になりましたか?Nono:今年は自分たち自身を見つめ返したり、向き合うことがすごく多かったなと感じています。NYでの武者修行もそうなんですけど、色々なことに挑戦することで、今まで見えてこなかった「壁」や「課題」がすごくはっきりしてきたと感じてます。今もまだたくさん壁はあるので、頑張って乗り越えていきたいなって。
― 9月のワンマンでは「意見がぶつかった」とお話されていましたが、それも乗り越えないといけない壁だと感じていましたか?
ami:確かにそうですね。2017年はすごく話す機会が多い1年だったなって思っていて。「どうやったらもっとライブが良くなるのか」「こういうセトリがいいんじゃないか」…とか。みんな同じ方向を目指しての意見なんですけど、それぞれが良いと思う意見があるからこそ、ぶつかることもありました。でも、意見がぶつかるのはマイナスなことじゃないって感じています。3人で1つのものを作り上げてきたなって。
― ものすごく凝縮された1年だったんですね。
MOMOKA:「今年1年を一言で表すと?」って聞かれても表せないぐらいの濃さでした。それに今年はJ☆D'eeZのメンバー全員が高校生なのは最後なんです。だから「Melody」のMVを制服で撮ったり、メンバーだけで合宿をしたり、本当に色んなことを経験して、すごく濃い1年だなって思います。
― MOMOKAさんは来年高校を卒業されますが、全員女子高生の期間が終わることを意識することも?
MOMOKA:そうですね。もう大人になっちゃうなっていう(笑)。17歳から18歳になるのは結構大きいというか。制服も着なくなるし。
ami:そうだねぇ。
Nono:MOMOKA本人が一番感じてると思う。私そこまでまだわからないもん。
MOMOKA:だよね。私も高1の時は思わなかった。でも今になって分かることもたくさんあるし、だからこそもっと学生生活も楽しんで欲しいなって思います。
ami:お姉ちゃん(笑)。
MOMOKA:あの時もっとやっておけばよかったなとか思う。もう学生生活終わっちゃうからさ。毎日が当たり前だと思っちゃいけないって思って。
ami:言わないでー。切ない…。
MOMOKA:でも今しか経験できない時間だから大切にしようって思うし、大切にしてほしいって思います。
Nono:もうメンバーに大人がいるってことだよね。敬語使ったほうが良いですか?
MOMOKA:大丈夫です(笑)。
3人だけの生活に悪戦苦闘
― 10月の終わりには5日間の合宿で新曲の振り付けを考えていましたが、やはり大変でしたか?MOMOKA:大変でしたね(笑)。
ami:みんな小学生から付き合いはあるけど、まる1日を一緒に過ごすのが5日間もあるっていうのは初めてで。結成して8年経つけど「こんな感じで毎日過ごしてるんだ」ってダンスの練習じゃない部分でも色々と感じましたね。
MOMOKA:家にいる時とほとんど同じで。しかも料理や洗濯もしなきゃいけなかったから、いつもより大変だなって感じました。家族の大切さもね。
Nono:いつも色々やってくれているんだなって改めて実感したよね。
ami:ご飯の時間を30分削ってでも練習したいと頭で思っていても全然うまくいかないんです。かと言って変なの作ってお腹壊すのも怖くて(笑)。時間配分がうまくできなかったりして、ダンスも家事も全部トータルで大変でした。
Nono: amiはA型だからか、きっちり時間通りにしたがるんですよ。だからちょっとでも過ぎたりすると「もう!」ってなる(笑)。
ami:えー、そんなことないよ(笑)。
Nono:「1時だよ、ご飯だ!」みたいな。
ami:めっちゃ面倒くさいやつじゃん(笑)。
― 逆に時間にルーズなのは?
MOMOKA:Nonoかなぁ。
ami:もちろん練習の時間を増やしたいっていうのは全員一緒だから、練習時間が予定より長くなってもみんな気にしないんです。でもNonoはご飯の時間をすごく大事にするんですよ。健康管理とかの面では一番しっかりしてるんですけど。そういった生活面の違いはありましたね。
MOMOKA:あとランニングの後にシャワーいるかいらないか問題。
Nono:amiはいらないって言うんですよ。
ami:だってその後練習するんですよ?
MOMOKA:っていう意見の違いがあったりとか(笑)。
ami:それ今でも解消してないですから!
