小関裕太、“大人初心者”からの卒業「ものすごい挑戦」 豪華ゲスト共演&ムチャぶりも…バースデー直前インタビュー
2016.05.30 17:00
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注目の若手俳優、小関裕太が6月8日に21歳の誕生日を迎える。現在、東京・大阪で開催する「小関裕太 21st BirthDayスペシャルイベント『20→21』」へ向けたショートムービーを目下制作中。1日3公演で各回異なる作品を上映、しかもゲスト出演に佐藤健(声)、寺脇康文、水田航生、甲斐翔真らを迎えた豪華版だ。
“大人初心者”から“大人”への成長
昨年、20歳を記念して制作した主演映画『Drawing Days』はバースデーイベントでの上映から劇場公開が決定、東京のほか名古屋、大阪での公開も追加されるなど着実に広まっていった。あれから1年――彼が成長を示すために選んだ方法は、やはり映像制作。今年は10分前後のショートムービーを3本、そのコンセプトはずばり「挑戦」だ。「ハタチから21歳になる―。これにはひとつ歳をまたぐという見方とはまた別の意味があると思うんです。19歳からハタチになる時に“大人になる”と言いますが、僕としては21歳を迎えるタイミングで“大人初心者”からちゃんとした“大人”になるという成長をしたい、そんな思いがあって。制作陣と話し合った結果、『挑戦』をテーマにしようと」
まず1本目『小関裕太、振り回される。』(木村洋監督)は就職活動をテーマにしたコメディ。「ありがたいことに佐藤健さんが出てくださって。“先輩役”で『やるよ』と言ってくださいました。僕と同い年の人たちはちょうど就活が始まる時期で、進路に迷ったりだとか、色々な話を聞くんですよ。自分自身も分岐点を色々と考える時期でもあるので、今21歳になるタイミングだからこそ残せるものだと思いました」。2本目『小関裕太、追われる。』(富田兼次監督)はホラーファンタジー。そのタイトル通り、ひたすら追われて、追われて……「追われた先に見つかる何か」が疾走感あふれる映像で描かれる。
ムチャぶりでハプニング多発も「やっぱり楽しい」
そして、中でも「ものすごい挑戦」だったと振り返るのが、3本目の『小関裕太、告白してしまう。』(椿本慶次郎監督)。恋愛、告白、長台詞といった様々な要素が詰まった台本を読むのに与えられた時間はわずか「2時間」。その後は街中でのゲリラ撮影…いわゆる“ムチャぶり”をどうやり切るか、というものだ。「決められた短い時間の中でクリアしなきゃいけない課題を渡されて。前日まで内容を知らされていなかったんですよ。撮影も明大前駅の前で、高校生や大学生に囲まれながら芝居するという状況で『一発OKでいきますよ!』と。『うそ~!?』ってなりますよね。ハプニング満載(笑)。完全なチャレンジで追いつめられましたけど、開き直ってやっていたのですごく楽しかったです」
これまでにないプレッシャーをも武者震いのごとく「ワクワク」の気持ちに変えて、乗り越えていく。その先で、また新しい自分に出会えるから。何よりも、ものづくりが好きだから。
「今回の経験で、また自分の中で色々なものがグワングワンと回り始めました。やっぱり楽しいなって。去年、映画を作らせていただきましたが、ひとつ終えるとすごく欲が生まれてくるんですよね。考えるのが好きだし、今も色々あふれてくる。今回のショートムービーを完成させて、皆さんに届けて、色んな反応をもらって…また次につながったらいいなぁと思います」
「自由でいい」楽しさ増した1年 次の目標は?
