“コレだけは知って欲しい”森川葵・北村匠海・佐藤寛太の「取扱説明書」 共演して見えた互いの素顔語り合う<インタビュー>
2017.10.21 12:00
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映画「恋と嘘」(10月14日より公開)に出演している森川葵、北村匠海、佐藤寛太がインタビューに応じた。劇中では“三角関係”の3人だが、思い出に残っているシーンや、それぞれの“取扱説明書”まで、仲良く語った。
マンガアプリで連載され、単行本売上が140万部を突破した同名コミックが原作の同映画は、満16歳になると、あらゆるデータを分析した最高の相性のパートナーの情報が政府から通知(通称:政府通知)される近未来が舞台。自由恋愛も認められているが、人々は政府通知による相手が運命の相手だとポジティブに受け止めている。
そんな中、主人公の仁坂葵(森川)も政府通知を相手を心待ちにしていた。しかし、幼なじみの司馬優翔(北村)から突然の告白。そして、そこへ政府通知相手・高千穂蒼佑(佐藤)が現れる。
誰よりも優しく、自分のことをわかってくれている“最高”の幼なじみの司馬と、政府から通知された“最良”のパートナーである高千穂。葵は2人間で揺動き、自分の運命を掴み取っていく。
森川:京都での撮影シーンですね。高千穂と葵の距離が縮まっていくのがよく見えるんですが、高千穂と葵のズレっていうものも、なんとなくあるんです。長い間一緒にいる司馬と比較してしまうような。葵の揺れる心が見え隠れする場面です。
北村:僕は、葵に「友達になって欲しいから」って高千穂を紹介されるシーンが思い出深いです。状況的に、純粋に笑えないけど頑張って笑顔を絶やさない司馬の優しさが出ている部分があって…その優しさが高千穂とぶつかってしまう火種になってしまう…。この映画の中で、3人の関係性がよく表れているなと思うので。
佐藤:葵と司馬が公園にいて、政府通知のパートナーとして高千穂が登場するシーン。そこで初めて3人が出会って、物語が加速していく全ての始まりのような場面なので好きなんです。あと、僕が登場する直前に2人はキスをするんですけど、高千穂はこの光景をどこから見てるんだろうって不思議に思っていました(笑)。
森川:あの日はすごい寒かった。
北村:僕と葵ちゃんは(撮影の合間は)スタッフさんが用意してくれた暖かいスペースにいたのに、寛太くんどっか行っちゃって。
佐藤:待ち時間長かったからふらふらしてたら誰も声かけてくれなかった…。
北村:だって見当たらないんだもん。(笑)
― もし皆さんに「政府通知」が届いたら、パートナーと最初に会う日はどう過ごしたいですか?
森川:やっぱり、はじめはお話したいなと思うので、じゃあランチでもどうですか、って誘う。
北村:僕はいきなり対面すると緊張しちゃう気がするから、一緒に映画を観るかな。その後、ご飯行って映画どうだった?みたいに。
森川:それいいかも!
佐藤:僕は一緒にアミューズメント施設に行きたい!
森川:いきなりだね(笑)。
佐藤:そういう場所って色々なゲームがあるじゃん?複合的なアトラクション施設で遊んだら、相手が何が好きか分かるかなって。あ、バスケやってたの?とかそういう話もできるし。
北村:もしも仮に、相手が文芸部だったらどうする?
森川:でも、政府通知はアンケートを取ったりするから、たぶん寛太くんの所にはスポーツ好きな相手が来るんだよ。
北村:そっか!僕だったら、同じように映画が好きな相手が。
森川:もし私だったら、甘いもの好きな人みたいな。
北村:そう考えたら何しても成功できる気がするね。
佐藤:たしかに!
