切ない歌詞に「泣ける」と反響 恋愛ソングの歌姫・CHIHIROの魅力に迫る
2015.04.08 18:00
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“泣き歌”に定評があり、20~30代女性を中心に支持を集めるシンガーソングライター・CHIHIRO。女性目線の胸を打つ歌詞の恋愛ソングが話題となり、反響を呼んでいる。モデルプレスは、彼女の歌詞にかける思いに迫った。
有料音楽配信サイト・レコチョクやiTunesにて、注目を集めているCHIHIRO。中でも“涙うた”として話題を呼んでいる楽曲「RESET」、「やっぱり好き」、「ずるいよ...」に熱視線が注がれている。レコチョクウィークリーチャートのR&B/HIPHOP/レゲエ部門にて軒並み第1位を獲得するほか、「RESET」のミュージックビデオの再生回数は早々に35万回を突破した。恋愛ソングの歌姫の地位を確立しつつある彼女の最大の魅力である歌詞は、“泣ける”と共感せずにはいられない。
そんな彼女は4月8日に6thアルバム「NAMIDA CARATS」をリリース。涙うた三部作も収録されている渾身のニューアルバムについて語ってもらった。
CHIHIRO:自分で作詞・作曲していますが、特に歌詞は女の子に共感してもらえると嬉しいですね。これまで発表してきた楽曲に関しても、ファンの方からは「失恋したときに聴きながら思いっきり泣きました」とか、反対に「失恋を乗り越えて、ハッピーな曲を新しい彼氏と聴けました」といった声が聞かれます。私の曲が変化のきっかけになったのなら、嬉しい限りです。
― 作詞するうえで大切にされていることを教えてください。
CHIHIRO:実体験をもとに、リアルを追求しています。言いたくないような胸に秘めた想いも、そのまま書いているので、そのまま感じ取っていただけると嬉しいです。
― CHIHIROさんご自身、結婚・出産を経験されていますが、作詞・作曲で変わったことはありますか?
CHIHIRO:周りには「優しい曲が増えるんじゃないの?」と言われましたが、むしろ強くなったように思います。女の子が持っている強い部分やパワーを書きたいと思うようになりました。
CHIHIRO:私の楽曲は泣き歌と呼ばれる失恋ソングが多いのですが、泣き歌に共感いただけることが多いです。今回はその泣き歌に特化しました。ただ、悲しい泣き歌ばかりでなく、ハッピーな曲も入れて、最後は幸せになってほしいという願いを込めています。涙と聞くとネガティブなイメージもありますが、涙を流すことで自分と向き合える。悲しいこともいつかは糧となって、輝ける一歩になる。「絶対に輝けるよ」と思いを込めて、涙をテーマにしました。タイトルの「CARATS」は宝石の単位。輝きを意味してこのタイトルを付けました。
― ジャケットも素敵ですね。
CHIHIRO:ありがとうございます。凛とした女性をイメージしています。涙が宝石になっているのがポイントです。
― 歌詞カードに載っているメッセージも印象的でした。
CHIHIRO:じっくりと歌詞を読んでくださるファンの方が多いので、歌詞カードを読み物のようにしたいという思いがあります。デビューからメッセージは載せていますが、前作のミニアルバムからよりしっかりと書くようになりました。アルバムで伝えたいメッセージや元気になれるメッセージを載せています。
CHIHIRO:「RESET」は自分にとって挑戦でした。好きな人の1番になれない、2番めでいいとずっとそこから進めない女の子の歌になっています。「ずるいよ...」もですが、友達と恋人の中間の曖昧な関係の恋心を書きました。実際にリリースしてみたら反響がものすごく、こういった恋愛関係にある女の子が多いことがわかりました。友達に言えない恋や、自分の中で終わらせられない恋をしている人は多いように思います。
― CHIHIROさんご自身、こういった恋愛の経験は?
