剛力彩芽「ひとりでは何も出来ない」女優・歌手として飛躍の秘訣 モデルプレスインタビュー
2015.04.07 08:30
views
女優でモデル、そして歌手の剛力彩芽。モデルプレスは今回、多方面で輝きを放つ彼女に歌手という側面からインタビューを敢行。女優業との違いとは?大切にしてきた想いとは?飛躍を続ける素顔に迫った。
なんて素晴らしい職業なんだろう
― 剛力さんの明るい笑顔に今日もエネルギーがもらえます!剛力:ありがとうございます!いつも、昨日よりも今日を楽しめるように過ごしていますし、一日一日にハッピーも感じているので、それが少しでも伝わっていたら嬉しいです。
― 歌手デビューして間もなく約2年が経ちますが、振り返ってみていかがですか?
剛力:最初の1年は歌うことに精いっぱいで、緊張や不安もありました。もちろん今でも怖いなって思うこともあるんですけど、イベントなどでファンの方と共有する時間を積み重ねて、サードシングルあたりからですね…皆さんとの距離がどんどん近づいているのを感じるようになりました。もっとたくさんの人に会いたいです!
― 徐々に歌手としてのご自身を掴めてきているんですね。ライブも重ねてきたなかで、今どんなことを感じますか?
剛力:去年1年、色々なアーティストさんのライブを拝見させて頂いて、アーティストさん自身が楽しんでいることがすごく伝わってきたんです。それを見ていると、まず私が楽しまないとお客さんには伝わらないってことを実感しました。でもまだ緊張しちゃうんですよね。みなさん、それを分かってくださっていて、逆にリラックスさせてくれたりもするんです。
― よく来て下さるファンの方の顔を見ると、ホッとしたりもしますか?
剛力:すごくホッとします。一度別の場所で見たけど、どうしてももう一回見たくて来ましたって言って下さる方もいて、それはすごく嬉しいですし、皆さんが笑顔で待っていてくれることに、幸せものだなって思えますね。
― ファンの方と直接に触れ合えるのは、女優やモデル業だと難しいですよね。
剛力:そうなんですよ。なんて素晴らしい職業なんだろうって思います。アーティストの特権ですね。ほんとうに。直に反応が伝わってくるのは良い意味で刺激になりますし、同じ時間を共有できるのは嬉しいですね。
― ファンの方からは、どんなレスポンスがありましたか?
剛力:私のちょっとした変化にファンの方が気づいて下さるんですよ!ちょっとMCを変えてみたら、握手会などで「MCうまくなったね!」って言ってくださって…。それだけ見てくれているのも嬉しいですし、直接言って下さる環境があるからこそ、自分の成長も実感できるのだと思います。
いつかは歌だけでステージに…
― 剛力さんの楽曲では、ダンスを活かした振り付けも特徴的ですよね。ダンスをはじめたきっかけを教えて下さい。剛力:ダンスは5歳から習っているんですけど、もともと姉がやっていて、その姿を見て私も始めました。私は結構人見知りで、人と上手にコミュニケーションが取れていなかったんです。なので自分を表現するのはダンスだ、これなら表現できると思ってダンスの魅力に取り憑かれていきました。
― そんななか、多くの人に思いを伝えられる歌手としてデビューが決まり、その時の喜びはいかがでしたか?
剛力:すごく嬉しかったことを覚えています。振り返ってみると、ある意味ダンスがあってよかったなって思います。歌だけでステージに立つことは今でも想像ができないですし、ちょっと怖いところがあります。ずっとやってきたダンスは、私を構成しているもののひとつなので、安心感がありますね。
― 今後はどんなダンスに挑戦されたいですか?
剛力:よくリクエストして頂けるのは「バリバリのHIPHOPを踊ってほしい」って。もともとHIPHOPとジャズダンスをメインにやっていたので、そこに挑戦したいですね。でも、いつかは歌だけでステージに立ちたい思いもあります。
― スタンドマイク一本でバラード曲になると、お客さんにじっくり聴いてもらえそうですね。
剛力:どうしよう!想像しただけで怖いです(笑)。でも歌だけで気持ちを伝えられたら、カッコイイですよね。
自分から発する言葉が大切
― そうなると剛力さんが歌う歌詞も気になります!作詞するとしたらどんな曲を書きますか?剛力:私自身、温かいラブソングを歌った曲が好きなので、恋人や友達、家族に向けてパーソナルな愛を歌う歌詞を書きたいですね。でも人類愛のような壮大な愛をテーマにした曲もよく聴いているので、そういった曲も歌いたいなって思います。
― とても温かい楽曲になりそうですね。剛力さんの周囲の温かさも目に浮かびます。
剛力:このお仕事って、一人では何も出来ないなって常に感じていて、いつも周りに支えられているし、私もそこに甘えっちゃったりしているんですね。だからこそ、私が表に立つ人として、みんなが一生懸命つくってきたものを結集して皆さんに届けたいと思うし、それが恩返しにも繋がるのかなって思います。周りのみんなやファンの皆さんがいるからこそ、剛力彩芽が存在出来ているのだと感じます。
― 剛力さんの周囲への愛が感じられます!周囲と上手にやっていくために、どんなことを意識していますか?