初のミディアムバラードもJ☆Dee’Zらしい一曲に
― 合宿で振り付けを考えた7th両A面シングル「ひとひらの涙」はどんな楽曲になっていますか?Nono:この曲の主人公は自分が挫けそうになった時に、その姿を見てくれている人がいて、その人の一言で前を向けるようになるんです。でも、勇気をくれた人が逆に挫けそうになっている時に、自分がどうやって声をかけていいかわからないもどかしさを歌っています。私達の場合は3人グループだから誰かが見てくれているんですけど、1人だと感じる人もいると思います。でも絶対誰かが見てくれてるし、それは自分自身が一番よくわかってると思うから。自分を裏切らないで頑張って欲しいというメッセージを込めています。
― 両A面のもう一曲「カラフルジャンプ」はガラッと曲調が変わりますね。
ami:「カラフルジャンプ」は私たち自身を盛り上げる楽曲でもあるんですけど、「一人ひとり違うカラーがあって、その個性を好きになって伸ばしていこう」っていうメッセージ性もあるんです。重く深く考えるんじゃなくて、このメロディにあるように明るく突き進んでいける楽曲だなって。すごい大好きな曲です。
MOMOKA:歌ってる私たちも楽しいよね。お客さんの笑顔を見て、私たちも笑顔になれるというか。
ami:でも9月のワンマンライブで披露する時は、すごい心配だったんです。
MOMOKA:うん、心配だった。
― 心配?
ami:「カラフルジャンプ」はあまりライブで披露したことがなくて。だからファンの方を盛り上げられるか心配だったんです。でも、ステージから見てても本当にみんな一緒に踊ったりジャンプをしてくれて。「この曲は会場をすごい温めてくれるし、みんなが一体になれる曲なんだ」っていうのをすごく感じました。
― 心配な気持ちとは裏腹にすごく盛り上がっていましたね!女性ファンがたくさんいたのも印象的でした。
Nono:そう!嬉しかったです。
MOMOKA:女性限定エリアが埋まるぐらい観に来てくれていました。同じ世代はもちろん、自分たちより下の方も上の方も幅広くいて。
ami:2017年に入ってから女性ファンの方も増えてきて、とても嬉しいです!
― 「カラフルジャンプ」は激しいダンスも見どころですね。
ami:もうダンスっていう疲れ方じゃなくて、体育の授業みたいな感じなんです(笑)。
Nono:マラソンみたいなね。
ami:題名にもある通りジャンプを何回もするし、ジャンプしてないところでも足をずっと動かしているから、手だけで振り付けをしていることがないんですよ。だから一番体力面で消費しますね。
Nono:体力的には「カラフルジャンプ」が一番疲れるんですけど、「ひとひらの涙」は違う部分ですごい消費するというか。
MOMOKA:気持ちがね。
Nono:終わった後、魂が抜けるんですよ(笑)。「ああ、魂出ちゃった…」みたいな感じになる。
― 今回の楽曲はどちらも疲れる曲なんですね。
一同:J☆D'eeZはそういうグループなので(笑)。
ダンスが完成したのは披露前日の夜
― 「ひとひらの涙」の振り付けを考える上で苦労したことはありますか?ami:曲調がゆったりしたバラード調だから、ダンスのイメージを膨らませるのが難しくて。でも時間は限られているから急がなきゃいけないっていう焦りもありました。
MOMOKA:言葉の重さみたいなのは全部の曲にあると思うんですけど、やっぱりテンポがゆっくりになればなるほど言葉の重みを感じたし、一言に対する時間のかけ方も違うんです。間延びしちゃったり、逆に詰め過ぎて分かり難くなったり。その真ん中を探して振り付けをするのがすごく難しかったです。
― 曲調だけじゃなく歌詞も意識しているんですね。
MOMOKA:そうですね。今回は一番それを重要視しました。歌詞をダンスと歌の両方で表現するのが目標だったんです。
ami:「ひとひらの涙」は強調されていない単語であっても、大事にしたい歌詞がたくさんあるんです。例えば、題名にもある“涙”という歌詞をどうやって表現するかにしても「ただ涙を手で表すだけじゃ、しっくりこないね」ってなって。単語一つひとつの重みや意味をすごく考えたので、悩むことも多かったです。
Nono:この曲自体、いつも近くにいる仲間や友達がテーマになっているので、3人一緒にお花を作ったり同じ方向を指を差したり、みんなで1つなんだというのをイメージして作りました。
MOMOKA:最終的にダンスが完成したのは初披露する前日の夜とか。それぐらいだよね?
