ピース・又吉直樹、同棲生活を楽しく過ごす秘訣を語る モデルプレスインタビュー
2014.04.07 22:25
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お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が、沖縄県で開催された「第6回沖縄国際映画祭」のバックステージでモデルプレスのインタビューに応じた。
― 沖縄国際映画祭に参加するのは何度目になりますか?
又吉:3、4回目ぐらいになりますかね。元々父親が沖縄出身なので子供の頃から沖縄には来ていて、懐かしい感じですね。
― 先日、「よしもと男前ブサイクランキング2014」で相方の綾部さんがイケメンとして殿堂入りされましたが、どのように思いましたか?
又吉:基本的には男前の方がいない狭い吉本興業の中での1位ですから、クラスで1番とかと同じぐらいのレベルだと思います。まぁでもその中でも選んでいただけるということはすごいことなので、票を入れてくれた方がいるってことはよかったなと思いますね。
―又吉さん御自身もファッション部門において殿堂入りされていますよね。
又吉:それも同様で、クラスで1番服が好きとかそういうレベルですよ。でも服は好きなので下北沢も原宿も渋谷も行きますし、洋服はちょこちょこ買いに行ってますね。好きなものがだいたいもう決まっているので、見てピンと来たやつとか、同じような服ばっかり買っちゃうんですけど。今日の服は落ち着いていますけど、よく何の本見たらそうなるねん、何でそんなむちゃくちゃなって言われます。でも今日のシャツもこのボタンのところのラインとか、また変なの着てるってつっこまれたりするんですよね。僕にはもうわからないです。
― ファッションに強いこだわりをお持ちですが、好きな女性のファッションを教えてください。
又吉:昔はむちゃくちゃ個性的、今で言ったらきゃりーちゃん(きゃりーぱみゅぱみゅ)みたいな格好の子が好きでしたね。今は年齢も年齢なので、だいぶ落ち着いてきて大人っぽい感じの格好も好きにはなってきましたね。
― いつも冷静なイメージの又吉さんですが、女性のしぐさなどでドキッとさせられることはありますか?
又吉:笑顔ですね。そこまでボケてへんけどめっちゃ笑ってくれるとか。こっちで違うやつとしゃべっていたのに、別のところで話している会話を聞いて我慢しきれずに笑ってしまっている時とか。そういうのは、ほんまにウケてるなって感じがするのでいいですね。
― 芸人仲間の「パンサー」の向井さん、「ジューシーズ」の児玉さんとの同棲生活が話題を集めていますが、男3人での生活はいかがですか?
又吉:昔からすごく仲がいいいので楽しいですね。ケンカもないですし、ストレスはゼロですね。2人にとっては重くなるかもしれないですけど(笑)、むしろ2人がおるおかげでだいぶ精神的に安定するというか。帰ったら2人がおるっていうのは楽しみですしね。
― 友人としても長い付き合いだったようですが、同棲してみて新たに知った2人の一面は何ですか?
又吉:向井も児玉も珍しいぐらい純粋なところがあるんですけど、ほんまにいいやつなので思ってた通りのやつですよ。向井は、3人の中では寝起きがよくて、わりと一発で起きてるんですよね。児玉なんて大丈夫かな、遅刻せんかなって思うぐらいなんですけど。あと向井は、髪の毛の線が細いというかドライヤーの時間が非常に短いんです。短すぎて不安になるというか、今のでほんまに乾いてるのかって。だから部屋におって、ドライヤーの音聞こえてきて短かったら向井、長かったら児玉みたいな。生活の音で、あ児玉や、向井やなって気付くようになりましたね。
― 男女の同棲生活にも通ずると思うのですが、同棲生活を楽しく過ごすための秘訣はありますか?
又吉:なんかやってもらわなとか思わないことがすごく大事だなと思いますね。「私これをやったのに、あんたは何をしてくれるの?」とか、「俺これやったのに、お前はなんでこれやらへんねん」みたいな考え方になると破綻しやすいと思うんですよ。いかに相手を喜ばせるかとか楽しくなるには…ってことを考えますね。今はコンビニに行って、「あ、これ向井食うかな?」とか「児玉はこれ好きやから」とかあいつらを想定して買っていくから、食うても飲まれててもむしろうれしいというか。で、あんまり食べてなかったら、「あいつらの中でこのブームは終わったんやな、次のやつ探そう」みたいな感じになっていますね。
― 映画祭ということですが、監督業にも興味はありますか?
