「JJ」モデルとして活動の本音を語った(左より)有末麻祐子、大川藍【モデルプレス】

「JJ」大川藍&有末麻祐子が語る“モデル業”の裏側 モデル同士の仲、恋愛、仕事の苦楽を明かす

2014.10.23 06:00

女性ファッション誌「JJ」専属モデルの大川藍有末麻祐子が、モデルとして働く本音を語り合った。

このたび、大川と有末が所属する芸能事務所「レプロエンタテインメント」(レプロ)と「JJ」がタッグを組み、オーディションをスタート。グランプリ受賞者には同誌専属モデル、レプロ所属という夢の切符が手渡される。

モデルプレスは今回、モデルとして華やかに活躍する2人にインタビューを敢行し、“モデルとして働くこと”について様々な角度から迫ってみた。

有末麻祐子、大川藍

どうしてモデルに?

― 「JJ」で大活躍中のお二人ですが、まずはモデルになったきっかけを教えてください。

大川:私は「アイドリング!!!」というグループでアイドルもやっているんですが、もともと夢はモデルだったんです。それでモデルの面接に連れて行ってくださいって泣きながらお願いしたのがはじまりです。

有末:それで夢を叶えた藍ちゃんは本当にすごいと思う!

大川:小さい頃から洋服が大好きで、モデルさんに憧れていました。モデルって女の子としての一番の喜びを感じながら働ける職業だと思うんですね。メイクやファッション、それらに携われることに幸せを感じるんです。

有末:私のきっかけは雑誌「Hana*chu→」のスカウトでした。藍ちゃんとは違って、もともとモデルに興味があったわけではないんです。でもメイクやファッションに常に触れているうちに、自然と興味を持って、自分の人生が大きく変わっていきました。ここは女の子ならではの発信をしていく場所なので、外見も内面も磨かれていきます。女の子が本当にキラキラ出来る仕事、それがモデルだと思います。もちろん、大変なこともありますけど。

大川藍、有末麻祐子
― どんなことを大変に感じますか?

有末:朝が早いことです。集合時間あさ4時台が普通にあるのでびっくりしますよ(笑)。

― それでもこうして活動を続けられる理由は?

有末:その分サポートしてくれる人たちも周りにたくさんいるからです。ヘアメイクさんやスタイリストさん、マネージャーさん、作り手みんなのおかげで一日元気で楽しく過ごせています。特に「JJ」はチーム感がすごいある。みんなの一丸具合が半端無いので、仕上がりを見るのが毎月とても楽しみなんです。

大川藍
大川藍
有末麻祐子
有末麻祐子
大川藍
有末麻祐子

モデル同士って仲良し?

― 大川さんも「JJ」からチーム感を感じますか?

大川:アイドルの時とはまた違ったものを感じますね。アイドルは人数が多いのもありますけど、基本メイクなど、自分のことは自分でやらないといけないんです。言ったら“学校”のような感覚かもしれない。でもモデルは、周りのスタッフさんがとても気を遣ってくれるんです。その有り難みをすごく感じますし、その分ちゃんと仕事で返さなきゃって気持ちになりますね。

― そうなんですね。「JJ」誌面から感じるハッピーオーラは、現場からも出ていそうですね。

有末:現場はすっごくハッピーですよ。

大川:ほんまにそう!モデル同士みんな仲良いし、スタッフさんもみんな優しい。

有末:びっくりするくらいね。私は「JJ」以外の雑誌でも活動していたんですけど、雑誌によってこんなにも雰囲気違うんだなって思います。「JJ」はカメラマンさんやスタイリストさん、編集さんみんなずっと笑い合ってるんですよ。

大川:私はめっちゃ人見知りなんです。でもモデルさんがほんまにいい人ばかりなので、何だか包み込まれている感覚になります(笑)。

有末:モデルは全員が仲いいよね。誰かが誰かを苦手とか全くないと思う。応募前にそのことを心配してる人は、その不安は全くいらないって言えるぐらい仲良いですよ。

有末麻祐子、大川藍
― 他の雑誌のモデルさんとも仲良いんですか?

有末:TGCやGirls Awardなどのファッションショーで色んなモデルさんに会うので、年数を重ねるだけその分仲良くなっていきます。みんな「おはよ!」って言い合ってね。

大川:モデルさんってそのフランクさが凄い。アイドルだと「よろしくお願いします」ってしっかり挨拶をするんですけど、モデルになるとそれがないんです。最初は「こんなにフランクでいいんや!」って思いました。

有末:そうそう。喋ったことないのに「ここ暑くない?」みたいな。名前も知らないのに気付いたら喋ってて、あとあと挨拶みたいな(笑)。それきっかけでプライベートでも仲良くなった人もたくさんいますね。

― お二人はどんな感じで仲良くなったんですか?

有末:今年の事務所のサーフィン大会ではじめてちゃんと話しました。

大川:すぐに意気投合したよね。今度、一緒にハロウィン仮装しようって計画を立てています。

有末麻祐子、大川藍
大川藍、有末麻祐子

モデルは男性にモテる?

