Dream Shizuka/DANCE EARTH PARTY(画像提供:所属事務所)

<Dream Shizukaインタビュー>EXILE TRIBEとの“架け橋”に…USA・TETSUYAの反応は?「E.G.family」を初めて語る

2017.06.08 18:32

5日、ガールズ・エンタテインメント・プロジェクト“E-girls”が、アーティスト集団「E.G.family」として組織を拡大させ、新体制となり活動することを発表した。これに伴い、E-girlsはこれまでの19人から11人体制となる。今回モデルプレスでは、DANCE EARTH PARTYのヴォーカルに専念することになったDream Shizukaにインタビューを実施。Dream Shizukaが、本件について取材に応じるのは、初となる。

E-girlsは「E.G.family」へと進化

「E.G.family」(画像提供:所属事務所)
「E.G.family」(画像提供:所属事務所)
2011年4月、Dream、Happiness、Flowerの3つのグループが集まりガールズ・エンタテインメント・プロジェクトとして始動したE-girls。それから6年が経ち、「これからも輝き続けるため」にメンバー19人で話し合った結果、プロジェクトを「E.G.family」として進化させ、19人全員がそれぞれの夢を叶えるべく、新しい道に進むことを決断した。

新生E-girls(画像提供:所属事務所)
新生E-girls(画像提供:所属事務所)
E-girlsはプロジェクトからチームとなり、ヴォーカル鷲尾伶菜(Flower)・藤井夏恋(Happiness/ShuuKaRen)・武部柚那(スダンナユズユリー)、パフォーマー楓(Happiness)・佐藤晴美(Flower)・須田アンナ(Happiness/スダンナユズユリー)・坂東希(Flower)・SAYAKA(Happiness)・YURINO(Happiness/スダンナユズユリー)・石井杏奈・山口乃々華の11人体制で“新生E-girls”として始動。

藤井萩花はFlower/ShuuKaRen、重留真波・中島美央はFlower、MIYUU・川本璃はHappinessの活動にそれぞれ専念する。

Dreamに関しては、各メンバーが名字のように名前を名乗ることでグループを残していく形に。Dream Ayaはチーフ・クリエイティブ・マネージャーとなりヴォーカル・パフォーマーを引退、Dream Amiはソロ活動に専念、Dream ShizukaDANCE EARTH PARTYのヴォーカルとして活動する。

Dream Shizukaが初告白<モデルプレスインタビュー>

DANCE EARTH PARTYのヴォーカルに専念する道を選んだDream Shizuka

ShizukaにとってのDANCE EARTH PARTYとは?Dream、E-girlsへ抱く想いとは?――そのすべてを、初めて語る。

決断の理由は?

DANCE EARTH PARTY(画像提供:所属事務所)
DANCE EARTH PARTY(画像提供:所属事務所)
― 今回の決断に至るまでの経緯を教えてください。

Shizuka:E-girlsとしてたくさんの夢を叶えさせていただいてきた中で、もしかしたらこの場所は永遠じゃないのかもしれないなと少しずつ思い始めたことがきっかけでした。E-girlsという場所は自分にとってすごく大切で、Dreamとして叶えられなかった夢を叶えてくれた場所でもありますし、それぞれがそれぞれの夢を持ってE-girlsという場所で頑張ってきたんですけど、自分の中でグループへの愛情の形が変化してきているのが分かったんです。DANCE EARTH PARTYの正式メンバーになって、1人のヴォーカルとして挑戦する場所ができたとき、DreamやE-girlsでは周りの人にたくさん助けられていたのだと実感して。その気持ちが大きくなって、もっともっと挑戦していきたいと思うようになり、「Dream Shizuka」という1人のヴォーカリストだという自覚を持つことが、Dream、E-girlsのためなんだと思うようになりました。

その意識が強くなっていく中、昨年DANCE EARTH PARTYの夢の1つだった「DANCE EARTH FESTIVAL」を開催させていただいたとき、次のステージに進む瞬間が近づいてきてるなという感覚がありました。E-girlsとして甘えることなく、1人で挑戦してみたいという想いが明確になり、気持ちを伝えさせていただき、何度も話し合いを重ねるうちに、次のステージに進むタイミングなのは、私だけじゃなく今のE-girlsの皆にとってもベストなんだってことが分かり、今回の結論に至りました。

ファンの方皆様にとっては突然のように思うかもしれませんが、全員で考えて出した結論だということを理解していただけると嬉しいです。

― DANCE EARTH PARTYの正式メンバーになる以前から、その気持ちがあったということでしょうか?