「天才てれびくんMAX」の子役でデビューした彼ももう21歳。20歳の1年間は『Drawing Days』をはじめ、ドラマ「ホテルコンシェルジュ」(TBS系)や、ナオト・インティライミとW主演をつとめたミュージカル「DNA-SHARAKU」、森川葵とW主演の映画『ドロメ 男子篇・女子篇』など幅広く出演。「だいぶ特別な1年でしたね。色々と変わりました。お酒を飲めるようになったこともそうだし、それによって『はじめまして』の人にもたくさんお会いできました。この1年を通して、音楽の分野のアーティストにお会いする機会が多かったんです。(『Drawing Days』の主題歌を担当した)高橋優さんや、ナオト・インティライミさんから曲作りのお話とかを聞くと、同じ芸能界という場所でも色が違うんだなぁと思って。そういったこともすごく刺激的でした」
そんな出会いや様々な作品を通じて「いい意味で自由でいいんだな、と思いました。いいものはいい、悪いものも見方によればすごくいいから、というポジティブな考えが生まれてきて。それが特に役を演じさせていただく中でどんどん増えていき、楽しさが増しました」と充実の表情。さらに「僕の理想の21歳になるための活動はもう始めていて」と瞳をらんらんとさせるものだから、前のめりで聞いてみれば「例えば、ハンカチを持つとか(笑)」と予想外の一声。ファンの間で“小関ワールド”と称される独特の感性は、周囲をなんだかハッピーな気持ちにさせる。
「理想は…洗練された男の人(笑)。30代、40代ですごくかっこいい男の人はたくさんいらっしゃいますが、きっと頑張って頑張って頑張って、30歳とかでようやく自分のやりたいことができたりするのかなぁと思うんです。そのスタート段階になったらいいですね。20代は色々と吟味して、見定める期間。これからどんどん芽を咲かせていけたら。21歳、何かがあるといいですね」
(modelpress編集部)
「小関裕太 21st BirthDayスペシャルイベント『20→21』」
【お知らせ♪】ストラボご覧頂きましてありがとうございました!本日より「小関裕太 21st BirthDayスペシャルイベント 『20→21』」一般発売中!詳細はこちらにて→https://t.co/SxUQo0NyAb#小関裕太 pic.twitter.com/bXWSNWXL3u
— 小関裕太 (@yutakoseki) 2016年5月28日
<公演日程>
2016年6月11日(土)
【1】開場11:00/開演11:30「小関裕太、振り回される。」
【2】開場14:30/開演15:00「小関裕太、追われる。」
【3】開場17:30/開演18:00「小関裕太、告白してしまう。」
※通し券「小関裕太、全部乗せ。」
<会場>
新宿明治安田生命ホール
▽大阪公演
<公演日程>
2016年6月18日(土)
【1】開場11:00/開演11:30「小関裕太、振り回される。」
【2】開場14:30/開演15:00「小関裕太、追われる。」
【3】開場17:30/開演18:00「小関裕太、告白してしまう。」
※通し券「小関裕太、全部乗せ。」
<会場>
朝日生命ホール
※各回で上映されるショートムービーには、下記のゲストが出演。
【1】の回で上映 佐藤健(声の出演)
【2】の回で上映 水田航生、甲斐翔真
【3】の回で上映 寺脇康文
※最新情報は公式サイトをご確認ください。
小関裕太(こせき・ゆうた)
1995年6月8日生まれ、東京都出身。身長180cm。AB型。NHK「天才てれびくんMAX」(06~08年)のテレビ戦士として活躍するなど、子役として俳優活動をスタートさせる。その後、舞台「ミュージカル・テニスの王子様」(11~12年)や舞台「FROGS」(13年)、ドラマ「ビターブラッド」(フジテレビ系 14年)、「ごめんね青春!」(村井守役/TBS系 14年)、「ホテルコンシェルジュ」(TBS系 15年)などに出演。ファースト写真集「ゆうたび。」(ワニブックス)が発売中。他に、映画『Drawing Days』(主演/15年)、映画『ドロメ 男子篇・女子篇』(主演/16年)など。2016年1月には、ナオト・インティライミとW主演の舞台「DNA-SHARAKU」(東京・大阪・福岡)に出演。2016年12月から、ミュージカル「わたしは真悟」の出演が控えている。
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