森川:私は基本、甘いものを与えてくれたら機嫌が良くなります。
北村:みんな、これから甘いものくれるようになるね。
森川:確かこの現場ではチョコレートで餌付けされた(笑)。
佐藤:イチゴのね(笑)。
北村:僕は人に会っていたいんだけど、どちらかと言うとお誘いを待ってるタイプなので(笑)。どんどん誘って欲しいです。昨日はちょうど、寛太くんに誘ってもらって一緒に居たんですけど、(新田)真剣佑くんからも誘ってもらって、3人でご飯に行きました!
佐藤:真剣佑くんとはそれが初対面だったんです。話しやすくて、すごい楽しかった!
森川:そうゆうのいいねー!
佐藤:僕は匠海くんとは逆で、自分から誘いたいタイプ。
北村:相性いい!
― 共演してきた中で、それぞれの「取扱説明書」みたいなものはありますか?
北村:葵ちゃんに関しては、「たんぽぽ」って言ってるんです。ふわふわしてて、ちょっとした風で飛んでっちゃうけど、またどこかで花を咲かすんです。撮影になると、カチッとスイッチが入るような。
森川:匠海くんはすごい落ち着いていて、頑張って早く成長しすぎちゃった感じなんだけど、ふと寂しそうな時があるからこっちからグイグイいってあげるのがいいと思う。
佐藤:年下とかではないんだけど、たまに子どもらしさが漏れ出てる。そこを見逃さない!
北村:2人にはバレバレですね(笑)。
森川:寛太くんは…自由にさせるのがいい(笑)。行っておいでって放しても、結局ワンワンって戻ってくる。
佐藤:絶対戻ってきますね。
北村:葵ちゃんにもよく言われるんですけど、僕と寛太くんは犬っぽいんですよ。僕は、ご主人が帰ってくるのを待ってるタイプで、寛太くんは放したらそこら中を元気に走り回ってるタイプ。
佐藤:走り疲れたら寝てるね。(笑)
北村:どうしてそうなったの?みたいな、すごい寝方をしてそう(笑) 。
森川:可愛いお洋服を着てるとき。なので、今幸せです(笑)。お仕事でスタイリストさんが可愛いお洋服を沢山持ってきてくれて、その中から最終的に自分で選んでるときもすごい幸せ!
北村:僕は人と居るとき。この前も、撮影で北九州にずっといたんですけど、皆同じホテルに泊まって、一緒にご飯屋さん行って、次の日また撮影で顔を合わすっていう、それだけで幸せでした。
佐藤:わりといつも幸せです!嫌なことあってもマンガ読んでたら、5分ぐらいで忘れます。
森川:やっぱり、自由にさせないでください(笑)。
森川:『恋と嘘』は「幸せってなんだっけ?」と考えさせられたり、身近にいる大切な存在に気づかせてくる映画です。是非劇場に足を運んでもらって、周りの人に広めてもらえたら嬉しいです。
北村:恋愛禁止の世界で生きる僕ら3人が演じた役柄は、どこか前向きな気持ちにさせてくれる部分がきっとあると思うので、年代問わず“恋”に悩む方たちにも是非観ていただきたいです。
佐藤:自分が幸せになるのは、一つ目線を変えるだけで意外と身の回りにあることかもしれない。そのことに気づける心が大事だなって教えてくれる、人と人との関係が優しさで包まれた温かい映画になっています!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
人よりちょっと優柔不断な仁坂葵(森川葵)は、通知が教えてくれる相手をずっと心待ちにしている女子高生。そんな葵は、誕生日前日、幼なじみの司馬優翔(北村匠海)に突然「好きだ」と告白される。小さな頃からいつもそばにいてくれる心優しい優翔の気持ちに戸惑う葵のもとに、無口でミステリアスな高千穂蒼佑(佐藤寛太)が政府通知の相手として現れる。葵は蒼佑に心惹かれていくのだが…。
