齋藤飛鳥は達観しすぎた?秋元真夏の頭の大きさに“新事実”――乃木坂46“知れば知るほど癖になるペア”インタビュー<ワンダーウーマン>
2017.08.29 13:40
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乃木坂46で一番最強のメンバーは?乃木坂46で一番守ってあげたいメンバーは?――――史上最強の女性スーパーヒーローの活躍を描く映画『ワンダーウーマン』が8月25日(金)に公開された。同作の公式アンバサダーを務めるのは日本を代表する国民的グループ・乃木坂46。今回メンバーの秋元真夏(あきもとまなつ・24)と齋藤飛鳥(さいとうあすか・19)がモデルプレスなどのインタビューに応じた。
同作は女性だけの島にプリンセスとして生まれたダイアナが、最強の美女戦士ワンダーウーマンになるまでを描いたアクション・エンタテインメント。公開されたばかりだが、ワンダーウーマンとスティーブのラブストーリーも描かれており、女性からの支持が高く大ヒット。ワンダーウーマンのまっすぐで強い姿に、感動した、泣けたという感動の声が上がっている。
秋元:そうですね、私、アメコミ自体も見るのが初めてだったんですけど、アメコミと言えば戦うシーンが多くて「アメコミ好き!」って感じの人ではないと物語が入ってきにくいのかなという勝手な先入観がありました。でも実際に見てみたら、もちろん戦うシーンはすごかったんですけど、そのなかに恋愛模様だったり、人間らしさだったりも描かれていて、とても感動しちゃって。これをきっかけにアメコミにハマりそうです。
齋藤:私もヒーローものは見たことがなかったし、むしろ苦手なんだろうなと思っていたので、これまで自分から進んで見ることはなかったんですけど、でも今回、見させていただいて、アクションシーンの迫力に引き込まれながら、なにより女性の強さを感じることができて、とても勇気をもらいました。
― 男性を守るくらいの強い女性ってどうですか?
秋元:めちゃくちゃカッコ良いです。自分は戦っていないのに映画を見終わった時、自分も強くなったと思い込んじゃってもう大変でした(笑)。もし自分に自信がなかったり、不安を抱えていたりする人が見たら、すごく勇気をもらえると思うし、もしこの作品を男性が見たとしても、男性は女性ってこういう一面もあるんだなっていう発見ができるとも思いました。
― お二人は守りたい方ですか?守られたい方ですか?
秋元:え~…どっちだろう。願望では完全に守られたいんですけど、基本的に守られるタイプじゃなさそうな感じなので…(笑)。
齋藤:(笑)。
秋元:一緒にいる時間が一番長いメンバー間で考えると、守られるっていうよりは守る側の方が向いていそうだなっていう気はします。
― 齋藤さんはどうですか?
齋藤:う~ん…どっちだろう?
秋元:いや、守りたいよ。
齋藤:(笑)。
秋元:決め台詞みたいになって、めっちゃ気持ち悪いけど、守りたくなるよ飛鳥は(笑)。
秋元:え~!?
齋藤:戦わないと殺されちゃうんですよね?
秋元:戦わなきゃいけないかな?
― そう、戦わなきゃいけない!
齋藤:戦うのか…。真夏が頑張ってくれそう。
秋元:うん頑張る!とりあえず頭でいろいろ考えて、どこに行ったら敵が走ってこられずに有利になるとか。作戦を立ててから、まず私が立ち向かっていく!
齋藤:それを私は見送る。
― 一緒には戦わない?(笑)
齋藤:(笑)。
秋元:えっ?「私も行く!」って言って来てよ。
齋藤:私はなんか違う方法を考えてから…いや~行けないな~(笑)。
秋元:飛鳥はなんかすごく緻密に作戦を立ててくれそう。
齋藤:仲良くなろうとするかもしれない。
秋元:やば、それある意味めちゃ強いじゃん。
齋藤:(笑)。ちょっと違うアプローチの仕方をしたい。
秋元:結果、私だけ殺されそうだよ…なんだったらそっちでグルになっちって2対1になりそう…。
齋藤:(笑)。
秋元:え~、誰だろうな?守りたいと思わせるメンバー…。乃木坂46ってけっこう守られる系が多いんですよね。誰だろうな…誰だ、いっぱいいるな。
齋藤:私はまいやんですね。
秋元:えっ、めっちゃ意外。
― 確かに。なんで白石さんですか?