又吉:監督をやりたくて仕方がないかって言ったらそうでもないんですけど。最近短いやつとったりとか、お芝居の脚本書いたりとか、やりだすと性格的に凝ってしまうと部分もありますけどね。でも監督って全部見なあかんからそういうところは向いていないと思いますね。まぁ作ったりするのは好きですけどね。
― ブレイクしてからも幅広く活躍されていますが、夢を叶える秘訣を教えてください。
又吉:やっぱり挑戦するということでしょうね。リスクがあるかないかの選択じゃなくて、リスクをおかして挑戦するっていう、あとは諦めないっていうことなんだと思いますね。
― ありがとうございました。
1つ1つの質問に対して、言葉を選びながら丁寧に回答してくれた又吉。同棲生活のエピソードになると、普段は聞けないような話が続々と登場し、思わず惹きこまれてしまった。散らかった部屋の真ん中にラジオを置き、いつもラジオを聞いているという向井や、お笑い番組を気ままに見る児玉…と仲良し3人組が素の状態で日常生活をともにすることで、それぞれの個性がさらに磨かれていくのだろう。日々、プライベートにおいても「喜ばせたい、楽しませたい」と行動を起こす又吉から、“お笑い”の原点を垣間見た。(モデルプレス)
■又吉直樹(またよしなおき)プロフィール
生年月日:1980年6月2日
出身地:大阪府寝屋川市
血液型:B型
1999年(平成11年)にNSC東京校の5期生として入学。コンビを解散したため芸人を辞めると言っていた又吉を同期で仲の良かった綾部祐二が説得し「ピース」を結成、ボケ担当。2010年のキングオブコントで準優勝、同年のM-1グランプリでは4位。2010年から2013年まで続いたバラエティー番組「ピカルの定理」で人気を確固たるものにした。趣味は散歩と読書で、通算2,000冊以上も本を読んでおり、太宰治や芥川龍之介らを好きな作家として挙げている。また、数誌でコラムも担当。コンビとしてだけでなく、それぞれピンでも活躍の幅を広げている。
又吉:3、4回目ぐらいになりますかね。元々父親が沖縄出身なので子供の頃から沖縄には来ていて、懐かしい感じですね。
― 先日、「よしもと男前ブサイクランキング2014」で相方の綾部さんがイケメンとして殿堂入りされましたが、どのように思いましたか?
又吉:基本的には男前の方がいない狭い吉本興業の中での1位ですから、クラスで1番とかと同じぐらいのレベルだと思います。まぁでもその中でも選んでいただけるということはすごいことなので、票を入れてくれた方がいるってことはよかったなと思いますね。
―又吉さん御自身もファッション部門において殿堂入りされていますよね。
又吉:それも同様で、クラスで1番服が好きとかそういうレベルですよ。でも服は好きなので下北沢も原宿も渋谷も行きますし、洋服はちょこちょこ買いに行ってますね。好きなものがだいたいもう決まっているので、見てピンと来たやつとか、同じような服ばっかり買っちゃうんですけど。今日の服は落ち着いていますけど、よく何の本見たらそうなるねん、何でそんなむちゃくちゃなって言われます。でも今日のシャツもこのボタンのところのラインとか、また変なの着てるってつっこまれたりするんですよね。僕にはもうわからないです。
― ファッションに強いこだわりをお持ちですが、好きな女性のファッションを教えてください。
又吉:昔はむちゃくちゃ個性的、今で言ったらきゃりーちゃん(きゃりーぱみゅぱみゅ)みたいな格好の子が好きでしたね。今は年齢も年齢なので、だいぶ落ち着いてきて大人っぽい感じの格好も好きにはなってきましたね。
― いつも冷静なイメージの又吉さんですが、女性のしぐさなどでドキッとさせられることはありますか?