そんな中、主人公の仁坂葵(森川)も政府通知を相手を心待ちにしていた。しかし、幼なじみの司馬優翔(北村)から突然の告白。そして、そこへ政府通知相手・高千穂蒼佑(佐藤)が現れる。
誰よりも優しく、自分のことをわかってくれている“最高”の幼なじみの司馬と、政府から通知された“最良”のパートナーである高千穂。葵は2人間で揺動き、自分の運命を掴み取っていく。
「恋と嘘」思い出のシーン
― 劇中で一番思い出に残っているシーンを教えてください?森川:京都での撮影シーンですね。高千穂と葵の距離が縮まっていくのがよく見えるんですが、高千穂と葵のズレっていうものも、なんとなくあるんです。長い間一緒にいる司馬と比較してしまうような。葵の揺れる心が見え隠れする場面です。
北村:僕は、葵に「友達になって欲しいから」って高千穂を紹介されるシーンが思い出深いです。状況的に、純粋に笑えないけど頑張って笑顔を絶やさない司馬の優しさが出ている部分があって…その優しさが高千穂とぶつかってしまう火種になってしまう…。この映画の中で、3人の関係性がよく表れているなと思うので。
佐藤:葵と司馬が公園にいて、政府通知のパートナーとして高千穂が登場するシーン。そこで初めて3人が出会って、物語が加速していく全ての始まりのような場面なので好きなんです。あと、僕が登場する直前に2人はキスをするんですけど、高千穂はこの光景をどこから見てるんだろうって不思議に思っていました(笑)。
森川:あの日はすごい寒かった。
北村:僕と葵ちゃんは(撮影の合間は)スタッフさんが用意してくれた暖かいスペースにいたのに、寛太くんどっか行っちゃって。
佐藤:待ち時間長かったからふらふらしてたら誰も声かけてくれなかった…。
北村:だって見当たらないんだもん。(笑)
― もし皆さんに「政府通知」が届いたら、パートナーと最初に会う日はどう過ごしたいですか?
森川:やっぱり、はじめはお話したいなと思うので、じゃあランチでもどうですか、って誘う。
北村:僕はいきなり対面すると緊張しちゃう気がするから、一緒に映画を観るかな。その後、ご飯行って映画どうだった?みたいに。
森川:それいいかも!
佐藤:僕は一緒にアミューズメント施設に行きたい!
森川:いきなりだね(笑)。
佐藤:そういう場所って色々なゲームがあるじゃん?複合的なアトラクション施設で遊んだら、相手が何が好きか分かるかなって。あ、バスケやってたの?とかそういう話もできるし。
北村:もしも仮に、相手が文芸部だったらどうする?
森川:でも、政府通知はアンケートを取ったりするから、たぶん寛太くんの所にはスポーツ好きな相手が来るんだよ。
北村:そっか!僕だったら、同じように映画が好きな相手が。
森川:もし私だったら、甘いもの好きな人みたいな。
北村:そう考えたら何しても成功できる気がするね。
佐藤:たしかに!
森川葵・北村匠海・佐藤寛太の“取扱説明書”
― 劇中には、司馬が高千穂に葵の細かい仕草などを教える、言わば「取扱説明書」を伝えるようなシーンがありますが、「これだけは知っておいて欲しい」という自分自身の”取扱説明書”を挙げるとしたら?森川:私は基本、甘いものを与えてくれたら機嫌が良くなります。
北村:みんな、これから甘いものくれるようになるね。
森川:確かこの現場ではチョコレートで餌付けされた(笑)。
佐藤:イチゴのね(笑)。
北村:僕は人に会っていたいんだけど、どちらかと言うとお誘いを待ってるタイプなので(笑)。どんどん誘って欲しいです。昨日はちょうど、寛太くんに誘ってもらって一緒に居たんですけど、(新田)真剣佑くんからも誘ってもらって、3人でご飯に行きました!
佐藤:真剣佑くんとはそれが初対面だったんです。話しやすくて、すごい楽しかった!
森川:そうゆうのいいねー!