齋藤:まいやんは強そうじゃないですか?もし敵が来ても勝てそうだけど、なんか実は弱そう。
秋元:そうかも。
齋藤:みんなの前ではカッコ良く戦うけど、実は腕が折れてるみたいな(笑)。
― (笑)。
齋藤:実はすごく折れてたみたいなのは本当にありそうだから。
秋元:カッコ良いな~。
齋藤:守りたいなと思う。
― 秋元さんはいかがですか?
秋元:私は二人、浮かんでいて。桜井玲香となーちゃん(西野七瀬)かな~。なーちゃんは守りたい感がやっぱりもう全面に出てる。守りたい感がめっちゃ出てて、たぶん自分で戦うこともできるけど人に守られる方が合ってるなっていう気がするので守りたい!玲香はすごく女の子らしいので中身が。その女の子らしい部分を持ったままでいてほしいから、私が先に戦って玲香を守りたいっていう感じですね。
秋元:かずみん(高山一実)ですね。
齋藤:かずみんっぽいな~。
秋元:かずみんはきっとその場すらも楽しもうとする。敵が現れたっていうのをあとでメンバーに「この前やばかったんだよ、敵が現れてさ」っていうのを笑って話していると思うんです(笑)。大変な状況でもいつも楽しもうという方向に持っていくので、そんな気がしますね。
― それは芯の強さがあるということにもなるんですかね?
秋元:そうだと思います。すごく強くて、みんなに愛されてて。本当に場を盛り上げる天才っていう感じ。
― 齋藤さんはどうですか?
齋藤:う~ん、守らなくていいメンバー…。
― もしくはメンバーのなかで一番最強だなって思う人。
齋藤:最強だったら…ぞのっち(大園桃子)。大園は最強な気がする。最初の頃はすぐに泣くし、今でもちょっと問題があったり、ちょっと自分の知らないことがあったりするとすぐにパニクるんですけど、愛され力が半端ないんだろうなと思っていて。もうそれで敵からも愛されそう。
齋藤:この間、広めの道の隅っこ、日陰の方を普通に歩いていたんですけど、そしたら急に後ろから知らない人が自転車で激突してきて(笑)。
齋藤:おおってびっくりしてたら、ぴゅーって行っちゃって。若い女の人だったんですけど、なんだったんだろうなと思って、ぶっ飛ばしたい!(笑)
秋元:やば、それはぶっ飛ばしたいね(笑)。
― 秋元さんはいますか?
秋元:う~ん…。最近なにに怒ったかな…?
― 普段からあまり怒らなそうですよね。
秋元:そうですね、あまり怒らない。う~ん…。今、たいしたことない話しか浮かばないんですけど、とりあえず言います!(笑)メンバーの生田絵梨花が舞台とかでけっこう一緒にいない期間があったんですけど、それが一段落して乃木坂46の現場で会う機会が増えたんです。で、急に増えたからか、2ショットを撮ろうってめちゃくちゃ言ってくるんですよ。私がメイク中でも来いっていうくらい頻繁に言われるんですけど、でもそれでそのたびに行ってあげて写真を撮っているにも関わらず、撮った後は毎回「は~、真夏の写真しかない」って言うんです(笑)。
― (笑)。
秋元:だったら撮らなきゃいいじゃんって思って(笑)。私メイク中なのに呼ばれて行ってんのに!って思って、ちょっと殴りたくなりました(笑)。
秋元:去年のツアーの時、飛鳥はずっとセンターでずっと引っ張っていく立場だったんですけど、たぶんその時はまだ成長過程、なんて言うのかな、まだ固まらずにずっと上に登り続けている感じだったので、すごく強さがあると言うよりは、弱さがありながらもそこに打ち勝って上に登ろうっていう気持ちの方が大きく見えていました。でもそれから一年経ってまたツアーが始まるなかで、いろんなことに対してすごく達観できるようになったんじゃないかなと思っています。性格はもとから大人っぽかったんですけど、それがもっと増していて。物わかりがすごく良くて、飲み込みも早くて、吸収したものをちゃんと発揮できる、この一年でちょっと心配になるほど達観しちゃった気がします。
― それを聞いてどうですか?
齋藤:え~、どうなんだろう。でも確かに以前にも増して冷静な自分がよくいるな、みたいなことは増えました。
齋藤:う~ん…なんだろうな。真夏がバラエティによく出ているので、たまに不本意ですけど見ていて…。
秋元:なんで不本意なんだよ(笑)。
齋藤:(笑)。すごいなと思っているんですけど、なんだろうな…。う~ん…。なんか最近またちょっと頭が大きくなった気がしていて…。
秋元:はあ?