Shizuka:その瞬間が来るかもしれないというのは、意識していました。自分自身、歳を重ねる中で「グループのためになっているのか?」ということは常に考えていたので。自分がいつまでもいることで、もしかしたら年下のメンバーたちの成長を止めてしまっているかもしれない、何でもカバーすることが良いことじゃないのかもしれないと。アリーナツアー、紅白出場と、色々な経験をさせていただくうちに、皆の成長や意識の高まりを自然と感じていたんだと思います。

― Dreamの皆さんとは、以前からタイミングについてお話されていましたか?

ShizukaDreamのメンバーとは、言葉にしなくても伝わる部分があるので、見て感じていた部分も多いです。

― 自然と3人のタイミングが重なった、と。

Shizuka:そうですね。バラバラと決断するよりは、Dreamとして一気に決断した方がいいのかもしれない、という話もしました。決断するときは一緒にと具体的に話したわけではなくて、E-girlsにとって今が1番いいタイミングだからという空気を感じたんです。

「今までにない感覚がありました」

― Ayaさんが「去年やりきった感覚があった」とおっしゃっていましたが、Shizukaさんはいかがですか?

Shizuka:ありました!多分、一緒なんだと思います!E-girlsでアリーナツアー(E-girls LIVE TOUR 2016 ~E.G. SMILE~)を終えたとき、今までにない感覚がありました。「もうE-girlsとして私がやれることは、これ以上ないな。全部やりきったな」と。

― 「E-girlsとして」ということですが、Dreamとして活動の道を残すという選択肢は浮かびましたか?

Shizuka:もちろん浮かびましたが、何度も話し合っているうちに、やっぱりErieちゃんが引退したタイミングで一人ひとりの人生を考えて、今回の結論に。Dreamは本当に個性も得意なものもバラバラで、キャラクターも全員違いますし、それが魅力にはなっていたんですけど、一緒に活動することでもしかしたら逆に誰かの個性を消してる瞬間があるんじゃない?と思ったんです。私が前面に出たときには、ほかの2人の個性を消してるかもしれないという気持ちがあって、そうなったときに昔から言ってる“それぞれが輝ける場所”に進んだ方がいいのかもしれないと。一人ひとりがDreamという名前を名乗って、看板を背負って輝くことが、Dreamとしてベストの形だと、それぞれの活動に専念する道を選択しました。ただ、Dreamは私たちにとって今までずっと名字みたいなものなので、それを外すことは誰1人考えることがなかったです。

― 別の夢を抱きながらも、3人は常に同じ方向を向いているんですね。

Shizuka:不思議ですよね。それこそ「やりきった感覚」についても、深く話したことないんですよ。今日聞いて、「あ、やっぱり同じなんだ」と思いました。

― そんなShizukaさんから見て、Ayaさん、Amiさんの選んだ道はいかがですか?

Shizuka:全力で応援したいなと思いましたし、それぞれ活動の場所が違っても、エンタテインメントの形は自由なので、いつか何かでまた一緒にできたらと思います。今回選んだ場所は、それぞれのカラーが100%発揮されていますし、そんな2人に自分も負けないよう、頑張っていかなくちゃなという気持ちもあります。

― お2人の気持ちをはっきり聞いたのは、いつ頃でしたか?

Shizuka:私が「DANCE EARTH PARTYに専念した方がいいと思っている」と話したすぐあとくらいでしょうか?やっぱり「Dreamの活動はどうする?」という話になりますし、新体制になったとき「E.G.family」の中に入れるのかどうするのかということも。でも、「E.G.family」の中に入ることでファンの皆さんに期待させてしまうかもしれないからという話になり、「だとしたらDreamの名前と共に活動しよう」ということになりました。これまでも、Dreamとしてグループでは、なかなか活動できず待たせてしまったファンの方々がたくさんいらっしゃったので、ここでまた期待を残すのはある意味で裏切りになるんじゃないかと。はっきり伝えて、自分たちで示していこうと決めました。

EXILE TRIBEとの“架け橋”に

― 新生E-girlsは、Shizukaさんから見てどのような印象ですか?