佐藤:僕は匠海くんとは逆で、自分から誘いたいタイプ。
北村:相性いい!
― 共演してきた中で、それぞれの「取扱説明書」みたいなものはありますか?
北村:葵ちゃんに関しては、「たんぽぽ」って言ってるんです。ふわふわしてて、ちょっとした風で飛んでっちゃうけど、またどこかで花を咲かすんです。撮影になると、カチッとスイッチが入るような。
森川:匠海くんはすごい落ち着いていて、頑張って早く成長しすぎちゃった感じなんだけど、ふと寂しそうな時があるからこっちからグイグイいってあげるのがいいと思う。
佐藤:年下とかではないんだけど、たまに子どもらしさが漏れ出てる。そこを見逃さない!
北村:2人にはバレバレですね(笑)。
森川:寛太くんは…自由にさせるのがいい(笑)。行っておいでって放しても、結局ワンワンって戻ってくる。
佐藤:絶対戻ってきますね。
北村:葵ちゃんにもよく言われるんですけど、僕と寛太くんは犬っぽいんですよ。僕は、ご主人が帰ってくるのを待ってるタイプで、寛太くんは放したらそこら中を元気に走り回ってるタイプ。
佐藤:走り疲れたら寝てるね。(笑)
北村:どうしてそうなったの?みたいな、すごい寝方をしてそう(笑) 。
今、1番の幸せは?
― 劇中では“幸せ”について考えさせられるシーンがありました。今、一番幸せを感じる瞬間は?森川:可愛いお洋服を着てるとき。なので、今幸せです(笑)。お仕事でスタイリストさんが可愛いお洋服を沢山持ってきてくれて、その中から最終的に自分で選んでるときもすごい幸せ!
北村:僕は人と居るとき。この前も、撮影で北九州にずっといたんですけど、皆同じホテルに泊まって、一緒にご飯屋さん行って、次の日また撮影で顔を合わすっていう、それだけで幸せでした。
佐藤:わりといつも幸せです!嫌なことあってもマンガ読んでたら、5分ぐらいで忘れます。
森川:やっぱり、自由にさせないでください(笑)。
森川葵・北村匠海・佐藤寛太からメッセージ
― 最後に読者にメッセージをお願いします。森川:『恋と嘘』は「幸せってなんだっけ?」と考えさせられたり、身近にいる大切な存在に気づかせてくる映画です。是非劇場に足を運んでもらって、周りの人に広めてもらえたら嬉しいです。
北村:恋愛禁止の世界で生きる僕ら3人が演じた役柄は、どこか前向きな気持ちにさせてくれる部分がきっとあると思うので、年代問わず“恋”に悩む方たちにも是非観ていただきたいです。
佐藤:自分が幸せになるのは、一つ目線を変えるだけで意外と身の回りにあることかもしれない。そのことに気づける心が大事だなって教えてくれる、人と人との関係が優しさで包まれた温かい映画になっています!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
映画「恋と嘘」ストーリー
少子化が進んだ未来の日本では“政府”が国民の遺伝子情報を分析し最良の結婚相手を“通知”する「超・少子化対策法」が施行されていた。“政府通知”が来ると自由恋愛は禁止となるものの、遺伝子レベルでのマッチングシステムは功を奏し、“科学の赤い糸”と呼ばれ、幸せな結婚のかたちとして定着していた。人よりちょっと優柔不断な仁坂葵(森川葵)は、通知が教えてくれる相手をずっと心待ちにしている女子高生。そんな葵は、誕生日前日、幼なじみの司馬優翔(北村匠海)に突然「好きだ」と告白される。小さな頃からいつもそばにいてくれる心優しい優翔の気持ちに戸惑う葵のもとに、無口でミステリアスな高千穂蒼佑(佐藤寛太)が政府通知の相手として現れる。葵は蒼佑に心惹かれていくのだが…。
【Not Sponsored 記事】
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