― (笑)。
秋元:これ以上、大きくなったら私、生きていけないよ(笑)。
齋藤:でも本当にちょっと大きくなったと思う(笑)。
秋元:嘘はダメだよ(笑)。
齋藤:実際これまで、真夏の頭が大きいなと思ったことって本当になかったんですよ。今回のシングルで初めてまっつん(松村沙友理)とWセンターをやっていて(※『ひと夏の長さより…』/18thシングル『逃げ水』収録)、リハを含めて後ろから真夏を見る機会がけっこうあるんですけど「あっ、ちょっと大きさが増したな」って思ったんです(笑)。
秋元:やばいよ。いよいよ宇宙人体型になっちゃう(笑)。
齋藤:ちゃんと頭も成長するんだなって思いました(笑)。
秋元:いらない成長ですね、完全に(笑)。でも最近気づいたことがあって…。私の横を通る時、メンバーがよく私の頭をさっとなでてから行くことがめちゃくちゃ多いんですけど、この前、まいやんがふわっと触った時に「あっ、左の方が大きいんだね」って。
― (笑)。
秋元:そこで知りました。左の方が張っているんだなって(笑)。
秋元:CDデビューから6年目で初の東京ドーム、楽しみにしてくださっている方もたくさんいると思います。その頃には3期生が今よりもライブに慣れてきていて、きっと先輩とももっと馴染んでいる。一番いい形でできる時期なのかなって気がするので、そこまでを第一章として乃木坂46の集大成を見せられるように頑張ります。
齋藤:みんなで楽しい夏、2017年にしたいです!
― 順風満帆だとは思いますが、悩みがあれば。
秋元:与田(祐希)ちゃんと桃子はけっこう喋るようになってきて、目を合わせたら全然緊張してる感じもなくニコってしてくれるんですけど、山下美月ちゃんが緊張してるっぽくて…。なんか斜め下を見て猫背で走り去っていく姿をめちゃくちゃ見るんですよ(笑)。
齋藤:(笑)。
秋元:しかも私にまっすぐ来るんじゃなくて私の斜め横を通っていく、一瞬見てさって行っちゃうので、この夏の間にもうちょっと喋れるようになりたいです。
― ありがとうございました。
2011年、乃木坂46第1期オーディションに合格。同年、学業に専念する為に活動休止を発表するも、翌年10月に発表された4thシングル『制服のマネキン』で初選抜入りと同時に八福神入りを果たし活動を再開。ソロ活動ではバラエティ番組や、ドラマ、映画に出演。17thシングル『インフルエンサー』では初のフロントメンバーに選ばれる。最新18thシングル『逃げ水』選抜メンバー。
2011年8月、乃木坂46の1期生・最年少メンバーとしてグループに加入した。女性ファッション誌『sweet』のレギュラーモデルとしても活躍している。2016年4月からはFMラジオ局 J-WAVE 81.3FMのワイド番組『POP OF THE WORLD』にて、メインナビゲーターのハリー杉山と共にナビゲーターを担当中。15thシングル『裸足でSummer』で初のセンターを経験する。最新18thシングル『逃げ水』選抜メンバー。
監督は映画『東京喰種トーキョーグール』や乃木坂46の13thシングル『今、話したい誰かがいる』のミュージックビデオなどを手がけた萩原健太郎氏が担当。撮影は6月下旬に長野県の廃工場で行われたが、看板や外の風景などほぼすべてがCGで制作された。
目次
守りたい派?守られたい派?
― まず映画の感想をお願いします。秋元:そうですね、私、アメコミ自体も見るのが初めてだったんですけど、アメコミと言えば戦うシーンが多くて「アメコミ好き!」って感じの人ではないと物語が入ってきにくいのかなという勝手な先入観がありました。でも実際に見てみたら、もちろん戦うシーンはすごかったんですけど、そのなかに恋愛模様だったり、人間らしさだったりも描かれていて、とても感動しちゃって。これをきっかけにアメコミにハマりそうです。
齋藤:私もヒーローものは見たことがなかったし、むしろ苦手なんだろうなと思っていたので、これまで自分から進んで見ることはなかったんですけど、でも今回、見させていただいて、アクションシーンの迫力に引き込まれながら、なにより女性の強さを感じることができて、とても勇気をもらいました。
― 男性を守るくらいの強い女性ってどうですか?