Shizuka:実は、楽曲とパフォーマンスはまだ見てないんです!皆さんと同じ気持ちだと思うんですけど、楽しみです。どんな色になるのか、期待が高まってます。

― DANCE EARTH PARTYは、唯一「EXILE TRIBE」にも属する特殊なグループになるかと思いますが、その点についてはいかがですか?

Shizuka:私も「EXILE TRIBE」なんですよね…なんだか畏れ多くて申し訳ない気持ちです!(EXILE USA、EXILE TETSUYA)お2人に話したときには、「すごく不思議だけど、ありがたい」とおっしゃってくださいました。逆に私だけソワソワしてる感じです(笑)。でも、性別とか枠を超えているところがDANCE EARTH PARTYらしいですし、「E.G.familyの仲間になってくださいますか?」と聞いたとき「ぜひ!」と快く言ってくださったお2人の人柄に本当に感謝しています。

― 「仲間になってくださいますか?」と報告を?

Shizuka:はい(笑)。色々な選択肢があって、私だけ「E.G.family」という案もあったんです。

― その報告の際に、専念されることもお話されましたか?

Shizuka:同じでした。3つのグループで活動をさせていただくことで、それぞれが中途半端になってしまっていると感じることも多くあったので、以前にも「もしかしたら、そういう決断をする日が来るかもしれない」と話したことはあったんですけど、今回、突然の報告だったのですごく心配されていました。心配というのは「自分の中に迷いや揺らぎはないの?」ということの心配で、「心が決まってるなら、全力で応援します」と言ってくださいました。

― 3つのグループから1つのグループに専念することになり、気持ちは変わりましたか?

ShizukaDream、E-girlsとして周りのメンバーに助けられていたことで、正直悔しいと思っている自分もいたんです。でも、それは自分の色があるようでないからですし、今はそれを見つけていかなくちゃと思います。1本に絞ったんですけど、自分の中では0からのスタートですし、0を1にしていこう、Dream Shizukaとしての人生の一歩をしっかり踏み出そうという気持ちです。言い訳ができない分、すごく強くなれた気がしています。

― 今回の発表を受け、ファンの方に“これだけは自分の言葉で伝えたいこと”は?

Shizuka:突然の報告だったので、色々と心配してくださる方もいらっしゃると思うんです。でも、ほかの道に専念するメンバーも、何を第一に考えたかというと、それはE-girlsを長く輝かせ続けることなんです。自分のためにどうするかよりも、グループのために自分はどうすればいいか、をそれぞれが優先した結果です。E-girlsを離れたからといって、関係ないわけではなく、「E.G.family」の仲間です。それぞれが盛り上げながら、自分たちも頑張っていくので、不安に感じる方も、長い目で見ていただけると嬉しいです。いつか必ず、応援してきてよかったと思っていただける存在になれるよう、頑張っていきます。

“夢を叶える秘訣”

― では、最後に新たな一歩を踏み出す今だからこそ実感する“夢を叶える秘訣”を教えてください。

Shizuka:常に自分の心に正直であり続けること。あとは、諦めないこと。どんな逆境も、諦めなければいつか周りに理解してもらえる日が来ると思います。自分の気持ち次第で終わりは決まりますし、どこかで嘘をついてしまうと、その嘘が積み重なって長く続けることが難しくなるので、自分の気持ちに正直でいれば、夢への道は必ず繋がると思います。

― ありがとうございました。

メモリアル・ライブ開催

今回、E-girlsは、7月15・16日にさいたまスーパーアリーナ2DAYS「E-girls LIVE 2017 ~E.G.EVOLUTION~」を開催することをあわせて発表。

19人のE-girls6年間の集大成となるライブであり、新生E-girls、「E.G.famil」の新たな時代への第⼀歩となるメモリアル・ライブ。出演は19人体制のE-girls、11人体制の新生E-girls、Dream Ami、DANCE EARTH PARTY、Happiness、Flower、ShuuKaRen、スダンナユズユリーで、進化したカタチをこの場で体感できる2日間となる。

LDH唯一の男女混合グループ・DANCE EARTH PARTY。「EXILE TRIBE」と「E.G.family」の架け橋のような存在である3人が、エンタテインメントをもっと自由にする。その自由が可能性を広げ、いつかきっと、またどこかで…ワクワクする未来を創っていく。(modelpress編集部)

Dream Shizuka(ドリーム・シズカ)プロフィール

誕生日:1988年3月6日
出身地:大阪府
血液型:0

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