剛力:言葉が大切だと思っていて、マイナスになるような言葉はなるべく使わないようにしています。「疲れた」「忙しい」って言葉があまり好きじゃないんです。好きなことで毎日お仕事をさせて頂けているのに、そういった言葉を言うのは失礼なことだと思うんですね。それだったら「ちょっとハードだね」って言うように意識しています。
― 昔から言葉には気をつけていたんですか?
剛力:そうですね、自分から発する言葉を大切にしてきました。人からは何を言われてもあまり気にすることがないんです。自分は自分だって気持ちがどこかしらにあるからだと思います。みんなの前では、等身大の剛力彩芽でいられたらいいですね。
アーティストとして、人として…
―約2年間の集大成として、間もなくファーストアルバム「剛力彩芽」(4月8日リリース)が発売されますね。剛力:とにかく素直に嬉しいという気持ちが大きいです。これまで積み重ねてきたものがひとつの形にとして皆さんの手元にお届けできるってことに、自分自身の成長も実感できます。
― どんな仕上がりになりましたか?
剛力:ポジティブな曲が多いです。朝から元気になれる曲ばかりだと思うので、どれか1曲でも、自分の勇気になったり、エネルギーになるような曲を見つけてくれたら嬉しいですね。
― 元気がほしい朝に一番オススメの曲を教えて下さい!
剛力:それはやっぱり「GO! GIRLS!! GO!」です。女の子の応援ソングなんですけど、すごく楽しいイメージなんですね。まさに私の歌みたいだなって。毎日が変わらない日々だとしても、未来に繋がっていることはたくさんあるから、とにかく楽しんでいこうって曲になっています。
― では最後に、ファンへ向けてメッセージをお願い致します。
剛力:皆さんがいてくれるからこそ、こうしてアルバムを出すことができました。今日はこの曲で元気になろうって聴いてもらえたら嬉しいです。アルバム制作を通して、次はこんな曲を歌ってみたいという欲張りな自分もでてきたので、新しいことに挑戦しながら、アーティストとして、もちろん人としても成長していく私が見せられたらなって思っています。
― ありがとうございました。
「周りがいるからこそ、剛力彩芽がいる」そう明るく語る彼女の周囲には、にこやかに見守るスタッフがいた。温かい雰囲気に満ちたチーム感もまた、剛力を飛躍させたひとつの要因なのだろう。常に感謝を忘れない、その精神は眩しい笑顔にも表れている。まだまだ挑戦したいことがあるとハングリーに語った剛力。さらなる活躍に期待が高まる。(modelpress編集部)
■剛力彩芽(ごうりき・あやめ)
1992年8月27日生まれ。神奈川県出身。ドラマ、映画、CMと幅広く活躍。『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系 毎週木曜 19・57~)、『GO!オスカル!X21』(テレビ朝日系 毎週金曜 25・20~)にМCとしてレギュラー出演中。2015年4月10日スタートのドラマ「天使と悪魔―未解決事件匿名交渉課―」(テレビ朝日)では主演を務める。また、2013年7月には「友達より大事な人」で歌手デビューも果たした。
■ファーストアルバム「剛力彩芽」
発売日:4月8日(水)
<CD収録曲全曲同内容>
1.友達より大事な人(デビューシングル)
2.くやしいけど大事な人(3rdシングル)
3.ワガママは大事な人
4.ナナイロ7days
5.Tic-Tac
6.ひとつだけ
7.GO! GIRLS!! GO!
8.キミイロ
9.アサガオ
10.Rainbow
11.あなたの100の嫌いなところ(2ndシングル)
・初回生産限定盤 A Type(CD+DVD)
・初回生産限定盤 B Type(CDのみ)ゆでたまご先生 描き下ろしジャケット仕様
・通常盤(CDのみ)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
MADEINマシロ・ミユ・イェソ「顔が似ている」3人を直撃 日本で挑戦したいことはバラエティー出演【インタビュー】モデルプレス
-
TWICEナヨンの夢を叶える秘訣 “自分を信じる大切さ”語る【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
櫻井海音&齊藤なぎさ【推しの子】実写化への“プレッシャーを上回った感情” 互いの呼び方&信頼も明かす【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス
-
BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】モデルプレス
-
「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」モデルプレス
-
“奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】モデルプレス
-
“怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】モデルプレス
-
「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体・今後の展開は?千景役・片岡凜が気になる伏線ポイント明かす【インタビューVol.2】モデルプレス