菅谷哲也「テラフォーマーズ」で本格演技&アクションに初挑戦「不安な気持ちもあった」 モデルプレスインタビュー
2016.04.24 12:00
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俳優の菅谷哲也が、映像配信サービス「dTV」にて24日より独占配信されるドラマ「テラフォーマーズ/新たなる希望」に出演する。今作は累計発行部数1500万部突破の人気コミックを実写化した映画『テラフォーマーズ』(4月29日公開/三池崇史監督)の前日譚を描いた作品で、菅谷は本格的な演技に初挑戦。またアクションシーンにも挑んでおり、今回モデルプレスのインタビューに応じその胸中を語った。
“火星オタク”役「振り幅を出せたら」
― ご自身の役柄についてお聞かせください。菅谷:それぞれ理由があってミッションに参加しているんですけど、僕の役柄は純粋に火星を愛している「火星オタク」。メンバーの中で一番火星に対して思い入れがあるキャラクターです。
― 小池昇という裏表のあるキャラクターを演じるにあたり、大変だった事、気をつけた事はありますか?
菅谷:火星に対する愛が、変なタイミングで怒りのスイッチに切り替わるので、そういった振り幅を出せたらいいなと思っていました。怒りとか狂気は、ただ怒っているんじゃなく、小池の根底にある火星に対する純粋な気持ちなので、そこは忘れないように心掛けました。
― 今作に出演した感想をお聞かせください。
菅谷:お話をいただいた時は、壮大なスケールそしてストーリーの中で、アクションシーンも盛り込まれた役柄だったので、嬉しい気持ちと同時に、不安な気持ちもありました。また、監修三池さんに出演者が伊藤英明さん、武井咲さんをはじめとする超豪華キャストで…。僕がこのスケールの中に入っていけるのかと不安でしたが、出来上がりを観て「できていたのかな」と思うことも出来ました。
伊藤英明から誕生日プレゼント
― 共演した方々の印象はいかがでしたか?菅谷:伊藤さんはでっかい…。大きかったですね。ただ伊藤さんとの対峙シーンは、僕が圧倒しなければならなかったので、嫌悪感や恐怖心をどちらに抱くかと言ったら僕が勝るように心掛けました。また、太田莉菜さん演じる連城マリアから思いっきりビンタされるシーンがあって。撮影が終わってから、頬に赤い掌の型がついていて、林遣都さんに笑われました。それと、伊藤さんから誕生日プレゼントとして、「世界奇界遺産」という図鑑をいただいて、今も部屋に飾っているんですけど、すごく嬉しかったです。今思うと、いただいたプレゼントにどんな意図があったのか、今度お会いした時に聞いてみようと思います(笑)。
本格演技に初挑戦 台本に描かれていない細部にもこだわり
― 本格的な演技は初挑戦という事でしたが、伊藤英明さんとの対峙シーンはいかがでしたか?菅谷:小池自身は、体に変異が起きて、死んでいく乗組員を既に観ているので「火星に行けないかもしれない」という尋常じゃない恐怖や焦りが、見境のない怒りに変わっていました。現場に入る前から、台本を監督と2人で読ませていただいて、台本には書かれていない、小池のバックボーンを教えていただいたり、心情を教えていただいたりしていたので、純粋な面を狂気でうまく表現できればと心掛けていました。
― 今作の見所や注目ポイントを教えて下さい。
菅谷:dTV版では、アクションシーンも見どころですが、映画の前日譚と言うストーリーですので、個性豊かな乗組員たちの、人間模様などが鮮明に描かれています。dTVを観てから映画を観てもいいし、さらには映画を観た後で、dTVを観ていただければ、「テラフォーマーズ」をセットでより楽しんでいただけるのではないかと思います。
― ありがとうございました。
フジテレビ系リアリティ番組「テラスハウス」で知名度を上げた彼だが、俳優・菅谷哲也としての道はまだ始まったばかり。本格演技初挑戦にして、豪華俳優陣と共演した彼は今後より一層力をつけ、駆け上っていくのだろう。(modelpress編集部)
菅谷哲也(すがや・てつや)プロフィール
生年月日:1993年7月28日/出身地:千葉県旭市/血液型:B型/身長168cm/愛称「てっちゃん」「てつ」
【Not Sponsored 記事】
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