秋元:めちゃくちゃカッコ良いです。自分は戦っていないのに映画を見終わった時、自分も強くなったと思い込んじゃってもう大変でした(笑)。もし自分に自信がなかったり、不安を抱えていたりする人が見たら、すごく勇気をもらえると思うし、もしこの作品を男性が見たとしても、男性は女性ってこういう一面もあるんだなっていう発見ができるとも思いました。
― お二人は守りたい方ですか?守られたい方ですか?
秋元:え~…どっちだろう。願望では完全に守られたいんですけど、基本的に守られるタイプじゃなさそうな感じなので…(笑)。
齋藤:(笑)。
秋元:一緒にいる時間が一番長いメンバー間で考えると、守られるっていうよりは守る側の方が向いていそうだなっていう気はします。
― 齋藤さんはどうですか?
齋藤:う~ん…どっちだろう?
秋元:いや、守りたいよ。
齋藤:(笑)。
秋元:決め台詞みたいになって、めっちゃ気持ち悪いけど、守りたくなるよ飛鳥は(笑)。
真夏&飛鳥の前に敵が…どうする?
― もし二人が一緒にいる時に敵に遭遇したらどうなりそうですか?秋元:え~!?
齋藤:戦わないと殺されちゃうんですよね?
秋元:戦わなきゃいけないかな?
― そう、戦わなきゃいけない!
齋藤:戦うのか…。真夏が頑張ってくれそう。
秋元:うん頑張る!とりあえず頭でいろいろ考えて、どこに行ったら敵が走ってこられずに有利になるとか。作戦を立ててから、まず私が立ち向かっていく!
齋藤:それを私は見送る。
― 一緒には戦わない?(笑)
齋藤:(笑)。
秋元:えっ?「私も行く!」って言って来てよ。
齋藤:私はなんか違う方法を考えてから…いや~行けないな~(笑)。
秋元:飛鳥はなんかすごく緻密に作戦を立ててくれそう。
齋藤:仲良くなろうとするかもしれない。
秋元:やば、それある意味めちゃ強いじゃん。
齋藤:(笑)。ちょっと違うアプローチの仕方をしたい。
秋元:結果、私だけ殺されそうだよ…なんだったらそっちでグルになっちって2対1になりそう…。
齋藤:(笑)。
守りたいメンバーは?に意外な名前
― では「このメンバーだったら私が先頭になって守る!守りたい!」と思わせるメンバーはいますか?秋元:え~、誰だろうな?守りたいと思わせるメンバー…。乃木坂46ってけっこう守られる系が多いんですよね。誰だろうな…誰だ、いっぱいいるな。
齋藤:私はまいやんですね。
秋元:えっ、めっちゃ意外。
― 確かに。なんで白石さんですか?
齋藤:まいやんは強そうじゃないですか?もし敵が来ても勝てそうだけど、なんか実は弱そう。
秋元:そうかも。
齋藤:みんなの前ではカッコ良く戦うけど、実は腕が折れてるみたいな(笑)。
― (笑)。
齋藤:実はすごく折れてたみたいなのは本当にありそうだから。
秋元:カッコ良いな~。
齋藤:守りたいなと思う。
― 秋元さんはいかがですか?
秋元:私は二人、浮かんでいて。桜井玲香となーちゃん(西野七瀬)かな~。なーちゃんは守りたい感がやっぱりもう全面に出てる。守りたい感がめっちゃ出てて、たぶん自分で戦うこともできるけど人に守られる方が合ってるなっていう気がするので守りたい!玲香はすごく女の子らしいので中身が。その女の子らしい部分を持ったままでいてほしいから、私が先に戦って玲香を守りたいっていう感じですね。
“最強”の乃木坂46メンバー
― 逆にこのメンバーなら守らなくても大丈夫だなっていうのは?一人でも戦って生きていけそうな。秋元:かずみん(高山一実)ですね。
齋藤:かずみんっぽいな~。
秋元:かずみんはきっとその場すらも楽しもうとする。敵が現れたっていうのをあとでメンバーに「この前やばかったんだよ、敵が現れてさ」っていうのを笑って話していると思うんです(笑)。大変な状況でもいつも楽しもうという方向に持っていくので、そんな気がしますね。
― それは芯の強さがあるということにもなるんですかね?
秋元:そうだと思います。すごく強くて、みんなに愛されてて。本当に場を盛り上げる天才っていう感じ。
― 齋藤さんはどうですか?
