chay、globeコラボの心境、反応を語る モデルプレスインタビュー
2015.08.22 07:00
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シンガーソングライターでモデルのchay(24)が、千葉・QVCマリンフィールド&幕張メッセ(東京会場)にて開催された「SUMMER SONIC 2015」(通称:サマソニ)に出演。終了後、バックステージにてモデルプレスのインタビューに応じ、“成長できた”というこの夏を振り返ってもらった。
― 昨日(8月15日)は大阪会場に出演、本日(8月16日)は東京会場に出演したサマソニはいかがでしたか?
chay:昨年は大阪だけの出演で、今年は大阪と東京の両方に出演させていただきました。大阪は去年と同じステージ・FLOWER STAGEというところなので馴染みがありイメージが湧いていたのですが、東京のBEACH STAGEは初めてで写真を見ながらイメージしていました。実際にステージに行ってみたら、目の前が海で、砂浜の上でみんな(観客)が見ているという雰囲気がすごく素敵で、こんなステージに出演できる喜びと同時に、とにかく盛り上げないといけないと、緊張しました。
― すごく盛り上がっていましたね。どんなところにこだわりましたか?
chay:今回はセットリストをものすごく考えました。今年は「めざましライブ」「MEET THE WORLD BEAT」「Exciting Summer in WAJIKI」とサマソニ大阪東京の2公演の計5回、フェスに出演させていただいたのですが、ほぼ毎回全部セットリストを変えました。いろんな先輩アーティストさんたちに意見を聞いたり、自分で会場の特性や空気を感じたりして、試行錯誤しました。
― セットリストってすごく大事なんですね。
chay:そうですね。同じ時間に同じ曲をやったとしても、セットリストの流れによって全然違って感じると思います。セットリストって本当に重要なんだなと今年の夏フェスで勉強になりました。去年は自分の持ち曲が少なかった分、選択肢がなかったのですが、1年が経ちアルバムもリリースして曲の選択肢が増えました。中でも「あなたに恋してみました」という曲はみんなが楽しみにしてくれているので、その曲を何曲目にするのか悩みました。今日は後半に披露しましたが、温まってきた中での馴染みがある曲だったので、みんなも歌ってくれて私自身もすごく楽しかったです。
― “アーティスト”として成長できた夏になりましたね。
chay:はい!フェスは経験してみないとわからないんだなって。想像だけじゃダメで、出演してみて、肌で感じて、空気を感じてみないと。場数を踏むことって本当に大事だなと思いました。自分のファン以外の方もたくさんいるので、そういう方にもどうやったら楽しんでもらえるんだろう、足を止めて聞いてもらえるんだろうと。今年の夏は本当にいろいろと勉強になったので、来年に活かそうと思います。
globeとの共演を振り返る
7月29日にフジテレビ系で放送された音楽番組「FNSうたの夏まつり」に出演したchayは、デビュー20周年を迎えたglobeの小室哲哉とマーク・パンサーと共演。ボーカルとしてglobeのデビュー曲「Feel Like dance」(1995)を圧倒的な歌声で披露し、大きな反響を呼んでいた。― 小室さんとマークさんの共演は話題になりましたね。
chay:今までで1番の反応がありました。多くの反響をいただいたので、びっくりしました。
― 共演してみていかがでしたか?
chay:あのようなエレクトロのサウンドや小室さん特有のサウンドのような楽曲を歌ったことがなかったので、新鮮でした。すごく私の声にあっているという声もいただいたのですごく嬉しかったのですが、小さい頃から聞いているglobeさんの名曲を小室さんとマークさんがいる中で、歌うということはプレッシャーでした。これはglobeファンのみなさんが聞いたらどう思うんだろうと。コラボレーションが決まった時からプレッシャーはあったのですが、KEIKOさんに寄せようとかは無理なので、そういうことは考えずに自分らしく自分が持っている声で楽しんで歌おうと思いました。小室さんもマークさんも本当に優しくて、リハーサルからずっと和気あいあいとお話することができました。
― トップバッターにも関わらず、すごく堂々と歌われていて、感動しました。
chay:堂々と歌うしかないなと思いました。1万人以上いる代々木体育館という大きなところで歌うこともなかなかないので、それですら足がすくみそうでしたけど、globeになりきろうと思いました。その後JUJUさん、May J.さんと繋げなくてはいけないので、トップバッターとして会場を温めなくてはいけないという思いもあって、とにかく楽しみました。それに、私も昔から聞いていて、カラオケでも歌っていた名曲を歌わせていただけるってだけで本当に光栄でした。
― 小室さんとマークさんとはどんなお話をしたんですか?
chay:アドバイスというかそのままで全然良いとおっしゃってくださったので、直前まで関係のないことばかり話していました。私が「緊張します」と言っても「大丈夫、大丈夫」「楽しもうよ」と言ってくださって、肩の荷が下りました。
― 終了後は、小室さんとマークさんとTwitterでやり取りしていましたね。
chay:そうなんですよ。Twitterで私が「FNS見てくださってありがとうございました」とつぶやいたら、小室さんがリプライしてくれて「また何かあったら是非ご一緒しましょう」と。マークさんも言ってくださり超感激しました。本当に素敵な出会いがあったなと、また今後何かでご一緒できたらなと思います。
この夏成長できたchayが語る“夢を叶える秘訣”とは
― 今年の夏はいろんな経験をしましたね。
chay:そうですね。夏フェスは本当に勉強になりましたし、やっぱり経験しないと成長できないんだなというのを改めて感じました。失敗したというわけではないのですが、より良くしていくためには、良くなる前の階段が絶対に必要。いきなり完璧になんてなれないので。今日が今年最後の夏フェスだったのですが、まだまだ改善点があるし、課題は多く残るので、それを次の活動へとどんどん繋げていけたらいいなと思います
― この夏成長できたというchayさん。最後に、夢を追いかけているモデルプレス読者に夢を叶える秘訣を教えてください。
chay:この夏感じたことは、より良くなるために経験が必要なんだなと改めて実感したことと、自分の中で期限を決めてそれに向かって全力を出しきるということですね。期限が近づいてくればくるほど焦るし、不安になって、きますが、期限を決めることによって夢を叶えられる力を発揮できると思います。
― ありがとうございました。
この日chayは「Twinkle Days」「Summer Darling」「あなたに恋をしてみました」など全7曲を披露。MCでは「どれだけこの日を楽しみにしていたのか、という勢いです。最高の夏にしましょう」と観客に呼びかけ、終始大盛り上がりのステージを繰り広げていた。(modelpress編集部)
chay(チャイ)プロフィール
1990年10月23日生まれ、東京都出身。幼少の頃から歌手を目指し、小学生の頃からピアノで曲を作り始める。大学に入学すると同時にギターを始め、路上ライブを重ねるなど、本格的に音楽活動を開始。2012年10月「はじめての気持ち」でCDデビュー。2013年10月から2014年3月までフジテレビ系「テラスハウス」にレギュラー出演し、一気に知名度を上げた。アコースティックギター、一本の弾き語りとバンド編成によるライブを精力的に展開中。
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