美少女が大人になる瞬間――モデル阿部菜渚美“今が大きな節目”女優としてもステップアップ
2016.07.01 13:19
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モデルで女優の阿部菜渚美(あべななみ・20)がモデルプレスのインタビューに応じた。今年5月には本格的な芸能活動を始めるきっかけになった女性ファッション誌『Seventeen』の専属モデルを卒業。4月にハタチの誕生日を迎え、彼女にとって今は大きな節目だ。同月から『CanCam』のレギュラーモデルとして誌面に登場、女優としても現在、EXILE・MATSUの初プロデュース映画『KABUKI DROP』(公開中)に出演している。
久しぶりの制服で“女子高生役”
劇団EXILE松組の舞台『刀舞鬼 ‐KABUKI‐』と連動した同作は、舞台に関係した男女のサスペンスフルな人間ドラマと、舞台のバックストーリーを描いたフェイク・ドキュメンタリーの2本立て。阿部はドラマパートに出てくる女子高生・友子役。「普段テンションがあまり高くないので、作品ではガールズトークする女子高生のキャピキャピ感を取り戻して頑張りました」と振り返った。撮影は短期間でしたが集中して一気に撮り終えたと。「でもクライマックスで大切なシーンもそうですし、もっとできたんじゃないかなって反省しています」。長所は良くも悪くもマイペースなところ。しかし彼女は、人には見せないが根っからの負けず嫌いだ。
「この仕事を続けていきたい」心境の変化
2010年『Seventeen』の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」に応募者5575人の中からグランプリに選ばれた阿部だが、オーディションに応募したのは両親、最初は特別な覚悟があったわけではなく、軽い気持ちだった。それでもその環境に身を置き、周りから刺激を受けていくうちに、このお仕事を続けていきたいと思った。「高校を卒業してお仕事一本でいこうと決めた時、さらに思うようになりました。女優のお仕事も最初は本当に恥ずかしくて嫌いでやりたくないって言っていたんですけど(苦笑い)、いろんな役をやらせていただく中で、その気持ちもどんどん変わっていきました。もっといろんな役を演じたい!って。現場では共演者の方々、家ではドラマや映画などで、必死に演技の勉強をしています」。
セリフの覚え方は独特。台本を受け取ると、一人でカラオケに行って声に出して覚えていく。可愛らしい見た目とは裏腹に、意外と作品では“いじわるな役”を演じることも多い。「幅広いジャンルの役柄を演じられるようになりたいです。でもせっかくいじわるな役が多いので、それも極めたいですね(笑)。普段はあまり人に怒ることができなくて、むしろ『怒ったことあるの?』って言われるんですけど、役柄では怖い部分も見せられたら」と笑う。
夢を叶える秘訣
女優としての目標は石原さとみ。「私のポリシーは昔から“何事も楽しむことが一番”。楽しめないと好きになれないし、好きになれないと頑張れないので。中学の頃から苦手なものにぶつかった時は何事も楽しむって考えています。そうすると少し楽になって頑張れるんですよね。単純な言葉ですが、夢を叶える秘訣だと思います」。くりくりした瞳を輝かせた。阿部菜渚美の“個性”
『Seventeen』に在籍していたこともあって可愛らしいイメージも強いが、ハタチになってグッと大人の女性らしくなってきた。『CanCam』では「自分だけの色を見つけていきたい。阿部菜渚美といえばこんなファッションっていうイメージをつけられたら」と意気込む。どことなく彼女をまとう空気がふわふわしているため“不思議ちゃん”と呼ばれることもあるそうだが、「それも個性!」と迷いなく断言。いろんな顔を持つ彼女は、女優として大成する可能性を十分に秘めているのかもしれない。(modelpress編集部)阿部菜渚美(あべ・ななみ)プロフィール
生年月日:1996年04月13日/出身地:千葉県/身長:168cm集英社「ミスセブンティーン2010」グランプリを獲得。現在は女性ファッション誌『CanCam』のレギュラーモデルとして活躍中。また、映画『好きっていいなよ。』『ビリギャル』『通学シリーズ』など、女優としても活動する。
映画『KABUKI DROP』
全国のユナイテッド・シネマにて限定公開出演:松本利夫
MEGUMI 吉沢亮 大堀こういち
伊藤沙莉 生越千晴 阿部菜渚美
藤本泉 大浦龍宇一 津田寛治 みのすけ
脚本・監督:上條大輔
FD編出演:松本利夫 早乙女太一 島袋寛子 丸山敦史 他
配給:HIGH BROW CINEMA
<STORY>
とある火曜日のカフェ。劇団EXILE松組の舞台「刀舞鬼 ‐KABUKI‐」、その舞台を連動させた映画の企画「KABUKI DROP」についてミーティングを行う作家陣、オサム・ハルキ・かなえ。舞台と映画を連動させるという斬新な企画内容に、良案が浮かばず話し合っている。隣のテーブルでは、女子高生、サキ・友子・飛鳥が舞台「刀舞鬼」についてガールズトークで盛りあがっている。その会話を聞いた作家陣は「KABUKI DROP」をフェイク・ドキュメンタリー映画にすることを思いつく。また別のテーブルでは、パフェの注文に悩むEXILE MATSUに似た男。傍らに大事そうにカバンを抱えている。そんな中、カフェの近くで1000万の強盗事件が起こり、犯人が拳銃を持って逃走中とニュースが入る。突然、カフェに入店してきた警察の指名手配写真によく似た怪しい男・山本。山本もまたカバンを抱えている。奴は犯人なのか、疑いの目を向ける人々。偶然の出会いが引き金に、物語は予想不可能な結末へとドロップしていく―。
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