Nono:それぐらいだったと思う。
― 本当にギリギリだったんですね。
MOMOKA:余裕っていう瞬間が一度もなかったんです。
ami:ギリギリに出来たものさえ、スタジオにこもりっきりで振り付けしたダンスだから「本当にこれでいいのかな」みたいな心配もあって。
MOMOKA:それにダンスだけじゃなくて歌も一緒に仕上げなきゃいけなかったんです。「ここ歌うんだったらダンスはもっとこうしなきゃダメじゃない?」とか。一緒にやってみて初めて分かることもあって、練習の中での時間の使い方も難しかったですね。
― 苦労して完成した振り付けの中で特に見てほしい部分はありますか?
Nono:(手を上げて)はい!Dメロが終わった後のダンスパートに入った時、みんなの感情を爆発させるようなところがあるんですけど、そこが私すごく好きで。ガンって感情を爆発させた後に揃って踊って、ジャンプして終わるところがすごく好き。
MOMOKA:あそこは結構悩んで作ったから、気持ちが入りますね。
ami:私は「ここに夢がある」っていう意味でみんなで指をさす振り付けが好き。一番大事にしたいみんなの指差しは、一番最初と一番最後に入れたんです。そこも気持ちが入るポイントですね。
MOMOKA:私は、最初と最後に出てくるお花の部分。歌詞には「心に蒔こう」「笑顔の花咲くから」って、お花に例えてる部分があるんです。「枯れる」っていう言葉もあるんですけど、それでも最後はちゃんと花が開くっていう振り付けがすごく好きです。
合宿でお互い初めて見た一面とは
― 今回の合宿で初めて見た一面はありましたか?MOMOKA:Nonoは一番空気を変える人かな?今までもそうだったけど、改めてそう思う。
Nono:ムードメーカー的な?
ami:なに自分で言っちゃてるの?
一同:(笑)。
MOMOKA:普段マイペースなんですけど、リハになるとズバッと言うこともあって。すごい客観的に周りを見ていたりね。
ami:そう。インタビューを受けている時も“ほわん”としてるし、共同生活の中でもマイペースなんです。でも、そのマイペースさがリハになった時、道をすごい切り開いていく人になるんです。思ったことをスパッと言って、「あ、そうかも」って。
MOMOKA:Nonoのマイペースさに2人が気付かされる時が結構ありましたね。
― それはダンスをしていない時に感じることも?
ami:いいえ(笑)。
Nono:自分で言うのもおかしいんですけど、すごい印象に残ってることがあって。amiが洗い物してる時に、なんて言ったんだっけ?
MOMOKA:ああ、洗い物の(笑)。
ami:私が洗い物をしてて本当に時間がなかったから「乾いているやつをしまって」ってNonoに言ったんですよ。そしたら急に外に出ていって。なんで手伝ってくれないんだろうと思って自分で乾いたお皿をしまってたんです。Nonoが外から帰ってきたと思ったら、乾いてない洗濯物を「取り込んできたよ」って(笑)。
MOMOKA:それじゃないんだけどってね(笑)。
― そう捉えることもできますね(笑)。amiさんはいかがでしたか?
Nono:今回の合宿だけかもしれないけど、すごい抜けがなかった。普段もしっかりしてるんですけど、その分抜けてるところが目立つんです。だけど今回の合宿はずっと気を張ってた。
MOMOKA:スイッチのね、切るタイミングが遅かった。夜になると寝落ちしたり、いきなり甘えモードになったり。
Nono:そうそう。今日起きたことを日記に書くんですけど、amiは書かずにいつも寝落ちしちゃうんですよ。何回起こしてもね。
MOMOKA:「あ~ん、眠い~」みたいな(笑)。
ami:Nonoがさっき「ずっと気を張ってた」って言ったのを聞いて、私のオフスイッチは改めてメガネなんだなって。
Nono:気づいた(笑)?
ami:本当に気づいた。お風呂に入った後に少し練習をすることもあったし、寝る直前にコンタクトを外す感じだったんです。だからオフになれなかったのかもしれない。
― それでは最後にMOMOKAさんはいかがですか?