又吉:笑顔ですね。そこまでボケてへんけどめっちゃ笑ってくれるとか。こっちで違うやつとしゃべっていたのに、別のところで話している会話を聞いて我慢しきれずに笑ってしまっている時とか。そういうのは、ほんまにウケてるなって感じがするのでいいですね。
― 芸人仲間の「パンサー」の向井さん、「ジューシーズ」の児玉さんとの同棲生活が話題を集めていますが、男3人での生活はいかがですか?
又吉:昔からすごく仲がいいいので楽しいですね。ケンカもないですし、ストレスはゼロですね。2人にとっては重くなるかもしれないですけど(笑)、むしろ2人がおるおかげでだいぶ精神的に安定するというか。帰ったら2人がおるっていうのは楽しみですしね。
― 友人としても長い付き合いだったようですが、同棲してみて新たに知った2人の一面は何ですか?
又吉:向井も児玉も珍しいぐらい純粋なところがあるんですけど、ほんまにいいやつなので思ってた通りのやつですよ。向井は、3人の中では寝起きがよくて、わりと一発で起きてるんですよね。児玉なんて大丈夫かな、遅刻せんかなって思うぐらいなんですけど。あと向井は、髪の毛の線が細いというかドライヤーの時間が非常に短いんです。短すぎて不安になるというか、今のでほんまに乾いてるのかって。だから部屋におって、ドライヤーの音聞こえてきて短かったら向井、長かったら児玉みたいな。生活の音で、あ児玉や、向井やなって気付くようになりましたね。
― 男女の同棲生活にも通ずると思うのですが、同棲生活を楽しく過ごすための秘訣はありますか?
又吉:なんかやってもらわなとか思わないことがすごく大事だなと思いますね。「私これをやったのに、あんたは何をしてくれるの?」とか、「俺これやったのに、お前はなんでこれやらへんねん」みたいな考え方になると破綻しやすいと思うんですよ。いかに相手を喜ばせるかとか楽しくなるには…ってことを考えますね。今はコンビニに行って、「あ、これ向井食うかな?」とか「児玉はこれ好きやから」とかあいつらを想定して買っていくから、食うても飲まれててもむしろうれしいというか。で、あんまり食べてなかったら、「あいつらの中でこのブームは終わったんやな、次のやつ探そう」みたいな感じになっていますね。
― 映画祭ということですが、監督業にも興味はありますか?
又吉:監督をやりたくて仕方がないかって言ったらそうでもないんですけど。最近短いやつとったりとか、お芝居の脚本書いたりとか、やりだすと性格的に凝ってしまうと部分もありますけどね。でも監督って全部見なあかんからそういうところは向いていないと思いますね。まぁ作ったりするのは好きですけどね。
― ブレイクしてからも幅広く活躍されていますが、夢を叶える秘訣を教えてください。
又吉:やっぱり挑戦するということでしょうね。リスクがあるかないかの選択じゃなくて、リスクをおかして挑戦するっていう、あとは諦めないっていうことなんだと思いますね。
― ありがとうございました。
1つ1つの質問に対して、言葉を選びながら丁寧に回答してくれた又吉。同棲生活のエピソードになると、普段は聞けないような話が続々と登場し、思わず惹きこまれてしまった。散らかった部屋の真ん中にラジオを置き、いつもラジオを聞いているという向井や、お笑い番組を気ままに見る児玉…と仲良し3人組が素の状態で日常生活をともにすることで、それぞれの個性がさらに磨かれていくのだろう。日々、プライベートにおいても「喜ばせたい、楽しませたい」と行動を起こす又吉から、“お笑い”の原点を垣間見た。(モデルプレス)
■又吉直樹(またよしなおき)プロフィール
生年月日:1980年6月2日
出身地:大阪府寝屋川市
血液型:B型
1999年(平成11年)にNSC東京校の5期生として入学。コンビを解散したため芸人を辞めると言っていた又吉を同期で仲の良かった綾部祐二が説得し「ピース」を結成、ボケ担当。2010年のキングオブコントで準優勝、同年のM-1グランプリでは4位。2010年から2013年まで続いたバラエティー番組「ピカルの定理」で人気を確固たるものにした。趣味は散歩と読書で、通算2,000冊以上も本を読んでおり、太宰治や芥川龍之介らを好きな作家として挙げている。また、数誌でコラムも担当。コンビとしてだけでなく、それぞれピンでも活躍の幅を広げている。
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