齋藤:う~ん、守らなくていいメンバー…。
― もしくはメンバーのなかで一番最強だなって思う人。
齋藤:最強だったら…ぞのっち(大園桃子)。大園は最強な気がする。最初の頃はすぐに泣くし、今でもちょっと問題があったり、ちょっと自分の知らないことがあったりするとすぐにパニクるんですけど、愛され力が半端ないんだろうなと思っていて。もうそれで敵からも愛されそう。
生田絵梨花を“ぶっ飛ばしたい”!?
― ちなみに今作には“美しく、ぶっ飛ばす。”というキャッチコピーがついていますが、ぶっ飛ばしたい相手はいますか?齋藤:この間、広めの道の隅っこ、日陰の方を普通に歩いていたんですけど、そしたら急に後ろから知らない人が自転車で激突してきて(笑)。
齋藤:おおってびっくりしてたら、ぴゅーって行っちゃって。若い女の人だったんですけど、なんだったんだろうなと思って、ぶっ飛ばしたい!(笑)
秋元:やば、それはぶっ飛ばしたいね(笑)。
― 秋元さんはいますか?
秋元:う~ん…。最近なにに怒ったかな…?
― 普段からあまり怒らなそうですよね。
秋元:そうですね、あまり怒らない。う~ん…。今、たいしたことない話しか浮かばないんですけど、とりあえず言います!(笑)メンバーの生田絵梨花が舞台とかでけっこう一緒にいない期間があったんですけど、それが一段落して乃木坂46の現場で会う機会が増えたんです。で、急に増えたからか、2ショットを撮ろうってめちゃくちゃ言ってくるんですよ。私がメイク中でも来いっていうくらい頻繁に言われるんですけど、でもそれでそのたびに行ってあげて写真を撮っているにも関わらず、撮った後は毎回「は~、真夏の写真しかない」って言うんです(笑)。
― (笑)。
秋元:だったら撮らなきゃいいじゃんって思って(笑)。私メイク中なのに呼ばれて行ってんのに!って思って、ちょっと殴りたくなりました(笑)。
齋藤飛鳥は達観しすぎた!?
― 映画ではダイアナ(ワンダーウーマン)がどんどん成長していきますが、この一年でお互いに成長したなと感じる部分はありますか?秋元:去年のツアーの時、飛鳥はずっとセンターでずっと引っ張っていく立場だったんですけど、たぶんその時はまだ成長過程、なんて言うのかな、まだ固まらずにずっと上に登り続けている感じだったので、すごく強さがあると言うよりは、弱さがありながらもそこに打ち勝って上に登ろうっていう気持ちの方が大きく見えていました。でもそれから一年経ってまたツアーが始まるなかで、いろんなことに対してすごく達観できるようになったんじゃないかなと思っています。性格はもとから大人っぽかったんですけど、それがもっと増していて。物わかりがすごく良くて、飲み込みも早くて、吸収したものをちゃんと発揮できる、この一年でちょっと心配になるほど達観しちゃった気がします。
― それを聞いてどうですか?
齋藤:え~、どうなんだろう。でも確かに以前にも増して冷静な自分がよくいるな、みたいなことは増えました。
秋元真夏の頭の大きさに“新事実”
― では秋元さんの最近の変化はどうですか?齋藤:う~ん…なんだろうな。真夏がバラエティによく出ているので、たまに不本意ですけど見ていて…。
秋元:なんで不本意なんだよ(笑)。
齋藤:(笑)。すごいなと思っているんですけど、なんだろうな…。う~ん…。なんか最近またちょっと頭が大きくなった気がしていて…。
秋元:はあ?
― (笑)。
秋元:これ以上、大きくなったら私、生きていけないよ(笑)。
齋藤:でも本当にちょっと大きくなったと思う(笑)。
秋元:嘘はダメだよ(笑)。
齋藤:実際これまで、真夏の頭が大きいなと思ったことって本当になかったんですよ。今回のシングルで初めてまっつん(松村沙友理)とWセンターをやっていて(※『ひと夏の長さより…』/18thシングル『逃げ水』収録)、リハを含めて後ろから真夏を見る機会がけっこうあるんですけど「あっ、ちょっと大きさが増したな」って思ったんです(笑)。
秋元:やばいよ。いよいよ宇宙人体型になっちゃう(笑)。
齋藤:ちゃんと頭も成長するんだなって思いました(笑)。
秋元:いらない成長ですね、完全に(笑)。でも最近気づいたことがあって…。私の横を通る時、メンバーがよく私の頭をさっとなでてから行くことがめちゃくちゃ多いんですけど、この前、まいやんがふわっと触った時に「あっ、左の方が大きいんだね」って。
― (笑)。
秋元:そこで知りました。左の方が張っているんだなって(笑)。
初の東京ドームは「乃木坂46の集大成」
― では今年の秋に初の東京ドーム公演も控えていますし、最後にグループとしての今後の意気込みを聞かせていただければと思います。秋元:CDデビューから6年目で初の東京ドーム、楽しみにしてくださっている方もたくさんいると思います。その頃には3期生が今よりもライブに慣れてきていて、きっと先輩とももっと馴染んでいる。一番いい形でできる時期なのかなって気がするので、そこまでを第一章として乃木坂46の集大成を見せられるように頑張ります。
齋藤:みんなで楽しい夏、2017年にしたいです!