Nono:意外な一面はなかったけど、私がすごいマイペースでamiが「早く!」みたいなタイプじゃないですか。常にその中間にいてくれてたなって。
ami:確かにNonoが白って言って私が黒って言った場合、MOMOKAは灰色って言ってくれるんですよ。
Nono:すごい助かった(笑)。
ami:2人が白って言えば、MOMOKAも白って言ってくれるんです。でも私がやっぱり黒ってなったら、灰色って言ってくれるんですよ。
MOMOKA:でも、わざと真ん中というよりは2人の意見を聞きつつ、「じゃあやっぱりこっちじゃない?」って。意見をまとめての灰色なんです。
Nono:そこはやっぱりお姉さんだなって改めて実感しました。
― 結構言い合いになることも?
MOMOKA:そんな時だらけだよね?
Nono:うん。2日目の夜、amiに「なんでわかってくれないの?」って言われた時、「amiが爆発するかも。どうしよう、どうしよう」って内心思ってた(笑)。
ami:1日目からみんな結構ズタボロで。自分たちの甘さに1日目から気づいて、その日の夜にお互い泣きながら話し合ったんですよ。MVの一番最初のところなんですけど。
― あのシーン、1日目なんですね!
MOMOKA:そう、1日目とは思えないですよね(笑)。
ami:その時、自分たち自身が変わるために「小さなことでも思ってることがあったら喧嘩になる怖さを捨てて言おう」って。で、その次の日に早速私が怒りそうになっちゃった(笑)。
Nono:私もズバって言ったんですよ。いつもなら回りくどく言うんですけど。
ami:「こうじゃない?」って優しく言ったんですけど、Nonoは「こうだ!」って。だから私も「こうでしょ!」って(笑)。
MOMOKA:お互いの言いたいことは分かるんです。でも、その時は自分の思っていることが正しいって感じてるから。感情的になると気付けない部分もあると思うので、お互いの意見を尊重しつつ「こうじゃない?」って私なりの意見を言いました。3人でJ☆Dee’Zだから、3人の意見をまとめようって。
合宿ではJ☆Dee’Zの新流行語も誕生
― ダンス以外の話をすることはありましたか?例えば以前、苦手だと言っていた恋バナとか。Nono:いや、そんなの合宿で絶対しませんよ!何言ってるんですか!
一同:(笑)。
― …そういう雰囲気にはならないんですよね、やっぱり(笑)。
Nono:絶対ならないです(笑)!
ami:めっちゃ言う(笑)。
MOMOKA:本当にリハの時間が長すぎて、最後の夜はぶどうしか食べてなくて(笑)。
ami:ぶどう美味しいっていう会話しか覚えてないですね、ダンス以外だったら(笑)。あとゴキブリとか。
Nono:そう、ほぼ毎日出たんですよ。
― 退治は誰が?
ami:私が潰しちゃった。
MOMOKA:amiそんなにゴキブリが怖いって言ってなかったもんね。
ami:ゴキブリは気持ち悪いけど、それよりお風呂入りたくて。即座にスリッパを渡してもらって。
Nono:履いてるスリッパ貸してっていうんですよ!
ami:貸してって言うとNonoが、「私のスリッパは履くからダメー!」って(笑)。
Nono:笑ったのもそれくらいかな?
MOMOKA:あと、ダンスが行き詰まりすぎて変なテンションになっちゃった時。
Nono:あ、笑ってた。なんにも面白いこと起きてないのに笑ってるっていう。怖いんですけど(笑)。
ami:面白い振り付けばかり出てきちゃうんですよ。真面目に考えているのに、なんかコメディに近い振り付けができちゃったりしてね。
― 以前インタビューでお聞きしたNonoさんの天然発言やMOMOKAさんのJK語録は合宿中に誕生しましたか?