CHIHIRO:ありましたね。経験したからこそ言えるのですが、自分で決断して1番になれない恋に終止符を打たないといけないと思うんです。男性が上手というのもありますが、1番になれない原因は女の子側にあることも。自分を見つめ直すことが、幸せにつながるのではないかと思います。
― なるほど。深いですね。
CHIHIRO:当事者になると、友人のアドバイスも耳に入らないものですが、「決断しなきゃいけないんだよ」というメッセージは自分が経験したからこそ書けるもの。リアルを歌詞にすることで、胸にぐっとくるといった感想が寄せられています。
CHIHIRO:「やっぱり好き」は思い入れが強いです。この曲は、片想いのど真ん中にいる女の子が主人公。諦めよう、終わりにしようと思っても、結局好きという気持ちが勝って葛藤している様子を歌いました。片想いの曲ですが、その想いを伝えて欲しいと願いを込めて背中を押せるような曲になっています。
― ありがとうございます。では、CHIHIROさんの今後の目標をお聞かせください。
CHIHIRO:ラブソングをもっと追求していきたいです。リスナーに寄り添い、泣ける女の子のための音楽を作って、たくさんの女の子に届けていきたいですね。作詞をするとき、みんなが隠している切なさや苦しさを書いているのですが、音楽にはメッセージ性があります。誰にも言えない苦しい恋もありますが、自分と向き合い、素直な気持ちで聴いていただけると嬉しいですね。
CHIHIRO:失恋など悲しいことも恋愛にはつきもの。後悔するよりもどんどん挑戦。好きになったら思いを伝えるべきです。最近、「片想いを何年もしている」といった人が多いように思います。思いっきり恋愛をして、思いっきり泣いたとしても、絶対自分に返ってくるはずです。いっぱい泣いて、いっぱい笑って、いい恋を見つけてほしいですね。毎日を過ごす中で、私の曲が背中を押すメッセージになれば嬉しいです。
― CHIHIROさんに恋愛相談したいと思うファンの方も多いのではないでしょうか?
CHIHIRO:ファンレターはほとんど恋愛相談ですね。そこからインスピレーションを受けて曲を作ることもよくあります。
― 最後にモデルプレス読者に向けて、夢を叶える秘訣をお願いします。
CHIHIRO:想いは伝えなければ伝わらない。夢も行動しなければ叶いません。恋愛と一緒で、思い立ったらどんどん挑戦して、行動して、進んでいくことが大切です。私の場合は、もともと作曲家志望で、独学で作曲の勉強をしていました。学生時代は、デモを集めてはよくオーディションに出していたものです。好奇心からシンガーへと転身しましたが、これからも自分が聴いていたR&B、ソウル、ジャズ、ロックなど好きな音楽をミックスし、自分色の音楽を届けていければと思います。
― ありがとうございました。
楽曲への思いと恋愛論を熱く語ってくれたCHIHIRO。「RESET」、「やっぱり好き」、「ずるいよ...」の涙うた三部作をはじめ、彼女が世に送り出す切ない恋歌は、恋に悩める多くの女性たちの心に突き刺さるはず。これからも女性に寄り添いながら、恋愛の代弁者として胸を打つ音楽を届けてくれることだろう。(modelpress編集部)
■CHIHIRO(ちひろ)プロフィール
福岡県出身のR&Bシンガーソングライター。作詞・作曲家として音楽活動を始め、数々のアーティストに楽曲提供を行う。 2006年よりシンガーとしてのキャリアをスタートさせ、2007年に1stアルバム「Jewels」でCDデビュー。 自ら作詞・作曲を行う彼女から生み出されるメロディや歌詞が20~30代女性を中心に話題となり、支持を得ている。
■CHIHIRO 6thアルバム「NAMIDA CARATS」(2015年4月8日リリース)
1.NAMIDA CARATS(intro)
2.CRY
3.RESET
4.やっぱり好き
5.Photograph
6.ずるいよ...