― 順風満帆だとは思いますが、悩みがあれば。
秋元:与田(祐希)ちゃんと桃子はけっこう喋るようになってきて、目を合わせたら全然緊張してる感じもなくニコってしてくれるんですけど、山下美月ちゃんが緊張してるっぽくて…。なんか斜め下を見て猫背で走り去っていく姿をめちゃくちゃ見るんですよ(笑)。
齋藤:(笑)。
秋元:しかも私にまっすぐ来るんじゃなくて私の斜め横を通っていく、一瞬見てさって行っちゃうので、この夏の間にもうちょっと喋れるようになりたいです。
― ありがとうございました。
インタビューメモ/知れば知るほど癖になるペア
撮影ではじゃれつく秋元真夏を振り払ったり拒否したりする齋藤飛鳥がとても微笑ましかった。記者が「どんなに嫌な顔をしても大好きがにじみ出ています」と声をかけると、無言で首を横に振って否定する齋藤。すかさず「いやその通りだから」と突っ込む秋元……はい、息ぴったりです。頭の大きさは両極端?にいる秋元&齋藤コンビ。年齢も離れているが、誕生日は8月10日(齋藤)と8月20日(秋元)でかなり近い。秋元はバラエティ路線、齋藤はモデル路線、コアなファン以外にとっては一見、不釣り合いに見えるかもしれないが、この二人の信頼関係は乃木坂46随一。“知れば知るほど癖になるペア”。今回のインタビューでそれが少しでも伝わることを願って―――。(modelpress編集部)秋元真夏(あきもと・まなつ)プロフィール
1993年8月20日生まれ。しし座、埼玉県出身。血液型:B型。身長156cm。愛称は“まなったん”。2011年、乃木坂46第1期オーディションに合格。同年、学業に専念する為に活動休止を発表するも、翌年10月に発表された4thシングル『制服のマネキン』で初選抜入りと同時に八福神入りを果たし活動を再開。ソロ活動ではバラエティ番組や、ドラマ、映画に出演。17thシングル『インフルエンサー』では初のフロントメンバーに選ばれる。最新18thシングル『逃げ水』選抜メンバー。
齋藤飛鳥(さいとう・あすか)プロフィール
1998年8月10日生まれ。しし座、東京都出身。血液型:O型。身長158cm。愛称は“あしゅ”。2011年8月、乃木坂46の1期生・最年少メンバーとしてグループに加入した。女性ファッション誌『sweet』のレギュラーモデルとしても活躍している。2016年4月からはFMラジオ局 J-WAVE 81.3FMのワイド番組『POP OF THE WORLD』にて、メインナビゲーターのハリー杉山と共にナビゲーターを担当中。15thシングル『裸足でSummer』で初のセンターを経験する。最新18thシングル『逃げ水』選抜メンバー。
映画『ワンダーウーマン』/8月25日公開
女性だけの島で育った好奇心豊かなプリンセスのダイアナが、世界を救うため最強の美女戦士・ワンダーウーマンとして立ち上がる姿を描く。イメージソング『女は一人じゃ眠れない』
18thシングル『逃げ水』(8月9日発売)に収録。グループ初の映画とリンクしたミュージックビデオは“女性だけで暮らしている”“仲間との友情や愛情も戦う力となる”といった点を映画からインスパイア。メンバーは映画主演のガル・ガドット演じるワンダーウーマンのコスチュームとコラボレーションした衣装を着用している。監督は映画『東京喰種トーキョーグール』や乃木坂46の13thシングル『今、話したい誰かがいる』のミュージックビデオなどを手がけた萩原健太郎氏が担当。撮影は6月下旬に長野県の廃工場で行われたが、看板や外の風景などほぼすべてがCGで制作された。
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