Nono:できるだけご飯の時間は楽しくしたいので、「ケチャビーム」って言ったり。
ami:オムライスを作る時、ケッチャプを入れてって言うと「ケチャビーム」ってケチャップのビームをNonoがかけてくれました。
MOMOKA:あと今回の合宿では「それはそう」がすごい流行ったよね。
Nono:ami発信だったよね。
ami:私、来年で高3になるから、JK語録を受け継ぐかもしれない。
MOMOKA:おー!次世代。
ami:「それな」に続くめちゃくちゃ便利な言葉が「それはそう」なんですよ。
Nono:めっちゃ頭に“?”浮かんでますね(笑)。
ami:「それはそう」って言う言葉は、「それな」と同じぐらい会話が成り立つんです。ちょっと言ってみてくださいね。えっと、最近まで寒かったけど今日は暖かいですよね。
― それはそう。…こういう感じでなんでもいけると。
ami:それはそう。
MOMOKA:言われ続けるとイライラするんですよ、これ(笑)。だけどイライラを越えたら楽しくなってきちゃって(笑)。
Nono:今でも使ってるよね。
MOMOKA:でもすぐ終わりが来ると思うよ。
Nono:え、嫌だな。悲しい。
MOMOKA:そういうもんじゃんJKの言葉って。
Nono :それはそう。
― (笑)。使える時に使ったほうがいいかもしれないですね。
MOMOKA:それはそう。
Nono:(笑)。
MOMOKA:めっちゃムカつきますよね、本当(笑)。
“今”できることを全力で続けるJ☆Dee’Z
― 最後に今後どんなグループを目指していきたいか教えて頂けますか?Nono:今はまだ目の前にあることに全力で挑むのが精一杯で。ファンの方や同世代の女の子がJ☆Dee’Zの曲を聞いて「私も頑張ろう」って思ってもらうためには、“努力したからこそ今の結果があるっ”て私たちが証明しないといけないと思うんです。そうすれば「私も頑張ろう」って感じてもらえると思うので。ファンや同世代の女の子たちの心を変えられるように先陣切って走っていければと思います。
― ライブを観ていると、すでに励まされているファンの方はたくさんいるんじゃないかと感じます。
Nono:そう感じてくれてたら嬉しいな。
ami:私が合宿で改めて感じたのは「誰かの背中を押したい」「誰かの考えるキッカケになりたい」ってことでした。それを私たちは言葉じゃなくてパフォーマンスで伝えるべきだなって思っていて。2018年になっても私たちが伝えたいことは歌詞やダンスに乗せて届けていきたいと思います。そうやって自分たちの気持ちに共感してくれたり、「頑張ろう」って思ってくれるような楽曲を今後も作り上げていきたいと思います。
MOMOKA:Nonoも言ってたんですけど、今年はたくさん話して自分たちを見つめ直す良い機会だったと思うんです。今までの自分たちじゃ消化しきれなかったことも見えてくるようになってきたので、来年は今年と比べたら出来ることが増えてるんじゃないかなって思っています。私たち自身がそれを期待してる気持ちもあるんですけど、その姿を見てもらえる機会が増えたらなって。ちゃんと自信を持って「自分たちはこんなグループなんです」って表現できるようになりたいと思います。
― 来年はまた違うJ☆Dee’Zの姿を見せてくれる予感がします。
MOMOKA:今回の合宿1日目もそうなんですけど、お互いが初めて気付いたこともあって。それは「絆」というか、メンバー同士で変わった部分もあると感じているんです。その変わったJ☆D'eeZを見せていきたいと思います。
― 以上になります。ありがとうございました。
一同:ありがとうございました!
3月9日には全員が女子高生としての最後のワンマンライブも控えているJ☆Dee’Z。いつまでも3人で歌い続けることは出来ないと感じているからこそ、“今”伝えたいことを、“今”できる全力のパフォーマンスで表現していると感じるインタビューとなった。がむしゃらに一生懸命走り続ける3人への声援は、確実に大きさを増している。今後、彼女たちがどんな景色を見せてくれるにしろ、音楽に対するひたむきさに変わりはないだろう。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
J☆Dee’Z(ジェイディーズ)プロフィール
ami、Nono、MOMOKAのストリート界隈で活躍していた3人が集結し、2010年にキッズダンスグループとして結成。多くのダンスバトルやコンテスト、ファッションモデルなどの活動を経て、「LOTTE×SonyMusic歌のあるガムプロジェクト2012」で8000組の中からグランプリを獲得し、2014年9月にメジャーデビュー。生歌ボーカルとコーラス×ボディーパーカッションダンスという唯一無二のパフォーマンスで、次世代実力派グループとして注目を集めている。7thシングル「ひとひらの涙 / カラフルジャンプ」
■初回生産限定盤(CD+DVD)1,667円+税 ※紙ジャケット仕様【CD】
M1.ひとひらの涙
M2.カラフルジャンプ
M3.横浜ラブストーリー
【DVD】
M1.「カラフルジャンプ」Short Music Video
M2.「Fun Time Funk!!!」Short Music Video
M3.「伝えたいこと、ちゃんと伝えなくちゃ」2017.07.19 LIVE ver.
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M5.「Dream Arch」2017.07.19 LIVE ver.
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M1.ひとひらの涙
M2.カラフルジャンプ
M3.横浜ラブストーリー
M4.ひとひらの涙-Instrumental-
発売日:11月22日(水)
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