7.Girls’Talk
8.Darlin’
9.春風
10.Wish(interlude)
11.0 ~ZERO~
12.涙
13.HOME
14.バージンロード
そんな彼女は4月8日に6thアルバム「NAMIDA CARATS」をリリース。涙うた三部作も収録されている渾身のニューアルバムについて語ってもらった。
共感せずにはいられない!涙うた三部作に反響
― いよいよ6thアルバム「NAMIDA CARATS」がリリースされますね。すでに、「RESET」、「やっぱり好き」、「ずるいよ...」の涙うた三部作は反響を呼んでいますが、いかがですが?CHIHIRO:自分で作詞・作曲していますが、特に歌詞は女の子に共感してもらえると嬉しいですね。これまで発表してきた楽曲に関しても、ファンの方からは「失恋したときに聴きながら思いっきり泣きました」とか、反対に「失恋を乗り越えて、ハッピーな曲を新しい彼氏と聴けました」といった声が聞かれます。私の曲が変化のきっかけになったのなら、嬉しい限りです。
― 作詞するうえで大切にされていることを教えてください。
CHIHIRO:実体験をもとに、リアルを追求しています。言いたくないような胸に秘めた想いも、そのまま書いているので、そのまま感じ取っていただけると嬉しいです。
― CHIHIROさんご自身、結婚・出産を経験されていますが、作詞・作曲で変わったことはありますか?
CHIHIRO:周りには「優しい曲が増えるんじゃないの?」と言われましたが、むしろ強くなったように思います。女の子が持っている強い部分やパワーを書きたいと思うようになりました。
ニューアルバム「NAMIDA CARATS」の聴きどころ
― 今作「NAMIDA CARATS」の特徴をお聞かせください。CHIHIRO:私の楽曲は泣き歌と呼ばれる失恋ソングが多いのですが、泣き歌に共感いただけることが多いです。今回はその泣き歌に特化しました。ただ、悲しい泣き歌ばかりでなく、ハッピーな曲も入れて、最後は幸せになってほしいという願いを込めています。涙と聞くとネガティブなイメージもありますが、涙を流すことで自分と向き合える。悲しいこともいつかは糧となって、輝ける一歩になる。「絶対に輝けるよ」と思いを込めて、涙をテーマにしました。タイトルの「CARATS」は宝石の単位。輝きを意味してこのタイトルを付けました。
― ジャケットも素敵ですね。
CHIHIRO:ありがとうございます。凛とした女性をイメージしています。涙が宝石になっているのがポイントです。
― 歌詞カードに載っているメッセージも印象的でした。
CHIHIRO:じっくりと歌詞を読んでくださるファンの方が多いので、歌詞カードを読み物のようにしたいという思いがあります。デビューからメッセージは載せていますが、前作のミニアルバムからよりしっかりと書くようになりました。アルバムで伝えたいメッセージや元気になれるメッセージを載せています。
好きな人の1番になれない...切ない恋歌に涙
― どれも素敵な曲ばかりですが、モデルの菅野結以さんも出演している「RESET」のミュージックビデオの再生回数は35万回を突破したそうですね。CHIHIRO:「RESET」は自分にとって挑戦でした。好きな人の1番になれない、2番めでいいとずっとそこから進めない女の子の歌になっています。「ずるいよ...」もですが、友達と恋人の中間の曖昧な関係の恋心を書きました。実際にリリースしてみたら反響がものすごく、こういった恋愛関係にある女の子が多いことがわかりました。友達に言えない恋や、自分の中で終わらせられない恋をしている人は多いように思います。
― CHIHIROさんご自身、こういった恋愛の経験は?