― モデルさんだと男性にモテるのかなって思ったりもしますが、実際はどうですか?

有末:私は全然モテません(笑)。藍ちゃんの方がモテると思います。

大川:いやいや!私はそれこそアイドルなので、全然近寄ってこないです(笑)。

有末:モデルも近寄りがたいみたいです。実際そんなことなくても、気が強いって見られがちなので。モデルをやっていると男性からモテる!みたいな利点はないです(笑)。

有末麻祐子、大川藍
― そんなお二人の理想の男性像は?

有末:私のことを大事にしてくれればいい、それだけですね。

大川:私は理解のある人。モデルやアイドルなどの芸能の仕事はスケジュールが読めないので、そういうところを理解してくれる人ですね。

有末:でも付き合う男性ってかなり重要。モデルは日々の生活が、ポージングやオーラに出ちゃうから、良いお付き合いが出来ていないと表情が死んじゃう。モデルってライフスタイルそのものが仕事になっているので、私生活が充実していないと、読者に興味を持ってもらえる発信ができないと思います。

― そういったオーラが誌面に出ちゃうわけですね。

有末:現場でもよく言われるんです。メイクさんが肌触った瞬間や、カメラマンさんが撮ってる時とかに「今恋してるでしょ?」って。モデルって私生活をどれだけハッピーに過ごせるかが勝負だとも思っています。

有末麻祐子

モデルとして大切なこと

― では最後に、今回オーディションに応募しようと思っている方にメッセージをお願いします。

大川:私はもう一般の方から見たらただの関西の小娘で…。

有末:そんなことないよ!(笑)

大川:ありがとう。でもほんまに田舎の小娘で消極的な方なんですけど、それでも「モデルをやりたい!」って気持ちだけは誰よりも強いから、ここまで来ることが出来ました。気持ちが大切!なったもん勝ちやと思います!

有末:私もよくこれで雑誌に出てたなってくらい芋臭かったんですよ。みんな最初はそうなんです。入ってから日に日に磨かれてくるし意識も変わってくる。もし「体型がダメだし可愛くもないし…」って気持ちがあるなら、そんな思いは捨てちゃって下さい!1年2年と続けてくるとみんな本当に変わってきます。一緒に撮影できるのを楽しみにしています。

― ありがとうございました。

有末麻祐子、大川藍
今回“モデル”についてざっくばらんに語ってくれた大川と有末。モデルデビューのきっかけは対照的な2人だったが、共通して口にしていたのが「気持ち」。モデルはただのマネキンではなく、その人自身がどれだけ魅力的であるかが大切。生きることに信念を持ち、日々を楽しく過ごせている人、そういう人がモデルとして活躍していける、そう感じたインタビューだった。(modelpress編集部)

有末麻祐子、大川藍
■JJ×レプロ専属モデルオーディション
募集対象:JJ専属モデル
応募条件:23歳以下の身長160cm以上の女性で、特定の芸能事務所、またはモデル事務所に所属してない人
応募方法:JJ☆netから応募フォーム、または必要書類をダウンロードして応募
募集期間:2014年10月23日~2015年1月9日(必着)
選考方法:一次選考…書類審査、二次選考…面接、三次選考…カメラテストおよび面接
スケジュール:「JJ」2015年5月号(3月23日発売)で誌面デビュー、6月号(4月23日発売)より同誌専属モデル

大川藍
大川藍
大川藍
大川藍(おおかわ・あい)プロフィール
生年月日:1993年7月17日
出身地:兵庫県
身長:164cm
趣味:時間をhappyに過ごすこと、人を笑わせること
特技:バスケットボール

フジテレビの番組から生まれたアイドルグループ「アイドリング‼!」の20号として活躍中。2010年アイドルDVD年間売上一位とニ位を独占、数々のマンガ誌や週間誌にも出演。2012年「JJ」(光文社)の専属モデルデビュー。デビューわずか2ヶ月で表紙を飾り、話題を呼んだ。TOKYO GIRLS COLLECTION、神戸コレクション、東京ランウェイ等数々のショーに出演し、モデルとしても活躍中。

有末麻祐子
有末麻祐子
有末麻祐子
有末麻祐子(ありすえ・まゆこ)プロフィール
生年月日:1992年1月25日
血液型:B型
出身地:埼玉
身長:166m
特技:テニス、習字、硬筆

ファッション雑誌「Hana*chu→」でモデルデビュー。「ミス・セブンティーン2007」に輝き、「Seventeen」専属モデルを経て「ViVi」レギュラーモデルに。2014年9月に「JJ」専属モデルへ。モデル業の他、テレビや映画などにも出演。アパレルブランド「SLY LANG」プロジェクトディレクターとしても活動するなど、幅広く活躍中。

有末麻祐子、大川藍
有末麻祐子、大川藍
有末麻祐子、大川藍
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