中川大志「気持ちよくて好き」 マニアックな一面明かす<インタビュー>
2017.11.01 21:30
子役時代から数多くのドラマや映画に出演し、最近は大河ドラマ出演や主演作品公開など、役者として着実にステップアップしている俳優の中川大志さん。昨年高校を卒業したことで仕事への決意を新たにしたという彼の、長いキャリアの中で培われた仕事観、時折見せる少年らしさ…、素顔がつまったインタビューをお届けします!
中川大志「成長した姿もぜひ見てほしい」
― 小学生の頃から芸能界で活躍されていらっしゃいますが、子役からこのお仕事を続けてこられてきて「よかったな」と思うことはありますか?中川:過去に一緒にお仕事させていただいた役者さんやスタッフさんと、また新たな現場で再会できることです。以前よりお互いがステップアップした状況でまた会えて、成長した姿を仕事を通して見せ合える喜びはこの業界に長くいたからこそ味わえているんだなって思います。
当時助監督だった方が監督になられていたりすると僕もすっごく嬉しくて!僕自身の成長した姿もぜひ見てほしいんですよね。「こいつ、何も変わってないな~」って思われないように、気も引き締まります(笑)。
― 長く芸能活動を続けていく中で、ご自身で意識されていることはありますか?
中川:この仕事に限らずだと思うのですが、一人ではできないこと、最後まで完成しないものって世の中には多いと思うんです。例えば僕たちの撮影現場には、それこそ百人以上のスタッフさんがいらっしゃいます。現場にいなくても、僕たちの見えないところで関わってくださる方もたくさんいます。表に出るのは僕たちの仕事ですが、そこに行きつくまでには色々な人の力が必要なんです。
たくさんの人が同じ方向を見て、「いいものを作りたい」という思いを持つ。そしてそれぞれが自分の役割を果たしながら一つの作品を作っていく。その大きなチームの一員であることの誇り、そして携わってくださるすべての人への感謝の気持ちは常に持っていたいと思っています。
― 昨年、高校を卒業された中川さん。どのような学生生活を過ごしていらっしゃいましたか?
中川:“目立ちたがり屋のシャイ”みたいなタイプでした(笑)。自分で企画を立てて友達の誕生日をクラス全員でサプライズでお祝いしたりして、みんなを盛り上げるのは割と好きなんですけど、ぐいぐい前に出て行けるタイプでもなかったりして。芸能活動をしている僕を、変に遠ざけずに自然体で付き合ってくれる友達ばっかりだったので、本当に友達には恵まれていると思います。小学校、中学校の友達でずっと付き合いが続いている子も何人もいますね。高校時代も男何人かのグループでいつも集まっていて、ダッシュで食券とかアイス買いに行ったりして。ほんと子供ですね(笑)。
よく、「現場とプライベートでスイッチ切り替えてるんですか?」って聞かれるんですけど、学校行ったら誰よりも子供でシャイでっていう、いたって普通の高校生でした。そういう学生時代の当たり前の経験は学生を演じる時に今役立っているなとも思います。
中川大志が感じた“小さな幸せ”とは
― 最近 “小さな幸せ”を感じられたことはありますか?中川:僕が昔から家族や友達と通っている定食屋さんがあるんです。ちょっと強面で不愛想なおじさんがやっていて(笑)。この春、高校を卒業した直後に一人で行って、いつもの定食頼んで。そしたら運ばれてきた定食に、いつもはないはずのウインナーがポン!と1本乗ってたんですよ。お店に行くのが少し久しぶりだったので「あれ?メニュー構成変わったのかな?」なんて思ってたんですけど(笑)。
気になったのでお店出る時に、「ごちそうさまでした。あの、すみません、ウインナー入ってたんですけど…」っておじさんに声をかけたんです。そしたらおじさんが初めてちょっと微笑んで、「卒業おめでとう」って言ってくれたんです!「えええ!」って思わず声出ちゃったくらい驚きました。その後も、「いつも見てるよ、頑張れよ!」って。
僕のことなんて絶対知らないだろうと思ってたおじさんから、ウインナーっていう形で小さな幸せをもらって、泣きそうになりながら帰りました(笑)。「おじさん、なにそれ、かっこいい!!」って。それ以降ちょっと照れくさくて行けてないんですけどね(笑)
― 今後どのような役者になっていきたいとお考えですか?