CHIHIRO:ありましたね。経験したからこそ言えるのですが、自分で決断して1番になれない恋に終止符を打たないといけないと思うんです。男性が上手というのもありますが、1番になれない原因は女の子側にあることも。自分を見つめ直すことが、幸せにつながるのではないかと思います。
― なるほど。深いですね。
CHIHIRO:当事者になると、友人のアドバイスも耳に入らないものですが、「決断しなきゃいけないんだよ」というメッセージは自分が経験したからこそ書けるもの。リアルを歌詞にすることで、胸にぐっとくるといった感想が寄せられています。
珠玉の片想いソング
― リアリティがあるからこそ、多くの女性の胸を打つのだと思います。特に思い入れのある楽曲を教えてください。CHIHIRO:「やっぱり好き」は思い入れが強いです。この曲は、片想いのど真ん中にいる女の子が主人公。諦めよう、終わりにしようと思っても、結局好きという気持ちが勝って葛藤している様子を歌いました。片想いの曲ですが、その想いを伝えて欲しいと願いを込めて背中を押せるような曲になっています。
― ありがとうございます。では、CHIHIROさんの今後の目標をお聞かせください。
CHIHIRO:ラブソングをもっと追求していきたいです。リスナーに寄り添い、泣ける女の子のための音楽を作って、たくさんの女の子に届けていきたいですね。作詞をするとき、みんなが隠している切なさや苦しさを書いているのですが、音楽にはメッセージ性があります。誰にも言えない苦しい恋もありますが、自分と向き合い、素直な気持ちで聴いていただけると嬉しいですね。
恋に悩む女性へのメッセージと夢を叶える秘訣
― では、恋に悩む女性にメッセージをお願いします。CHIHIRO:失恋など悲しいことも恋愛にはつきもの。後悔するよりもどんどん挑戦。好きになったら思いを伝えるべきです。最近、「片想いを何年もしている」といった人が多いように思います。思いっきり恋愛をして、思いっきり泣いたとしても、絶対自分に返ってくるはずです。いっぱい泣いて、いっぱい笑って、いい恋を見つけてほしいですね。毎日を過ごす中で、私の曲が背中を押すメッセージになれば嬉しいです。
― CHIHIROさんに恋愛相談したいと思うファンの方も多いのではないでしょうか?
CHIHIRO:ファンレターはほとんど恋愛相談ですね。そこからインスピレーションを受けて曲を作ることもよくあります。
― 最後にモデルプレス読者に向けて、夢を叶える秘訣をお願いします。
CHIHIRO:想いは伝えなければ伝わらない。夢も行動しなければ叶いません。恋愛と一緒で、思い立ったらどんどん挑戦して、行動して、進んでいくことが大切です。私の場合は、もともと作曲家志望で、独学で作曲の勉強をしていました。学生時代は、デモを集めてはよくオーディションに出していたものです。好奇心からシンガーへと転身しましたが、これからも自分が聴いていたR&B、ソウル、ジャズ、ロックなど好きな音楽をミックスし、自分色の音楽を届けていければと思います。
― ありがとうございました。
楽曲への思いと恋愛論を熱く語ってくれたCHIHIRO。「RESET」、「やっぱり好き」、「ずるいよ...」の涙うた三部作をはじめ、彼女が世に送り出す切ない恋歌は、恋に悩める多くの女性たちの心に突き刺さるはず。これからも女性に寄り添いながら、恋愛の代弁者として胸を打つ音楽を届けてくれることだろう。(modelpress編集部)
■CHIHIRO(ちひろ)プロフィール
福岡県出身のR&Bシンガーソングライター。作詞・作曲家として音楽活動を始め、数々のアーティストに楽曲提供を行う。 2006年よりシンガーとしてのキャリアをスタートさせ、2007年に1stアルバム「Jewels」でCDデビュー。 自ら作詞・作曲を行う彼女から生み出されるメロディや歌詞が20~30代女性を中心に話題となり、支持を得ている。
■CHIHIRO 6thアルバム「NAMIDA CARATS」(2015年4月8日リリース)
1.NAMIDA CARATS(intro)
2.CRY
3.RESET
4.やっぱり好き
5.Photograph
6.ずるいよ...
7.Girls’Talk
8.Darlin’
9.春風
10.Wish(interlude)
11.0 ~ZERO~
12.涙
13.HOME
14.バージンロード
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