篠原涼子「アンフェア」卒業で想うこと―自身発案セクシーシーンは「妖艶さがほしかった」 モデルプレスインタビュー
2015.09.02 10:00
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女優の篠原涼子(42)が、モデルプレスのインタビューに応じた。篠原が主演を務める「アンフェア」シリーズが、9月5日公開の映画「アンフェア the end」にてついに完結する。2006年1月期に連続ドラマとしてスタートし、これまでに2007年、2011年と2度映画化された人気シリーズ。今回のインタビューでは、10年間演じ続けてきた“雪平夏見”から“卒業”する彼女の今の心境に迫った。
「隣にいてくれないと困る」―10年で完結「アンフェア」卒業で想うこと
徹底したハードボイルド&サスペンス路線で人間や社会の暗部を深く捉えた「アンフェア」シリーズ。予測不可能で巧妙なストーリー展開と魅力的で演技巧者なキャストによる演技合戦は、多くの人々の心を掴んできた。ドラマ、映画とこれまで3度の映像化によって描かれ続けてきた謎が、今作でついに解決する。4年ぶりの雪平に、「帰って来たな、しっくりくるなって感覚がありました」とどこか安堵した表情で語った篠原。バツイチ、子持ち、大酒飲み、検挙率ナンバーワンの敏腕であり、過去に犯人を射殺した経験のある唯一の刑事、と彼女の持つイメージとは真逆とも言っていいほどの役柄に「普段の私とは、全然違いますね(笑)」と笑いつつ、「もっともっとかっこ良く、切なく、冷血に。どう料理しようって考えて演じていました。ドラマは模索しながらではあったんですが、最初の映画の頃には完璧に形になっていました」と、“はまり役”を振り返った。
「やればやるほど良くなる役」――10年間同じ役を演じ続けることは、やはり役者にとっては特別なこと。
「ありがたいことに、体に染み付いているんです。なので、この役をやることが当たり前になってる。抵抗もないし、『やります』って言われたら、『はい』ってすんなりできちゃう。自分の隣に当たり前のようにいてくれないと困るんです」。
篠原涼子発案で追加 作品への“愛”が生んだ名シーン
「アンフェア」では、篠原が美しいボディを披露するセクシーなシーンも話題となった。雪平の大胆な性格を表す描写は、もはや定番。しかし、今作では台本にそのシーンがなかったという。「撮影をしていく中で、雪平の妖艶さがほしいな」と感じた篠原は、佐藤嗣麻子監督に「私はこの作品のために何でもやらせていただきたいと思っているので、何かあったら言ってください」と相談を持ち掛けたそうだ。そして、追加されたのがシャワーシーン。雪平の女性としての魅力と切なさが見事に表現されたワンカットには、篠原の作品への“愛”が感じ取れる。
美しいボディラインやキュッと上がったヒップは、女性が観てもうっとりしてしまうほど。これには、「恥ずかしいけど、照明さんとカメラマンさんがいてくれればこっちのもん(笑)」とお茶目に語る。さらに、美しさの秘訣を聞いてみると、「撮影が始まると運動をする時間がとれなくなるので、『アンフェア』に向けて運動はしていたんです。あと、ヨガを8年くらいやっているのと、ヒップに関してはスクワットが効いているのかも。ただ、直前に運動はできなかったので、食事制限をしました。お腹が出ないようにその日は食べないし、水分も摂らないようにして…。なので、口が結構乾いていました(笑)」と、たっぷりと明かしてくれた。
“信じる力”が起こす奇跡
篠原が、そうやって“愛”を注いだ「アンフェア」シリーズ。今作では、“愛”がひとつのテーマとして深く印象的に描かれていく。10年演じ続けてきた篠原さえ、「愛について感情をあらわにするシーンは、どこまで感情を引き上げていいのかって、すごく難しくて悩みました」と、雪平の変化に少し戸惑いを見せる。一方で、雪平の“信じる力”の強さは一貫して変わらず、今回もそれが事件解決の重要なカギを握る。「冷静でどんなときも堂々としている。多くのことは語らないけど、クールで情に深い。“信じる力”が人よりもあるのが雪平」と分析し、「私も結構信じやすいんですよ。父に『信じやすいから騙されないように』って言われて東京に来たくらいの娘なので」と自身と比較してみる。
「信じて突っ走るタイプ」である部分は、雪平と同じ。「人のことを嫌いとかないし、物事を信じる方から入っていくんです」と、もしかしたら想像に反して2人は似ているのかもしれない。
「夢を叶える秘訣」を語る
そんな彼女が語った「夢を叶える秘訣」は、「夢があったらそこに向かって信じてがんばっていこうって、前向きに無我夢中に全身全霊でやること」。「“信じる力”ってやっぱり大事」とまっすぐ前を見つめ、「今『アンフェア』をやっていることも、そう。素晴らしい大作に参加できたことは、無我夢中でやった結果だと思っています」と噛み締めた。4年ぶりの復活には、彼女自身も「待っていました!」と笑顔を浮かべる。愛を込めたこの作品に、全身全霊で挑んだからか、その笑顔は充実感に満ちていた。(modelpress編集部)
■篠原涼子 プロフィール
1973年8月13日生まれ、群馬県出身。1990年、ユニット・東京パフォーマンスドールに加入。1994年、ソロとしてのリリース曲「恋しさとせつなさと心強さと」が大ヒットを記録。その後は、歌手、女優として活躍。ドラマ「anego~アネゴ~」(2005年)、「ハケンの品格」(2007年)、「アンフェア」(2006年)、「ラスト・シンデレラ」(2013年)など数々の作品に出演している。
■映画「アンフェア the end」
公開日:2015年9月5日
監督:佐藤嗣麻子
キャスト:篠原涼子 佐藤浩市 永山絢斗 阿部サダヲ 加藤雅也 他
【Not Sponsored 記事】
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