中川:僕自身がなんでも手を出したい、色々やってみたいタイプなので、どんどん新しいジャンルに挑戦していきたいです。応援頂いている皆さんにも自分の新しい部分を見せていきたいし、その度に「こんな一面あったんだ」って驚いてほしいなって思います。
作品を見てもらった後に、「あ、あの役って中川大志がやってたんだ」って言われるのもいいなと思いますね。どの役者が演じた、ということより、その作品の中での存在感を大事にしていきたいです。これから出会えるたくさんの作品の中で、色んな役柄を残していけたら嬉しいなと。そこはこれから少しずつ広げていきたいです。挑戦しがいもあるし、何より自分がやっていて楽しいという気持ちを大切にしたいです。
CM出演中のコクヨテープのりドットライナーではコミカルな姿を披露
― 現在出演されているドットライナーCMでは、新たな一面も魅せてくれていますね。中川:今回のCMでは、“ドットライナーの妖精役”を演じさせて頂いたんです。ドットライナーのスマートさを表現するようなスタイリッシュな空間で、僕が演じたようなちょっとファンタジーっぽいキャラクターがいて、シュールな演出があって…。すごく好きな世界観でした。「ドットライナー」としか言わないキャラクターなんですけど(笑)、友達からも「声が耳に残るから覚えちゃったよ!」って反響がありました。「よっしゃ!」って感じでしたね。
― ドットライナーの魅力について教えてください。
中川:手が汚れないっていうのが大きいですよね。僕の中ではそこが画期的なポイントでした。簡単だし、しっかり貼れる!あと、これマニアックかもしれないんですけど、使うときに「カチカチカチ」って音するじゃないですか?あの音が気持ちよくて好きなんですよ。釣りで魚がかかった時の音に似ているんですよね(笑)。
― “小さな出来事の積み重ねが未来をつくっていく”というような、ドットライナーの理念に通じるものを感じられたことはありますか?
中川:僕が日々大切だと思うのは、“止まらない、進み続ける”ということです。辛い時も苦しい時も、楽しくて駆け抜けている時も、とにかく一歩一歩進み続けていればいつかゴールにたどり着く。でも、一度止まってしまったら、もうゴールに着く可能性はそこでゼロになってしまいますよね。
どんなスピードであろうと、決して足を止めずに少しずつでも進み続けることが、この先の自分、この先のゴールに繋がっていくんだと思います。ペースはその時の自分次第でいいと思うんですよね。すごくゆっくりな日もあれば、ダッシュしている日もあったりして。何年かして自分が歩いてきた道を振り返った時に、「あ、ここまで自分の足で来れたんだな」って納得できるといいなって。
実はこれ、この間登山をした時に思ったんです。どんなに山道が辛くても、どんなに小さな一歩に見えても、この一歩を出さなければ頂上にたどり着くことは一生出来ないんだって気づいた時、「あ、これって人生と同じだな」って思いました。山を登っているときの一歩の積み重ねのように、日々の小さな気づきや進み続けることが、その先の大きな未来=ゴールに繋がっていくんだって感じました。
柄バリエにキュン!「テープのりドットライナー」
中川さんがイメージキャラクターを務める「テープのりドットライナー」は、のりがドット(点)状に粘着し、手を汚すことなくのり付けできるテープのり。のりを塗ったあともすぐにペンで書ける、はみでないからベタベタしないなど、事務作業をスマートに変えてくれた文具は、これまで計9,000万個を販売(2017年4月時点)するほど学校やオフィスで定番となっています。
10月10日に制定された“ドットライナーの日”を記念して限定柄も発売。コロンとしたデザインとポップな柄でテンションを上げてくれるはず。
胸キュン動画も!“小さな幸せ”溢れるキャンペーン
現在、ブランドサイトでは中川さん出演CMに合わせて、キャンペーンを実施。第2弾となる今回は、テーマである「小さな幸せを感じられるオススメの本」と応募用のハッシュタグをつけてTwitter投稿すると、中川大志さん文庫本カバー+図書券1,000円分(250名様)がプレゼントされますよ。※応募期間は2017年9月1日(金)~11月30日(木)まで。さらに、サイトには中川さんのインタビューのフルバージョンやCMメイキング映像、頑張る人をまっすぐに応援する「胸キュン応援動画」も。カッコイイだけじゃない、中川さんの魅力が詰まったスペシャルコンテンツで、“小さな幸せ”を感じられそうですね。
小さな出来事を大切にし、その積み重ねが未来をつくっていくと、自らの経験から語ってくれた中川さん。
まっすぐ前を見据え、前進していく姿が、これからも多くの女性の心を掴んでいくのかもしれませんね。(modelpress編集部)[PR]提供元:コクヨ株式会社
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